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積水ハウスの評判や口コミと、家づくりのプロの目から見た10の特徴

積水ハウスは日本のハウスメーカーの中で最も有名な住宅会社と言えるでしょう。

しかし、その知名度とは裏腹に、積水ハウスに依頼すると、どんな家を建てられるのかまではあまり知られていません。

それでは、積水ハウスは、一体どんなハウスメーカーなのでしょうか?

今回の記事では、これから家づくりをされる方が、住宅会社選びで失敗しないために、積水ハウスに依頼すると、どのような特徴を持つ住宅を建てることができるのか、プロの目から見て積水ハウスはどのようにうつっているのかなど、わかりやすく解説していこうと思います。

つまり、今回の記事を読んでいただければ、積水ハウスではどんな家を建てることができて、どのようなところに注意しなければならないのかなど、はっきりとわかる内容にしていきます。

今回の記事を参考にしていただき、理想の家づくりへ一歩進めていただけたら、私としてはそれ以上に嬉しいことはありません。

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Contents

ハウスメーカー比較記事について

今回から始まるハウスメーカー比較記事は、「住宅会社選びで失敗しないための記事を」というコンセプトがありますので、積水ハウスで建てるメリットやデメリットもできるだけ中立的な立場でお話しするつもりです。

もちろん、雑誌など大手メディアにはかけないようなことを含め、どこよりも詳しくお話ししていきます。

メリットやデメリットを含め、出来るだけ中立的な立場で正確な情報をしっかりと伝えることに「ONE PROJECT」としてのメディアの価値があると思っていますのでプロの目から見ての率直な意見をできる限り中立的な立場でお話ししていきます。

今回の記事では、積水ハウスの住宅の特徴をはじめ、評判などについて、これから家づくりをされる方に向けて、細かくお話ししていきますので、住宅会社選びの参考にして頂ければ幸いです。



積水ハウスはどんな会社なのか?

正式社名:積水ハウス株式会社
設立:1960年8月1日
ホームページ:https://www.sekisuihouse.com

積水ハウスの正式な社名は積水ハウス株式会社です。

積水ハウスは元々は積水化学工業の住宅部門から独立してできたハウスメーカーで、ハウスメーカーの中では老舗の会社にあたります。

積水ハウスの設立は1960年8月1日で、積水化学工業のハウス事業部から独立した形で、積水ハウス産業株式会社を設立したという背景があります。

住宅商品としては鉄骨系の「ダイナミックフレームシステム」を採用した「IS(イズ)シリーズ」や「Be(ビー)シリーズ」、平屋住宅の「平屋の季(とき)」、「フレキシブルβシステム」を採用した鉄骨3・4階建住宅の「BIENA(ビエナ)」、また木造系のシャーウッド構法を採用した「Gravis(グラヴィス)シリーズ」、木造平屋の「里楽(りらく)」などがあります。

積水ハウス、ダイワハウス、ヘーベルハウス、パナソニックホームズは、鉄骨系の大手4大ハウスメーカーと呼ばれています。

それぞれの家づくりには特徴や違いがあり、できることやできないことがはっきりと分かれています。

鉄骨系の4大ハウスメーカーについては下記にリンクを貼っておきますのでリンク先の記事も参考にしてください。

>>>ダイワハウスの評判や口コミと、家づくりのプロから見た特徴と4つの注意点

>>>ヘーベルハウスの評判や口コミと、家づくりのプロから見た17の特徴とオススメできる人

>>>パナソニックホームズの評判や口コミと、家づくりのプロから見た13のポイント

積水ハウスの特徴は何?

積水ハウスのイズ・ロイエ 出典:積水ハウス

それでは積水ハウスのハウスメーカーとしての特徴はどこにあるのでしょうか。

積水ハウスの主な特徴を下記でお話しします。

1:業界ナンバーワンのシェアを誇るハウスメーカー

積水ハウスはハウスメーカーの中で最も年間着工棟数が多く、業界ナンバーワンのシェアを誇るハウスメーカーです。

歴史を辿ると、ハウスメーカーの始まりはダイワハウスのミゼットハウスだと言われており、それを積水ハウスやミサワホームが研究開発していったという背景があります。

高度経済成長期で人々の生活が豊かになっていく中で、次第に持ち家が欲しい人々の期待に応えられるよう、住宅商品として工業化(一定の品質を保ちながらも大量生産できる)していった結果生まれたのがハウスメーカーです。

そんな時代の最中、ハウスメーカーの黎明期から存在する老舗ハウスメーカーの一つが積水ハウスです。

2:圧倒的なブランド力

積水ハウスはTV-CMを利用した宣伝が圧倒的にうまく、老舗ハウスメーカーならではの安心感は他社を凌ぎます。

例えば「家に帰れば、積水ハウス」というキャッチコピーだったり、誰もが一度は観たり聞いたりしたことのあるテレビCMなどにみられるように、イメージ戦略が非常に上手な住宅会社だと思います。

