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注文住宅の家づくりで夫婦生活を豊かにするための寝室づくりの8つのアイデア

住まいにおいて、寝室の役割は睡眠をとり1日の疲れを癒すためにあります。

また病気をしてしまったときなどは、寝室で横になり体を休めるときに利用されます。

寝室の間取りは心身ともにリラックスして体を休め、あしたへの活力を養う場所ですから、注文住宅の間取りの中でも夫婦がお互いにとって心地よいと感じる空間にしなくてはなりません。

心地よい感じ方は人それぞれ違いますが、共通して言えることは、心地よさは、光、音、風通しの良さ、室温が適当なものでなければならないとうことです。

夫婦がお互いを思いやり、豊かな時間を過ごすためには、心地よさを追求する上でベッドの形、寝室内のレイアウト、より大きな意味で注文住宅全体の間取りを工夫して設置しなくてはなりません。

この記事では、夫婦がいつまでも仲良く、豊かな夫婦生活をおくるために必要な要素を取り込んだ、寝室づくりの8つのアイデアについて触れていきます。

※寝室の間取りプランは「布団」を選ぶのか「ベッド」を選ぶにかによってプランが変わってきますが、今回の記事では「ベッド」を選んだ場合のプランについてお話しさせて頂いています。




寝室とは

注文住宅の間取りの中でも、寝室の主な目的は、体を休め日々の疲れを取ることにあります。

寝室は、病気など体の調子が悪いときは、療養する場所として使用されるように、寝室には癒しの要素が必要で、生活を豊かにする上で心地よい間取り設計をすることは非常に大事な要素となります。

ちょっとした書斎を設けた寝室 出典:スウェーデンハウス

夫婦であればお互いの関係を確かめ合うための、コミュニケーションの場所として利用されることもあるでしょう。

寝室は心と体を癒すための場所ですから、注文住宅の間取りを設計するにあたり、外部からの音を防ぎ、光を調整し、いかに気持ちよく体を休めることができるのかを念頭に置いて計画しなければなりません。

寝室のベッドの寸法

寝室の間取りやレイアウトを考える上で、ベッドの寸法を外して考えることはできません。

寝室に設置されるベッドにはシングル、ダブル、セミダブル、クイーン、キングなどがあり、サイズにより違いがあります。

厳密に言えば各メーカーにより違いがありますが、一般的に用いられるベッドの寸法は、おおよそ次の通りとなっています。

一般的なベッドのサイズのおおよその目安

ベッドのサイズ 出典:オーダー家具の3rd

シングルサイズ: 縦2050×横1050
※このうちマットレスのサイズは 縦2000×横1000

セミダブルサイズ:縦2050×横1250
※このうちマットレスのサイズは 縦2000×横1200

ダブルサイズ:  縦2050×横1450
※このうちマットレスのサイズは 縦2000×横1450

クイーンサイズ: 縦2050×横1650
※このうちマットレスのサイズは 縦2000×横1600

キングサイズ:  縦2050×横1850
※このうちマットレスのサイズは 縦2000×横1800

ただし、寝室にベッドを置くときは、ベッドのサイズを意識することはもちろん、寝室内でベッドを置く位置や、シーツを取り換えるときなどのことを考えて、ベッドメイキングをするための、サイドスペースも事前に検討して置く必要があります。

