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注文住宅の予算がオーバーした際のコスト調整の3つの基本と20のテクニック

注文住宅を住宅会社に依頼する場合、あらかじめ予定していた予算をオーバーすることも多いと思います。

特に費用重視で住宅会社を選んだ方によく見受けられますが、予算内では希望を叶えることができず、あれもしたい、これもしたいと変更を加えていくうちに、いつの間にか当初予定していた金額をオーバーしてしまう・・・というのは家づくりの現場ではよくあることです。

今回は限られた予算でも要望を実現できるように、注文住宅の予算をオーバーした際のコストを調整する基本と、注文住宅の予算をコントロールする具体的なテクニックについてお話ししていきます。

今回の記事を読んで、その通りに実践していただければ、コストを調整しつつも、メリハリのある家を建てていただくことができると思います。

ぜひ、参考にしていただき、楽しみながら家づくりを行なっていただければ幸いです。




Contents

注文住宅の予算がオーバーした際のコストコントロールの方法は基本的に3種類しかない

これまで何度もお話ししていますが、予算内で注文住宅を建てるためにはコストを調整し、お金をかけるところではかけ、コストを削るところではしっかりと削るなど、メリハリをつけることが大事です。

そして、ここからが大事なポイントですが、実は、家を建てる時の細かいコスト調整の方法は基本的には3種類しかありません。

【注文住宅で予算オーバーした際のコスト調整の3つの基本】

1:変更する
2:減らす
3:後からつくる

つまり、上記でまとめたように、新築で建てる家のコストを削減するための、コスト調整の方法は基本的には「変更する」「減らす」「後からつくる」の3つの選択肢しか用意されていません。

では、予算をオーバーした場合、具体的に家のどの部分に変更を加え、減らし、後からつくることを検討すればいいのでしょうか。

また、変更を加え、減らし、後からつくることで、どれくらいのコストをカットできるのでしょうか。

ここからは注文住宅のコストを大きく調整する方法と、1万円単位などで細かくコストを調整する具体的な方法についてお話ししていきます。

注文住宅で予算がオーバーした際に、大きくコストを調整する3つの方法

まずは注文住宅で予算オーバーした際、大きくコストを調整する方法についてお話ししていきます。

注文住宅で予算オーバーした際に、大きくコストを調整する方法1:変更する

それでは、ここからは「変更」することで注文住宅のコストを調整する方法について話していきます。

1ー1:「間取り」を変更する

間取り(空間の取り方)を変更することで、建築コストを大きく削減出来ます。

例えば、キッチンとダイニングをつなげてオープンな間取りを採用すれば、それぞれの部屋をつくるための材料費や工事費を削減できるので、大きくコストを削減することが期待出来ます。

さらに水回りの設備を近くにまとめることでも、建築コストの削減が期待できますし、出来るだけ道路と近い場所に水回り設備を持ってくることでもコストを削減することができます。

1ー2:「建物の形」を変更する

また、建物の形を変更することでも建築コストを大きく削減出来ます。

建物の形は凹凸が多いほど、材料費や工事費などが余計にかかるため、複雑な形になればなる程、建築コストは高くなっていきます。

つまり、建物の形が複雑な家ほど建築コストは高くなり、建物の形をシンプルにし、角のない家にするほど注文住宅の価格は安くなっていく傾向にあります。

そのため、大きく建築コストを削減したい場合は、建物の形を見直すことを検討してみてください。

ちなみに総二階建ての家が一番コストがかからない建物の形になります。

※ただし、「1:間取りを変更する」、「2:建物の形を変更する」は、大掛かりな変更が必要となり、プランが根底から覆ってしまう恐れがあります。そのため、プランを検討し始めの段階で変更を加えるのならまだしも、予算内に収めるために細かい調整をする点においては、向いておりませんので注意してください。1万円単位でコストを調整するなど、予算の細かい調整方法については、後ほどお話しします。

1ー3:「仕上げ」を変更する

仕上げを変更することでもコストを調整することが出来ます。

例えば、自然素材を使いたい場合は、珪藻土よりも吹き付けにした方が安く仕上げることが出来ます。

窓も「上げ下げ窓」をはじめ「すべり出し窓」など様々な種類がありますが、単純な「引き違い窓」に変更した方がコストを抑えることが出来ます。

また、部屋を明るくするために窓を設けたいのであれば、窓の数を増やすのではなく、大きな「引き違い窓」を一つつくることでコストを抑えることができますので検討してみてください。

窓は「木製のサッシ」や「樹脂製のサッシ」など種類も様々とありますが、最も安価なのは「アルミ製のサッシ」です。つまり「アルミ製のサッシ」を使った「引き違い窓」にすることで建築コストを削減することが期待できます。

窓については「注文住宅の窓で失敗しないために抑えておきたい21種類の窓と配置のコツ」を別途参考にしてください。

・フローリングは集成材を使えばコストを抑えることができる

さらにもう1つ加えさせていただくと、フローリングの場合は、無垢材のフローリングよりも集成材を使用した複合フローリングの方が価格を抑えることが出来ます。

床に使われる素材やフローリングの特徴や価格の違いなどについては「新築の注文住宅で失敗しない無垢フローリングの選び方と16の特徴」や「新築の注文住宅で知らないと損する15種の無垢フローリングの特徴とメリット、デメリット」をご覧ください。

