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おしゃれで使いやすいスイッチはどれ?スイッチの種類と失敗しないスイッチの選び方

新築の場合、配線計画は比較的早い段階で決める必要があります。

スイッチを検討する際は、スイッチの種類はもちろんですが、部屋の印象を損なわないデザインや、部屋ごとに使いやすい機能のついたスイッチなど、細部にわたり、日々の暮らしをイメージしながら決めていく必要があります。

実際にスイッチを検討する際は、設計担当者から提案されたプランをもとに、コンセント、照明器具、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの電気設備をまとめて検討することになりますが、最終的な決定権は建主に委ねられており、建主にとって使いやすい位置に備えつけるためには、ポイントを抑えておく必要があります。

スイッチのプランは間取りに比べ優先度が低くなってしまうことも多く、「たかがスイッチ」と思ってしまいがちですが、コンセントと同じように位置、場所、機能、操作性で暮らしやすさが随分と変わってきます。

ですから、誰が、どの部屋で、どんな動きをするのか、生活者にしかわからない生活動線を踏まえた上でスイッチを検討する必要があります。



スイッチで失敗しないためには、まずは種類と特徴を把握する

トグルタイプのスイッチ

スイッチで失敗しないためには、どんなスイッチがあるのかを、まずはある程度ざっくりとした形で構いませんので把握しておく必要があります。

その上で、それぞれのスイッチの特徴を理解し、スイッチのデザインや好み、操作性や機能性を考えた上で適所にスイッチを配置していきます。

スイッチの位置を検討する際、ラフプランとして設計士があらかじめスイッチの場所を指定した電気配線図を提示するかと思いますが、そのままの状態で進めるのではなく、必ず家族の生活に合わせて配置し直さなくてはなりません。

様々なプランを拝見して思うことは(どこの住宅会社に多いのか具体的な名前は出しませんが)なかには本当に適当な位置にスイッチが配置されていることもあり、なんでこんなところにスイッチが計画されているのだろうかと、正直首を傾げてしまうこともあります。

普通に考えて、使いづらい場所や、必要のない場所にスイッチが計画されているからです。

今回の記事では、まずスイッチにはどんな種類があるのか、スイッチの種類についてお話しします。

その上で、それぞれのスイッチの特徴や機能性などから、それぞれがどんな部屋に適しているのかについてもお話しします。

加えて、おしゃれなデザインのスイッチを選ぶ際のポイントや選び方などについてもお話ししていきますので、スイッチ選びの際の参考にしていただけると幸いです。

家づくり全体について言えることですが、わからないから人任せにしてしまうことは一番怖いことですので、今回の記事を参考にしていただき、暮らしやすい家にしていってください。

スイッチについて

スイッチは毎日使うものです。

ですからスイッチの場所、位置、機能、操作性一つで日々の暮らしやすさが大きく左右されます。

暮らしやすい家にするためにも、まずはスイッチの種類と特徴をしっかりと把握した上で、必要な場所に合わせた、便利な機能を持つスイッチを配置することが最も大事です。

ただスイッチの数はたくさんあり、使い勝手はそれぞれのスイッチによって違うため、用途ごとに使い分ける必要があります。

例えば、住宅で使われるスイッチには、壁に設置される「片切スイッチ」や、照明器具の手元でヒモを引っ張りスイッチのオンオフを切り替える「プルスイッチ」などがあります。

そのほか、2カ所以上の場所から、同じ場所のスイッチのオンオフを切り替えることができる「3路スイッチ」や、暗闇でもスイッチの位置がわかる「ほたるスイッチ」などもあります。

タイマーで自動的にオンオフを切り替える「自動点灯スイッチ」や、センサーによって人の気配を感知してオンオフを切り替える「人体感知スイッチ」などもあり、機能だけではなく、デザイン、操作性を加えると、実に様々な種類のスイッチを選ぶことができます。

住宅で使われる一般的な壁スイッチの種類と特徴

一般住宅の壁スイッチは、最もスタンダードな「片切スイッチ」の他に、「調光スイッチ」、「パイロットスイッチ」、「ほたるスイッチ」、「人体感知スイッチ」など様々な種類のスイッチに分けることができます。

一般住宅で使われる主な壁スイッチの種類は下記の通りです。

【一般住宅の主な壁スイッチの種類】

1:片切スイッチ
・ワイドスイッチ
・タンブラースイッチ
2:3路スイッチ
3:パイロットスイッチ(オンピカスイッチ)
4:ほたるスイッチ(オフピカスイッチ)
5:調光スイッチ
6:タイマースイッチ
・自動消灯スイッチ(遅れスイッチ)
・自動点灯スイッチ(防犯スイッチ)
・換気扇スイッチ
7:センサースイッチ
・人体感知スイッチ
・自動点滅スイッチ
8:リモコン付きスイッチ
9:スマートフォン連動型スイッチ
10:一括操作スイッチ
11:コンセント一体型スイッチ
12:屋外用スイッチ
・防水スイッチ
13:タッチレススイッチ