ちなみに積水ハウスのCMは全て「住まいの夢工場」という積水ハウスの住宅体験施設で撮影されているようです。

3:住宅商品の豊富なラインナップ

積水ハウスは高額商品が多く、家の価格はどのシリーズも他のハウスメーカーと比べて高く設定されています。

積水ハウスでは、シャーウッド構法(在来工法)など木造住宅での家づくりも行なっており、木造住宅の商品ラインナップも充実していますが、鉄骨住宅の方がはるかに建築棟数が多く、住宅種別でいうと鉄骨系のハウスメーカーに分類されます。

※積水ハウスでは、鉄骨2階建住宅の「IS(イズ)シリーズ」が現在の主力商品となっています。

4:エコロジーを意識した取り組みをしている

また、積水ハウスは、エコロジーを意識した「グリーンファースト ゼロ」という取り組みも行なっており、環境に配慮した家づくりも行っています。

積水ハウスの「グリーンファースト ゼロ」は、消費エネルギーを削減し、太陽光発電などにより必要な消費エネルギーをつくり出し、エネルギー収支をゼロにする取り組みになります。

ただし、現在はまだ高額商品にあたり、実際に積水ハウスでつくる「エコ住宅」は実例が乏しいのが現実だと思います。

5:大幅な値引きは絶対にしない

他のハウスメーカーは比較的値引きに応じるところも多い印象を受けますが、積水ハウスは100%に近い確率で大幅な値引きはしません。

積水ハウスでは大幅な値引きには応じない姿勢を、非常に徹底している印象を受けます。

ブランド力を維持するためにも、大幅な値引きは行わず、値引きが出来たとしても、その率は数パーセントにとどまります。

6:間取りの自由度は少ない(鉄骨)

積水ハウスに限らず軽量鉄骨の住宅では、細かい間取りの調整ができません。営業マンは間取りが自由だと言うこともあるようですが実際には自由度は少なく、ある程度限られた間取りの中で、プランを決めていく形になります。

もちろん間取り(空間の取り方)が限定されるので、窓などの開口部も欲しい場所に自由につけるのは、難しくなります。

また積水ハウスでは、メーターモジュールという規格を採用しており、微調整を施すことができないため、空間に無駄なスペースができてしまう可能性もあります。

メーターモジュールでは細かい調整をすることはできませんが、空間が広く感じられる特徴があります。メーターモジュールについては「家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い」を参考にしてください。

7:間取りの自由度が高いプランも用意されている(重量鉄骨)

積水ハウスの鉄骨3・4階建住宅の家では、梁勝ちラーメン構造「フレキシブルβシステム」という、上下階で柱の位置を調整できる構造を採用しており、上下階の間取りを自由に選べる構造になっています。

梁勝ちラーメン構造では、通し柱が必要なく、柱と柱のスパンを広くし開口部を広く設けたり、フレキシブルに上下階の間取りを組める特徴があります。

ただし細かい特徴を除いて、重量鉄骨の家では柱と梁で軸をつくるラーメン構造となるので、この辺りはどこの住宅会社も大差はありません。

8:子会社を通して土地を購入することもできる

積水ハウスのグループ会社に、積和不動産という不動産会社があります。

そのため土地探しから始めたいという方でも、グループ会社を通じて、土地と合わせて建物(家)を購入できるメリットがあります。

9:空気環境配慮システムの「エアキス」を採用できる

エアキスは積水ハウス独自の換気システムの総称です。

エアキスのポイントは3つで

1:化学物質を出さない
2:化学物質を吸着させる
3:化学物質を換気する

以上の3つにまとめられます。

【エアキスとは何か】

エアキスでは、空気中の化学物質を制御して換気を施し、室内の空気をきれいに保つことができるとされています。

ホームページの記載によれば、化学物質の発散量が、より少ない建材を使用して、壁や天井に化学物質を吸着する仕上げ材を使い、化学物質を制御しているとあり、その上で換気を行い、室内の空気を常にきれいにしているようです。

つまり、エアキスは

・化学物質を抑えた内装材
・空気清浄システムの取り付け

以上の2つの施策を施すことで、室内環境をきれいに保つ空気環境配慮システム(換気+空気清浄システム)のようです。

エアキスは予算やグレードによって仕様が違い、「エアキス・プレミアム」「エアキス・ハイグレード」「エアキス・スタンダード」の3つのグレードから選ぶことができます。

グレードによる主な違いについては下記の通りとなっています。

・エアキス・プレミアム(全館空調+全館調湿タイプ)

エアキスプレミアムは空気環境配慮システムエアキスの中で最も高いグレードのタイプです。

エアキス・プレミアムでは全館空調システムで24時間365日快適な室温を保ち、換気と加湿、除湿を行い室内をいつでも快適な環境に保ってくれます。

つまり、冬の乾燥した空気では加湿をしながら換気を行い、夏のジメジメとした空気では除湿をしながら換気をしてくれるなど、温度と同時に湿度もコントロールしてくれる仕様となっています。

・エアキス・ハイグレード(熱交換タイプ)

