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注文住宅を安く建てる見積もりの取り方と、家を安く建てる4つの条件

家の見積もりを取る作業は、注文住宅で家づくりを進める上で一番重要な作業です。なぜなら、見積もりの取り方一つで家の価格が大幅に変わってくるからです。

予算内で土地と建物を購入し、設計を依頼しながら、家づくりを進めて行く必要がありますから、希望する家は一体いくらなのか、早い段階でしっかりと見積もりを取り、具体的に、どこに、どれだけのお金がかかるのか、家づくりに必要なお金をできるだけ正確に知っておく必要があります。

家の価格はいくらなのか?という話になると、住宅業界では決まって「坪単価」が、家づくりにかかる費用の目安として使われますが、実は坪単価はたいしてあてになりません。なぜなら坪単価には決まったルールがなく、安く見せようとすれば、簡単に安く見せかけることが可能だからです。

※坪単価をどうやって安く見せかけているのかについては、記事後半でお話しします。

この記事の目的は、初めて家づくりをする方はもちろん、すでに家づくりを始めている方が、できるだけ時間をかけずに、かつ効率的に見積もりをとる方法をお話しすることで、結果的に注文住宅で理想の家を賢く安く建てて頂くところにあります。

この記事では、家づくりで後悔や失敗をしないために、家の性能をしっかりと保ちながらも、安く家を建てるための見積もりを取るまでの流れと、安く家を建てるための見積もりの取り方についてわかりやすくお話しして行きます。

※2019年10月1日からの消費税改正に伴い、駆け込み需要が予想されており、1年前の2018年10月頃から徐々に住宅価格は高くなっていくと言われています。また、建築資材の価格は現在も高騰しており、今後、住宅価格はますます高くなっていくことが予想されています。今の流れで行くと、おそらく、2018年4月以降、住宅価格は次第に高くなっていくことでしょう。そのため、家づくりを考えている方は、早い段階で見積もりを取り、じっくりと検討されることをお勧めします。また、焦せらせる訳ではありませんが、これまでの傾向を見てみると一回上がった建築資材価格は下がることはなく、元には戻りませんので早い段階で判断することが必要になります。




注文住宅の見積もりを依頼するまでの流れ

注文住宅では、何もないゼロの状態から自由に発想し家づくりを進めて行く必要があります。

理想の住まいとしての注文住宅を建てるためには、検討しなければならないことは膨大にあり、想像以上の作業量がありますから、時には、深い霧の中を手探りで歩くような気分になることもあります。

ですから、途中でつまずかないためにも、家づくりのはじめの段階で、家づくりの流れをしっかりと把握しておくことは非常に大事なことになります。

注文住宅は、何もない真っ白の状態から文字通り「家づくり」をはじめるため、その分手間がかかります。

手間はかかりますが、家族で協力して、納得するまで話し合い、時に喧嘩をしながらも、思い通りのプランの家づくりが出来た時の喜びは、他の住宅では味わえないほど感慨深いものがあり、また家族が住まう住宅に対しての愛着を、マンションや建売住宅を購入するよりも何倍にも増して持つことができます。

この項目では、まずは見積もりを取るために必要な注文住宅の「イメージづくり」から、どのように家づくりの要望をまとめていけばいいのかなどの「要望整理」の話をし、実際に建てたい家の要望を住宅会社に投げ、「間取りプランを作成」してもらい、「見積もりをもらう」までの一般的な流れについてお話ししていきます。

つまり、注文住宅の見積もりを取るまでにはどんなことが必要なのか、一般的な流れについて知ることができます。

注文住宅の見積もりを依頼する流れ1:過去の暮らしを振り返りプランを考える

注文住宅の見積もりをもらうためには、まずは住みたい家の住宅プランを考えなくてはいけません。

注文住宅の見積もりを取るにあたって、どのように住まいのイメージを膨らませて行くのか、イメージの膨らませ方(プランの立て方)はたくさんありますが、私が一番お勧めするのは、やはり過去の暮らしを振り返る作業から始めることです。

