ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園と言えば、真っ白な砂丘で非常に有名な公園で、15万5000haに渡って広がる白い砂丘の成分はほぼ100パーセント石英でできており、それが太陽光に反射することで白くみえます。
そんなレンソイス・マラニャンセス国立公園ですが、雨期の期間(1月〜6月)だけ、ここには無数の湖が出現します。
石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、砂丘の谷間に湧き出るためこの現象があらわれるとのこと。
レンソイス・マラニャンセス国立公園の場所はどこ?
レンソイス・マラニャンセス国立公園の場所は上の地図でご確認下さい。
空から見ると絶景のレンソイス・マラニャンセス国立公園
上の写真が雨期の間だけにみられるレンソイス・マラニャンセス国立公園の無数の湖です。この湖には魚などの生物もあらわれますが、それが乾季の間どうしているか、またどのような経緯で発生しているのかは調査が行われていないため不明だとのこと。
また魚以外でも新種のカメやカエルが生息しているようで、それらの生物は乾季の間は自ら掘った穴で生活することが明らかとなっているそう。
なんとも不思議な湖ですね。
遠目でレンソイス・マラニャンセス国立公園の無数の湖をみるとこんな感じ。本当に真っ白な砂丘であることの驚かされます。
しかし、ちょっとアングルを変えてみると緑もしっかり息づいています。
高いところからみるとエメラルドグリーンの素敵な絶景が眼下に広がります。
それにしても雨期の間だけに発生するとは不思議な現象ですね。
砂はさらさら。
まるで砂漠の中のオアシス。
思わず息を飲んでしまいます。
風によって出来た自然の縞模様もとても印象的ですね。
レンソイス・マラニャンセス国立公園の無数の湖は、実際に観光として訪れることができます。気になった方は、旅行会社に問い合わせてみると良いかもしれません。
▼参考:(外部サイト)
・レンソイス・マラニャンセス国立公園 – Wikipedia
・真っ白な大砂丘レンソイス・マラニャンセス国立公園の大砂丘へ|ブラジル・中南米専門ウニベルツール
・H.I.S. 絶景「レンソイス・マラニャンセス国立公園 ブラジル」