1−4:屋根の形を単純にして、屋根の勾配を緩くする

建物の形と同じように、屋根の形も複雑になればなるほど、材料費や手間がかかるため価格は高くなっていきます。

屋根と一言で言っても「入母屋(いりもや)」「方形(ほうぎょう)」「寄棟(よせむね)」など様々な形がありますが、コストを抑えたい場合、屋根の形は「切妻屋根(きりづまやね)」か、「片流れ屋根(かたながれやね)」にするとコストを抑えることができます。

また、屋根の勾配が急になるほど施工面積や材料費が増えたり、足場を組む必要が出てきたりと手間がかかるので、コストは高くなります。

注文住宅で予算オーバーした際に、大きくコストを調整する方法2:減らす

続いて「減らす」ことでコストを調整する方法についてお話ししていきます。

2ー1:「面積」を減らす

様々な面を鑑みても、もしかしたら、床面積を減らす方法が一番大きく、そして効果的にコストを調整できる方法かもしれません。

新築の注文住宅を賢く、安く建てるためのプランニングの24のコツ」でもお伝えしましたが、間取りを変更し、床面積を減らせば、材料費をはじめ、工事費など関連費用を大きく減らすことが期待できるため、大幅にコストを削ることができます。

※補足ですが、床面積を減らした場合、坪単価で見ると価格は高くなります。坪単価については「注文住宅の家づくりで坪単価があてにならない5つの理由と3つの注意点」を合わせて読んでいただくと理解を深めていただくことができると思います。
※床面積を減らすと大きくコストを削減することが出来ますが、間取りや、建物の形にも影響してくるため、家づくりのはじめの段階のプランの範囲内でおさめてください。

また窓に関しても面積を減らしたり、窓の数を抑えることで、コストを削減することが期待出来ます。

先ほどもお伝えしましたが、窓を設置する場合は小さな窓を2つ作るよりも、大きな窓を1つつくった方が安く済むことが多いので、ぜひ検討してみてください。

2ー2:「間仕切り(壁)」を少なくする

また間仕切り(壁)の数を減らすことでも、コストを削減出来ます。

例えば、オープンな間取りに見直し、間仕切り(壁)の数を減らせば、工事費や材料費にかかるコストを抑えられるので大きくコストを削減することが期待出来ます。

非常にシンプルにお話しすると、家の価格は、中身が何もないスケルトン状態の建物の価格(=建物の形)と間仕切りの数(=部屋の数)それに、その他の要素(=造作や設備機器など)を合計した金額になります。

つまり、それぞれの要素を削るほどに家の価格は安くなっていきますので参考にしてください。

【家の価格の決まり方】

1:中身が何もないスケルトン状態の建物のの価格(=建物の形)

2:間仕切りの数(=部屋の数)

3:その他の要素(造作、設備機器など)

コストを削減する方法を含む、家の価格の決まり方については「家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本」も合わせて参考にしてください。

2ー3:「仕上げに使われる設備や部材」を減らす

照明の数を少なくしたり、造作を減らし、既製品にすることでもコストを大きく削減することが期待出来ます。

ちなみに、造作にする場合は「家具工事」ではなく、「大工工事」の範囲内に留めることでもコストを削減することができます。

2−4:「部屋数」を減らす

部屋数を少なくすることで、間仕切り(壁)の数も減り、材料費や工賃を削ることができます。

そのため、部屋数を少なくすれば、様々な要素と関連してコストを大きく抑えることができます。

部屋数を少なくした場合、オープン(開放的)な間取りになりますが、ひと部屋の面積を大きくとれるので空間を広く感じることができます。

簡単な部屋であれば、カーテンや簡易的な仕切りを使用して、フレキシブルに部屋を増やしたり減らしたりできるので、大きくコストを削りたい場合は、思い切って部屋数を減らすことを検討してみても良いと思います。

注文住宅で予算オーバーした際に、大きくコストを調整する方法3:後からつくる

最後に「後からつくる」ことでコストを調整する方法についてお話ししていきます。

3ー1:造作をやめ、既製品にする

家具を造作にするとデザインに統一性がうまれますが、既製品と比べるとやはり費用がかかるため高くなってしまいます。

造作にするこだわりをやめ、既製品の家具で代用すれば安く仕上げられるケースもありますので、予算がオーバーした際は、既製品の家具を代用するという側面からも検討してみてください。

※家を建てる時には、大きな金額ばかりが動くため、数万円単位の金額が非常に小さいように思えますが、小さな金額でも積み重なることで大きなものとなっていきます。そのため、金額はシビアに見ることが大事です。

