カールじいさんの空飛ぶ家といえば、冒頭の10分間の映像が涙を流すほど素晴らしいと各紙で絶賛、その冒頭10分間の映像はアニメーション映画の最高峰と言われて久しいですが、なんといっても、この作品のみどころは、風船によって自由に空を飛ぶ家です。
この映画をみて、「私も空飛ぶ家に住んでみたい!」と思った人はたくさんいらっしゃることだと思います。
なんとカールじいさんと空飛ぶ家を実際に現実のものとして再現してしまった人たちがいます。アメリカ人は考えることが違いますね。
▼My Modern Met
Up-Inspired Floating House (14 photos)
そんな空飛ぶ家を実際に実現してしまったのは、ナショナルジオグラフィックとその技術者たち。このプロジェクト自体もアメリカ人らしい非常に面白い発想だと思いますが、本当にこの家飛んじゃってます。
用意されたすべての風船にヘリウムガスを入れ、空飛ぶ家の準備をしています。風船の色も非常にカラフルです。
用意された空飛ぶ家の大きさは 16フィート四方(約5メートル)、高さは18フィート(約6メートル)。風船も含めた高さは一般的なビル10階建て相当だそうです。空飛ぶ家の実験機はロサンゼルス東の民間飛行場から離陸しました。
「EXPERIMENTAL」試験飛行という張り紙を貼っています。
映画のカールじいさんの空飛ぶ家とは違い、中身は計量かつ質素なつくりとなっています。
空飛ぶ家の中からのぞいた風船たちです。カラフルな紐の先に、カラフルな風船が括り付けられています。
「準備OK」と演説をしているのでしょうか。いよいよ空飛ぶ家が、空を飛ぶ瞬間がきました。
空を飛ばないように、括り付けられていたロープをはずします。空飛ぶ家の中には2名のパイロットならぬ住人がいます。
空飛ぶ家が飛び立ちました。ようそろ〜〜!
無事に帰ってくるよと手をふっています。
空飛ぶ家が空を飛んだ瞬間です。・・・本当に飛んでますね。
空飛ぶ家はぐんぐん空高くのぼっていきます。
・・・本当に大丈夫でしょうか。心配になってきました。
・・・想像以上に高く上がってしまいましたね。
追ってでしょうか?空飛ぶ家の背後に気球のような乗り物が確認できます。結局空飛ぶ家は、このまま上空1万フィート(約3キロ)の高さまで達し、1時間以上飛行したのを確認できたとのことです。
動画も載せておきます
なお本家ナショナルジオグラフィックチャンネル内のコンテンツ「How Hard Can it Be?」でも空飛ぶ家の設立の様子が映像として残されています。
▼A House in Flight | National Geographic Channel
>>>https://channel.nationalgeographic.com/channel/videos/a-house-in-flight/
※現在は削除されてしまっており見れなくなっております。