これはバイク好きにはたまらない、アパートなのではないでしょうか。このアパートには各戸にバイク用ガレージがあり、バイクをそのまま収容することが出来るというバイク好きにはたまらないアパート。ビルトインガレージ付きのバイクと暮らす賃貸住だそうです。
このアパートの名前はNE アパートメント。まさしくバイク愛好家のためのアパートと言えるのではないでしょうか。
高木昭良建築設計事務所のNE アパートメントは2008年度グッドデザイン賞（日本産業デザイン振興会）をはじめAR Awards 2008, Highly Commended（イギリス Architectural Review）や東京建築賞2009 集合住宅部門 最優秀賞（東京都建築士事務所協会）を受賞するなど数々の賞を受賞しています。
高木昭良建築設計事務所の公式ホームページによると、敷地は、間口の狭い路地状の敷地のみが道路に面している旗竿敷地。都心部では安全な駐輪場が整備されている賃貸住宅が少ないために、路上駐車や盗難・放火被害がしばしば発生しています。特に高級バイクユーザーによるニーズは高く、全ての住戸にバイク用のビルトインガレージを設けることが求められたのだそう。
道路から引き込まれた共用通路の奥が、路地の行き止まりのように細長く、暗い谷底のような空間になってしまうことを避けるため、必要な住戸のボリュームと8戸分のエントランスに求められる壁面長を確保しながら、できるだけ広がりのある外部空間になるよう、壁面を円弧状に大きくカーブさせることを考えたそうで、バイクの転回が容易になるだけでなく、通路というよりは広場のような、行き止まり感のない明るい空間になっています。
放射状に配された各住戸間の壁は、室内に鋭角なコーナーをつくることがないよう途中でカーブさせ外壁とは必ず直交させたのだそうで、壁を途中でカーブさせることで剛性が高まり、回転方向に弱い放射状配置の構造的な弱点もクリアしているのだとか。
道路からアプローチの通路、共有の広場、各住戸のガレージ、上階の居室へ、住まい手の行為と同様、道路の延長のように空間もなめらかにつながっていっています。
このアパートに住めば、大切なバイクを盗まれる心配なく、バイクと共に暮らすことができそう。
このアパートは、東京都杉並区にあり、鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）地上3階の建物となっているそうです。
詳細についてはこちらをご確認ください：NEアパートメント | 高木昭良建築設計事務所（http://www.ataa.jp/project/a_ne.html）
その他の写真も以下に載せておきます。
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▼参考：
NEアパートメント | 高木昭良建築設計事務所（http://www.ataa.jp/index.html）
Apartment Complex Designed For Bikers