寝室のベッドの置き方

寝室のベッドの配置はとても重要です。

寝室にベッドを配置する時は、ベッドメイキングのスペースはもちろん、ベッドに横になるためのサイドスペースをしっかりと確保する必要があります。

例えば通路幅が狭いと、ベッドメイキングがしにくくなりますし、ベッドの使い勝手が非常に悪くなってしまう恐れがあります。

またベッドの配置次第で寝室内の照明の位置はもちろん、窓の位置や、コンセントの配置も変わってきます。クローゼットの配置も変わってくることもあるでしょう。

つまり寝室のベッドの配置検討次第で、寝室内のレイアウトはもちろん、注文住宅全体の間取りが大きく変わってくることとなります。

寝室内のベッドの配置と理想的なサイドスペースの位置

ベッドの配置を検討する上でサイドスペースの位置は主に2通りです。

1:シングルベッド(またはセミダブルベッド)を横に並べるツインベッドの場合

6畳の部屋のツインベッドのレイアウト 出典:インテリアスタイル

ツインベッドの配置では通常、2つのベッドの間に簡単なものをおく場所としてナイトテーブルを挟んでベッドが設置されます。

ツインベッドの場合は、2つのベッドの間を挟んだ中央の通路からお互いのベッドに横たわることが一般的なものとなります。

ただしベッドメイキングのしやすさを考えた場合は、お互いのベッドの「両サイド」、それに「足元」の三方向にある程度のスペースを確保することが必要となります。

2:ダブルサイズ・クイーンサイズ・キングサイズの場合

6畳の部屋のダブルベッドのレイアウト 出典:インテリアスタイル

ダブルサイズのベッドはもちろん、クイーンサイズ、キングサイズのベッドを寝室に置く場合は、1つのベッドの両サイドからお互いの場所に横たわる方法が一般的なものとなります。

この時、ベッドの一方が壁についている配置にしてしまうと、壁側からベッドに入る人は足元からベッドに飛び込む方法しかできず、非常に使い勝手が悪くなってしまいます。

つまり大きなサイズのベッドを寝室に配置する場合、スペースの問題で一方の壁をくっつけてしまうと、夫婦のどちらかが寝ているときは、のそのそと足元からベッドに入らなくてはならなくなり、導線が悪くなってしまうので注意が必要です。

たまに建築家が設計する寝室の間取りにおいても、十分な通路幅を確保できるのに、一方の端を壁側につけるような形の寝室の間取り計画を見ることがありますが、使い勝手を考えずに設計されている場合もあるので注意してください。

寝室のベッド配置にあたりサイドスペースに最低限必要な寸法

ベッド周辺の最低限必要な寸法は下記のとおりです

1:ベッドメイキングできるスペース:300mm

2:ベッドへ潜り込みできるスペース:450mm

3:ベッド足元のスペース:450mm

最低でもこれくらいのスペースを確保すると安心できるでしょう。間取り次第では、もしかしたら人により狭く感じることもあるかもしれませんので、その場合は設計士と相談の上決めてください。

ただしクローゼットなどの動く扉を寝室内に設置する場合は、余裕を持って、気をつけて間取りの計画をしてください。

寝室内のベッドの基本的な配置と寸法

寝室のベッドの配置は、一般的に4つのレイアウトが検討されます。

ツインベッドかダブルベッドかによっても違いはありますが、寝室のベッドの配置の仕方は下記の通りです。

▼ツインベッドの場合

寝室ベッドの配置と寸法1:シングルベッド×2+ナイトテーブル

6畳の寝室の配置例 出典:KOMESAN

寝室ベッドの最も基本的な配置の仕方です。シングルベッドの間にナイトテーブルを置き、ベッド中央に人が通れるくらいの通路幅を設ける方法です

この場合、シングルベッドの横幅は1050mm×2=2100mm必要で、さらにナイトテーブルの横幅として600mm程度が必要となりますから最低でも合計で2700mm必要となります。

寝室ベッドの配置と寸法2:セミダブル+シングル+ナイトテーブル

ご主人様の体が大きい場合は、ご主人様のベッドをセミダブルにすることが検討されます。ツインベッドの配置なので、先ほどの例と同じく、中央には人が通れるくらいの通路を設けます。

この場合、セミダブルベッドの横幅は1250mmとなるのでシングルベッドと合計して2300mm、さらにナイトテーブルの横幅がおよそ600mmと想定すると最低でも合計2900mmの幅が必要となります。

