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注文住宅で人気の高い11の間取りと間取りづくりのポイント

注文住宅では自由に間取りをつくる事ができます。

自由に間取りをつくれるからこそ、迷うことも多くなりますが、それが家づくりをする楽しみの一つと言えます。

今回の記事では注文住宅で人気の高い間取りと、その間取りづくりのポイントについて、簡潔にお話ししていきますので、是非、あなたの家づくりの参考にしていただければと思います。




Contents

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)で人気の高い間取り

LJ30 House 設計:CDM Casas de México

まず、はじめにLDKで人気の高い間取りについて見ていきます。

LDKで人気の高い間取りは下記の通りです。

1:開放感のあるLDK
2:LDK脇の和室コーナー
3:ウッドデッキ
4:対面式のキッチン
5:パントリー

それぞれの間取りの特徴やコツについては下記の通りです。

人気の間取り1:開放感のあるLDK

吹き抜けの間取りや、間仕切りのないLDK、またリビング階段などの、開放感のあるLDKは根強い人気があります。

開放感のあるLDKは、間仕切りをなくし、オープンな間取りにすることで、部屋間の移動がスムーズになり、家事をしやすい動線をつくれるメリットがあります。

また家族間でのコミュニケーションも取りやすく、家族でゆっくりとくつろぐ空間にすることが出来ます。

LDKを間仕切りがない開放的な空間にすれば、ドアを開け閉めすることなくLDKを移動できるため、生活動線の良い間取りになります。

※開放感のある間取りの中でも特に人気の高い、吹き抜けやリビング階段について詳しく知りたい場合は・・・

吹き抜けについては>>>吹き抜けの家にする12のメリットとデメリット
リビング階段については>>>リビング階段のある家の10のメリットとデメリット
を別途参考にしてください。

間取りのコツ:開放感のあるLDK

間仕切りのないLDKにすれば、開放的な空間にできますが、間取りの取り方によってはLDKの境界線が曖昧になり、居心地の悪い間取りになってしまうこともあります。

ここからは、開放的でありながらも快適なLDKの間取りをつくるコツを少しだけお話しします。

建物の形をL字型にする

L字型の家 出典:SUVACO (設計:カキザワホームズ)

LDKを程よく開放的な空間にするためには、建物の形をL字型にして、「L(リビング)」と「DK(ダイニング・キッチン)」を分ける方法があります。

この場合、広く開放的な縦の空間に「L(リビング)」を持ってきて、横の空間に「DK(ダイニングキッチン)」の間取りを持ってくることで開放感を損なうことなく「食べる空間」と「くつろぐ空間」を、緩やかに分けることが出来ます。

また中庭をつくれば、中庭を眺めながら食事をしたり、くつろげるLDKにすることも出来ます。

この建物の形をL字型にし、縦と横で部屋を仕切る方法は、特に平屋に有効ですが、2階建住宅でも同様の効果が期待できます。

天井高を変える

出典:オーガニックスタジオ新潟

L(リビング)とDK(ダイニング・キッチン)で天井の高さを変えれば、開放感を保ちながらも、それぞれの空間にリズムを持たせることができます。

LDKの間取りで天井高に強弱をつける場合、コツとしてはL(リビング)の天井高を取り、DK(ダイニングとキッチン)の天井高を低くします。

L(リビング)で開放感を保ちながらも、DK(ダイニングとキッチン)の天井高を抑えられ、視線が横に広がるため食事に集中できる空間ができるほか、空間に落ち着きが生まれるため会話を楽しめるなどのメリットを得る事ができます。

また、DK(ダイニング・キッチン)の天井高を絞る、実用的な意味としては、天井懐に余裕がうまれるため、キッチンダクトを設置しやすくなることや、天井高が高いと食事中落ち着かない空間になるなどのデメリットを防ぐ意味があります。

※下記のイメージのように天井高に変更を加えるのではなく、床を上げ下げすることで空間にリズムを持たせる間取りの取り方もあります。

出典:ダイワハウス

例えばスキップフロアもこれを応用した間取りとなります。

>>>スキップフロアの間取り27のメリットとデメリットと7つの活用実例

天井の高さと同じ高さの開口部を設ける

熊谷の家 出典:横内敏人建築設計事務所

一方でLDKの天井高や床の高さを変えずにLDKを開放的に見せる方法もあります。

その一つが、天井と同じ高さの開口部(窓)を設ける方法です。

例えば天井の高さと同じ高さの窓を設けることで、視覚的に広がりがうまれ、より天井を高く見せることが出来ます。

その他、LDKを開放的に見せる工夫については「天井や床の高さを利用してLDKに開放感を持たせる間取りづくりの22のコツ」を参考にしてください。

人気の間取り2:LDK脇の和室(畳コーナー)

和室も人気が高い間取りの一つですが、LDK脇のちょっとしたスペースに小上がりの和室をはじめとした畳コーナーを設ける間取りも人気の高い間取りの一つです。

※もちろん、独立した和室も人気の高い間取りです。独立した和室については後述します。

間取りのコツ:LDK脇の和室(畳コーナー)

出典:積水ハウス

LDK脇に和室を設ける際は、床の高さを揃えて和室をつくる方法と、床に段差をつけて、小上がりにする方法があります。

床の高さを揃えた場合は、空間に連続性がうまれるため和室をより身近に感じる事ができ、段差をつけて小上がりにした場合は、心理的に気持ちの切り替えができる空間になります。