下記から、それぞれのスイッチの特徴について解説していきます。

1:片切スイッチ

片切スイッチとは、最も一般的に使われているスイッチで1カ所の場所から電源をオンオフできるタイプのスイッチのことを言います。

現在は、操作面が大きく軽く押すだけでオンオフが可能なパナソニック「コスモシリーズ」のワイドタイプのスイッチも良く見受けられます。

・ワイドスイッチ

ワイドスイッチとは、片切スイッチを大判にしたものです。

現在最も主流となるスタンダードなタイプのスイッチで、操作面が大きく、ポンっと軽く押すだけで、オンオフが可能なため、両手がふさがっていても肘などでオンオフを切り替えることができます。

・タンブラースイッチ

タンブラースイッチも片切スイッチの一つで、出っ張ったつまみ部分を上下もしくは左右に押し倒すことでオンオフを切り替えることができます。

少し前の住宅ではタンブラースイッチがよく見受けられましたが、現在の主流はワイドスイッチになっています。

2:3路スイッチ

1つの照明のオンとオフの切り替えを、2箇所(2つの場所)から操作できるタイプのスイッチを3路スイッチと言います。

主に階段などで使用されるスイッチで、上下階でオンオフの切り替えができるタイプのスイッチとなります。

3路スイッチは、その他、玄関ホールと廊下などに設けても利便性が高くなります。

※その他、3箇所(3つの場所)からオンオフの切り替えの操作ができる「4路スイッチ」もあり、一般住宅で使われることもあります。

3:パイロットスイッチ(オンピカスイッチ)

パイロットスイッチとは電源をオンにすると内臓ランプが点灯するタイプのスイッチのことを言います。

オンの状態の時に内臓ランプが点灯するので、目視で電源が入っていることを確認することができます。

パイロットスイッチは、スイッチが入っているのか、わかりづらい換気扇などで使用され、換気扇が運転しているか離れた場所からも確認できるため、換気扇のつけ忘れや消し忘れを防ぐことができます。

電源がオンの状態の時だけ光るため「オンピカスイッチ」とも呼ばれています。

4:ほたるスイッチ(オフピカスイッチ)

ほたるスイッチとは、電源がオフの時に内臓ランプが光りスイッチの場所を教えてくれるスイッチのことを言います。

電源がオフの状態の時に、暗闇の中で光る蛍のように見えることから「ほたるスイッチ」、または電源がオフの状態の時にだけ光ることから「オフピカスイッチ」とも呼ばれています。

暗闇でも位置がわかるスイッチのため、階段や廊下、トイレの廊下スイッチに使われることが多いスイッチです。

5:調光スイッチ

調光スイッチとは、気分やシーンに合わせて、部屋を明るくしたり、暗くしたり、好みの明るさに光量を調整できるタイプのスイッチのことを言います。

調光スイッチでは、LED照明の明るさ(光量)を0%から100%までの範囲で調整できます。

寝室はもちろんリビングやダイニングで主に使用され、作業や雰囲気など、使用シーンによって光量に変化を加えることができます。

就寝前の寝室などで光量を抑えたい時などにも使え、暮らしの中で多様なシーンが想定される場所に設置すると便利なスイッチです。

光量の調節の仕方は一般的によく見られるダイヤル式のほか、スライド式のタイプもあり様々です。

最近では、タッチパネル式のスイッチもあり、指先で軽く触れるだけで、オンオフを切り替えたり、タッチパネルをスライドするだけで照明の明るさを調光できるタイプのものもあります。

※調光対応の照明にする必要があります。

6:タイマースイッチ

タイマースイッチとは、自動的にスイッチがオンオフに切り替わるタイプのスイッチのことを言います。

例えば、一定期間スイッチがオンの状態を保ち、一定期間を過ぎると自動でオフにすることもできるので、タイマースイッチは主に、トイレや浴室の換気扇などで使われます。

そのほか、住宅で使われるタイマースイッチには「自動消灯スイッチ」「自動点灯スイッチ」「換気扇スイッチ」の3種類があります。

・6ー1:自動消灯スイッチ(遅れ消灯スイッチ)

一定期間スイッチが入った後、自動的にスイッチが切れるタイプのスイッチのことを自動消灯スイッチと言います。

自動消灯スイッチの中には、換気扇などのようにスイッチをオフにしても、一定期間スイッチがオンの状態を保ち、その後しばらくしてから消灯するタイプのスイッチもあります。