過去の暮らしを振り返ることで今まで住んできた家の、どの部分がよく、どの部分が悪かったのかなどを確認することができ、新しい家づくりに活かすことが出来るからです。

この方法は、建物の間取りを決めるときはもちろん、土地探しにも有効です。過去どんな場所にある家に住んでみて、便利だと思ったのか、または不便を感じたかなどを振り返ると思わぬ発見があります。

例えば、大きな道路から一本外れている場所にあるから静かな場所だと思っていたのに、平日の通勤時間帯にきてみると大きな道路を通る人の裏道(抜け道)になっていて、すごいスピードで家の前を通り抜ける車が多いことに不満を思った・・・などです。

また近くに工場があり、いつも決まった時間に工場からニオイが運ばれてくる・・・なども不満点になります。

家づくりでどんな暮らしを実現したいのかを書き出す

住みたい家の要望が明確になっていない場合、注文住宅の見積もりを依頼するには、住みたい家の要望を相手に伝わるようにわかりやすくまとめる必要があります。

つまり、注文住宅の見積もりを取るには、どんな家に住みたいのか、もっといえば、どんな暮らしがしたいのかを、まずは明確にする必要があります。

そうした理想の暮らしを明確にするための手段の一つとして、過去の暮らしを振り返ることは、非常に効率的かつ効果的な方法で重要なプロセスの一つだと考えています。

家づくりのはじめの段階で住宅展示場に足を運ぶ必要はない

もちろん、住宅展示場に足を運び、情報収集をして頂いても構わないのですが、右も左もわからない状態で、もっと言えば自分達がどんな家に住みたいのか、どんな暮らしをしたいのかが明確になっていない状態で、住宅展示場のモデルハウスを見てしまうと、モデルハウスに圧倒されてしまい、あれもいい、これもいいとなってしまい、ますますどんな家に住みたいのかがわからなくなってしまう可能性があります。

わからなくなるだけではなく、最悪のケースだと、住宅展示場の営業マンの口車に乗せられ、本来建てたかった家ではなく、住宅展示場のモデルハウスで働く営業マンの建てたい家になってしまう可能性もあります。

住宅展示場の営業マンは、家を建てたい人を契約に持ち込むプロですから、実に様々な方法で、契約を迫ってきます。

おそらく、ほとんどの場合、はじめて家づくりを進める人では、正確な判断ができないほど論理的で、合理的な説明をしてくることでしょう。

そして、その説明が事実でなかったとしても、事実だと思い込んでしまうほど、説得力がある言葉で契約を迫ってくると思います。

ですので、そうした営業マンには特に警戒する必要があります。

せっかく注文住宅で、自分達が建てたい家を建てられるのにも関わらず、本意ではない家づくりをしてしまっては非常に残念なことです。

私の経験から言えば、モデルハウス見学から始まって住宅会社の営業マンに契約を迫られ建てられた家は、しばらく住んで見てから、後々になって様々な事実が発覚し、後悔される方が多いように思います。

家づくりのはじめの一歩は、過去の暮らしを振り返り未来の暮らしを思い描くこと

それほど住宅とは、本来身近でありながら、住宅業界は一般の人にはよくわからない事実があり、ある意味ブラックボックスに包まれた産業です。

ですから家を購入する時は、非常に注意が必要で、慎重に判断する必要があります。

できるだけ多くの情報を集めることはもちろん大事です。住宅に関する本を読んだり、現場見学会に足を運んだり、インターネットで情報を検索したりすることはもちろん大事です。

ですが、それよりも大事なことは過去の暮らしを振り返り、未来の暮らしを思い描くことです。細かい家づくりの仕様や住宅の間取りを検討することはもちろん大事ですが、家づくりの基本となる、「どんな家に住みたいのか」が明確になっていなければ何も始まりません。

