宙に浮く椅子のご紹介です。
なんとこの椅子、椅子の脚に切れ目があるのですが、それにもかかわらず、この不安定な椅子それ自体で直立することが出来ます。しかもそれだけではなく、実際に座ることが出来ると言うのですから驚きです。
まあ、椅子とは本来座るものなのですがね。
上の写真がその噂の椅子。確かに浮いているように見えます。
こちらは同じデザインのものの色違い。こうしてみると、これからマジックがはじまるような・・・それとも今この瞬間、マジックに掛けられているかのような・・・そんな気がしてきます。
デザイン的には赤の方がおしゃれ?
この椅子、どうして宙に浮くことが出来るかわかりますか?答えはあとで・・・。
この角度にヒントがあります。よ〜く観察してくださいね。どの写真にもこの写真が宙に浮くヒントが隠されています。
この写真をみてわかったひとも多いのではないでしょうか?
え?実は切れてない?ノンノン、そんなことはありません。この椅子はきちんと切断されています。
え?マグネットですって?
ノンノン。そんなことはありません。強力なマグネットによって浮かせている訳ではありません。
こんな風にしても大丈夫。大の大人が乗っても壊れません。
答えを言いましょう。実はこの椅子、マットの下に固い鉄板が配置されてあり、椅子の脚を固定しています。
要するにこんな感じ。
ネタばらしをしてしまえば、「な〜んだ、そんなことか」と思ってしまいますが、そこにこそ手品の面白さがあるのかもしれませんね。
まあ、これは手品用の椅子ではありませんが・・・。ちなみにこの椅子はPeter Bristol氏によってデザインされました。
▼参考:
Cut Chair | Peter Bristol(http://www.peterbristol.net/projects/cut-chair/)