3ー2:DIYに切り替える

家を建てる時にDIY、つまり自分でできることは、極力自分で行うことでもコストを削減できます。

例えば床のワックスがけ、塗り壁の内装などDIYできるものは、自分で行うと大きくコストを削減することができます。

3−3:「外構(エクステリア)」を後回しにする

まずは、建物だけを建ててしまい、外周りを含む庭などは、住み始めてからゆっくりとつくる方法を選んでも、イニシャルコストを大きく抑えることができます。

例えば、専門の業者に依頼した場合は、ちょっとした外構工事でも数十万単位のお金が動きます。

そのため、ホームセンターなどを活用し、自分でできることは自分でした方が、コストを抑えた家づくりをすることが出来ます。

考えようによっては、はじめから外構まで完璧につくってしまうよりも、暮らしのリズムに合わせて柔軟に庭をつくっていく楽しみができると思います。

・全てを後回しにしたくない場合は、難しい部分だけ依頼する

もしも、外構全てを後回しにするのに抵抗がある場合は、例えば個人では難しい植樹だけ依頼しておくなどすれば、外構(エクステリア)にかかるコストを大きく削減することができます。

ただし、仕上がりはプロのようにうまくいきませんので、任せるところは任せてしまい、自分でもできそうなことは自分でやるという発想に切り替えることも大事です。

その他のコストを調整する方法

コスト調整の基本は大きく言えば「変更する」「減らす」「後からつくる」の3つの方法で進められますが、その他にも方法はあります。

それは住宅会社を比較検討し、見直す方法です。

住宅会社を変えることでもコストの削減が期待できる

例えば、住宅会社を変えることで、コストの調整が期待できます。

外観や内装が同じように見える家でも、住宅会社によって価格は違い、細かい部分ではそれぞれの住宅会社の仕入れ状況などによって、建築資材の価格さえも違ってきます。

ですから、建てたい家が決まったら、建てたい家のデザインが叶えられる住宅会社を複数社絞り込み、そのデザインが得意な会社、複数社に相見積もりをとるといいと思います。

デザインが得意な会社を見つけるのが難しい場合は、カタログ一括請求サービスに頼ると大変楽に探すことができます。

一番おすすめできるカタログ一括請求サービスは?

一言で一括請求サービスといっても、今は様々なサービスがありますが、なかでもライフルホームズのカタログ一括請求サービスでは、住宅がデザイン(テーマ)ごとに分けられており、手間をかけることなく好きなデザイン(テーマ)の家を探し当てられるので、私はオススメさせていただいています。

さらに予算で絞ることも可能なところも嬉しい機能で、オススメさせていただいている理由のひとつです。

つまり、大体の予算で建てられる住宅会社を絞り込んで、好みのデザインを得意としている住宅会社を探し当てられるように工夫がされていますので、住宅会社選びで迷った際の依頼先検討の判断材料として参考にしていただけると思います。

気に入ったデザインの住宅が見つかれば、その場でカタログ請求ができる

また、「デザイン」や「予算」に見合った住宅を絞り込んで探せるだけではなく、気に入った住宅を見つけたら、チェックを入れておけば、そのまま、複数社から住宅カタログを一気に請求できるため、建てたい家を建ててくれそうな業者を、比較検討する用途としても利用できます。

ライフルホームズは下記から無料で利用していただけますので、あなたの住宅会社選びの参考にしてみてください。

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プランの提案まで受けたい場合

叶えたいデザインはある程度固まっていて、提案内容(プラン)などを見て、住宅会社選びをしたい場合は、一括見積もりサービスを利用するといいと思います。

注文住宅での家づくりは特に言えることですが、やはり、一度、見積もりを取ってみないとわからないことも多いのが現実です。

ですから、ある程度プランが固まっているのなら、プランと見積もりを同時に取り、比較検討してみることが大事だと思います。

プランの依頼は無料でできますし、プランを依頼したからといって、契約しなくてはならないということはありませんので、断ることもできます。

ですので安心して利用してみてください。

一気に「見積もり」まで取ってしまいたい場合は、下記のサービスを利用すると便利ですので住宅会社選びの際に利用してみてください。

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その他、住宅会社選びのポイントについては「家を建てる前に知っておきたい、絶対に失敗しない住宅会社選びの3つのポイント」も参考にしてみると良いと思います。

注文住宅の値引きをする

また、住宅会社によっては値引きをお願いすることでコストを調整できる場合があります。

例えばハウスメーカーに依頼する場合は、ライバル会社同士で競合させ、値引きをお願いすることでコストを調整できるケースも多いため、あえて競合させる方法を選ぶことも、1つの賢い家づくりの方法です。

どのように値引きをするのかについては「ハウスメーカーで最も家を安く建てるために値引きをする6つの方法」に詳しく書かせていただいておりますので、ハウスメーカーで家づくりをされる場合は必ず手順に従い、話を進めていくことをお勧めします。

金額でいうと数百万円違ってくることも普通にありますので、是非、参考にしてみてください。

ちなみに、手順に従って進んでいただいた方で、私がお伺いした方の中には最大で600万円ほど値引きをされた方もいます。

記事にも書いてありますが、工務店に依頼する場合は大幅な値引きは難しいかもしれませんが、ハウスメーカーに依頼する場合は、多かれ少なかれほとんどの場合で値引きをすることができます。