1:床の高さを揃えた場合

LDKとLDK脇の和室の床の高さを揃え連続性のある和室にしたい場合は、天井の高さの設定が一つのポイントとなります。

・LDK脇の和室だけ天井高を絞る

出典:feve casa

落ち着いた和室にするには天井高を絞る方法が効果的です。

LDKを吹き抜けにするなど天井高を出したい場合は、LDK脇の和室だけ天井高を低くすることで落ち着いた和室にすることが出来ます。

和室の天井高を低くする理由としては、和室は天井高が低い方がより落ち着いた空間になるからです。

・LDKの天井も低くし和室の天井高に合わせる

出典:ミサワホーム

和室は畳に直接座って利用するため、天井の高さが低いほうが落ち着いた空間になります。

LDKの天井の高さを2100ミリメートルから2200ミリメートルなど低めにする場合、よりLDK脇の和室に空間の連続性を持たせることができます。

この時「LDK」と「LDK脇の和室」両部屋の「天井の仕上げ」と「壁の仕上げ」を同じにすれば、さらに空間に連続した印象を持たせることができます。

・障子をはり、建具の上に隙間を設けてLDKと一体化させる

LDKとLDK脇の和室に連続性を持たせながらも、開放感を持たせたい場合は、障子をはり、建具の上に意図的にも隙間をもたせ、空間をつくることで開放感を出す方法もあります。

この場合、天井と建具の間に隙間ができるので音は漏れる形になりますが、LDKとLDK脇の和室に一体感を持たせられるので、より開放的な空間になります。

2:段差をつけて小上がりの和室にした場合

段差をつけて小上がりの和室にした場合は、小上がりの段差の高さをどれくらいに設定するのかや圧迫感のない空間設計がポイントになります。

・リビング脇に段差をつくり小上がりの和室にする

LDK脇の和室をつくる別の方法として、段差をつけて小上がりの空間にする方法もあります。

畳には琉球畳などを敷き、引き戸や障子などで間仕切りを設ければ、LDKと連続した小上がりの和室をつくることが出来ます。

LDK脇の和室を小上がりの和室にした場合、引き戸や障子を開ければLDKと繋がり、閉めれば独立した空間となるので、状況に応じてフレキシブルに利用することが考えられます。

この時の間取りのコツとしては、和室の天井高は2100ミリメートルほどで落ち着かせ、小上がりの和室への段差を300〜350ミリメートル程度にするとちょうど良い高さになります。

2100ミリメートルは天井高が低く感じられるかもしれませんが、基本的に和室は床に座る形で利用するため、天井高が低いほうが、落ち着きのある和室になります。

※天井高の違いでどれくらい空間に変化が生まれるのかは「天井や床の高さを利用してLDKに開放感を持たせる間取りづくりの22のコツ」内の「天井高による空間の見え方の違い」を参考にしてください。たった200ミリメートルの違いでも空間の印象が変わることを確認していただけると思います。

・小上がりの畳の下の空間を引き出し収納として使う

出典:Pinterest(新進建設株式会社)

LDK脇に小上がりの和室をつくる場合、小上がりの300ミリメートルの段差を利用して和室の床下に「床下収納」をつくると、空間を無駄なく利用することが出来ます。

収納スペースを広く取りたい場合は、小上がりの段差を450ミリメートル程度にすると、ちょうど一般的なベッドの高さになるので楽に腰掛けられ、収納も出し入れしやすくなります。

ただし人によっては450ミリメートルの段差は高く感じるかもしれませんので、十分に検討を重ねることが必要となります。

また床の高さをあげると間取りによっては圧迫感をもたらすこともありますので、良く設計士と話し合った上で決めて行ってください。

照明はダウンライトにする

出典:住友不動産( J・アーバン)

2100ミリメートルの天井高で、ペンダントライトなどの天井から吊るすタイプの照明を使うと、頭をぶつけてしまう恐れがある他、圧迫感を感じる間取りになってしまいます。

部屋の天井高が低い場合は、天井に埋め込むタイプのダウンライトを使用すると、圧迫感を抑えながらも落ち着いた空間にすることが出来ます。

地窓を設ける

重ね重ねの家 建築家:フリーダムアーキテクツデザイン

小上がりの和室をつくる場合は、天井高を低く設けることが一般的ですが、地窓を設けると空間の重心が下がるため、部屋を広く見せることができるので、圧迫感が軽減されます。

人気の間取り3:ウッドデッキ

ウッドデッキは通常、リビングに隣接して設置されます。

ウッドデッキを設けることで、自宅にいながらアウトドアの気分を味わえたり、天気がよく気持ちの良い日には、夫婦や家族でウッドデッキで軽食をとるなどの用途でも利用できます。

ウッドデッキの半屋外空間で、小鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと朝食をとれば心身ともにリラックスできる空間になるでしょう。

近年グランピングの人気も高まっており、設計次第では、自宅の庭でグランピング気分を楽しむこともできます。

間取りのコツ:ウッドデッキ

ウッドデッキをつくる場合は、特に下記の点に注意していただくと使い勝手の良いウッドデッキにする事ができます。

※余談ですがデッキは建物から張り出した長さ(奥行き)が2m以内の場合は基本的に床面積には含まれませんがそれ以上の長さ(奥行き)になると床面積に算入されるので注意してください。