エアキス・ハイグレードは、空気環境配慮システムのエアキスの中でちょうど中間のグレードに位置するタイプです。

換気の際に、外気を室内の空気と同じ温度にし、熱損失を防ぐ熱交換タイプの空気環境配慮システムです。

・エアキス・スタンダード(自然換気+機械換気タイプ)

エアキス・スタンダードは、空気環境配慮システムのエアキスの中で、一番低いグレードのタイプです。

エアキス・スタンダードでは、ダンパーやファンを利用して室内の空気環境を清潔に保つことができます。

風が強い時は7段階の自然換気を行い、自然換気が足りない時はファンを回しすなど、24時間きれいな空気が、たもてる機械換気となっています。

10:外断熱仕様のぐるりん断熱システム

鉄骨住宅では熱伝導率の良い「鉄」が使われているため、外側できちんと断熱処理を施す必要があります。

建物の外側で断熱を施さずにいると、内外部の温度差でヒートブリッジが起こり、鉄が汗をかき、内部結露を起こす可能性が高くなるからです。

そのため外断熱が理想的ですが、積水ハウスの鉄骨住宅では、建物の天井下までを断熱する「ぐるりん断熱」を採用しています。

つまり、建物を外側からすっぽりと断熱材で覆うことで、鉄骨が外気に接しないような工夫がされています。

ただし、天井鉄骨の梁下の断熱材の厚みが十分に確保されているかを確認する必要があります。ホームページに記載されているイメージ図を見る限りでは断熱材の厚みが足りず、熱欠損を起こす可能性が極めて高いのではないかと思われるからです。

積水ハウスで人気の高い住宅商品は何?

積水ハウスに限らず、ハウスメーカーでは「住宅」という「商品」を販売しています。

ここでは積水ハウスで人気の高い「3つの住宅商品」についてお話しします。

【積水ハウスの住宅商品1:IS(イズ)シリーズ】

IS STAGE(イズ・ステージ)の外観 出典:積水ハウス

積水ハウスは木造住宅(木造軸組工法)の家づくりも行なっておりますが、主力商品は鉄骨住宅であり、ハウスメーカーを住宅種別した場合、鉄骨系のハウスメーカーに分類されます。

IS(イズ)シリーズは「IS STAGE(イズ・ステージ)」と呼ばれる積水ハウスの最高級ブランドをはじめ、「IS ROY+E(イズ・ロイエ)」と呼ばれる重厚感、存在感、上質感を意識した住宅商品、居心地の良い空間づくりを提案する「IS ROY+E cozy style(イズ・ロイエ・コージースタイル)」などがあります。

・ISシリーズの特徴1:ダインコンクリート

ISシリーズでは共通して、外壁に積水ハウス独自のダインコンクリートという耐久性、耐火性が高く、デザイン性に優れた外壁材が使われています。

ダインコンクリートでは、通常のコンクリートの外壁では難しいとされる外壁に表情(テクスチャー)をつけることができ、美しいデザインの外観にすることができます。

・ISシリーズの特徴2:ダイナミックフレームシステム

また、積水ハウスのISシリーズでは、構造に積水ハウスが独自に開発した「ダイナミックフレームシステム」が使われており、プランニングにある程度、柔軟性を持たせながらも耐震性や強度がしっかりと保たれた構造となっています。

例えば1階に限定されますが、天井高を2,740㎜、柱と柱の最大スパンを7,000㎜に広げることもでき、開放的で空間の広さを感じられる間取りにすることもできます。

【積水ハウスの住宅商品2:Beシリーズ】

ビー・サイエ 平屋の季(ひらやの とき)出典:積水ハウス

積水ハウスでは鉄骨系住宅の「Be(ビー)シリーズ」も人気が高い住宅商品として展開されています。

Be(ビー)シリーズでは、美しい暮らし、季節を感じる彩り豊かな佇まい、懐かしくもどこまでも心地よい家というコンセプトで展開している「BeSai+e(ビー・サイエ)」をはじめ、設計の自由度を高めた「Bemod+e(ビーモード)」環境性能を高めた「emod+e gent(ビーモード ジェント)」があります。

ちなみに「BeSai+e(ビー・サイエ)」とは「美・彩・家」のあて字です。

・ISシリーズとBeシリーズの違い

ISシリーズとBeシリーズのわかりやすい見た目の違いは外壁素材にあります。

・Beシリーズの特徴:2種類のサイディング

Beシリーズでは、外壁にISシリーズのダインコンクリートを使用せずに、サイディングを使用しています。

Beシリーズのサイディングには、窯業系サイディングのECORDEC(エコルデック)と、セラミック系の「CERABRID(セラブリッド)」があります。

Beシリーズでは、外壁にダインコンクリートを使用せずに、サイディングを使用することで坪単価が抑えられています。どれくらい価格に違いがうまれるのかについては、この後に続く「積水ハウスの外壁素材による坪単価の違い」に書かせていただいておりますので、このまま続けて読み進めてください。

