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のせたものの重さや形に応じて傾き、重心のバランスが取れる位置で安定する、異なる長さの五つの面をもつ壁かけ棚「SLING」




乗せたものの重さや形に応じて形をかえる面白い棚がある。

五角形の棚の中におくものによって重心が異なり、その重心によって棚の傾きが変わるというユニークなアイデアの棚の名前は「SLING」。

この棚は写真をみてもらえばわかるが非常に面白い構造をしている。

載せたものの重さや形に応じて傾き、重心のバランスが取れる位置で安定する、異なる長さの五つの面をもつ壁かけ棚「SLING」

この棚は乗せるものによってベルトの部分がするするっと動き、安定する位置でぴたっと止まる仕組みになっている。

上の写真では幾つかの本と眼鏡、それらを置いた時、以上の位置で安定しとまったようだ。

載せたものの重さや形に応じて傾き、重心のバランスが取れる位置で安定する、異なる長さの五つの面をもつ壁かけ棚「SLING」2

何も乗せていない時の棚の上部。棚の上部に、棚をぶら下げる為のベルトと簡単な金具がついている。

棚の中にモノを乗せることによりこのベルトの部分がするするっと異動し、安定する位置で固定されるという物理の法則をうまく利用したつくりとなっている。

たくさんの棚が存在するが、こんな風に適切な重心を保つ位置でぴたっと止まる棚は他にないのではないだろうか。

公式ホームページには、吊り方をかえれば様々な表情を楽しむことができると記載があるが、まさしくその通りだと思う。

載せたものの重さや形に応じて傾き、重心のバランスが取れる位置で安定する、異なる長さの五つの面をもつ壁かけ棚「SLING」3

この棚のデザインをしたのは李 薇娜。神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科
有志によるデザインプロジェクトDesign Soilの作品だ。

異なる長さの五つの面をもつ壁かけ棚「SLING」は、頭が柔らかく発想に制限のない大学生ならではの自由な頭脳だからこそ思いつくことの出来るアイデアだと思う。

 




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