デザインっていうものは、本当不思議。
本来交ざり合うことのない二つのものをひとつにくっつけることで、新しい何かが生まれてしまう。
人それぞれの個性があるように、その人の数だけ、デザインは表現の幅があると言えると思う。
今回の作品もまた、ものすごく面白い作品。本来関係しない、鏡と、はしご。そのふたつをひとつにくっつけることで、お互いの機能を補完し合い新しい何かに、昇華することに成功している。
そして、これがはしごと鏡が一体になった作品。左は立て鏡として使用し、右側のはしごの部分は、ネクタイや服などをひっかけてつかうよう。
新しいはしごの使い方の提案。
よく、おしゃれなひとは、普通のひとでは考えない服の組み合わせをしたりするけど、何かをデザインする、デザイナーも同じようなことなのかもしれない。
つまり、新しいそこにあるものの使い方や、新しい組み合わせを発想して、日常をデザインする。
デザインってただ単に人を楽しませるモだけだと思っていたけれど、そう思うと、デザインと言う仕事はものすごく重要な私たちの生活に欠かす事の出来ない仕事なのかもしれない。
実際に、服をかけてつかっているようす。鏡と簡単な洋服掛けとして使用するはしごが一体化しているからこそ、面倒な時間がはぶけそう。
忙しい人にはぴったりの一品かも。
うえの写真のように、明日きていくものを合わせてそこにかけておく。
朝はそこにかけてあるものをただ着るだけ・・・なんて使い方も出来そう。
なお公式ホームページによると、この作品のコンセプトは・・・・
その名の通り鏡とはしごが一体になった鏡ですはしごのように斜めに立て掛けて設置します。毎日身につけるネクタイを掛けたり明日着る服を掛けたり。斜めに立て掛けるので背の高い人でも大丈夫です。
とのこと。う〜ん、面白い。