こんなにも美しい曲線を描くローテーブルをみたことがあるだろうか。このローテーブルは「CRIMP」といい、クリンプとは素材に弾力性と保温性をもたせる繊維の縮れのことをさします。
この美しいローテーブルは2枚の薄い板によってデザインされており、その薄い2枚の板の上にガラス板をのせることによってローテーブルとして機能するデザイン性に優れたおしゃれなローテーブルです。
2枚の薄い板は、そのままでは自立することが出来ません。しかし、その紐の力で歪曲させ異なる曲線を与えることで重い天板を支えるだけの強度が得られるという設計になっています。
また薄い板の特徴として、分解してバラバラにすれば、コンパクトに収納できることがあげられます。
一見するとすぐにぺしゃんこになってしまいそうなこの薄い板の上に、重い天板であるガラス板がのること自体が驚きです。
曲線をあえて加えることで強度はもちろん、ローテーブル自体にデザイン性が加わりおしゃれなローテーブルとして存在感をかもし出しています。
上の写真が実際にガラス板をのせている状態の写真です。曲線が美しく、またガラス板の天板が涼し気な雰囲気をかもし出しています。
三本の紐も見事にデザインの中に組み込まれており、見事にローテーブルの一部としていいアクセントとなっていることがよくわかります。
それにしても、凛とした佇まいのローテーブルですね。圧倒的な存在感とはこういうことをいうのでしょうか。
薄い板の素材には合板(ベニヤ板)を使用しているみたいです。
ちなみに上の写真がぺたんこにした状態のローテーブルです。薄い板ならではのコンパクトさが目を引きます。
狭いお部屋なら、ローテーブルを使いたい時だけ取り出し、必要ない時はたたんでおくなんてこともアリだと思います。
部屋を彩るインテリア。 ただ、どんなに素敵なインテリアだとしても、部屋のスペースは限られており、置く場所に困ることも確か。
だからこそ、こんな風にしてコンパクトに収納できるローテーブルのようなものがあるとものすごく便利で嬉しくなりませんか。