・6ー2:自動点灯スイッチ(防犯スイッチ)

あけたらタイマスイッチ

決められた時間になると自動的にスイッチがオンの状態になるスイッチのことを「自動点灯スイッチ」と言います。

タイマーで設定することで、決められた時間に点灯させることができるので、人が家にいなくても、時間により自動で点灯させることもでき、防犯対策としても使用できます。

また自動点灯スイッチは、室内空間だけではなく屋外の庭に設置する庭園灯などでも使用されます。

・6ー3:換気扇スイッチ

換気扇スイッチは、スイッチをオフにしてからもしばらくの間動き続け、そのうち自動で切れるタイプのスイッチのことを言います。

自動的に消灯する機能としては、先にあげた自動消灯スイッチと変わりませんが、浴室の換気扇を始め、トイレの換気扇で使われるスイッチのことを換気扇スイッチと言います。

7:センサースイッチ

パナソニックの「かってにスイッチ」

センサースイッチとは、人の動きを感知して、自動でオンとオフを切り替えるタイプのスイッチです。

玄関や廊下などに設置すると使い勝手の良いスイッチとなります。

住宅で使われるセンサースイッチには「人体感知スイッチ」と「自動点滅スイッチ」などがあります。

・7ー1:人体感知スイッチ

人が通ると自動的にセンサーが感知して、明るくなるタイプのスイッチを人体感知スイッチと言います。

人の動きを感知して、自動的にスイッチをオンオフに切り替えるため照明の消し忘れを防ぐことができます。

ただし、センサーが感知できる動きがないと自動的に切れてしまうので、リビングやダイニング、浴室には向いておらず、使い勝手を考えた場合、廊下や階段などの人の往来が激しい場所に限定されます。

トイレなどで使用される方もいますが、トイレで本や新聞を読んだり、スマホやパソコンなどの作業をされる方は、長時間トイレに入っていると、自動的に消灯してしまうことがあるので向いていません。

・7ー2:自動点滅スイッチ

周囲の明るさに合わせて自動的にスイッチがオンの状態になり照明が点灯するタイプのスイッチを自動点滅スイッチと言います。

タイマータイプの自動点灯スイッチと同じように、防犯対策として使用できたり、屋外庭園にも使用することができます。

自動点滅スイッチはその他、家の門、玄関灯などで使用されます。

8:リモコン付きスイッチ

リモコン付きスイッチとは、壁から離れていても、リモコンで操作できるタイプのスイッチで、離れた場所からでも、リモコン操作により、オンオフを切り替えることができるスイッチです。

寝室の枕元などから、横になったままの状態でスイッチをオンオフできるので便利なスイッチとなります。

9:スマートフォン連動型スイッチ

スマートフォン連動型スイッチとは、スマートフォンでスイッチのオンオフを遠隔操作できるスイッチのことを言います。

専用の「照明スイッチ」アプリをインストールしてWi-Fiを飛ばし、部屋のスイッチとリンクさせることができ、スマートフォンの画面上からスイッチを切り替えられます。

いつも携帯するスマートフォンだからこそ便利に扱え、就寝前に消し忘れなどがないかなど画面上で確認することができ、消し忘れがあった際は、スマートフォンがリモコンがわりとなり、画面上の操作一つで電源をオフにすることができます。