1:人工木のデッキにする

ウッドデッキに天然木を使うと雰囲気が出ますが、常に外気に晒されるため、デッキが傷みやすくなってしまいます。

天然木に腐食処理などの加工を施すことで耐久性を高めることもできますが、品質をたもつには半年に1回、もしくは1年に1回など、頻繁に定期的なメンテナンスが必要となるため、手間のかかるデッキになってしまう恐れがあります。

人工木(樹脂製)のデッキにすると、頻繁にメンテナンスを行う必要がなくなり、手入れが楽になります。

※ただし、樹脂製のデッキでは、天然木のデッキのような風合いはうまれません。どちらを取ればいいのかは言い切ることはできず、金銭的な面や手入れが可能かどうかなどのウッドデッキとの付き合い方により選んでください。

・デザインや風合いをとる:天然木
・コストや手入れが楽なデッキ:樹脂製

2:床の高さを揃える

リビングに隣接してウッドデッキをつくる際は、部屋の床の高さとデッキ部分の床の高さを揃え、バリアフリーな床にすると、空間に奥行きがうまれます。

また、床の高さを揃える事で、水平移動が可能となり使い勝手の良いウッドデッキになります。

部屋の床の高さとウッドデッキの高さを揃えれば靴を履くことなく、そのまま素足でデッキに上がる事ができるようになり、より外を感じやすくなります。

実用的な意味としては、床の高さを揃え、掃き出し窓にすることで掃除の際も楽になります。

3:色を揃える

出典:積水ハウス

ウッドデッキの色と部屋の床の色を揃えると、空間に連続性がうまれ、さらに開放的になります。

色だけではなく、板を張る方向など、模様も揃えると、続きの空間になり、さらに奥行きがうまれるのでウッドデッキづくりの参考にしてください。

4:屋根をつける

出典:feve casa 鈴木宏幸:アトリエ137一級建築士事務所

ウッドデッキをつくる際は、屋根を設けると便利です。

ウッドデッキに屋根を設けることで、雨が降っている時でも使えるようになりますし、半屋外の気持ち良さを、より感じられる空間になります。

ウッドデッキに屋根をつけ、天井からハンモックを吊るせば、柔らかな風を感じながら、非日常的な空間を過ごせる場所にもなります。

また、ウッドデッキに屋根を設ける際は「庇の長さ」には十分注意してください。

特に南側にウッドデッキを設置する際は注意が必要で、「庇の長さ」が足りないと、ウッドデッキに雨が吹き込んでしまったり、季節によっては日差しが強くてウッドデッキを利用できなくなったりしてしまいます。

5:照明を設置する

また、ウッドデッキの天井には必ず照明を設置してください。

屋根を設けると、夜はデッキ部分が想像以上に暗い空間になってしまうことがあります。

せっかく、ウッドデッキをつくったのだから、夜も夫婦でお酒を嗜むなどの用途で使うなど、いわゆる大人の時間を過ごす場所として使用したいところですが、照明がないと暗くて利用できなくなります。

6:コンセントの配置計画を検討する

コンセントの配置にも気をつけてください。

ウッドデッキでは、コンセントの配置に失敗すると、部屋の中から延長コードで電源を引っ張る必要があったり、見栄えも悪く不便な空間になってしまいます。

どの場所に、どれくらいの数を設置するのが適切なのか、設計士とよく話し合って決めてください。

人気の間取り4:対面式のキッチン

キッチンに立った時や、シンクの前に立った時に、リビングやダイニングに向かい合う形になる、対面式のキッチンも非常に人気の高い間取りです。

独立しているタイプのキッチンと違い、洗い物や調理をしながら、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションをとるなど、会話を楽しみながら同時進行で家事をすすめられるのが人気の高い理由の一つです。

間取りのコツ:対面式のキッチン

対面式キッチンでは開放感のある間取りにできますが、音や匂いの問題、また収納スペースを十分に検討する必要があります。

設計段階で十分に検討しておかないと、使い勝手が悪いキッチンになってしまい、後になって後悔する可能性もありますので十分に注意して下さい。

近くにパントリーをつくる

対面式のキッチンでは収納スペースが少なくなる事が多く、収納量に問題が生じる事があります。

また、LDからのキッチンの見え方にも考慮する必要があり、キッチンのレイアウトによっては、手元が丸見えになってしまったり、リビングやダイニングから調味料などが見えてしまい、雑多な印象になってしまいがちです。

これらの問題を解消するためには、キッチンに隣接してパントリーをつくると良いでしょう。

キッチンの近くにパントリーを設置すれば、キッチン周りの小物をはじめ、キッチン用品をひとまとめにして収納できるので、キッチン周りをスッキリと清潔にたもてます。

開放的にしすぎない

対面式キッチンの中でも、アイランドキッチンはスタイリッシュな印象があり、人気が高いキッチンですが、開放的になりすぎてしまい、かえって使いづらくなってしまうこともあります。

また、オープンな分、収納量が減るため、別の場所にしっかりと収納スペースを確保する必要が出てきますのでパントリーの設置は欠かせないと思います。

さらに、開放的にしすぎてしまうと、調理時の匂いや音がLD(リビングとキッチン)に伝わりやすくなりますので、大きな排気ダクトを用意するなどの工夫も必要になってきます。

