ニュージーランドの北側、オークランド地方の森林にまるで、木の幹に貝殻を巻き付けたようなツリーハウスがあります。そこには以前、奇抜なレストランがありました。
期間限定ということもあり、現在は、レストランとしての営業はしていませんが、広報担当によると、このレストランには世界中から予約や問い合わせがあり、営業時は予約が取れないほど人気のレストランだったそうです。
セコイアの木に、巻き付けるような形でつくりあげた貝殻のようなツリーハウスはThe Redwoods Treehouseまたはイエローツリーハウスとも呼ばれています。なぜそんな名前で呼ばれるのかというと、世界的に有名な電話帳イエローページを使い参加企業を募ったことからによります。
実はこのツリーハウス、その理由からみてわかる通り、もともとは、イエローページのマーケティングプロモーション企画の一環として行われました。
地図上のポイントがある部分がツリーハウスがある場所です。
地上から10メートルの高さに、このツリーハウスはあります。
ツリーハウス自体の大きさは高さが12メートル、横幅が直径10メートルとのことです。なおこのツリーハウスは、着工から66日で完成したとのこと。
自然の光が建物中に溢れています。風通しが非常に良さそうですね。
こちらはディナー仕様でしょうか。インテリアをかえるだけで雰囲気はガラッと変わります。
夕方のイエローツリーハウスです。間接照明が、ほどよい間隔で備え付けられていることが確認できます。
なぜでしょう。このツリーハウス、みているだけでもワクワクします。
こちらはツリーハウス内でのパーティーの様子です。
ディナーの様子です。満席ですね。
夜はツリーハウス全体がライトアップされます。間接照明に照らされた長い道を渡った先にツリーハウスがあります。
ツリーハウスの下からもライトアップされているようですね。
こうしてみると、大きな貝殻のような繭のような・・・つくりが細かいですね。
ツリーハウスのレストランへと続く道です。光の強弱が鮮明で綺麗ですね。
ところどころに埋め込まれた照明が、良いアクセントになっていて目をひきます。
灯りがすごいですね。
今まさにパーティーが行われている真っ最中のようです。森の中ということもあり、夜は満点の星空が広がるそうです。
昼間の様子です。印象ががらりとかわります。
ツリーハウスのレストランは、いろいろな表情をしますね。
つづいて現在の様子です。現在はレストランとしての営業はしていません。ではどうなっているのかというと・・・
学生が三人、ツリーハウスへと渡ろうとしています。右に見える建物はなんでしょう。ガスボンベもあるということは・・・
そうです。実はレストランとして営業しているときは、こちらの建物で料理をしていました。料理がここでつくられ、長い通路を渡り、料理をお客様の前に提供していたのです。
姿形に変化はありません。
通路です。学生が多いですね。一体このツリーハウス、今はどのようになっているのでしょうか。
学生がどんどん昇っていきます。
ツリーハウスから外をみてみました。あたり一面緑で生い茂っています。
もうお気づきですね。実はこの学生、ツリーハウスの見学にきている学生達だったのです。それにしても、ニュージーランドでは日本と同じく、学生服があるみたいですね。少し驚きです。
学生達だけではなく、一般の方の入場もあるようです。
公式のホームページをみると、どうやら、現在はレストランとしての営業ではなく、ニュージーランドの不動産会社Bayleysによって管理され、多目的スペースとして利用されているようです。
▼Houses for Sale New Zealand – Homes for Sale – NZ House for Sale – Home for Sale | Bayleys Realty Group
https://www.bayleys.co.nz/en/Listings/Auckland/Rodney/Warkworth/186913
※現在は上記URLの専用ページが削除されています。
The Redwoods Treehouseの最新情報については以下のページから確認頂けます。
ツリーハウス公式ページ:Redwoods Treehouse
ツリーハウスを設計した建築事務所:Pacific Environments Architects
フェイスブックページ:Redwoods Treehouse