10:一括操作スイッチ

一括操作スイッチとは、一つのスイッチ操作で複数のあかりを同時に操作できるタイプのスイッチのことを言います。

主に外出時に電気の消し忘れがないように、玄関で一括して消灯操作をするために使用されます。

11:コンセント一体型スイッチ

パナソニックのあけたらコンセント

スイッチが開閉式となっており、スイッチを開けるとコンセントが仕掛けられているタイプのスイッチをコンセント一体型のスイッチと言います。

廊下や階段などで主に使用され、掃除機をかける時に立った状態のまま、コンセントの抜き差しを行うことができます。

12:屋外用スイッチ

屋外用スイッチとは、屋外の環境に耐えうる耐候性と耐朽性を兼ね備えたスイッチのことを言います。

屋外用の代表的なスイッチは、防水スイッチがあげられます。

・防水スイッチ

防水スイッチは、屋外で使用することを目的として作られたスイッチで、防水ゴムでスイッチを覆うなど防水化したスイッチのことを言います。

防水スイッチでは雨など外気にさらされることが原因の漏電事故などを防ぐことができます。

13:タッチレススイッチ

出典:パナソニック

その他、スイッチに触れずに一定時間センサーに触れることでスイッチのオンオフを切り替えられるスイッチがあります。

用途が限定されますが、主にキッチンなどで使用し、濡れた手で触れなくてもセンサーに手をかざすだけでスイッチのオンオフを切り替えることができます。

スイッチは動作で分けると3タイプある

複雑に思えるスイッチも、動作方法で分けた場合、スイッチの種類は3種類となります。

動作方法でスイッチを分けると3種類に分けられる

1:手動タイプ
2:タイマータイプ
3:センサータイプ

それぞれのスイッチの特徴については下記の通りです。

1:手動タイプ

手動タイプは一般的によく見られるタイプのスイッチで、手動でオンオフの切り替えを行うタイプのスイッチのことを言います。

機能により違いがあり、プッシュ型の「片切スイッチ」をはじめ「一括操作型」「スマートフォン対応型」2カ所から同じ場所のスイッチをオンオフできる「3路型スイッチ」などがあり、どの住宅でも必ず備え付けられている、最もスタンダードな動作のスイッチです。

2:タイマータイプ

タイマータイプのスイッチは、決められた時間により自動的にオンオフを切り替える動作のスイッチのことを言います。

換気扇に使われるスイッチのように、一定期間を過ぎると自動でスイッチがオフに切り替わるタイプのタイマータイプの動作スイッチもあります。

3:センサータイプ

センサータイプのスイッチとは、センサーにより動きを感知して、自動でオンオフを切り替える動作のスイッチのことを言います。

廊下などの頻繁に利用する場所に適しており、人がいなくなると自動的に消灯するので消し忘れを防ぐことができます。

機能や用途ごとにスイッチを分けた場合

既にお伝えしたように、スイッチは機能で分けると「手動タイプ」「タイマータイプ」「センサータイプ」の3種類のスイッチがあります。

機能や用途ごとにスイッチを分けた場合は下記の通りにまとめることができます。

手動タイプのスイッチ一覧

・1:一括操作スイッチ
・2:3路スイッチ
・3:スマートフォン操作対応のスイッチ
・4:調光スイッチ
・5:ほたるスイッチ(オフピカスイッチ)
・6:パイロットスイッチ(オンピカスイッチ)
・7:コンセント一体型スイッチ

タイマータイプのスイッチ一覧

・1:自動消灯スイッチ(遅れスイッチ)
・2:自動点灯スイッチ(防犯スイッチ)
・3:換気扇スイッチ

センサータイプのスイッチの一覧

・1:人体感知スイッチ
・2:自動点滅スイッチ

ただし実際には、一つのスイッチプレートに「手動タイプ」と「タイマータイプ」が一緒に配置されるなど、複数のスイッチが一緒になったものもあり、配置の仕方は様々です。

操作タイプ(操作の仕方)でスイッチを分けた場合

さらに、操作タイプ(操作の仕方)ごとにスイッチを分けた場合は次の通りとなります。

それぞれどのタイプのスイッチを選ぶかによって、操作の仕方が変わるため「スイッチハンドル」とも呼ばれます。

1:プッシュタイプ

操作面の大きいプッシュ型のスイッチは、オンオフの操作切り替えが楽にできます。

プッシュ式でポンっと押すだけで、簡単にオンオフを切り替えることができるので、操作性が良く、またスイッチ操作面が大きく設けられいるため、肘や手の甲で簡単にオンオフを切り替えられるように工夫されています。

パナソニックのコスモシリーズが代表的なプッシュタイプのスイッチのデザインとなり、現在、住宅で標準タイプで使用されていることも多いタイプのスイッチとなります。

プッシュタイプのスイッチは、高齢者の方をはじめ、操作に不慣れな子供でも簡単に操作することができます。

2:ロッカータイプ

操作ボタンの両端をシーソーのように交互に押すことにより電気のオン、オフを切り替えるスイッチです。

最もベーシックなタイプのスイッチで数十年前に建てられた家で特によく見られます。

操作面が大きいワイド型でも採用されていることがあり、ワイド型のロッカータイプでは神保電器製のJIMBOシリーズが有名です。

余計な機能はなくシンプルに、スイッチを交互に押し倒すことで電気のオンオフを切り替えることができます。

3:タンブラースイッチ

タンブラースイッチとはつまみを上下、左右に倒すことでスイッチのオンオフを切り替えるタイプのスイッチのことを言います。

タンブラースイッチは、昔ながらのレトロな雰囲気の簡素なデザインですが、無骨な印象とは違い、様々な雰囲気のインテリアと相性が良く、スイッチをインテリアに溶け込ませることができます。

