編集長のHIROです。
スピーカーと言えば通常、前方を中心とした特定の範囲に音がわたるようにつくられます。そのためスピーカーの向きによって音の届く範囲がある程度限られてしまいます。
しかし、沖縄の職人がつくった知名御多出横(ちなオーディオ)は違います。なんと、このオーディオ、全方向に音が広がるようにつくられています。
室内の特定の位置に限られない室内全方向において、ステレオサウンドを楽しむことができます。
しかも知名御多出横(ちなオーディオ)はそのオーディオ自体が非常に個性的。インテリアとして飾っているだけでも室内の雰囲気ががらりと変わります。
知名御多出横(ちなオーディオ)を斜め上から見た写真です。特徴的な形をしていることがよくわかります。直径8センチのパイプから細い棒で繋がれているのが反射板です。まるでUFOのようですね。
知名御多出横(ちなオーディオ)を側面からみた写真です。直径8センチのパイプの一番上に位置する灰色のフルレンジスピーカーと、パイプは同じ口径のものを使用しているそうです。同じ口径のスピーカーを使うことによって特に低音域の空気の振動を確実に伝えることができるのだとか。
さらに、中高音域は反射板により、360度どの方角にも均等にひろがるように工夫されているようです。
知名さんによると、パイプ型のスピーカーが一番効率の良い音の伝え方だそうです。通常の高性能のスピーカーは低音域、中音域、高音域と専用のスピーカーユニットを備えていますが、全指向性パイプ型スピーカー知名御多出横(ちなオーディオ)は、フルレンジと呼ばれる全音域対応のユニットを使用しているそうです。
細部にいたるまでつくり込んでおり、接合部分はすべて電気溶接で繋がれているとのこと。細かな作業を溶接する為に溶接機も独自でつくってしまったというほど電気溶接にこだわっています。
何故、はんだ付けではなく電気溶接にこだわるのかというと、はんだ付けの場合は鉛でつけるからだということです。一般的に鉛は銅よりも電気信号が伝わりにくい、といわれており、音は電気信号によって伝わるため、より電気信号を伝えやすくする為に、はんだ付けではなく電気溶接にこだわっているのだそうです。
例えば、これは光の屈折と同じ現象で空気と水は同じ光を通すものの、その接点部分にはどうしても屈折が発生します。
つまり光が空気から水に入った途端、光の伝わる方向は変わってしまいます。そうした屈折をなくすために電気溶接をほどこしているとのことです。
北九州市小倉南区にある四元音響設計事務所の測定結果によると、音のばらつきが少なく、周波数特性も録音した現場の音とそっくりの音がでているということが判明されています。
ただ、音の高さや低さ、音の大きさはデータとして計測することはできるようですが、音質を測定することは非常に難しいようで知名御多出横(ちなオーディオ)の音がどのような音なのかは自分の耳で聞いて確かめる他はないそうです。
実は、ボク自身、知名御多出横(ちなオーディオ)の音を実際に聴いたことがあるのですが、そのクリアかつ透き通った音質にびっくりした記憶があります。
その飲食店には知名御多出横(ちなオーディオ)が左右近い位置にに二つあり、その中間地点に椅子を置くことで音を楽しむことができるようになっていたのですが、実際に、真ん中の椅子に腰掛け試してみると、まるで音に包まれているかのような不思議な感覚を覚えた経験があります。
是非、知名御多出横(ちなオーディオ)を体験できる、お近くにお住まいの方はその音質に耳を傾けてみてください。
本当に素晴らしい音質です。
また知名御多出横(ちなオーディオ)の購入は公式ホームページの販売ページ、オーダーフォームからでもできるようです。
販売ページはこちら:スピーカー|知名御多出横(ちなオーディオ)
知名御多出横(ちなオーディオ)に関する動画は以下からご覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=kCSzciYwbKI
https://www.youtube.com/watch?v=Vw6oAxr4fQI
知名御多出横(ちなオーディオ)公式ホームページはこちら
・アンプ・スピーカー・ケーブルの知名御多出横(ちなオーディオ)
URL:http://www.audio.co.jp/404.php