▼ダブルベッドの配置

寝室ベッドの配置と寸法3:ダブル+ナイトテーブル×2

6畳の寝室の配置例(ダブル)出典:KOMESAN

寝室のベッドをダブルベッドにした場合、サイドスペースに2台ナイトテーブルを置く方法が一般的です。

それぞれのサイドスペースに、ナイトテーブルを置くわけですから2倍の広さを確保することが必要となり600×2=1200mm、それにダブルベッドの1450mmを合計して2650mmのスペースが必要となります。

寝室ベッドの配置と寸法4:クイーン〜キング+ナイトテーブル×2

6畳の寝室の配置例(クイーン・キング)出典:KOMESAN

クイーンサイズの場合は1650mm、キングサイズのベッドの場合は1850mmが基本的な横幅となります。

ベッドの使い勝手を考えた場合、同じようにサイドスペースにナイトテーブルを2台置くとクイーンサイズでは2850mm、キングサイズでは3050mmの横幅が必要となります。

夫婦生活を豊かにするための主寝室づくりの8つのアイデア

ここからは夫婦生活を豊かにするための、主寝室づくりのアイデアについてお話ししていきます。

夫婦がいつまでも仲良く暮らしていくためには、程よい距離感を確保しながらも、お互いの存在を認め合い尊重し合う時間を意識的に確保することが必要となります。

夫婦にとって豊かな時間を過ごす寝室づくりを計画できるように、ここからは夫婦の仲を良くするための寝室づくりの8つのアイデアについてお話ししていきます。

寝室の間取りのアイデア1:主寝室と子供部屋の距離をおく

夫婦がいつまでも仲良く暮らしていくためには主寝室の間取りを工夫し、お互いにとって程よい距離感をたもち、それでいてお互いにとって豊かな時間を過ごすプランニングをすることが大事です。

夫婦生活を送る上で、子供の存在が気になるのなら、親子の間にも程よい距離感をつくることが必要となります。

例えば、主寝室と子供部屋の独立性を高める場合は、寝室の間取りを、それぞれ1階と2階に分ける方法もありますが、同じフロアで主寝室と子供部屋を分ける方法もあります。

同じフロアに寝室と子供部屋を置く場合、親子の間で気持ちのいい間取りをつくる上で検討すべき点は、いかにしてそれぞれの間取りの独立性や遮音性を高める工夫を施すのかということです。

ここでは主寝室と子供部屋との距離を置くことで、夫婦にとって心地よい寝室にする間取りの具体的なアイデアについてお話ししていきます。

主寝室の間取りの具体的なアイデア1:主寝室と子供部屋との間に廊下や階段を含めた他の居室を挟む

主寝室と子供部屋が収納や階段で挟まれた間取り 出典:GNIホーム

主寝室と子供部屋を近い距離においてしまうと不都合が生じることが多くなります。

例えば主寝室と子供部屋を、壁を挟んだ隣同士の間取りにしてしまうと、子供が大きくなればお互いに気を使う居室になってしまいます。

そのようなことを避けるためには、主寝室と子供部屋との間に、廊下を挟んだり収納スペースを設置したり、書斎の間取りを間に挟むなどし、それぞれの部屋の独立性を高める工夫を施すことが必要です。

主寝室と子供部屋との間にワンクッション、他の間取りを挟むことでそれぞれの部屋の独立性が高まり、さらに遮音性も高くなります。

主寝室の間取りの具体的なアイデア2:親子のゾーンを明確に区切る

親と子の部屋を別の階に持ってくることで明確にゾーニングする方法もあります。

例えば、主寝室を一階、子供部屋を2階と言ったような間取りにする方ほです。ただしその際は主寝室の上に子供部屋の間取りにすることは避けてください。

子供部屋を主寝室の上に持ってきた場合、やはり音の問題も気になるため、親と子、お互いにとって気持ちのいい間取りとは言い難くなります。

寝室の間取りのアイデア2:寝室内のレイアウトを工夫する

夫婦にとって気持ちの良い寝室にするためには、夫婦にとって心地良い距離感を保てるような工夫を施すことが大事です。

例えば、夫婦のどちらかの帰宅が遅い時など就寝時間に頻繁にズレが生じるときは、夫婦のどちらかが気を使うような寝室のレイアウトにしてしまうとストレスがたまってしまいます。