アンティークな雰囲気のインテリアから工業的な雰囲気まで対応の幅が広く、それぞれのインテリアと相性が良いのが特徴のスイッチです。

・トグルスイッチ

トグルスイッチとは、タンブラースイッチの一種で、レバーがつまみ状になっており、一般的なタンブラースイッチよりも、よりつまみやすい形状になっています。

タンブラースイッチと同様に上下または左右に押し倒すことで、電源をオンオフ切り替えるタイプのスイッチとなります。

トグル(留め木)状の個性的なデザインが際立つため、コンクリート打ちっ放しの家や、工業的なデザインの家と相性の良いスイッチです。

スイッチプレートの種類について

スイッチの種類も様々ですが、スイッチプレートのデザインも色々です。

スイッチプレートで気をつけたいのは、意匠性の高い、おしゃれなスイッチプレートは、現在主流の機能性と操作性が高められたワイド型のスイッチに対応していないことも多く、さらに特殊な形状であるため特別な工事が必要となることも多くあり、取り付ける際には工事会社の確認が必要となることです。

設置の際は必ず確認を取るようにしてください。

スイッチプレートの役割とは

スイッチプレートとは、スイッチやコンセントなどの配線器具を取り付けた上に被せて使用するカバーのことを言います。

スイッチプレートは、デザイン性はもちろん、安全性の向上を図るために取り付けられます。

現在では様々な素材で作られたスイッチプレートがあり、樹脂製のプレートをはじめ金属製のプレートなど枚挙にいとまがありません。

ここでは一般的な住宅で使われるスイッチプレートについて解説していきます。

1:ワイドプレート

現在主流の操作面の大きいプッシュ型のスイッチに使われれるスイッチプレートが、ワイドプレートです。

ワイドプレートのデザインには丸みを帯びた「ラウンド型」と四角い形で角のある「スクエア型」があります。

2:モダンプレート

表面が樹脂製のモダンプレートも一般的に使用されているスイッチプレートです。

モダンプレートは、表面が無地でプラスチック製のシンプルなデザインのため、様々な雰囲気の内装に対応しやすい特徴があります。

モダンプレートは、シーソータイプの片切りスイッチなどで使用されます。

デザイン性の高い特殊スイッチプレートと注意点

その他デザイン性(意匠性)が高い特殊なスイッチプレートについても、いくつか紹介していきます。

特殊なスイッチプレートを選ぶ注意点ですが、デザイン性(意匠性)が高い特殊なスイッチプレートの場合、機能性に期待することができません。

スイッチをオンオフする以外の機能を期待できないことがほとんどですので注意してください。

1:ステンレスプレート

素材をステンレスにすることで、耐久性などの強度を高めたタイプのスイッチプレートが、ステンレスプレートです。

工業用でよく見られるタイプのプレートで、光沢がある分、指紋がつきやすい特徴があります。

インダストリアルなデザインの雰囲気とマッチするスイッチプレートですが、通常のスイッチプレートよりも、単価が高くなります。

2:メタルスイッチプレート

メタルスイッチプレートとは金属の質感が特徴的なスイッチプレートで、金属に使われる素材をはじめ、塗装や仕上げ方により様々な雰囲気を醸し出すことができます。

・真鍮製スイッチプレート

真鍮製のスイッチプレートは、銅と亜鉛の合金で作られたスイッチプレートで、黄色味がかった色合いをしています。

仕上げ方により「あじ」の違いが生まれ、ピカピカな金色の色合いのものをはじめ、金属がくすんで剥げ落ちたようなアンティーク調のもの、落ち着いたレトロな雰囲気に仕上げたものなど様々とあります。

ピカピカのものでも、長年日常的に使っているうちに、自然とくすんでいき味わい深い色合いとなって行くので経年変化を楽しむこともできます。

・アイアンスイッチプレート

例えば「黒皮風の塗装」など酸化鉄によって、黒ずんだ風合いのスイッチプレートにしたり、金属の質感をダイレクトに味わえるプレートがアイアンスイッチプレートになります。

加工の仕方はそれこそ無数にあり、加工の仕方次第で様々に意匠性を持たせることができます。

3:木製スイッチプレート

木製スイッチプレート 出典:kinomori

木の木目や杢目など、木の素材そのままの風合いを活かしたデザインのスイッチプレートが木製スイッチプレートです。

木製のスイッチプレートはそれ自体が主張しすぎるため、部屋の雰囲気と合わせづらい傾向がありますが、和風などの部屋に設置して雰囲気にハマった場合、とても趣のあるスイッチになります。

木製のスイッチプレートは、どちらかというと、カントリー調の内装に合わせやすいスイッチプレートです。

4:漆塗りのスイッチプレート

見た目が鮮やかな漆塗りのスイッチプレートもあります。

ただしスイッチプレートそれ自体がテカテカと主張するため、木製スイッチプレートよりも部屋の雰囲気に合わせるのが難しいですが、お部屋の雰囲気と調和が取れると、非常に雅な雰囲気を醸し出すことができます。

