国によって、その国特有の根づいた文化がある。
日本の国の常識は世界の常識ではないし、世界の常識は日本の常識ではない。常識はその時代、その場所で生きている人間によって勝手につくられているものに過ぎない。
だからこそ、一歩日本を抜け出し世界を歩けば、いろんな光景を目にすることが出来る。
今回紹介するのは、日本で生きるボクたちとっては非常識にうつり、あり得ないと常識をぶちこわしてくれる、中国上海の出稼ぎ労働者の写真だ。
たくさんの椅子をこれでもか!というほど積み上げリアカーをひいている中国上海の出稼ぎ労働者。
おそらく日本では目にすることが出来ないであろう光景だ。この写真を撮ったのはフランスのALAIN DELORMEという写真家。見事としかいいようがない。
今度はリアカーに目一杯のタイヤを積み失踪する中国上海の出稼ぎ労働者の写真。これだけの荷物を積んですごいと同時に、その運転技術にも目を見張るものがある。
狭い路地をこれだけの荷物を背負って運転するのはものすごい運転技術を要すると思う。すごいとしかいいようがない。
タンスや棚が溢れんばかりに積まれている。一体どのくらいの量を積んでいるのだろう。
色とりどりの花、それに木々を積んでいる中国上海の出稼ぎ労働者。前の籠にも木々が積まれている。
なんと、この写真ではサドルの部分にまで荷物が及んでいる。
段ボールをこれでもかというばかりに積んでいる中国上海の出稼ぎ労働者。その後ろを平然と歩いている人のことを一瞬でも心配してしまう写真だ。
中国上海ではこうした光景がよくみられるのだろうか。中国の上海に行ったことがないので何とも言えないが、常識では考えられないことが今も世界中で起こっているのであろう。
常識とは偏見のコレクションなのかもしれない。
溢れんばかりのゴム類が運ばれている。一歩間違えば後ろの女性が危機的な状況に陥ってしまうことは確かであろう。
今度は風船のようなものを手にした中国上海の出稼ぎ労働者。
なんどみても、どうやってこんなに荷物を積むことが出来たのか、考えてしまう。
ちょっとでもバランスを崩してしまえば、ガラガラと音を立てて崩れ去っていってしまいそうだ。
様々な椅子を集めている中国上海の出稼ぎ労働者。
水を今まさに大量に積んでいる光景。
後ろを確認しているようだが、後ろをみることが果たして出来るのだろうか。
これらの写真は2009年から2010年にかけて撮影された写真のよう。
この写真から伝わるものは人によって様々であろう。
フォトグラファー:.:: ALAIN DELORME Photography ::.
▼参考:(外部サイト)