それを防ぐためにはベッドの配置はもちろん、寝室のレイアウトを工夫する必要があります。

寝室の間取りの計画段階から、あらかじめ設計しておく方法もありますが、家を建てた後にできる工夫もあります。

下記の方法はツインベッドでの配置の工夫となります。

寝室の間取りの具体的なアイデア1:主寝室を引き戸で間仕切りする

主寝室内の引き戸 出典:ヘーベルハウス

夫婦で帰宅の時間がずれることが多い場合は、寝室を引き戸で仕切るタイプにすると、お互いのペースを極力乱すことのない寝室の間取りをつくることができます。

通路を挟んだツインベッドの中央に引き戸を設置し、普段は引き戸を開けて置き必要なときにだけ空間を分ける工夫をすることで、お互いを尊重しながらも程よい距離感を保つことができます。

引き戸の設置にかかるおおよその費用については「こだわりの家づくりの26のオプションとそれにかかる費用と特徴」を参考にしてください。

寝室の間取りの具体的なアイデア2:格子をパーテーションとして使う

引き戸を設置しないまでも、格子などをパーテーションとして利用することで緩やかに空間を間仕切りする方法もあります。

引き戸タイプのよう防音性は期待できませんが、緩やかに空間を仕切ることでお互いの距離を程よく分けることができます。

可動式の収納を設置した例 出典:ヘーベルハウス

例えば、写真は可動式の収納棚をパーテーションとして利用した例ですが、奥にもう一台ベッドがあり、就寝時間に違いが生まれても、夫婦がお互いに気遣いなく眠ることができるように工夫されています。

このような場合は、普段は一緒のベッドで就寝し、平日などの時間がずれた時だけ別々に眠れるように間取りが設計されています。

寝室の間取りの具体的なアイデア3:オープンシェルフを間におく

また夫婦間の距離を近づけた間仕切りを使用したい場合は、オープンシェルフを設置する方法もあります。

オープンシェルフを設置することで、緩やかな間仕切りとなりますし、寝室内のインテリアとしても利用することができます。

例えば読みかけの本を棚の上においておいたり、お互いの枕元に設置されている照明のあかりを緩やかに遮る効果もあります。

オープンシェルフで仕切った主寝室 出典:ミサワホーム

例えば写真はオープンシェルフで仕切った主寝室の一つの例です。写真では背の高い棚を使っていますが、背の低い棚で仕切り、お互いの顔が見れるように緩やかにつなげる方法もあります。

上の写真では、さらにプラスアルファの工夫として、ご主人側のベッドスペース脇には簡単な書斎を設け、奥様側のスペースにはアクセサリーなどを収納できるクローゼットが設置されています。

(プライベートゾーンの設置に関しては次の「寝室の間取りのアイデア3」をご覧ください)

寝室の間取りのアイデア3:寝室の中にプライベートゾーンを併設する

寝室にこだわった家づくりをされたい場合や、寝室の間取りを広く取れる場合は寝室内にパーソナルスペースを確保すると良いでしょう。

寝室内のパーソナルスペースはちょっとした書斎としても利用できますし、夜寝る前にワンクッションをおき、気持ちを落ち着かせたり、寝る前のちょっとした時間を有意義に活用できる間取りにすることができます。

また主寝室内にプライベートゾーンを持つことで、お互いの息を感じながらも夫婦の生活リズムに合わせて空間設計や証明計画ができるようになります。

寝室の間取りの具体的なアイデア1:寝室の一角にそれぞれが簡易的に使う書斎を設ける

寝室の一角にある書斎 出典:トゥクリエイト

仕事の関係で、夫婦の就寝時間が合わない時はもちろん、寝る前にやり残したことがあるとき、夫婦別々で寝たいときなどに、書斎があると非常に便利に活用することができます。