漆塗りのスイッチプレートは、どちらかというと和室などと相性が良いスイッチプレートとなります。

5:陶器製スイッチプレート

陶器で出来たスイッチプレートもあります。

陶器製のスイッチプレートを設置すると、スイッチをインテリアとして、部屋全体に重厚な雰囲気を与えることができます。

ただし、陶器製プレートは扱いが難しく、衝撃を与えると割れてしまうこともあるので扱いには注意が必要です。

その他のスイッチプレート

その他、大理石、新金属などのスイッチプレートなど、様々な種類のスイッチプレートが販売されています。

人気の高い特殊スイッチプレート(順不同)

ここからは、一般的に人気の高い特殊スイッチプレートを個別具体的にさらに細かくお話しします。

人気の高い特殊スイッチプレートは下記の通りです。

1:LEVITON社のスイッチプレート

アメリカンな雰囲気がお好きな場合、LEVITON社のスイッチプレートと非常に相性がいいと思います。

清楚な雰囲気というよりも、どちらかというと「雑な印象の壁」や「ざっくりとした雰囲気」にあう、いい意味でアメリカンっぽさを感じるスイッチプレートがLEVITON社のスイッチプレートです。

2:神保電気「JIMBO NKシリーズ」のスイッチプレート

四角いミニマルデザインが特徴のスイッチプレートが神保電気の「JIMBO NKシリーズ」のスイッチプレートです。

色合いもシンプルで、主張しすぎないデザインのため、様々な雰囲気のお部屋に合わせることができます。

余計な部分をそぎ落とし簡素化した飽きのこないデザインが特徴のスイッチプレートです。

3:AWAのスイッチプレート

主に欧州の高級施設をはじめ高級住宅で使われているスイッチプレートがAWAのスイッチプレートです。

艶やかなデザインが特徴のスイッチプレートで、洗練された高貴な印象を与えることができます。

ロッカースイッチのほかトグルスイッチなどにも対応しています。

4:フォーブズ&ロマックス社のスイッチプレート

一見するとAWAのスイッチプレートに似ていますが、AWAと比べ、エッジの部分がシャープな印象なのが、フォーブズ&ロマックス社のスイッチプレートです。

AWAのスイッチプレートが角の部分が丸みを帯びているのに対して、フォーブズ&ロマックス社のスイッチプレートはエッジが効いている為、シャープでクールな印象になります。

デザイン性の高いスイッチ選びのポイントと注意点

スイッチを選ぶ際は「デザイン性」「操作性」「機能性」の3つの側面から選ぶことが大事です。

ただし「デザイン」を重視すると「操作性」や「機能性」が損なわれることになるので注意が必要です。

繰り返しになりますが、デザインを重視した場合は電源をオンオフする機能しか持たせられないことがあるので注意してください。

それを踏まえた上で、デザイン性の高いスイッチ選びの3つのポイントについてお話ししていきます。

1:空間に溶け込むデザインか(デザイン)

空間デザインにもよりますが、スイッチが主張しすぎてしまうよりも、壁面に自然と溶け込んだデザインの方が意匠性が高くなります。

例えばメタルスイッチプレートのような鉄の雰囲気を持つスイッチは、同じ質感を持つ工業的な雰囲気のインダストリアルな空間や、コンクリート打ちっ放しのような家と相性が良くなります。

逆に、木製のスイッチプレートは主張しすぎてしまう傾向があるので、空間に調和せず主張しすぎてしまうので相性が悪いと言えます。

スイッチプレートを選ぶ場合は、空間に溶け込むデザインであるかどうかを、一つ念頭において選ぶと良いと思います。

2:壁との相性に違和感はないか

空間と調和がとれているのはもちろん、壁との相性に違和感がないかを確認してください。

意匠性が高い特殊なデザインのスイッチプレートは、それ自体が主張しすぎる傾向にあるので、どれだけ空間に溶け込ませたデザインにできるのかが大きなポイントとなります。

特に壁との相性は大事で、壁の質感や、印象などと調和し、違和感のないスイッチプレートを選んでください。

今はインターネットで様々なことを検索できるので、そのスイッチプレートのデザインと壁の雰囲気の相性が良いかどうかは、画像検索などを利用して当てはめてみると良いと思います。

3:コントロールしやすい位置にあるか(操作性と機能性)