もちろんキッチンの好みは人それぞれだと思いますので開放的な空間がいいという方もいらっしゃいます。

そう行った場合でも、レイアウトなどを工夫すれば使いにくいキッチンを使いやすくすることもできます。

キッチンを使いやすくるためのレイアウトなどを参考にしたい場合は「注文住宅のキッチンで抑えておきたい6種類のキッチンとレイアウトのコツ」にそれぞれのキッチンのメリットやデメリット、特徴や相性の良いレイアウトなどについて書いておきましたので参考にしていただくと、良い間取りにできると思います。

コンセントの数や配置を十分に検討する

意外と盲点なのがキッチン周りのコンセントの数や配置計画です。

それぞれのご家庭によって必要な数は違ってきますので、何個あれば安心ということは言えませんが、将来キッチン周りに必要となる家電が増えることも考えて、多めに設置しておくと良いでしょう。

また、キッチン周りのコンセントの配置に関しては、腰壁カウンターの部分にもコンセントを配置しておくと、ミキサーなどキッチン周りの家電を使う際などに利用でき、使い勝手が良くなります。

ワークトライアングルをはじめ家事動線を意識した間取りにする

出典:大成建設

ワークトライアングルとは、キッチンの使いやすさを考えた動線のことを言います。

ワークトライアングルを意識することでキッチン内での動きが少なく済むため、作業効率のいいキッチンをつくる事ができます。

また同時に、水回りの設備をまとめるなど、家事動線を意識した間取りにすれば、同時進行で家事が行えるので、家事効率を高める事ができます。

 

※調理の流れを意識した、使い勝手のいいキッチンのつくり方や、アイランドキッチン、ペニンシュラ型キッチンなどそれぞれのキッチンのメリットやデメリットについては「注文住宅のキッチンで抑えておきたい6種類のキッチンとレイアウトのコツ」を参考にしてください。

また、キッチンの間取りの工夫については「注文住宅のキッチンで心地のいい間取りにするための7つのコツ」を合わせて参考にしてください。

人気の間取り5:パントリー

出典:Blank and Cables

パントリーとは、いわゆる食料庫のことですが、現在のパントリーは食料以外のモノも貯蔵する倉庫として広い用途で使われています。

電子レンジや冷蔵庫などをパントリーに収納しキッチンをコンパクトにまとめたいときや、キッチン周りのものを少なくして、キッチンをスタイリッシュに見せたいときなどにも利用でき、幅広い用途で利用できます。

また、大きな米袋などのかさばるものや、細々とした調味料など、キッチンで使うものをパントリーに収納すれば、雑多な印象になりがちなキッチンをスッキリ見せることができます。

間取りのコツ:パントリー

使い勝手の良いパントリーにするには、キッチンに隣接した場所にパントリーをつくり、その上で、いきた動線を確保することが大事です。

動線の活かし方は下記の通りです。

1:勝手口を設け、パントリーの半分を土間にする

出典:積水ハウス

パントリーを勝手口に設け、半分くらい土足で入れる空間を用意すると、買い物から帰ってきたときに、土足のまま利用できるので便利になります。

また、ゴミを土間部分においておけば、ゴミ出しの際の動線も非常にスムーズです。

2:出入り口を複数用意する

出典:Pinterest

パントリーへの出入り口を複数用意すると、さらに便利なパントリーになります。

例えば、玄関横に「ウォークスルーのクローゼット」を設け、そのままパントリーへ抜けられる動線を確保すれば、いきた動線になるでしょう。

この時、パントリーからキッチンにつながる動線にすると動きがよりスムーズになります。

さらに、パントリーの横に勝手口を設けて、玄関脇のウォークスルークローゼットからパントリー、勝手口へと続く床を土間仕様にすれば、玄関から土足でパントリーまで移動することができるので便利な動線となります。

※その他パントリーについては「注文住宅のキッチンで心地のいい間取りにするための7つのコツ」も合わせて参考にしてください。

収納で人気の高い間取り

続いて収納で人気の高い間取りについて見ていきます。

収納で人気の高い間取りは下記の通りです。

1:ウォークインクローゼット
2:シューズインクローゼット
3:階段下の収納

それぞれの間取りの特徴やコツについては下記の通りです。

人気の間取り6:ウォークインクローゼット

収納で人気の高い間取りがウォークインクローゼットです。

ウォークインクローゼットは一般的なクローゼットよりも奥行きがあり、衣類以外にもスーツケースなどの大きくかさばるものをはじめ、様々な物を収納する用途として使用できます。

また、ウォークインクローゼットは、以前は主寝室に設置することが一般的でしたが、現在は、浴室とリビングの間の廊下のスペースを有効活用したものや、洗濯スペースそばにウォークスルータイプのクローゼットをつくるなど、家族で共有するタイプのウォークインクローゼットも増えています。

間取りのコツ:ウォークインクローゼット

使いやすく便利なウォークインクローゼットをつくるには、ハンガーパイプの高さをはじめ、ウォークインクローゼットの広さ、配置する場所などを十分に検討する必要があります。

ハンガーパイプの高さは1800mmにする

ウォークインクローゼットでは、衣類をかけるために、ハンガーパイプを使います。

ハンガーパイプの高さは身長160㎝の方が不自由なく使える1800ミリメートル程度に設定すると使いやすい高さとなります。

ハンガーパイプの上部に棚板を設ける

出典:SUVACO(スタイル工房)