夫婦それぞれの趣味部屋としても活用することも検討できますし、1日を振り返り、気持ちを切り替える空間としても利用することができます。

寝室の間取りの具体的アイデア2:寝室内の書斎をパーテーションで間仕切りをする

床を一段上げて夫婦の書斎を作る方法も 出典:All About

寝室はあくまで体を休める場所なので、寝室内に書斎を設置する時は、必要以上に寝室に干渉しないように注意することが必要です。

簡単な工夫としては出し入れ可能なパーテーションなどを使用し、間仕切りをすることです。

出し入れ可能なパーテーションを使用し簡易的に空間を仕切ることで、書斎を使用する時は閉め、利用しない時は開けて開放的な空間にしておくことができます。

※居住空間を機能ごとに分類して配置することをゾーニングと言いますが、ゾーニングの基本的な考え方については「新築の注文住宅の間取りで失敗しないマイホームの間取りプラン作成のコツ」を参考にしてください。

寝室の間取りのアイデア4:寝室の雰囲気をガラッと変える

例えば主寝室だけガラッと間取りの変化を加える方法も有効的です。

生活をするための空間とゆっくり体を休めるための空間にメリハリをつけ、意識的に変化を加えることで、ベッドで体を休める際のくつろぎ感に差が生まれます。

例えば他の居室は開放的な空間にしておいて、寝室はあえて開放感のない空間にする方法もあります。一般的には、天井が高すぎると落ち着かないと言われますし、寝室内の空間が広すぎても落ち着かない空間になります。

風水を意識した場合は勾配天井なども良くありません。

大事なのはメリハリをつけた上で、意識的に寝室内の空間に他の居室をは違う変化を加えることです。

ここからは寝室の雰囲気をかえ夫婦が豊かな時間を過ごすための工夫についてお話ししていきます。

風水を意識した寝室内の間取りをつくる方法については「家づくりで役立つ風水で家の中の環境をよくする間取りの26のポイント」内の「風水で気をつけたい寝室の間取り7つの注意点」をご覧ください。風水の理論を利用することで快適な居住空間がつくれるようになります。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア1:間接照明の配置に気をつける

寝室の間接照明 出典:ライティングファクション

寝室内を落ち着いた空間にするためには、ベッド周りの照明は落とすことが必要となります。

窓などの開口部の面積をあまり大きく取らずに、壁や天井に向けて照らすような間接照明を使うと、あかりが壁に反射するので、柔らかくなり、それだけで寝室内の雰囲気をガラッと変えることができます。

(ホテルなどでよく見られますが、間接照明を壁や天井に向かってあてると、ベッドで横になったときに程よい明るさでくつろぐことができるようになります)

寝室で本を読むことが想定される場合、光源が足らない場合は枕元に電気スタンドを配置するか、もしくは、あらかじめ夫婦それぞれの手元で操作できるブラケットを壁に設置するなどをしておけば使い勝手も良くなります。

※ブラケットを設置する場合は光が横に漏れすぎないように工夫することが必要です。

寝室のブラケット 出典:ライティングファクション

間接照明を計画する際のポイントとしては、全体的に低い位置に壁や天井、または床に向けて設置すると落ち着いた雰囲気の空間に仕上げることができます。

例えば高級ホテルにお泊まり頂くと実感して頂けますが、高級ホテルの寝室では全体的に低い位置に照明が計画されています。意識しないとわかりませんがリラックスできる位置に、柔らかい光となるように証明が設置されています。

間接照明を計画する上では、高級ホテルのようなさりげなさが大事なポイントとなります。

※間接照明はムードを高める効果もあります。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア2:寝室内の照明計画を工夫する