・ECORDEC(エコルデック)の特徴

ECORDEC(エコルデック)は、デザイン性と性能を両立した積水ハウスオリジナルの外壁材です。

ECORDEC(エコルデック)では、表面にTAFCLEAR-30(タフクリアー30)の塗装を施すことで、防カビ、汚れ防止などの性能が高められています。

ECORDEC(エコルデック)は、見た目はダインコンクリートに近く自然石の質感があるので、住宅価格を抑えながらも、外観をダインコンクリートのデザインに近づけたい場合はECORDEC(エコルデック)を選ぶといいと思います。

ECORDEC(エコルデック)の基本厚は28㎜で、衣装柄厚が5㎜ほどあるので33㎜厚となります。

・CERABRID(セラブリッド)の特徴

CERABRID(セラブリッド)は名前がほのめかす通り、セラミックでできたセラミック系の外壁です。

CERABRID(セラブリッド)は、セラミックの外壁材に鉄板と鋼製フレームで補強し、性能と軽量化を両立させた素材となります。

ECORDEC(エコルデック)と同じように、外壁の表面にTAFCLEAR-30(タフクリアー30)が塗装されているほか、暴風や飛来物などの衝撃に耐えうる性質を持つなど耐久性が高められた素材となっています。

積水ハウスの外壁素材による坪単価の違い

坪単価でECORDEC(エコルデック)とダインコンクリートとの違いを表すと、およそ坪2〜3万円ほどダインコンクリートの方が高くなります。

つまり40坪で表すと、およそ120万円程度価格に開きが出てきます。

ECORDEC(エコルデック)とCERABRID(セラブリッド)ではそこまでの開きがなく、ECORDEC(エコルデック)の方が坪3千円ほど高くなる程度の違いしかありません。

つまり40坪で表すと、およそ12万円程度価格に開きが生まれます。

【積水ハウスの住宅商品3:シャーウッド】

シャーウッド グラヴィス・ベルサ 出典:積水ハウス

積水ハウスは鉄骨系の住宅を主力商品としていますが、木造系(木造軸組工法または在来工法)のシャーウッドも展開しています。

ホームページによれば、シャーウッドの住宅で採用されているシャーウッド構法では「木の特性を家づくりの可能性と魅力を引き出した家づくり」をし、「快適な暮らしを実現させることを目標とした家づくりを目指している」ようです。

シャーウッドのシリーズには、人と自然とつながる家をコンセプトにした「Gravisシリーズ」、シャーウッド構法を採用した木造平屋住宅の「里楽(りらく)」、日本古来の伝統美を追求した「縁の家(ゆかりの家)」、木造三階建住宅の「M’axio(マキシオ)」など、様々な商品がラインナップされています。

・シャーウッドの特徴1:商品ラインナップが豊富

シャーウッドの特徴は豊富な商品ラインナップにもあります。例えば

1:自然の中に溶け込むがコンセプトの「Gravis Stage(グラヴィス・ステージ)

2:浮遊感のあるオーバーハングの外観が印象的な「Gravis Lian(グラヴィス・リアン)

3:ゆったりとした住み心地で住宅にヴィラスタイルを取り入れた「Gravis Villa(グラヴィス・ヴィラ)

4:大きな庇で木の家の深さを実感できる「The Gravis(ザ・グラヴィス)

5:木と陶のモダンで、ぬくもり溢れる端正な佇まいの「Gravis Bellsa(グラヴィス・ベルサ)

6:和風ならではの日本古来の美意識が宿る「縁の家(ゆかりの家)

7:心地よさを自分でつくるというコンセプトの「modellare(モデラーレ)

8:スキップフロアで多層空間をつくり心地よく楽しい暮らしがコンセプトの「ROOMORE(ルーモア)

9:木造三階建ての都市の生活にも馴染む「M’axio(マキシオ)

10:シンプルな暮らしを追求した住宅の「IORI(いおり)

11:自然な暮らしを追求するために空間デザインを工夫した「IORI Architect Line(いおりアーキテクトライン)

12:一体感のあるワンフロアの平屋の暮らしを楽しむ「里楽(りらく)

などがあります。

どの住宅商品にもしっかりとしたコンセプトがあり、住宅としての特徴があるので豊富なラインナップの中から、それぞれの家族の暮らし方に合わせた住宅を選ぶことができます。

・シャーウッドの特徴2::高い耐久性と耐震性、耐火性を持つ外壁

シャーウッドの外壁は、防耐火性、耐衝撃性、耐候性、耐久性に優れた素材が使用されています。

シャーウッドでは、1年の気候の変化が激しい日本の住環境に耐えうる性能を兼ね備えた外壁材が使用されています。

・シャーウッドの特徴3:積水ハウス独自の2種類の外壁材

シャーウッドの外壁材1:ベルバーン(陶版外壁)

ベルバーンは積水ハウス独自の陶器(セラミック系)の外壁材です。

ベルバーンでは、釉薬(うわぐすり)をかけて高温で焼き、強固で耐久性の高い性質にし、外気の影響で変色や変質が起こりにくい性質の素材を形成しています。

釉薬を塗ることで撥水効果を高めているので、汚れにくく、いつまでも美しい外観を保つことができます。

シャーウッドの外壁材2:シームレスドライウォール(吹き付け外壁)