ウォークインクローゼットの、ハンガーパイプ上部にはスペースに空きがうまれるので、棚板などを設置して、ハンガーパイプの上にも収納できるスペースを確保すると収納スペースを増やすことができます。

ただし、ハンガーパイプ上部のスペースは高い位置になり、モノを取りづらくなるので、あまり使用頻度の高くないものを収納するようにしてください。

ハンガーパイプの下部に既製品の収納棚を設ける

出典:LIMIA

ウォークインクローゼットのハンガーパイプの高さは1800ミリメートルあるため、衣類を吊るしたとしても、ハンガーパイプの下部に空きがうまれます。

下部の空きを有効活用する方法のひとつとして、既製品の収納棚を設ける事が考えられます。

その他、スーツケースなどを収納すると無駄なく利用する事ができ、収まりが良くなります。

ウォークインクローゼットの天井に照明をつける

ウォークインクローゼットは光の届かない場所に設置することも多いため、天井にダウンライトなどの埋め込み式の照明をつけると使い勝手が良くなります。

姿見を設置する

その他、姿見(鏡)を設置すると、洋服を合わせられるので便利なウォークインクローゼットになるかと思います。

子供用にたたんでしまえる棚を用意する

大人の衣服はハンガーパイプにかけ、子供用の服は専用でたたんでしまえる棚を用意すると使い勝手が良くなりますので検討材料の一つとしてください。

シューズインクローゼットの隣につくる

また、玄関に設置するシューズインクローゼットの隣に、ウォークインクローゼットをつくる方法もあります。

玄関そばにウォークインクローゼットを設けた場合は、玄関からも直接出入りできたり、帰宅後に着替えをすぐに行うことができます。

またその近くに脱衣所を併設すれば、汚れた服をすぐに洗濯機に入れることができるため、さらに便利な動線になります。

シューズインクローゼットについては、この後お話しします。

人気の間取り7:シューズインクローゼット

玄関のタタキ(土間)から続きで入れる、ウォークインタイプの収納スペースを「シューズインクローゼット(シューズインクローク)」と言います。

シューズインクローゼットでは、靴はもちろん、傘、コート、首に巻くマフラーなどの日常的に使うものをはじめ、自転車、ベビーカー、ゴルフバッグ、清掃用具や、キャンプ用品に至るまで収納することが出来ます。

間取りのコツ:シューズインクローゼット

玄関にシューズインクローゼットをつくる際は、少なくとも2畳ほどのスペースを確保すると良いでしょう。

もちろん、シューズインクローゼットにどれくらいの広さを取るのかは、それぞれの家族構成や、生活スタイルによって異なってくると思いますので、設計士と相談の上決めてください。

シューズインクローゼットの入り口の高さを低くする

出典:カリフォルニア工務店

扉がない開放的なシューズインクローゼットを玄関につくるときは、シューズインクローゼットの入り口の高さを低くすると納まりが良くなります。

目安としては玄関の扉の高さよりも低くすることです。

シューズインクローゼットの入り口を玄関の扉よりも低くすることで、適度な開放感を保ちながらも、落ち着いた雰囲気のあるシューズインクローゼットにすることが出来ます。

玄関ホールまたは廊下にも出れるシューズインクローゼットにする

出典:トヨタホーム

シューズインクローゼットをつくるときは、シューズインクローゼットの中からも、玄関ホールに上がれる動線を確保しておくと使い勝手が良くなります。

パントリーへと続くシューズインクローゼットにする

パントリーの項目でもお伝えしましたが、玄関から土間続きで、シューズインクローゼットを通り、その先にパントリー、キッチンへ抜けられるような動線を用意すると、なお生活動線がよくなります。

買い物から帰った時に、靴を脱ぐことなく、玄関から直接、パントリーに抜け、その先のキッチンへと続いていくような動線を確保すると、非常に使い勝手の良い間取りに出来ます。

玄関から中庭に出れる動線を用意する

中庭をつくる場合は玄関からシューズインクローゼットを通り、シューズインクローゼットから、直接中庭に出れる動線を用意すると、中庭への動線がスムーズになります。

玄関から直接中庭へ抜けられる間取り 出典:タウンライフ

また、中庭から、直接その周りを囲う諸室へ移動できるようにすると、さらに動線が便利になります。

人気の間取り8:階段下の収納

階段下はデッドスペースになりやすいですが、階段下を収納スペースにしたり、トイレなどを設置すれば無駄なスペースにせず、間取りを活かすことが出来ます。

階段下の収納は奥行きが取れるので、あまり使用頻度が高くなく、なおかつ、かさばりやすい、ストーブなど季節の家電用品、ゴルフ用品、アウトドア用品などを収納する場所として使うと良いと思います。

間取りのコツ:階段下の収納

階段下の収納スペースを有効的に使うためには、階段の上り始めの低い部分の利用をどのようにするのかが一つの大きなポイントの一つになります。

さらに収納としての存在感を消す工夫を施す必要があります。

階段の蹴り上げ部分を収納スペースとして使う

出典:SUVACO(大庭建築設計事務所)