足元を照らすダウンライト 出典:ライトスタイル

主寝室内全体の照明計画についていえば、まずはベッドの位置を決める必要があります。

主寝室の場合は、他の部屋と違い、買い替えを除き、ベッドの配置などを動かすことはほとんどないでしょうから、設計時にどのよな大きさのベッドを、どのように配置するのかをあらかじめ決めておきます。

その上で主寝室内の照明の位置を計画していくことが大事です。

例えば、天井から足元へ向けてのダウンライトは、ベッドの上に設置するのではなく足元の位置に設置する方法が効果的です。

足元を照らすダウンライトを設置すれば、就寝後にトイレに行きたくなっても動線を便利にすることができますし寝室内の照明の雰囲気を柔らかくすることができます(枕元に足元を照らすためのスイッチを設置するとさらに便利になります)。

また繰り返しますが、主寝室では他の居室と違い、目線が低くなるのでそれに合わせた照明計画をしなくてはなりません。

主寝室内の照明を計画する際は、1600mm以下を目安として設置すると気持ちの良い照明になると思います。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア3:窓の配置を考える

落ち着いた雰囲気の寝室 出典:積水ハウス

主寝室内の窓の配置も非常に大事です。

寝室のベッドの配置を計画するときに原則として頭の部分に窓が設置してあるのはあまり好ましくありません。なぜなら窓には断熱材が入らず、スースーと風が抜けるからです。

ハイサイドライトなどの高い位置にある窓も同様の理由から避けた方がいいと思います。冬になると冷たい空気が窓から頭に落ちてくるからです。

また横になったときに頭上に窓があると、寝室内が明るくなりすぎてしまい、十分な睡眠を確保できなくなる可能性があります。

もちろん絶対ではありません。法規によりそこに窓を取らないと暗くなってしまう場合などもありますし、なかにはベッドヘッドの部分に窓があると心地よいという方もいると思います。その場合は好みの位置に窓を設けてもらって構いません。

ただし、主寝室内では特に、窓を含む開口部の位置を低めにとり、面積をあまり広く取らずに、大きさを絞る工夫が必要となります。

※注文住宅の窓については「注文住宅の窓で失敗しないために抑えておきたい21種類の窓と配置のコツ」で詳しくお話しさせて頂いていますので窓の配置の際にお役立てください。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア4:開口部を控えめに設ける

木のぬくもり溢れる寝室 出典:cowcamo

主寝室内では原則として、開口部をあまり広く取らず壁面をなるべく多く取っておくと、寝室内に落ち着きが生まれ包み込まれるような安心感が生まれます。

つまり主寝室内の窓を始め、ドアなどの開口部は必要以上に大きく取らないことがポイントとなります。

ただし、開口部がなくなると圧迫感が生まれますので、必要に応じて適当な位置に開口部を設けることも必要となります。その辺りのメリハリは設計士さんと相談の上決めてください。

また主寝室内の高さについても同様です。2階に寝室を設けることが検討されている場合、注文住宅を建てる場所によっては、斜線制限などにより高さを確保できない場合があります。

その場合は寝室内の圧迫感が増しますので、開口部などを設けることで圧迫感を抑える工夫を施すことが必要になります。

大事なのは夫婦にとって居心地の良い空間にすることですので、あくまで原則として考えてください。

※繰り返しますが、ここでお話しするのはあくまで原則です。例えば都市部など住宅が密集している土地の1階に主寝室を設ける場合などは、低い位置に窓を設けてしまった場合、隣家が気になってしまったり、道路に面する場所に主寝室を持ってきた場合、道路を歩く人と目があってしまうということも考えられます。その場合は高い位置に窓などの開口部を設け、プライバシーを確保することが必要となります。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア5:床に変化をつける