積水ハウスのシームレスドライウォールの特徴は、地震などの災害時にもクラックが起こりづらいところにあります。

通常の吹き付けはモルタルの上に塗料を吹き付けますが、積水ハウスの吹き付け外壁「シームレスドライウォール」では、サイディングの下地の上に弾性のある厚吹塗料を吹き付けていきます。

サイディングの下地に吹き付けることで、壁体内の通気を確保し、積水ハウス独自の2層の壁体内通気「デュアルベンチレーションシステム(詳しくは「シャーウッドの特徴4」を参照のこと)」により壁内結露が起こりにくいように工夫され、湿気対策をしていると言うわけです。

また、つなぎ目の目地にも伸縮性に優れた弾性パテを使用しており、地震がおこっても、ゴムのように伸縮し動きに合わせる(追随性)性質を持っているので、クラック(ひび割れ)を最小限に抑えることができるように工夫されています。

・シャーウッドの特徴4:積水ハウス独自の湿気対策

建物内部の結露は住宅の寿命を著しく縮めます。

シャーウッドでは積水ハウス独自の2層の壁体内通気「デュアルベンチレーションシステム」をすべての外壁に使用しています。

これは壁体内に外壁裏面通気と躯体内通気の2層による通気層を作り、自然換気により下から上へと湿気を戸外へ排出する方法になります。

その他、詳しいことは依頼前に必ず住宅カタログで確認する

ここで挙げたように、それぞれのハウスメーカーの住宅の特徴を知り、予算や好みに合わせて家づくりを進める場合、まずはカタログを請求してください。

ハウスメーカーで家づくりを進める場合は特に言えることですが、住宅カタログを請求し比較することはもはや必須です。

各社が提供する住宅カタログには、ここで挙げたような家の特徴がさらに詳しく掘り下げられ、写真やイラスト入りで紹介されているため、より多くの情報を仕入れることができます。

下記の住宅カタログ請求サービスを使えば、積水ハウスはもちろん、あなたの好みにあった住宅会社を探し、まとめて住宅カタログを請求することができます。

住宅カタログは無料で請求できますので、注文住宅で家づくりを検討しはじめたら、ぜひ一度利用してみてください。

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またカタログを使ってあなたの好みに合わせた理想の家づくりをする方法は「>>>無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ」を参考にすると良いと思います。

積水ハウスで採用されている主な工法や構造の特徴は?

積水ハウスでは鉄骨軸組工法を中心に、在来工法の木造住宅まで展開されています。

積水ハウスで使われている主な工法や構造の特徴は下記の通りです。

鉄骨造(ダイナミックフレーム・システム、フレキシブルβシステム)

鉄骨造では、軽量鉄骨に採用されている「ダイナミックフレーム・システム」の他、3・4階建て住宅の重量鉄骨に採用されている「フレキシブルβシステム」があります。

・ダイナミックフレーム・システムとは

積水ハウスの「ダイナミックフレーム・システム」は、天井高を最大2,740mm、柱と柱の間のスパンを最大7,000mmにまで広げることができるなど、設計自由度を高くした工法です。

間口を広く取ることができ、開放感のある住まいを実現できます。

・フレキシブルβシステムとは

フレキシブルβシステムとは通し柱のない積水ハウス独自の構造のことを言います。

これにより、より自由に空間の設計をすることができます。

3階建以上の住宅では、フレキシブルβシステムが採用され、通し柱の必要がないため、各階の間取りを比較的自由にプランニングすることができます。

木造軸組(シャーウッド構法)

積水ハウスの木造住宅は在来工法(木造軸組工法)です。

ただし積水ハウスの木造住宅には、「シャーウッド構法」と名付けられていることからわかるように、積水ハウス独自の特徴があります。

シャーウッド構法の、その特徴は土台の部分と、木材の接合部分に見られます。

まず土台の部分は、土台をなくして基礎にアンカーボルトを打ち込み、柱脚金物によって柱と基礎を直接繋ぐような工夫がされています。

積水ハウスではこれを「基礎ダイレクトジョイント」と呼んでいます。

また、木材の接合部には、金物が使われており、通し柱の断面欠損を抑え、木の強さを確保したつくりになっています。

これを積水ハウスでは「MJ(メタルジョイント)接合システム」と呼んでいます。

※現在では様々な工法がミックスされたものが主流となっています。例えばツーバイフォーでも「筋交い(すじかい)」のようなものを入れたり、在来工法でもツーバイフォーの工法を取り入れた工法が多くなっています。

鉄骨造(シャーメゾン(賃貸))

シャーメゾンはユニバーサルフレーム・システムを採用していますが、現在は賃貸でしか使われないためここでは省略します。

積水ハウスの設計の特徴は?

【全て社員による社内設計】

ハウスメーカーの中には、設計は外部に委託するところも多いですが、積水ハウスでは、全て社内設計で積水ハウスの社員が設計を行っています。

積水ハウスの家の特徴として、メーターモジュールを採用しているので、家が広く感じることもあるようです。

メーターモジュールについては「家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い」を参考にしてください。

積水ハウスの現場の施工体制はどうなってるの?