階段の上りはじめの蹴り上げ部分を利用して「引き出し収納」とし、小物類の収納として利用すれば、階段下のスペースを無駄なく有効活用することが出来ます。

※ただし階段が骨組みだけでむき出しになっているタイプの「ストリップ階段(スケルトン階段)」では、蹴り上げ部分の収納利用はできませんので、階段下は見せる収納を施す必要があります。

方立(ほうだて)・棚板を利用して収納を兼ねた階段にする

出典:SUVACO(+ReMo(リモ)建築設計事務所 )

階段の形状に合わせる形で、方立(ほうだて)・棚板を利用して収納スペースをつくる方法もあります。

この場合、収納をディスプレイして演出するなど、見せる収納として利用出来るほか、窓などの開口部を設けることで室内に明かりを取り入れることも検討できます。

階段下収納の存在感を消す

出典:アルプスピアホーム

リビング階段のようにLDKに階段を設置する場合、特に階段下の収納スペースの存在感を消すことが一つのポイントとなります。

階段下の収納の存在感を消す工夫としては、例えば、LDK側からは見えない位置に収納扉を設置すると良いと思います。

また、階段下の収納で、LDKに圧迫感が出る場合は、階段下の収納スペースを上り終わりの部分まで使い切らないようにするなどの工夫を施す必要があります。

※リビング階段については「リビング階段のある家の10のメリットとデメリット」を参考にしてください。

諸室で人気の高い間取り

最後に諸室で人気の高い間取りについて見ていきます。

諸室で人気の高い間取りは下記の通りです。

1:和室
2:書斎
3:室内干しスペース

それぞれの間取りの特徴やコツについては下記の通りです。

人気の間取り9:和室

出典:ダイワハウス

設計段階で必ず話題にのぼるのが「和室」の間取りです。

和室が「必要」か「必要でない」かは、家づくりで必ずと言っていいほど、天秤にかけられる話題の一つですが、やはり、一部屋くらいは和室をつくりたいという方が多い印象を受けます。

和室を検討するにあたっては、和室の用途はもちろん和室の意味を考える必要があり、和室に何を求めているのかを明確にする必要があります。

和室を選ぶ理由は概ね下記の3つに集約されると思います。

和室を選ぶ理由1:「格式ある居室」が欲しい

和室を選ぶ1つ目の理由は格式ある居室が欲しいという理由です。

和室に格式をはじめ「様式美」を求めている場合、和室をつくる際の約束事があるため、格式のある和室をつくりたい場合は、伝統的な意匠や決まりごとに則った間取りを検討する必要があります。

和室を選ぶ理由2:「雰囲気」を楽しみたい

出典:ダイワハウス

2つ目の和室を選ぶ理由は「雰囲気」を楽しみたいという理由です。

例えば、茶の間など家族がお茶などを飲みながら団欒するスペースとして、和室の雰囲気を楽しみたい場合です。

和室に格式を求めているわけではなく雰囲気を楽しみたい場合は、「人気の間取り2:LDK脇の和室(畳コーナー)」でお話ししたような、フランクな和室を作ると家族の団らん楽しむ事ができると思いますので、和室検討の際の参考にしてください。

和室を選ぶ理由3:「畳のスペース」が欲しい

3つ目の和室を選ぶ理由は「畳のスペース」が欲しいという理由です。

ただ、横になれるスペースを和室に求めている方もいらっしゃいます。

この場合も人気の間取り「LDK脇の和室」でお話ししたような和室をつくると無駄のない和室を作ることができると思います。

間取りのコツ:和室

出典:積水ハウス

和室はちょっとした間取りの工夫を施すだけで、空間全体の印象が大きく変わります。

和室は隣室との関係でその意味と役割が大きく変わってくるので、和室をつくるときは和室に何を求めているのかを明確にした上でプランを検討していく必要があります。

ここでは和室づくりのちょっとしたコツについてお話ししてきます。

和室に格式など様式美を求める場合の間取りのコツについては、ここでは割愛させていただきます。

段差を変える

和室に入る際に段差を加えれば、洋室から和室に入る時の気持ちを自然と切り替える事ができます。

もちろん、洋室と和室の間に、あえて段差を作らずにバリアフリーとする方法もあり、その場合、空間に連続性が生まれ、和室をより身近に感じる事ができます。

玄関からも直接、和室に入れるようにする

栗東の家 出典:O-uccino(建築家・小泉 宙生/金山 大)

和室を座敷として利用したい場合は、玄関からも直接、和室に入れるようなプランにするといいでしょう。

リビングを通らずに玄関から直接座敷に足を運べる動線を用意すると、和室がよりフォーマルなものになります。

人気の間取り10:書斎

出典:Studio AR&D | F5 Residence

書斎も諸室の中で人気の高い間取りです。

書斎とは、もともと「読書や書き物などをする部屋」という役割を持ちますが、現在の書斎は、趣味部屋としてはもちろん、仕事部屋として利用されます。

つまり、書斎の利用の仕方は個人にゆだねられており、完全に自由です。

防音性を高めれば大音量で音楽を聞くことも可能となりますし、こだわりの詰まった部屋にすることもできます。

間取りのコツ:書斎

昔の書斎は独立してこもるタイプの部屋というイメージでしたが、現在の書斎は、リビングの一角に設けた書斎、玄関横にちょっとしたスペースを設けた書斎など、実に多様でオープンな書斎を検討することが出来ます。