複数の会社に見積もりを取り、競合させることで家が安くなるケースもある

注文住宅での家づくりに限らず、複数の会社に見積もりを取ることを「相見積もりを取る」といいますが、相見積もりを取ることで競合させ、価格を安くする方法もあります。

これは家づくりでも同じことで、先ほどお話しした値引きの話と同じような方法にはなりますが、複数の住宅会社に相見積もりを取ることで、住宅会社同士を競合させ、コストを抑えて、安く建てることができます。

ただし、ここが重要なポイントになりますが、どんな住宅会社でも一概に競合させればいい訳ではありません

必ず競合できる住宅会社同士を競合させなければ意味がありません

例えばローコスト住宅を建てる住宅会社と、高級住宅を建てる住宅会社を競合させても、全くと言っていいいほど効果は期待できず意味がありません。

住宅会社を競合させるときに大事なのは、同じランクの住宅会社同士で競合させること

インターネットで依頼し一括見積もりを取ることで家が安く建てられることも

住宅会社を競合させる時に、最も大事なポイントは、同ランク同士の住宅会社で競合させることです。

費用面で言えば、1,000万円代で建てられる家ならば、1,000万円代で建てられる家同士を競合させる必要がありますし、3,000万円以上で建てる家であれば、3,000万円以上で建てられる家同士を競合させる必要があります。

さらに細かく言うと、「鉄骨系」の住宅会社なら「鉄骨系の工法」を採用している会社同士を競合させる必要がありますし、「木造系」の住宅会社なら「木造系の工法」を採用している住宅会社同士を競合させる必要があります

(もちろん例外もあります)

同じ住宅ランクの住宅会社を探すのは、素人の方には難しいかもしれませんが、実は一括見積もりサイトを利用すれば、そのあたりの事情に詳しくない方でも、同ランクの住宅会社を探し出し、一括見積もり依頼をかけることができます。

依頼先選びは誰もが苦労すると思いますが、依頼先を探す上で、こうしたサービスは大変便利なサービスとなるため、家づくりを検討し始めたら、一度利用してみることをお勧めします。

注文住宅の予算がオーバーした際に細かくコストを調整する20の方法

ここからは予算オーバーした際にコストをより細かく調整する方法についてお話ししていきます。

これまでと同じように「変更する」「減らす」「後からつくる」の3つのカテゴリーで話していきますが、1万円単位でコストを調整する方法など、非常に細かい内容をお話ししてきます。

注文住宅で予算オーバーした際、細かくコストを調整する方法1:変更する

1:玄関ドアを既製品にする

出典ホームプロ

例えば、玄関ドアをオーダーから既製品にすると、数万円から最大で数十万円ほどコストを調整することができます(価格の差は素材やつくりにもよります)。

特に木製のドアは価格が高い傾向にあるので、既製品のスチール、またはアルミ戸にすれば、建築コストを削減できます。

既製品であっても、種類も豊富に取り揃えているので、コストを考えるのなら、玄関のドアを思い切ってオーダーから既製品のドアに変えてしまうのも賢い選択だと私は思います。

2:玄関ドアは親子ドアではなく片開きドアにする

出典:ykk ap

「メイン」のドアと「サブ」のドアがあり、両側から開けられるタイプのドアのことを親子ドアと言います。

親子ドアにすると重厚感が出るため迫力があり、両開きにすると通常の玄関ドアよりも開放感を得られる特徴があるため、大変人気の高い玄関ドアとなります・・・が、親子ドアは材料費はもちろん工事費がかかり、トータルコストが高くなってしまいます。

