ハヌカー(Hanukkah)とは、ユダヤ教の年中行事(毎年特定の時期に行われる行事)のひとつで毎年キリスト教のクリスマスの時期(キスレーウ(ユダヤ暦の第9月)の25日から8日間)に行われる神殿の清めの祭りのことを言います。
そんなユダヤ教のハヌカーのためにデザインされた燭台が今回紹介する、zippo(ジッポ)ライターで出来た燭台(しょくだい)です。
zippo(ジッポ)ライターで出来た燭台(しょくだい)は、スロベニアを拠点に活躍するデザイナーluka pirnat氏によりデザインされました。
![zippoライターで出来た燭台(しょくだい) zippoライターで出来た燭台(しょくだい)](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/zippo-818-designboom-e1388377112496.jpg)
上の写真が実際にzippoライターに灯が灯されている状態のもの。半円のデザインで金色と銀色のシルエットである7本の枝付燭台の先端にzippoがついており、まるでろうそくの灯を灯すかのように、ひとつひとつ灯りをつけることが出来るようになっています。
この7本の枝付きの燭台はメノーラーと呼ばれ、別に8本または9本の枝付きの燭台のことをハヌッキーヤーがあり、ハヌッキーヤーはユダヤ教の年中行事ハヌカーで使用されます。
ハヌカーではハヌッキーヤーの端から一本ずつ点火され、最終日には全ての燭台(8本)に灯が灯ります。
![ハヌッキーヤー](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/91bda7bb54dd56b029c2a2a38d3dfccf.jpg)
上の写真がハヌッキーヤーで、メノーラーと違い枝付き燭台の数が多く8本または9本の枝付き燭台がついています(写真は9本)。
9本のハヌッキーヤーは、燭台の真ん中の少し高くなっているシャンマーシュと言われる部分が点火用として使われ、8日目には全ての燭台に灯が灯ります。
![ハヌッキーヤー](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/Hanukkah2.jpg)
上の写真は古い形のハヌッキーヤーで1900年頃に出土されたものです。古くのハヌッキーヤーは燭台ではなく上の写真のようなオイルランプだったようです。
![zippoライターで出来た燭台(しょくだい) zippoライターで出来た燭台(しょくだい)](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/img_1_1387454012_088152797f73a5ecf9de9e137aec2d43-e1388377127781.jpg)
上の写真はzippo(ジッポ)ライターで出来た燭台(しょくだい)の灯が全て消えている状態のもの。
zippo(ジッポ)ライターで出来た燭台(しょくだい)は、一般的に使われているzippo(ジッポ)ライターのように蓋を閉じることが出来るようになっているみたいですね。
![zippoライターで出来た燭台(しょくだい) zippoライターで出来た燭台(しょくだい)](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/img_3_1387454012_2fe46490722715c9c2c6435f4fa81440-e1388377145789.jpg)
灯が灯る燭台部分アップしてみた時の写真。非常に美しいですね。
![zippoライターで出来た燭台(しょくだい) zippoライターで出来た燭台(しょくだい)](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/img_4_1387454012_ef38abd1ae3c7a5945576b14772a16d1-e1388377161292.jpg)
こちらは燭台の土台部分。金属の光沢が非常に美しくみるものの目を奪います。
![zippoライターで出来た燭台(しょくだい) zippoライターで出来た燭台(しょくだい)](https://one-project.biz/wp-content/uploads/2013/12/img_5_1387454012_ebcc27a40154900796ff3fb9dacf1997-e1388377178832.jpg)
実際にzippo(ジッポ)ライターで出来た燭台(しょくだい)が部屋に置かれると上の写真のようになります。
非常に存在感があります。
▼参考:(外部サイト)
zippo gasolier illuminates a menorah for hanukkah