ウール100%のカーペット 出典:家の時間

床に変化をつけるだけでもガラッと雰囲気は変わります。

例えば、主寝室だけ床をカーペットにするなど、裸足で歩いていて気持ちの良い空間にすると、気持ちの切り替えができるため寝室内の時間を豊かに過ごすことができます。

寝室内に変化を加える具体的なアイデア6:余計なものは置かない

すっきりとした和風モダンな寝室 出典:Yahoo search

主寝室にはタンスなど余計なものは極力、置かないようにしましょう。

寝室の間取りを考える上で大事なポイントは、生活感を極力出さない空間にすることです。

夫婦が豊かな時間を過ごすためには、主寝室では、いかに現実から遠ざけるのかが一つの重要な指標となります。

主寝室内に余計なものを置いてしまうと、生活感が生まれてしまいますので、なるべく、余計なものは置かない方が気持ち良い主寝室になります。

やはりここでもホテルを参考にしていただくと良いと思います。

※寝室の間接照明の設置にかかる費用や引き戸、部屋を仕切るための間仕切りの設置費用や特徴については「こだわりの家づくりの26のオプションとそれにかかる費用と特徴」にまとめさせて頂いておりますので参考にしてください。

寝室の間取りの工夫

夫婦生活を豊かにするためには、忙しい中でもリラックスできるスペースを作ることが大事です。

主寝室は、主に睡眠をとることで体を休める目的で使用されますが、間取りを工夫することで夫婦がよりリラックスできる空間にすることができます。

ここからは、夫婦が豊かな時間をつくるための間取りの工夫についてお話ししていきます。

夫婦生活を豊かにする寝室作りのポイントは、体を休める目的以外でも利用できるスペースを設けることです。

寝室の間取りのアイデア5:寝室の近くに夫婦だけで使えるバスルームを設置する

ベッドルームに直結するバスルーム 出典:suvaco

予算は必要になりますが、主寝室の近くに夫婦だけで使えるバスルームがあると夫婦生活を豊かなものにすることができます。

寝室は体を休める目的で設置されますが、主寝室にプラスαの価値をつけると、夫婦で過ごす時間が増えるので、より夫婦生活が豊かなものになる傾向があります。

主寝室の近くが難しい場合は、同じフロア内の少し離れた場所に浴室を設置するといいでしょう。浴室が主寝室の近くにあるだけで、子供に気を使うことなくバスルームを使うことができるのでその魅力は大きなものとなります。

都市部などで3階建ての住宅を検討している場合は、3階のフロアを夫婦の生活を豊かなものにする場所として利用するのもいい方法だと思います。

夫婦生活の時間が合わない原因の一つが子供にある場合、この方法はとても有効的です。

寝室の間取りのアイデア6:バルコニーやテラスを併設する

主寝室に設けられたインナーバルコニー 出典:エルクホームズ

主寝室に併設する形で、バルコニーやテラスを設けるのも一つの方法として検討してみる価値はあると思います。

バルコニーやテラスのスペースを広く取り、夏場は、入浴後の夕涼みに利用するのこともできます。冬は透き通った夜空を見上げることもできるでしょう。

夫婦生活を豊かなものにする上で、主審室をいかに体を休める目的以外でも利用できるスペースにするのかは一つの大事な指標となりますから、バルコニーやテラスを併設し、時にはバルコニーやベランダで就寝前の語らいの時間にあてる用途で利用するのもいいと思います。

バルコニーやテラスのようなちょっとしたスペースを有効活用して、気分をスイッチできる場所があると生活にリズムが生まれメリハリをつけることができます。

ただ、せっかくつくった場所であっても利用しないと意味がないですから、寝室に併設してバルコニーやテラスを設置する場合は、利用しやすいように間取りを工夫し設計することが大事です。

工夫の仕方は、それぞれの間取りによって違いますから、その都度設計士に相談するのがいいと思います。

エルクの社の間取り 出典:エルクホームズ

上の間取りは、先ほどの写真のエルクホームズの「エルクの社」の間取りですが、2階のゾーニングが子供部屋と主寝室で明確に分けられており、間にホールやウォークインクローゼットが配置されており、親子間のプライバシーに配慮した住宅になっていることがわかります。