コストを削減したり、価格を抑えたい場合は、片開きドアを選ぶと良いでしょう。

3:階段を既成のユニット品にする

出典:リクシル

階段を規制のユニット品にすると、コストを抑えた階段をつくることができるので、コストを削減したい場合は、ぜひ検討材料の1つとしてみてください。

玄関ドアと同じように、既製品の階段ユニットでも、豊富なバリエーションで展開されているので十分だと思います。

ただし、一段一段の高さなどは融通が効かない事も多いので、その辺りは予算と相談の上、決めて行く必要があると思います。

4:スケルトン階段にする

階段にどうしても既製品を使いたくない場合は、「大工工事」の範囲内で施工可能なスケルトン階段にすると、コストを削減できるので検討材料の1つとしてください。

5:階段の手すりを既成品にする

また、階段の手すりも既製品にすれば、コストを数万円程度ですが削減することができます。

一般的に階段の手すりに使われる素材は、「樹脂製」、「木製」、「アイアン(鉄)」ですが、この中で最もコストがかからない手すりは「樹脂製」の手すりです。

つまり、コスト重視で選ぶ場合は「樹脂製」の手すりを選ぶと良いでしょう。

6:露出型のレンジフード(換気扇)にしない

露出型のレンジフードはコストがかかる 出典:toolbox

アイランドキッチンなどに使われる露出型の換気扇は、デザイン性が高いのがウリですが、その分、設置に際してのコストが高くなります。

価格でいうと10万円から20万円ほど差が出ますので、露出型の換気扇を選ばないようにするのがコスト削減のコツと言えるでしょう。

7:無塗装仕上げにする

無塗装品のドア 出典:toolbox

棚や建具などを塗装するのが一般的ですが、あえて塗装をしないという選択肢もあります。

無塗装仕上げの場合、家全体で考えた場合、数十万円のコスト削減効果が生まれることがあります。

つまり、家を建てる段階では無塗装仕上げとし、後から自分でDIYするのも賢い選択の1つだと思います。

また、全てを塗装するのではなく、ポイントごとに塗装を施す方法でもコストを抑えることができますので参考にしてください。

8:キッチンコンロは一般普及品を選ぶ

システムキッチン「recipia(レシピア)」 出典:ノーリツ

キッチンコンロは機能が豊富なものよりも、機能がシンプルな一般普及品を選ぶと良いと思います。

キッチンに限った話ではありませんが、一般的に普及しているシンプルなタイプの設備機器を選ぶほどコストを抑えることができます。

9:キッチンや洗面台は造作せずに既製品にする

出典:リクシル

キッチンを造作した場合と、既製品のシステムキッチンにした場合の差は、一般的な「I型」キッチンでも1.5倍以上の金額差が生じます。

もちろん、施工面積や形によっても金額に差は生まれ、素材にこだわればこだわるほど造作の方が高くなります。

キッチンは数十万円以上しますから、特にこだわりがなければ、システムキッチンに変更することを検討すると良いでしょう。

また洗面台でも造作にする場合と、既成品にする場合では、価格に2倍以上開きが生まれる事もあるので、コストを削減したい場合は検討してみても良いと思います。

キッチンの形やタイプ、レイアウトのコツについては「注文住宅のキッチンで抑えておきたい6種類のキッチンとレイアウトのコツ」をご覧いただき、キッチンを快適にするための工夫の仕方については「注文住宅のキッチンで心地のいい間取りにするための7つのコツ」を参考にしてください。

10:収納内部をシンプルにする

シンプルな収納部屋 出典:Pinterest

収納内部はシンプルにするほどに、コストの削減が期待できます。

思い切ってコストをカットするのなら、ハンガーポールのみを設置し、あとは市販品の棚を置くなどすれば、収納棚を安く設置することができます。

11:カウンター下の扉をなくしてオープンにする

洗面所や、キッチンカウンターの下の扉をなくして、オープンにすることでもコストを削減できます。

もちろん中身は、丸見えになってしまいますが、物の出し入れが楽になったり、好みに合わせて市販のもので代用することも検討できます。

注文住宅で予算オーバーした際、細かくコストを調整する方法2:減らす

12:ドアのないシューズクロークにする

素敵なデザインのシュークローク 出典:トータルハウジング

ドアが増えるとその分、コストは高くなります。

玄関にシューズクロークを設置する家が最近は増えてきていますが、シューズクロークのドアをなくすことで、コストを数万円単位で削減することが期待できます。

13:引き出しをつけないオープンな棚にする

引き出しのない造作棚 出典:SUUMO

家具を造作をするときにコストを削減するコツとしては、「大工工事」で収めることです。

例えば、棚は引き出しをつけなければ「家具工事」ではなく、「大工工事」の範囲で済ませることができ、コストを抑えることができます。

14:造作をやめる

造作にするとデザインに統一感が生まれ見栄えが良くなりますが、市販されている置き家具でも十分代用できます。

ですから、思い切って造作をやめ、既製品にするとコストを削減することができます。

15:収納スペースを一箇所にまとめる

収納スペースを各部屋に設置したり、いろいろなところに設置すると、確かに便利となる場合が多いですが、その分設置に際してのコストはかかります。

収納スペースをつくるためのコストを削減するのであれば、思い切って家族全員のものを収納するスペースをつくり、収納を一箇所にまとめてしまう方法もあります。

16:室内の出入り口のドアを減らしてオープン仕様にする

室内に出入りするための出入り口のドアは、安いものでも5万円ほど費用がかかります。

つまり室内のドアを1つ減らすごとにおよそ5万円のコストを削減することができます。

17:トイレの数を減らす

個室のトイレをつくるのにはどんなに安くても、およそ30万円ほどの費用がかかります。

家づくりの現場では、トイレの数で悩まれる方も多いですが、トイレを1つ減らせば最低でも30万円ほどのコスト削減が期待できますので、判断材料として費用の面を比較してみてもいいと思います。

注文住宅で予算オーバーした際、細かくコストを調整する方法3:後からつくる

18:DIYでつくる

もしも予算がオーバーしてどうしようもない場合は、暮らし始めてから少しずつ、暮らし方に合わせてDIYし、日々の暮らしを整えていく方法を検討してみてもいいと思います。

難しいところはプロに依頼しておき、少しずつ余裕ができてきたら自分たちのペースでつくっていくのも、一戸建てで注文住宅を楽しむ暮らし方の1つだと思います。

家づくりは建てて終わりではなく、建ててから、暮らしを楽しみながらつくっていくものです。

多くの人は家が建てた瞬間をピークに持っていきたいと感じがちですが、暮らしに合わせて何年後にピークに持っていきたいのかをしっかりと考えて、家づくりを楽しんでいく姿勢の方がさらに大事なことではないかと私は思います。