それに、とてもではないですが、はじめて家を建てる素人の方が短期間で住宅に関する知識をしっかりと身につけ、住宅会社の担当者と同等の立場で語れるようになるのは不可能です。

住宅業界は様々な事情(利権)が絡んでおり、住宅に関する深い理解と、細かい知識を短期間で習得するのは不可能です。ですから、せめて、自分達がどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのかは明確にしておかなければなりません。

その上で、住宅展示場に足を運んだり、気になる住宅会社などにプランの作成を依頼して見積もりを取る方が、よっぽど効率的ですし、納得のいく家づくりができる可能性が非常に高くなります。

いいプランを作るためにはある程度住宅会社に任せてしまうことも大事

見積もりを依頼するときは複数社に依頼し相見積もりを取ることになるでしょうから、ご家族の思い描く理想の住宅を予算内でしっかりと建ててくれる会社に依頼することが大事になります。

中小工務店の数だけで日本には約5万社ありますから、数ある住宅会社の中で、要望を叶えてくれる住宅会社に巡り合うためにも、やはり自分達が建てたい注文住宅とは、どんな住宅なのかを明確にしておく必要があります。

どんな家づくりをしたいのかが明確になれば、自然と依頼先は決まってくると思います。

担当者との相性はもちろん大事です。・・・が、担当者がいい人だからと、必要以上に情に流されるのは良くありません。数千万円もする高い買い物を金利が安くなっているとはいえ、住宅ローンを組んで購入するわけですから、そこはしっかりと冷静さを保ち、「果たして選んだ住宅会社は予算内で、自分達の作りたい注文住宅をしっかりと建ててくれるのか」どうかを厳しい目で判断する必要があります。

担当者(営業マン)がいい人だったからなど、情に流されて決めてしまうと、こちらの伝えたいことをうまく伝えることができずに、後になって、こんなはずじゃなかったとクレームに発展する恐れもあります(注文住宅はクレーム発生率が高いことで有名です)。

最終的にいい家を建てられるかどうかは、見積もりを依頼し工事をしてくれる住宅会社に依るところがあります。

ですから、全国に約5万社ある中小工務店の中でも、それぞれの住宅会社でそれぞれの得意分野がありますから、しっかりと住宅会社を見極める目を持つことが必要になります。

もちろん、本来信頼できる建築設計事務所を始め工務店などの住宅会社に依頼すれば、よほど無理を言っていない限り、要望をしっかりと汲み取り、予算内で予想を上回る住みやすい間取りプランを考えてくれるものです。

全てがそのような住宅会社ばかりだと、助かるのですが、現実にはそうはいきません。各住宅会社の、様々な事情により、良い住宅プランと予算は必ずしも一致しません。

それを承知の上で言いますが、よほど無理を言っていない限り、要望と予算を両立できない会社(設計士)はプロとは呼べないでしょう。

また、厳しいようですが、それができない住宅会社はそこまでの住宅会社だという話です。

ですから、細かいことは担当設計士にお任せして、まずはどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、要望としてまとめ、相手にわかりやすく伝えることが何よりも大事なのです。

そうはいうものの、なかなかいい発想がうまれないという方は、まずはカタログ請求などを利用するといいでしょう。各住宅会社の特徴も知ることができますし、ご自宅で家族と話し合いながら、住みたい家のイメージを膨らませることができます。

無料でもらえるカタログ請求を利用した家づくりの細かい方法については「無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ」にまとめてありますので是非参考にしてみてください。

ちなみに、住宅のカタログを請求をする場合は、一社一社のホームページから請求することもできますが、どうせ請求するなら一気に住宅カタログを入手してしまった方が各社を比較できるので、なお良いと思います。