【100%子会社の積和建設】

ハウスメーカーの中には、直施工部隊を自社で持たずに、施工は外部の工務店に全て依頼する体制の住宅会社もありますが、積水ハウスでは、全て子会社の積和建設が施工管理を担当しています。

積和建設に施工管理を任せることで、積水ハウス本体の工事担当者は顧客管理、近隣対策、工程管理、資材発注などの業務に専念しているようです。

また、積水ハウスの現場監督は一棟に専念するのではなく、非常に多くの現場を抱えているので対応が追いつかないこともあるようです。

積水ハウスの坪単価はいくら?

【坪単価は50万円から100万円程度】

選択する住宅商品や商品のグレードによって価格に大きな差がありますが、積水ハウスで建てる家の坪単価は概ね50万円から100万円程度が相場といったところでしょう。

ひとによっては60万円から80万円の範囲内と言われていたり、調査方法によっては91万円程度と算出されていたりしますが、住宅価格はプランによって大きく変動するので、積水ハウスの坪単価はおよそ50万円から100万円程度と見積もっておくと良いと思います。

もちろんあくまで平均値であるので、プラン次第では積水ハウスで建てる家の坪単価が100万円を超えることもあります。

坪単価をあてにしない

別の記事(注文住宅の家づくりで坪単価があてにならない5つの理由と3つの注意点)でも書きましたが、坪単価は少しのことですぐに変動しますし、あまりあてにはなりません。

あくまで目安としてお話ししており、実際に積水ハウスで家を建てようと考えている場合は、余裕を持って予算を組んでおくと良いと思います。

予算を伝えるときは、8割ぐらいの予算で伝えることが大事

ただし、積水ハウスに限らずハウスメーカーでは予算ピッタリに見積もりを作成してきます。

例えば予算が3,000万円と伝えるとぴったり3,000万円に合わせたプランが出てくるので、もしも3,000万円程度の予算で家づくりをされる場合は、プランの変更を加味して8割ぐらいの予算で伝えておくと安心できると思います。

つまり、予算が3,000万円の場合は2,400万円くらいと伝えておくのが良いと思います。

積水ハウスはいくらで建てられる?

【積水ハウスの住宅価格の相場は、およそ2,500万円〜4,000万円の範囲内(40坪の場合)】

積水ハウスはハウスメーカーの中でも高価格帯のメーカーに分類されます。

もちろん積水ハウスの中でも様々な商品があり、低価格帯の住宅から高価格帯の住宅まで様々ですが、一般の方が積水ハウスで家を建てる場合の、全体の平均値で見るとおおよそ2,500万円から4,000万円の範囲内の価格帯になる方が多い印象を受けます。

もちろん、住宅価格は様々な条件によって大きく変動しますので、この範囲内に収まるとは言い切れないこともあります。

現実には木造を選ぶのか鉄骨を選ぶのかによっても違いますし、住宅商品や設備機器のグレード、オプションの仕様にもよって違ってきますのであくまで参考程度にとどめておくのがいいと思います。

その他積水ハウスが高い理由

価格が高くなる理由としては、営業マンの人件費、TVCMなどを多用した広告宣伝費によるものが大きく影響していると思われます。

また、積水ハウスはブランド力を維持するために大幅な値引を行わないことも理由としてあげられると思います。

積水ハウスの値引きの傾向について

シャーウッド グラヴィス・ベルサ 出典:積水ハウス

積水ハウスはブランド力を維持するために、他のハウスメーカーと違って値引きにはあまり応じません。

概ね3%から、多くても5%程度が値引きの限界だと思います。

もしも予算内で収めたいのであれば、設備や素材を変更したり、グレードを下げるなどの工夫が必要になってきます。

ハウスメーカーでの値引きの方法については「ハウスメーカーで最も家を安く建てるために値引きをする6つの方法」を参考にしていただくといいと思います。

積水ハウスの評判にはどんなものがある?

シャーウッド 里楽(平屋) 出典:積水ハウス

積水ハウスで建てた人は、不思議なことにものすごくいい評価をする人と、かなり悪い評価をする人の両極端に分かれています。

このように評価が分かれる理由としては、積水ハウスはハウスメーカーでは珍しく、営業マンの転勤が極端に少ないため、営業所によってスキルのばらつきが生まれてしまったり、顧客への対応次第で、依頼する支店によって顧客満足度が大きく変わってくるからではないかと思われます。

またハウスメーカーは「営業→設計→工事→アフター」と担当が変わっていきますが、入り口の担当である営業マンの良し悪しによって、家づくりが大きく左右されますので注意して下さい。

積水ハウスの営業方法やスタンス

積水ハウスは東北、北信越、関東、関西、静岡、山口の全国6カ所に積水ハウスの家がわかる体験型施設の「住まいの夢工場」を持っています。

TVCMなどの撮影は全て「住まいの夢工場」で行われており、ふれ込みでは「積水ハウスの全てがわかる」ようになっているようです。

私の知り合いの積水ハウスの営業マンに言わせると、住まいの夢工場に案内することで契約率は非常に高くなるようで、営業マンはまず、契約前のクッションとして必ず「住まいの夢工場」に案内します。