大きくいって書斎は下記の3つのタイプに分けられます。

1:和室タイプの書斎

出典:旭化成ヘーベルハウス

いわゆる、天井高を抑えて畳敷きにした書斎が和室タイプの書斎です。

和室タイプの書斎は、昔ながらの和風住宅でよく見られ、座卓を設けて畳に座り、読書や書物をする用途で使われます。

・和室タイプの書斎を良くするコツ

正座や、あぐらをかいて座るのが苦手な場合は、掘りごたつのように床の一部を彫り込んだ形にすると、椅子に座るような形で畳に座り座卓に向かうことが出来ます。

出典:Houzz(アイ-ウッド株式会社)

この時、床の彫り込みの部分は350ミリメートル程度下げると、納まりが良くなる事が多いので参考にしてください。

1階に和室タイプの書斎を設ける場合は、基礎立ち上がり・土台のスペースを利用して、床の彫り込み部分をつくる方法もあります。

この時、彫り込んだ部分にコンセントを配置しておくと、彫り込み部分からも電源が取れるため、非常に便利で使いやすいスペースにする事ができます。

2:洋室タイプの書斎

洋室タイプの書斎は和室タイプの書斎よりも天井高が高く、床をフローリングにしたタイプの書斎のことを言います。

いわゆる一般的によく見るタイプの書斎がこの洋室タイプです。

・洋室タイプの書斎を良くするコツ

デスクを造作する場合は、およそ700ミリメートル前後の高さに設定すると使い勝手の良いデスクになります。

また、壁に向かって作業をすると圧迫感を感じてしまう場合は、視認性を高めるために横に長いタイプの窓など開口部を設けると、屋外との間につながりが生まれるので、使っていて気持ちの良いデスクにできます。

ほっと一息つきたいときにデスクから視線をそらす事ができるので、作業効率も自然と高まるデスクになると思います。

3:吹き抜けや廊下を活用した書斎

独立したスペースではないものの意外に使い勝手が良い書斎が、この吹き抜けや廊下を活用したタイプの書斎です。

廊下の一部や、吹き抜け部分を活用して書斎を作る方法です。

・吹き抜けや廊下を活用した書斎を良くするコツ

出典:Pinterest(設計:久保田英之建築研究所)

吹き抜けや廊下の空間を活用して一部を書斎コーナーにすればLDKとの距離も近くなり、ふとした瞬間に利用できる書斎になります。

単なる移動空間となりがちな廊下を書斎にする事で、限られたスペースを無駄なく有効的に使う事ができるメリットがあります。

ただし、廊下を利用して書斎を作る場合は、通路幅にも注意が必要で、座った人の後ろを移動するスペースを確保する必要が出てきます。

廊下の幅を、ある程度広めに確保する必要があり、「作業する人」と「廊下を通る人」、双方の使いやすさを求めると、だいたい1500ミリメートルくらいの幅を確保すれば勝手の良い書斎を作れると思います。

また、吹き抜けの2階の廊下の一部を利用して書斎を設ける場合は、腰壁の高さや腰壁から天井までの高さをどれくらいにするのかが設計上の一つのポイントとなります。

床からデスク面までの高さを700ミリメートルと設定した場合、そこから300ミリメートルほどの高さを設けると良いでしょう。

つまり、この場合、床からの高さは1000ミリメートルということになります。

また吹き抜けを利用した書斎の場合、一階下の風景を眺めながら利用できる書斎になり、そこに座りたくなる書斎にする事ができます。

より階下の景色を見たい場合はデスクから腰壁の高さを200ミリメートルくらいに設定すると視認性が高まります。

人気の間取り11:室内干しスペース

出典:オスカーホーム

室内で衣類を乾かすための室内干しのスペースを設ける間取りも人気の高い間取りです。

室内干しのスペースをうまく確保することで、天気が不安な時でも、室内に洗濯物を干したまま出かけることができるので、日常の生活を送る上で便利になります。

また花粉の多い季節などに、外に干すことをためらわずに気持ちよく室内干しをできるところも大きな利点です。

間取りのコツ:室内干しスペース

もともとある間取りを有効利用するか、それとも室内干し専用の部屋を設けるかの2つの方法が考えられますが、室内干しスペースの主な作り方は下記の通りです。

サンルームを設ける

出典:SUVACO(小木野貴光アトリエ一級建築士事務所)

サンルームとは、ガラス面を大きくとって、日光をふんだんに取り入れられるようにした部屋のことです。

サンルームをつくることで室内干しのスペースがうまれます。

ただし、サンルームを設置する場所によっては、部屋が暑くなりすぎる場合や、壁、天井などで完全に囲われていると建築面積に参入されるため注意が必要となります。

脱衣所に日の光が入る天窓を設ける

出典:イエタテ(建築システム)