デザイン性が高いスイッチは、ものによっては操作が特殊な場合があります。

操作性を考えた場合は、それぞれのデザインのスイッチごとに使いやすい高さや位置を工夫する必要があります。

また、特殊なタイプのスイッチは電気工事にも影響が出てくることもあるため、問題ないかどうか、業者に確認をとっておく必要があります。

※スイッチを構成する4つの部品

画像:パナソニック

スイッチは通常4つの部品に分けられます。4つの部品とは「スイッチ本体」、「ハンドル」、「取り付け枠」、「スイッチプレート」の4つです。

まずは大元の部分であるスイッチ本体の種類によって全体的なデザインは変わってきますが、どの部品を選択するのかによりよりスイッチのデザインは変化します。

部屋別のスイッチ選びのポイント

電気設備をオンオフするスイッチは、1日のうちに何度も使用します。

そのため、間取りはもちろん、日々の暮らし方に合わせてデザインや種類、配置の仕方などを十分に検討し選ぶ必要があります。

スイッチ一つで部屋の使い勝手は大きく左右され、日々の生活に大きく影響を及ぼすと言っても過言ではありません。

暮らしていて余計なストレスのない家づくりを進めるためには、使用する目的に合わせて、スイッチを選んでください。

ここでは間取りや部屋別に適したスイッチ選びのポイントについてお話ししていきます。

1:外玄関や勝手口でのオススメのスイッチの種類について

外玄関の場合は、「センサータイプ」の人が通るとセンサーが自動的に感知して周囲が明るくなる「人体感知スイッチ」や、暗くなると自動的に照明が点灯する「自動点滅スイッチ」をつけると便利です。

スイッチによっては消灯時間調整機能がついているものもあり、設定された時間になると周囲が暗くても消灯するタイプのものがあります。

センサータイプのスイッチは、外玄関をはじめ、駐車場、ベランダ、外庭などに設置すると便利になると思います。

外玄関や勝手口に設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:人体感知スイッチ(センサースイッチ)
2:自動点滅スイッチ(センサースイッチ)

2:内玄関でオススメのスイッチの種類について

帰宅時に暗い内玄関では、「ほたるスイッチ」を設置すると、スイッチの場所を探る必要がなくなるので便利になります。

また、センサータイプの「人体感知スイッチ」を玄関につけると、玄関ドアを開けた瞬間に、自動で照明を点灯してくれるため、より利便性が高くなります。

例えば、両手に荷物を抱えている時などに手動で操作をすることなく自動で点灯し、しばらくすると勝手に消灯するため、照明の消し忘れの心配をする必要もなくなります。

タイマータイプの「自動点灯スイッチ」で、決められた時間に点灯するようにしたり、周囲の明るさに応じて照明がつくセンサータイプの「自動点滅スイッチ」では防犯対策にもなります。

そのほか、内玄関では複数の明かりを一括してオフにできる「一括操作スイッチ」を設置しておけば出かける際のつけ忘れ防止にもなります。

内玄関に設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:人体感知スイッチ(センサースイッチ)
2:自動点灯スイッチ(タイマースイッチ)
3:自動点滅スイッチ(センサースイッチ)
4:一括操作スイッチ(手動スイッチ)

3:廊下や階段などでオススメのスイッチの種類について

廊下や階段などではセンサースイッチがオススメです。

センサースイッチは、人の動きを感知して自動でオンオフを切り替えてくれるので廊下や階段を歩くときにスイッチを手動で操作することなく、自動で照明が点灯するので、夜の移動が楽になります。

また、、一定期間点灯した状態を保ち、人がいなくなると、自動で消灯してくれるため、廊下や階段などに照明の消し忘れなどを防ぐことができます。

センサースイッチ以外では、「ほたるスイッチ」のように暗闇でもスイッチの場所を確認できるタイプのものを使うと良いでしょう。

ただし、その場合には通路の端と端の2・3ヶ所で操作できる、3路または4路スイッチを検討する必要があります。

さらに、「コンセント一体型のスイッチ」にすれば、スイッチの中にコンセントを隠しておくことができるので、廊下や階段を掃除する時の電源として使用することもできます。

廊下や階段に設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:人体感知スイッチ(センサースイッチ)
2:ほたるスイッチ(手動スイッチ)
3:コンセント一体型スイッチ(手動スイッチ)

4:LDK(リビング・ダイニング・キッチン)でオススメのスイッチの種類について

LDKでは手動タイプのスイッチ以外だと、タイマータイプの「自動点灯スイッチ」、センサータイプの「自動点滅スイッチ」などもオススメです。

「自動点灯スイッチ」や「自動点滅スイッチ」などは、決まった時間に点灯されるので、防犯対策にもなります。

手動タイプでは、光量を調整できる「調光スイッチ」はもちろん、「スマートフォン連動型のスイッチ」や、「コンセント一体型スイッチ」も用途に応じて設置すると非常に使い勝手が良くなります。

また、LDKから2ヶ所以上に抜けられる通路がある場合は、それぞれの出入り口付近に3路スイッチ(または4路)を設けておくと利便性が良くなりますので検討することをお勧めします。