積水ハウスでは無料のバスツアーのようなものを組み、見込み客を住まいの夢工場に案内し、積水ハウスの家を直接体験していただくことで契約を進めるという方法で営業をするようです。

また積水ハウスでは「住まいの参観日」や「現場見学会」と言ったようなイベントも全国各地で展開しており、「住まいの参観日」では入居前の完成し立ての積水ハウスを見学できるようになっています。

積水ハウスの営業マンの傾向

積水ハウスの営業マンは、基本的には紳士的な人が多い印象を受けます。

ただしハウスメーカーでは珍しく、転勤が少ないようで、建てる予定の地域や営業所により営業マンのスキルの差が激しいとよく聞きます。

中にはどうしても営業マンの対応に納得できないと言うことも現実にあるようです。

この辺りは依頼前の段階で見抜くことが難しく、どうしても当たり外れが出てきてしまい、正直誰に当たるかは運次第というほかありません。

また、家づくりの途中でどうしても担当を変更したいと思った場合は、支店に直接駆け寄っても上席が同席というような形になることも多いと聞きます。

あまりおおっぴらにいうことはできませんが、お客様窓口から直接問い合わせを入れると対応してくれることもあるようですので、どうしても担当を変更してほしい場合は、試してみると良いと思います。

積水ハウスのクレームについて

全体的には、ハウスメーカーの中ではクレームは比較的少ない方だと聞きます。

ただし先ほども話したように、支店や建てる地域にもバラツキがあるようですので、この辺りはしっかりと見極める必要がありそうです。

また私自身も様々な話をお聞きしますが、積水ハウスは地域や担当者によって、当たり外れがハッキリと別れるように思います。

ネットの情報では、ネガティブな情報が多いように思いますが、ポジティブな情報はネガティブな情報と比べて書き込まれる率が極端に低い傾向にあるので、実際のところはなんとも言えないところがあります。

積水ハウスで家づくりをされた方の口コミにはどんなものがあるの?

積水ハウスはモデルハウスとの差がありすぎるという口コミも

どこのハウスメーカーにも言えますが、住宅展示場のモデルハウスを入り口としてしまうと、実際に建てられる家との差がありすぎて、プランの段階に進むと、どこか、こじんまりとして陳腐に感じることも多いと思います。

少しだけ内情をお話しすると、一般的な住宅展示場のモデルハウスは、どこのハウスメーカーも建物だけで7,000万円から8,000万円ほどかけています。

インテリアは見栄え良く、設備などもグレードの高いものを使っていたり、全体的に広くゆったりとした設計になっています。

ですから、入口をモデルハウスにし、住宅展示場のモデルハウスそのままの家を基準にして考えてしまうと、実際に建てることができる家との差に愕然とすると思います。

もちろん最近では契約前に予算によって実際に建てられる家との違いを丁寧に説明してくれる営業マンもいるようですが、実際に建てられた方にお話を聞くと、それでもやはりギャップはかなりのものになると聞きます。

モデルハウスはあくまでモデルハウスであり、理想と現実がかけ離れすぎており参考にならないと言っている方が多い印象を受けます。

住宅展示場に足を運ぶタイミングや気をつけること、または失敗しない家づくりを進めるコツは「絶対に失敗しない家づくりを計画する10のコツ」に書いてありますので合わせて参考にしてください。

積水ハウスで建てたら費用が跳ね上がったという口コミや評判も

積水ハウスに限った話ではないかもしれませんが、基本的にメーカーが提示するプランの坪単価はあてにしないほうがいいと思います。

他の記事でもお話させていただいていますが、坪単価はあってないようなもので、ちょっとした仕様や設備のグレードを変更するだけで、すぐに跳ね上がります。

ハウスメーカーで建てる場合、当初の見積もり金額との間に倍以上の開きが出てくることも普通にあるので注意して下さい。

積水ハウスで建てる場合は50万円から100万円程度の坪単価を見ておくと安心して家づくりを進められると思いますので参考にして下さい。

積水ハウスの担当によっては思うように家づくりが進められなかったという口コミも

繰り返しになりますが、積水ハウスは担当者である営業マンのスキルには、本当にバラツキがあるという話をよく聞きます。

積水ハウスは、後世に言い伝えられるような伝説的な営業マンもたくさん排出していますが、その一方で、評判の良くない営業マンも多く、他のハウスメーカーよりも、営業マンのスキルにバラツキがあるように思います。

もちろん積水ハウスという看板を背負っている以上期待値が高いということも、こうした口コミや評価に影響している感は否めません。

つまり、何が言いたいのかというと、一般的な住宅会社なら許されることも、積水ハウスでは許されないといった内容も含まれているでしょう。

積水ハウスの営業マンは、基本的には大手ならではの紳士的な方が多い印象を受けますが、営業マンに対する評価は両極端な印象があります。

積水ハウスのアフター体制はどうなっているの?