19:外構(エクステリア)は後からつくる

外構(エクステリア)も必要最低限で済ませておき、大事な部分に関してはあとから作るとコストを削減することができます。

20:ガレージは後からつくる

ガレージも後からつくれば、初期費用を抑えることができます。

注文住宅の予算がオーバーした際のコスト調整の考え方

ここからは注文住宅の予算がオーバーした際のコスト調整の考え方についてお話ししていきます。

せっかく注文住宅で苦労をして家を建てるのですから、こだわりを持ちながらも家づくりを楽しむという姿勢は絶対に忘れないでください。

コストを優先しすぎてしまうと、何のための注文住宅かわからなくなってしまいます。

家に対するこだわりがなければ、注文住宅を選ぶ必要がありませんし、建売住宅かマンションを選んだ方がいい場合もあります。

注文住宅では、こだわるところには徹底してこだわり、そうでないところはこだわらない、メリハリをつけることが何よりも大事です。

基本的な考えはシンプルにするほどコストを削減できる

家の形をシンプルにするとコストダウン 出典:SUUMO

注文住宅のコスト削減の考え方として、基本的には家はシンプルに(単純化)すればするほど、コストをカットできる傾向があります。

逆に複雑になればなるほど、価格は高くなっていくものと考えてもらって構いません。

例えば、建物の形で一番安い形は「総二階建て」と言われる、真四角の形のシンプルなつくりの建物となります。

その逆の凹凸のある建物は高くなります。

L地型の建物など、角が多い建物の形は角の処理が必要となるため、それに応じて家の価格は高くなる傾向があります。

凹凸を少なくする 出典:SUUMO

また、間仕切り(壁)を減らすほどコストをカットできますし、設備機器も一般普及品と呼ばれるシンプルな機能を持ったものになる程、安く設置することができます。

「2ー2:「間仕切り」を少なくする」の項目でもお話ししましたが、わかりやすくシンプルに表現すると家の本体価格は・・・

家の本体価格スケルトン状態の家(複雑になるほど高い)+間仕切りの数(壁が多いほど高い)+その他(設備、造作などにこだわるほど高い)

のような形で計算することができます。

建物本体工事以外で削る

家のコストを削る話をすると、どうしても建物本体の価格を削ることだけに目がいきがちです。

ただし、建物の本体工事以外でもコストを削ることができるので、まずは建物本体価格以外の工事でコストを抑えることが出来ないかを考えてみてください。

例えば、外構を含む「付帯工事」や、その他現金支払いが基本となる「諸経費」の項目内でコストを削ることはできないかを検討してみてください。

具体的なケースでお話しすると、住宅ローンの金利を抑えることでも支払いの総費用を抑えることはできますし、地盤改良の際の工事や外構工事などに携わる業者を変えることでもコストは変わってきます。

※注文住宅の総費用の内訳については「注文住宅にかかる総費用の内訳について、どこよりも詳しく教えます」を参考にしてください。

コストを削るには住宅会社や施工業者を見直す方法もある

もっと具体的なことを言えば、住宅会社や施工業者を変えることでも、コストを削減することはできます。

もしも、どうしてもお願いできないと判断するのであれば、住宅会社を思い切って変えてしまうのも1つの賢い方法ですし、施工業社を変えることも1つの選択肢だと思います。

※ただし、コストのバランスは大事にしてください。安すぎる業者に依頼すると、結果的に工事に問題が生じ、建物本体の寿命が大幅に異なってくることもありますので十分に注意してください。

住宅会社に見積もりを依頼し、それぞれの住宅会社の価格まで比較したい場合は、一括見積もりサービスが便利ですので、ぜひ利用してみてください。

>>>サービスの詳細はタウンライフ家づくりのページで確認いただけます。

家を建ててから変更しやすいかどうかの尺度で考える

例えば家を建ててから、すぐに変更できるのかどうかの尺度で検討してみることも大事です。

建物本体でも場所によっては大掛かりな工事をする必要がなく変更できる部分があります。

その場合は、とりあえずは予算がかからない方法で建ててしまい、後から余裕ができたときに変更し、手直しをすると言う選択を取る事もできます。

建物を建てたあとから変更が効くのかどうかは、意外と盲点になりがちですが、家づくりでは大事なことの1つとなりますので検討してみてください。

コストを抑えて理想の家を建てる3つの指針

コストを抑えながらも納得した家を建てるためには、コストコントロールはもちろん、どんな家にしたいのか、家を建てることでどのような暮らしを実現したいのかを、しっかりと煮つめておく必要があります。

