修正テープは文字を消す為のものですが、この非常にスタイリッシュな修正テープのようなペンは文字を書くものとして使用します。
このスタイリッシュなデザインのペンの名前は「Paraline Dispenser」と言いリング状のテープがそのままペン先に流れていき、ペンとして使用できるという装置自体はアナログなのですが、デザイン的にはちょっと先の未来を感じるスタイリッシュなデザインのペンとなっています。
上の写真が今回紹介するペンParaline Dispenserです。一瞬八としてしまいますが、仕組みは単純。後部の黒い車輪のようなものがテープとなっており、それがペンの内部空間を伝っていきペン先に流れていっているという仕掛けとなっています。
要するに黒い修正テープのような使い方をするペンです。
黒いリング状のものをなくすと上の写真のようにすっきりとしたデザインのペンとなります。
何か、近未来を感じさせる所有する人の気持ちをワクワクとさせる不思議なデザインのペンですね。
実はこのペン、まっぷたつにパカっと割れるようになっていて、この状態で先ほどの黒いリング状のペンのもとをはめ込みます。
で、上の写真が実際にテープがペン先からでている様子のもの。細長いものがペン先からしっかりと出ています。
しかしながら、本音を言えばデザイン的には非常に優れているものの、実用性には欠けてしまっているデザインと言えるでしょう。
実用化に向けてもうひとひねり、デザインとしての工夫が欲しいところ。
こういったデザインは非常にユニークかつ面白く、目を引きます。だからこそ、そこに実用化に向けた、何かもっと使うひとのことを考えた工夫が欲しいところ。
個人的には非常にもったいないデザインの一品だと思っています。
もしテープではなくあれが液体のようなものであったら使いやすさは増すのかもしれませんね。ただ、このペンのデザインのウリのひとつがテープにあるところをみると、それはそれでペンとしての魅力と言う部分においては難しいのかもしれません。
デザイナー公式ページ:sharonamerlin
▼参考:(外部サイト)
Paraline Dispenser – sharonamerlin
Paraline Dispenser by Sharona Merlin at Coroflot.com