【生活サポート体制「30+U-trus system(ユートラスシステム)」】

積水ハウスでは、2018年4月1日以降に契約された建物の保証は引き渡し後30年間とされています。

30年目以降は有料となりますが、有料点検、有償補修を行うことで「ユートラスシステム」が適用され、繰り返し10年間の再保証を受けることができます。

積水ハウスのアフターシステム「生活サポート体制」についてはこちらから確認していただけます。

>>>30年保証とユートラスシステム | 戸建住宅 | 積水ハウス

また積水ハウスでは、アフター専門の部隊が用意されており定期訪問による検査があります。

ただし支店によってもアフターの対応は変わるようです。

一般的にアフターは会社の規模や経営具合によって保証が変わってきますが積水ハウスの場合は大手ならではの安心感があると思います。

積水ハウスとよく競合されるハウスメーカーはどこ?

積水ハウスとよく競合されるメーカーは次の通りです。

鉄骨系

・ヘーベルハウス
・パナホーム
・ダイワハウス

木造

・住友林業
・三井ホーム
・スウェーデンハウス

積水ハウスを選ぶ時の注意点

シャーウッド マキシオ 出典:積水ハウス

積水ハウスで家を建てる場合は、契約前の基本設計で仕様の確認を必ずしてください。

先ほどもお話ししたように多くの現場を抱えていたり、常に複数の案件を抱えているため、ミスが多く見受けられます。

また、外壁、住宅設備機器は金額の変動が激しいので、必ず実物を見て確認するようにして下さい。

面倒臭がって、写真で済ませてしまうと、必ず後で痛い目を見ますので、絶対に現物を確認して質感などを確かめてから決めるようにして下さい。

シャーウッドは遮音性が良くないので注意が必要

また特に、木造住宅のシャーウッドを選ぶ場合は、遮音性があまりよくないと聞くことが多いので、遮音性については十分に検討しておく必要があります。

例えば、シャーウッドで、二世帯住宅を建てる場合は注意が必要です。遮音性を高めないと互いの音が気になってしまう家になってしまう可能性があります。

また、上下階で生活リズムが異なる場合、標準仕様から遮音性を高くする仕様に変更するなどの必要が出てきます。

どこのハウスメーカーも軽量鉄骨造は間取りが制限されることを前提に進める

積水ハウスでは、営業マンから「間取りの自由度が高い」と言われることもあるようですが、そもそも鉄骨住宅は他の工法と比べ、様々な制約があるので注意して下さい。

話を進めていくと、やはり、社内基準で間取りの変更ができないと言われることもあるようです。

鉄骨住宅は寒冷地には向いていない

また積水ハウスに限りませんが、鉄骨住宅は、寒冷地には向いていないため基本的にやめておいたほうがいいと思います。

熱伝導率が高いので、様々な不具合を引き起こす可能性があり、寒冷地には向いていません。

積水ハウスがオススメな人

シャーウッド  ザ・グラヴィス 出典:積水ハウス

他の大手ハウスメーカーと比べ商品ラインナップが豊富なので、大手ハウスメーカーで建てると決めている方で、様々なバリエーションの中から住宅商品を選んでいきたいという方には向いているかもしれません。

逆に商品の数が多いので、迷うことが嫌いな人には向いていないかもしれません。

また最大手ならではの安心感やブランド力は、やはり圧倒的かと思います。

その他の点については住宅の性能を含め、特別目立った点はないように思います。

ただし鉄骨住宅は間取りの自由度があまりないので、そこはしっかりと理解した上で家づくりを進めていく必要があると思います。

積水ハウスでの家づくりが対応可能なエリア

積水ハウスが対応しているエリアは下記の通りです。

【積水ハウスで建てることのできるエリア】

北海道
東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
関東(東京都、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県)
中部(長野県、富山県、石川県、福井県、新潟県、山梨県、愛知県、静岡県、岐阜県)
関西(三重県、京都府、大阪府、和歌山県、兵庫県、滋賀県、奈良県)
中国(鳥取県、島根県、岡山県、山口県、広島県)
四国(香川県、徳島県、愛媛県、高知県)
九州(福岡県、大分県、宮崎県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県)

つまり積水ハウスでは、沖縄を除く全国に住宅展示場や支店を構えています。

総店舗数は全国100店舗以上とハウスメーカーの中でも多い部類に入ります。

・【住まいの夢工場(積水ハウスの家がわかる体験型施設。)】

全国6カ所(東北・北信越・関東・関西・静岡・山口)

【家づくりを失敗しないための住宅会社の選び方】

家づくりは依頼する住宅会社次第で成功するかそれとも失敗に終わるのかが大きく分かれてきます。

それでは、家づくりを失敗しないための住宅会社選びのポイントはどこにあるのでしょうか?

下記の記事では、3つのポイントに絞り失敗しない住宅会社の選び方をご紹介しています。

>>>(家づくりを失敗しないための)住宅会社選びのポイントを知りたい方はこちら 




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