※リビングやダイニングではセンサータイプの「人体感知スイッチ」は向きません。

LDKに設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:手動タイプのスイッチ(場所や用途により使い分ける)
2:スマートフォン操作対応のスイッチ(手動スイッチ)
3:コンセント一体型スイッチ(手動スイッチ)
4:自動点灯スイッチ(タイマータイプ)
5:自動点滅スイッチ(センサータイプ)

5:寝室や子供部屋でオススメのスイッチの種類について

寝室や子供部屋では、入り口の扉付近とベッドの枕元付近に「3路スイッチ」を設置しておくのがオススメです。

「スマートフォン連動型のスイッチ」や「リモコンタイプのスイッチ」でも良いですが、いずれにせよ暗闇でスイッチを探すことのないように「ほたるスイッチ」を採用しておくと良いでしょう。

寝室や子供部屋に設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:3路スイッチ(手動スイッチ)
2:調光スイッチ(手動タイプ)
3:スマートフォン操作型のスイッチ(手動タイプ)
4:ほたるスイッチ(手動タイプ)

6:トイレ・浴室・洗面室でオススメのスイッチの種類について

換気扇は消し忘れのないように、「換気扇スイッチ」や「自動消灯スイッチ」にするのが一般的です。

洗面所など限られた時間で使用する場合は、センサータイプの「人体感知スイッチ」を使用してもいいと思います。

ただし「人体感知スイッチ」は、長時間動きがない場合は自動的にオフに切り変わってしまうので浴室で湯船に使っている時も、洗面所を明るくしておきたい方には向きません。

また、洗面所に「コンセント一体型のスイッチ」をつけておけば、ドライヤーを使いたい時にスイッチを開けてコンセントから電源を取ることもできます。

トイレ・浴室・洗面室に設置すると便利になるオススメのスイッチ

1:換気扇スイッチ(タイマースイッチ)
2:コンセント一体型スイッチ(手動スイッチ)
その他:人体感知スイッチなど

使いやすいスイッチの高さと場所

ここからはスイッチを設置する高さの違いについて見ていきます。

一般的な住宅では、子供から、大人の男性、女性、また高齢者も使用するため、取り付け高さにも気を配る必要があります。

一般的なスイッチの高さは110cmから120cm

一般的な住宅に取り付ける照明スイッチの場合、一般的な高さは床から110cmから120cmの位置に設置するのが標準的な高さです。

高齢者に配慮する場合はスイッチの高さを低くする

高齢者の方や体が不自由な方に配慮する場合は、スイッチの高さは少し低めに設定すると、使いやすくなります。

具体的には20cmから30cmほど下げて、床面から90cmから100cmの間で設置すると使いやすい位置となります。

一般的な住宅で使いやすい壁付けスイッチの位置

部屋の入口扉付近に取り付ける壁付けスイッチは、室内側のドアノブから20cm、ドア枠から15cmほど話した距離に設置します。

また扉を開けたら、すぐに手の届く位置にスイッチを配置することも大事です。

くれぐれも、扉を開いた時にスイッチが扉で隠れ、ドアのかげにならないように注意してください(ごくたまに設計ミスとして見られます)。

※部屋によりスイッチを部屋の外に取り付けた方が勝手がいい場合があります。例えば、トイレや浴室などでは室外にスイッチを設置することが一般的です。

生活動線を考えてスイッチを配置する

出典:リビタ

またスイッチは住宅設備の中でも頻繁に使うものです。

便利な位置にスイッチを配置するためには、生活動線をしっかりと考えてスイッチの位置を決める必要があります。

思い通りの位置にスイッチがないと、やがて大きなストレスとなり、暮らしにくい家になってしまいます。

特に家具などにスイッチが隠れてしまわないかどうかは十分に注意してください。

また、実際にショールームなどで触ってみて操作性を確認しておくことも大事です。

便利なスイッチの位置は間取りごとに違い、また部屋の用途や使い方によっても便利な位置は変わってきます。

詳しい場所などについては「知らずにいると失敗する!スイッチの配線計画の5つのポイントと4つの注意点」を参考にしてください。

まとめ

今回の記事では、住宅で使われるスイッチを始め、スイッチの特徴や性能の違いについて細かくお話ししました。

その上でそれぞれの部屋で相性の良い機能を持つスイッチはどんなスイッチなのかについてもお話ししてきました。

意匠性の高い特殊なデザインのスイッチについても言及し、特殊なデザインのスイッチプレートを選ぶときの注意点や、おしゃれなスイッチ選びのポイントについても見てきました。

おしゃれなスイッチの選び方やポイントについても話していますので、スイッチを選ぶ際に参考にしていただくことができると思います。

スイッチの種類は本当に様々ですが、スイッチで失敗しないためにも今回の記事を参考にして、それぞれの部屋の用途に合わせ、種類、位置、デザイン、機能性、操作性などを十分に考慮して、スイッチを選んで行くと良いと思います。



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