また、脱衣所に天窓を設け、脱衣所を使用しないときは室内干しスペースとして使用する方法もあります。

つまり、もともとある部屋を有効活用する方法です。

浴室乾燥機を導入する

室内干しをするために、浴室を有効活用し、浴室暖房乾燥機を設置する方法もあります。

陰干しをした方が良いデリケートな素材の衣類や、濡れた靴などを乾燥させる際に便利で、浴室乾燥は意外と利用の幅が広いのが大きな利点です。

浴室は家の中でも最も湿度が高いスペースですが、浴室乾燥機を取り付けることでカビやニオイの発生を抑えることもできます。

インナーバルコニーを検討する

出典:積水ハウス

さらにインナーバルコニーを設けて半屋内空間を確保することもできます。

インナーバルコニーでは趣味などを楽しむ部屋としても活用できるほか、様々な用途で使用することが出来ます。

インナーバルコニーについては「インナーバルコニーで抑えておきたい7つのメリットとデメリット」をご覧ください。

まとめ:注文住宅で人気の高い間取り

今回は注文住宅の中でも特に人気の高い間取りについて見てきました。

人気の高い間取りを見てみると開放感が大きなポイントである事がわかります。

ただ、開放的にしすぎるのも良くなく、必要以上に開放的な空間を始め、間取りにしてしまうと、不都合の方が勝ってしまい、帰って使いづらくなる家になる恐れもあるので、そのあたりのバランスを考えて、設計士と相談の上決めて行ってください。

より使い勝手の良い間取りにするコツについても記しておきましたので、ぜひ、参考にして家づくりを進めていただければと思います。

カタログで実例を参考にする

カタログに掲載されている実例を参考にして家づくりを進めると失敗のない家づくりを進めることができます。

カタログはインターネットから無料で簡単に請求することができ、それぞれの好みに合わせた住宅カタログを取り寄せていただくことができます。

人気の高い「平屋住宅」や話題の「ZEH(ゼッチ)」、異国情緒あふれる「輸入住宅」はもちろん安全性の高い「バリアフリーの住宅」や「2世帯住宅」など家づくりのテーマや予算、会社などから自由に選んで請求できるので家づくりを検討し始めたら一度請求し、カタログを参考にして家づくりを進めていくと良いと思います。

ライフルホームズでカタログを請求していただくと、はじめての家づくりノートという、家づくりのスケジュールをはじめ、家づくりにかかるお金の話、モデルハウスを見学する際のチェックポイント、家づくりの基礎知識などのポイントがまとめられたブックレットも配布されます。

参考にして是非、失敗のない家づくりを進めて行ってください。

人気の間取りで家づくりを進めるなら、まずはLIFULL HOME’Sでカタログ請求!

住宅カタログには様々な家づくりの間取りのアイデアが豊富に掲載されています。建てたい家に似ている住宅を見つけることで、間取りプランの参考にすることができます。

つまりカタログ請求は、家づくりを検討されている方にとって利用必須と言えます。

ライフルホームズのカタログ請求サービスでは「ガレージハウス(ビルトインガレージ)にしたい」「趣味を兼ねた家づくりがしたい」「平屋住宅にしたい」「屋上が欲しい」「中庭のある家に住みたい」など、それぞれが持つ家づくりのこだわりによって様々な住宅カタログを請求できます。

予算・テーマ・住宅会社ごとに異なる住宅カタログを請求できますので一度利用して見てください。

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無料で人気の高い間取りの提案を受けてみる

実際に人気のある間取りを提案してもらいながら家づくりを進めていきたい方は住宅会社を比較検討できるサービスを利用するといいでしょう。

注文住宅で家づくりを進めるにあたって、複数社から相見積もりを取り比較検討することは必須ですが、こちらのサービスを利用すれば無料で間取りの提案、見積もり依頼、資金計画、土地探しの提案などを受けることができます。

利用方法も簡単でわずか3分程度で複数の会社に一括依頼することができるので効率よく家づくりを進めていただくことができると思います。

注文住宅で住宅会社を検討し始めたら、まずは複数社から家づくりの提案を受けて見てください

注文住宅で家づくりを検討し始めた方はもちろん、間取りで悩んでいる場合は、一度同じ条件で複数社から間取り提案をしてもらってください。

ご紹介させていただくサービスでは、

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つまり、注文住宅での家づくりをトータルでサポートしてくれるサービスとなっています。

また複数社を比較することで、提案力の違いなどがわかり、提案力の差から住宅会社を選ぶこともできます。

詳細はタウンライフ家づくりのページで確認いただけます。

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利用する際の注意点

ただし、タウンライフを利用する際は、下記の点に注意して利用してください。

1:依頼する住宅会社により提案の幅が違う
2:住宅会社の中には住宅カタログしか送ってこない会社もある
3:中には、迷惑な営業をかけてくる住宅会社もある
4:対応が遅く、なかなか返事をくれない住宅会社もある

タウンライフに掲載されている住宅会社は、全て厳格な基準をクリアされた住宅会社ばかりで安心して利用できますが、以上のように適当な対応をする住宅会社も、全体から見ればごく少数ですが存在するようです。

ただし、前向きに捉えれば、そのような住宅会社を正式に依頼する前に判断できることもこのサービスを利用する大きな利点だと思います。

対応を含め、心から信頼できる住宅会社に家づくりを依頼したいと考えるのはなんらおかしなことではありません。

また、家づくりは人生の中でも、とても大きな金額が動きますから、少しでも安くいい家を作りたいと考えるのが普通でしょう。

複数社に同じ内容で、依頼をかけられるので、見積もりの違いなども比較できるのもサービスを利用するメリットだと思います。

色々意見はあるかと思いますが、対応を含めた会社による違いが、はっきりと現れ、しっかりと比較することができることは大きなことだと思いますので、家づくりではこうしたサービスを積極的に利用していくといいと思います。




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