ここでは、コストを抑えながら、理想の家づくりをする3つの指針についてお話ししていきます。

1:基礎や構造に関わる部分は絶対にコストを削ってはいけない

注文住宅の家づくりで、コストを抑えて安くていい家をつくる6つのコツ」でもお話ししましたが、建物の基礎や構造に関わる部分は絶対にコストを削ってはいけません。

基礎や構造は建物を支える主要部分にあたり、下手にコストを削った場合、建物の寿命を著しく縮めてしまうことにつながりかねません。

また基礎や構造などの建物主要部は、建ててからでは修正が効かない部分にあたるので、絶対に削らないでください。

ローコスト住宅の中には、基礎にかかる手間を省くことで、低価格化を実現しているハウスメーカーもありますが、そうしたハウスメーカーに依頼することは、私はお勧めしません。

なぜなら基礎は建物を支える土台となるものであり、建物で最も大事な耐久性を左右する部分だからで、つまりは「建物の持ち」や、建物を「維持管理するためのコスト」が大きく変わってくるからです。

どんなに家を安く建てることができても、建物の寿命が短くなってしまったり、建物を維持するためのメンテナンス費用がかさんでしまったり、さらに光熱費などのランニングコストがかかる家を建ててしまっては元も子もありません。

2:注文住宅の家づくりで「こだわりたい部分」はどこか

なぜ注文住宅で家づくりをするのかという根幹部分にも関わってきますが、注文住宅での家づくりを選んだ以上、必ずどうしてもこだわりたい部分、譲れない部分があるはずです。

注文住宅を選んだ以上、こだわりたいところは徹底的に、絶対にこだわり抜く姿勢は大事だと思います。

例えば、お客さんを頻繁に家に招待するご家庭でしたら、客間をしっかりとつくり込んでもいいでしょうし、トイレを2つつくるなら、お客さんと共用するトイレは驚くほどにしっかりとつくり込んでもいいでしょう。

家の中でも目に付きやすい場所や、よく利用する場所にはしっかりとお金をかけるなどの基準を設けてもいいと思います。

注文住宅で大事なことは、叶えたいところはしっかりと実現し、そうでないところはコストをカットするなど、各々でメリハリをつけ、こだわりを持ってデザインしていくことだと思います。

逆に言えばそれが注文住宅の醍醐味でもあり、家づくりの楽しみ方だと思います。

要はせっかくの注文住宅ですから、ただコストをカットすることだけを考えるのではなく、そうしたメリハリをつけることで、より豊かな暮らしが実現できるようなコストのかけ方をするべきです。

そのために予算を調整する方法があり、今回の記事限らずONE PROJECT内の様々な記事で、それをお伝えしているのですから、あなたの家づくりのお役に立てていただけるはずです。

>>>「失敗しない注文住宅の選び方、家づくりをするための記事をまとめました

3:注文住宅の家づくりで「こだわらなくてもいい部分」はどこか

例えばキッチンに特別こだわりがないという方でしたら、住宅会社のお勧めする設備機器を導入することで安く設置できることがあります。

どんな設備機器を安く設置できるのかは、それぞれの住宅会社によって違いますので、一概にどれが安いといったことは言えませんが、依頼先の住宅会社のお勧め品を設置することでコストをカットできることがあるので参考にしてください。

また、内外装の素材についても同じことが言えますので、住宅会社を比較検討するときは、どんな素材やデザインが得意な住宅会社なのかをしっかりと確認してから選ぶといいと思います。

プラスアルファの指針

先ほども少しお話ししましたが、家にかかる費用の中で、建物廻りの工事を主とした「付帯工事費」や、現金払いとなる「諸費用」があります。

実は、それらは見直したり、複数社で相見積もりを取ることでコストを削減できることがあります。

意外と思われるところでは、地盤改良工事にかかる費用も業者によって違い、随分とコストを削減できることもあります。

住宅ローンや火災保険なども会社によって差があり、見直すことで金利や手数料が変わり、コストを削減できることがあります。

手間がかかる方法ではありますが、コストを調整する際には一度相見積もりを取ったり、見直したりするなどしてみてください。

イニシャルコストを削減できてもランニングコストが上がる場合がある

たとえイニシャルコスト(初期費用)を削減することができても、暮らしにかかるコスト(ランニングコスト)がかかってしまっては長期的にみて損をしてしまいます。

そうした住宅メーカーも多いので、気をつけてください。

あまり大きな声では言いたくありませんが、ローコスト系の住宅会社の中にはイニシャルコスト(初期費用)こそは安いものの、建ててからの維持管理にお金がかかり、皮肉なことに、結局はローコスト住宅で建てない方がコストがかからない住宅もあります。

ローコスト住宅については「ローコスト住宅が安い4つの理由とローコスト住宅で注意すべき12のデメリット」に詳しく書いておりますので検討している方は一度お読みになり、検討判断材料の1つとしていただくと良いと思います。

ランニングコストのかからない家のつくり方については「ランニングコストのかからない家のつくりかた」を参考にしてください。

住宅会社の選び方については「家を建てる前に知っておきたい、絶対に失敗しない住宅会社選びの3つのポイント」を参考にしていただくと良いと思います。

その他のコスト調整の方法

その他、ここでは触れていないコストを抑える工夫もあります。

コストを削減する、その他のコツについては下記の記事を参考にしてください。

まず1つ目ですが、注文住宅を安く建てるにはコツがいります。「新築の注文住宅を賢く、安く建てるためのプランニングの24のコツ」では、今回お話ししたコストを抑える方法をより詳しくお話ししています。