寝室の間取りのアイデア7:夫婦で語れるスペースを併設する

ベッドの奥にあるのがリトリートスペース 出典:淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ

バルコニーやテラス席を夫婦で語れるスペースとして利用するものいいですが、寝室の横にワンクッション挟み、リトリートできるスペースをつくるのも夫婦生活を豊かにする上では大事なことです。

あえて、寝室の横につなげる形でリトリートスペースを用意しベッド以外の居場所を設けることで、子供達が寝静まった後に夫婦生活の一環として晩酌をしたり、リビングではできない夫婦だけのちょっとした会話を楽しめるようになります。

リトリートスペースは夫婦での会話を楽しむことが優先されますから、テレビなどは設置せず、落ち着いた雰囲気のソファやテーブルの設置にとどめておくと生活にメリハリが生まれるので良いと思います。

寝室内の間取りのアイデア8:寝室をシアタールームとして使用する

映画好きのご夫婦の場合は、寝室内の遮音性を高めて、大きなスクリーンを設置すれば、夫婦で映画を観るスペースを寝室内に確保することができます。

吹き抜け越しの壁面をスクリーンに、大画面を鑑賞できるシアターベッドルームも面白い 出典:いい家

ベッドに横になりながら、リラックスして映画を観ることができるので、日常の生活から少し離れてプライベートな空間で夫婦の生活を楽しむことができるようになります。

住宅カタログを参考にして間取りを決める

注文住宅のカタログには各社の特徴が色濃くあらわれています。

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まとめ:夫婦生活を豊かにする主寝室づくりのポイント

夫婦生活を豊かにする寝室をつくる上でのポイントは2つです。

1:お互いに程よい距離を取る
2:就寝目的以外の場所をつくる

夫婦生活は複雑ですから、お互いがどんなに思いやりを持って接していても、いつも同じ場所にいると疲れてきます。寝る前も一緒にいた場合はなおさらでしょう。

ですから、程よい距離感を取ることが必要になります。

ただし程よい距離感を取るだけでは、お互いの気持ちにすれ違いが生じてきてしまいますから、寝室をより豊かなスペースとして活用するために、就寝目的以外の場所をつくり、夫婦間で会話を楽しんだり、コミュニケーションを取る場所が必要になります。

いつまでも仲の良い夫婦を見ているとお互いに程よい距離感を取り、それぞれの趣味を楽しんでいる方が多いように思え、そのバランスを考えたものを、住宅設計にも活かすべきだと私は考えています。

間取りの提案力で住宅会社を選ぶ場合

今回の記事では寝室の間取りのアイデアを紹介しましたが、一言で「間取り」と言っても設計士によってその提案力は様々です。

いわゆる常識的な枠でしか考えられない設計士もいれば、突拍子もないアイデアを持った奇抜な提案をする設計士もいます。

両者を天秤にかけた時、どちらの設計士の方が腕がいいとは一概にはいうことはできませんが、一つだけ言えることは、様々な提案を受けることで、間取りの選択の幅が広がるということです。

例えば一方の設計士から提案された間取りのアイデアを他の設計士の間取りに応用することもできるでしょうし、より洗練された、理想に近い間取りづくりができるようになります。

一般的には、そうした間取りづくりの相談は手間がかかるし、時間もかかります。またそれに伴い労力も使います。

もしもこれから家づくりを始める、または間取りで悩まれているという方は、間取り提案をしてくれる住宅サービスを利用するといいと思います。

契約に至らない場合でも無料で間取りを作成、提案してもらうことができますので、それぞれの住宅会社による提案力の違いを感じていただけるかと思います。

気に入った住宅会社があれば、もちろんそのまま話を進めていただいて契約していただくこともできます。

間取りで決めたい場合は是非、そうしたサービスを利用して見てください。

間取りなど提案力の差で依頼先の住宅会社を決めたい方へ

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