今回の記事と合わせて読み進めていただくことでより理解が深まると思いますので、ぜひご参考に一読ください。

また、注文住宅は、契約する時期によって値段が変わることがあります。

注文住宅の家づくりで、コストを抑えて安くていい家をつくる6つのコツ」では、一年を通じてどの時期に契約をすれば一番タイミングが良いのかなどについてお話ししています。

家の引き渡しを避けた方がいい時期や見積書をもらう際の注意点などについてもお話ししていますので、今回の記事と合わせて読み進めていただくことで、いい家を建てていただけると思います。

3つ目となりますが、大きくコストダウンを図りたいのならば「家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本」を読んでみてください。

家を安く建てるための基本をお話ししていますので、より理解を深めていただくことができると思います。

まとめ

繰り返しになりますが、注文住宅で予算を削る方法は基本的には3つしか用意されていません。

「変更する」「減らす」「後からつくる」の3つです。

建物はシンプルになるほどにコストを削減できる傾向がありますので、大きくコストを削減する方法は、建物の床面積を減らし、建物の形を真四角にし、さらに間仕切りの数を減らしていけば自然と安い家が出来上がります。

しかし、それでは意味がありません。

せっかくの注文住宅ですから、しっかりとこだわりを持って家づくりを進めるべきです。

今回の記事では、注文住宅に対する希望をしっかりと実現しながらもコストを調整し、実現するためのテクニックについてもお話ししています。

ぜひ内容を参考にしていただき、あなたの家づくりの一助としていただけたら幸いです。

住宅会社を比較検討したいときに使いたい2つのサービス

最後に記事内でご紹介した便利なサービスを再度2つご紹介しますので必要に応じて使い分けてください。

希望のデザインの家や予算内で建てられる家を探す時に便利なサービス

あなたの希望するデザインが得意な住宅会社を見つけるのは、通常の場合ですと非常に困難です。

好きなデザインがはっきりしない時も含め、希望のデザインが得意な住宅会社を見つけたい場合は、ライフルホームズのカタログ一括請求サービスサイトを使ってみてください。

ここのサービスは検索機能が便利で「テーマ(デザイン)」「予算」「建設予定地」で絞り込み、希望するデザインが得意な住宅会社を探すことができます。

テーマ(デザイン)といっても広い意味合いで探すことができ、平屋、二世帯住宅、3階建住宅といったカテゴリーのものから、輸入住宅、ガレージハウス、高気密・高断熱住宅、狭小住宅、ローコスト住宅、自然素材の家といったカテゴリーのものまで、幅広いテーマから住宅会社を探すことができます。

気に入ったデザインや予算で建てられる住宅会社があれば、項目にチェックを入れていけば、チェックした会社の詳しい内容が書かれているカタログを無料で一括請求することができます。

閲覧するだけでも家づくりの参考になる

もちろん、探してみてもなかなかいいデザインに出会えなかった場合は、閲覧するだけでも住宅会社選びの参考になる点は多いと思います。

カタログを請求する場合も、カタログを請求しなかった場合でも、無料で利用することができるので、家づくりを検討する際は、こうしたサービスをぜひ使い倒して、あなただけの家づくりを実現させてください。

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住宅会社や施工会社を見直したり、競合させ値引きを行う時に使いたいサービス

複数社に見積もりを取ったり、同じランクの住宅会社同士を競合させて、より安く賢く家を建てたい場合は下記のサービスを利用してみてください。

ライバルとされる複数の住宅会社に依頼し、同時進行でプランを練り、話を進めていくことで、住宅会社同士を競合させることができるので大幅な値引きが期待できます。

住宅会社を競合させることで、結果的には値引きがされることになりますが、個人的にそれよりも大事だと思うことは、競合させることで本気のプランを作成してもらえ、結果的に、より要望を叶えることのできる住宅会社を選べる点です。

ちなみに、金額の面でお話しすると、当初の見積もりから最大で600万円ほど家を安く建てることができた方もいます。

そこまで値引きが期待できなくても、住宅会社によっては、200万円、300万円なら案外普通に安くなります。

つまり競合させることのメリットはここにもあります。

こうしたサービスを利用することで、賢く家づくりを行うことができますので、注文住宅で家づくりをされる場合は、利用することをお勧めします。

★住宅会社を比較して、賢く家づくり★

あなたの希望を叶えるプラン、住宅会社を競合させることで家を安く建てる見積もりを取りたい方は下記のサービスを利用してみてください。

>>>サービス内容や詳細はこちらから確認していただけます。

【家づくりを失敗しないための住宅会社の選び方】

家づくりは依頼する住宅会社次第で成功するかそれとも失敗に終わるのかが大きく分かれてきます。

それでは、家づくりを失敗しないための住宅会社選びのポイントはどこにあるのでしょうか?

下記の記事では、3つのポイントに絞り失敗しない住宅会社の選び方をご紹介しています。

>>>(家づくりを失敗しないための)住宅会社選びのポイントを知りたい方はこちら 




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