手間をかけることなく、一括して資料請求できる以下のサービスが非常に便利ですのでぜひ利用してみてください。

ここで紹介する資料請求サービスは面倒な手間をかけることなく2・3分でカタログ資料を請求することができますので是非一度ご利用ください。

注文住宅のカタログ探しなら「LIFULL HOME’S注文住宅」

注文住宅のカタログを選ぶ場合は、ホームズ君で有名なHOME’Sの「LIFULL HOME’S注文住宅」がおすすめです。

「LIFULL HOME’S注文住宅」で取り扱っているカタログ数は、現在約1,500件ほどあり、住宅カタログの種類が多いので家づくりのテーマや家づくりのイメージなどの要望に応じて住宅カタログを選ぶことができます。

例えば予算で選びたい場合は1,000万円台の注文住宅から4,000万円以上の注文住宅に至るまで、希望に応じて住宅カタログを請求できます。

また、家づくりのテーマはもちろん、住宅設備の仕様など「住まい方」で選びたい場合は、「家づくりのテーマ」で分けて選ぶこともできます。

例えば人気テーマである1,000万円台からの「ローコスト住宅」の住宅カタログをはじめ、

1:部屋間の移動が楽で住まう人に優しい「平家住宅」
2:縦の空間を利用したと都市型住宅の「3階建住宅」
3:気密性や断熱性を重視した「高気密・高断熱住宅」
4:消費エネルギーコストを重視した「ZEH(ゼッチ)住宅」
5:北欧風や南欧風などの異国情緒あふれる「輸入住宅」
6:外観にこだわった家づくりをしたい方向けの「外観デザイン住宅」
7:親子夫婦二世帯で暮らすことを考えた家づくりの「二世帯住宅」
8:土地が狭くても土地を活かした家づくりをしたい方向けの「狭小住宅」
9:地震に強い住宅の「耐震、免震住宅」
10:お年寄りにも優しい住まいの「バリアフリー・シニア向け住宅」
11:愛車と共に暮らすビルトインガレージタイプの「ガレージハウス」
12:家を建てる前に実物を確かめられる「住宅展示場・モデルハウス見学」
13:若い世帯に人気の高い家づくりがテーマの「20~30歳代に人気の家」
14:アフターフォローも充実している「長期保証住宅」
15:別荘やセカンドハウスなど贅沢な時間を過ごす「別荘・リゾートハウス」
16:省エネルギーに配慮した住宅である「省エネ住宅」
17:自然素材を使用することで安全で健康に優しい住宅の「自然素材の家」
18:あたたかい木のぬくもりや香りを楽しむ「木の家」

などから、それぞれのテーマに合わせて、各テーマを得意とする住宅会社から住宅カタログを選ぶことができます。

さらにLIFULL HOME’Sの特徴としては、日本全国、エリア別に特化して、住宅カタログを一括請して求できたり、希望の住宅会社を指定して注文住宅のカタログを請求できます。

また、LIFULL HOME’Sで注文住宅のカタログが請求できるのは、大手ハウスメーカーだけではありません。

「各テーマでの家づくりが得意な設計士」から「地域の地元密着型の工務店」に至るまで、一括して注文住宅のカタログを請求できます。様々な視点を持つ専門会社から注文住宅のカタログを請求することで、より家づくりの選択肢を広げることもできます。

幅広いテーマや要望に応じた住宅カタログを数多く取り揃えていながら、全て簡単に一括して住宅カタログを請求できるので、取り寄せる際の手間がかからないのもポイントです。

住宅カタログの取り寄せは3ステップで出来ます。

まずは「1:家づくりの予定地」を選び、次に「2:住宅カタログを指定」し、最後に「3:届け先」を入力するだけです。

概ね2、3分程度でこだわりの詰まった、住宅カタログを複数社から一括して取り寄せることができます。

LIFULL HOME’Sで住宅カタログを請求するメリットとして、例え、どんな家を建てるのかプランが漠然としている場合であっても、「興味のあるテーマ」や「好きな住宅デザインを取り入れている会社」で分けて、注文住宅のカタログを無料で請求することができるので、届いた住宅カタログを手に、住みたい家のイメージを膨らませられます。

つまり「予算」「テーマ」「住宅会社」で、住宅カタログの請求先を選ぶことができるので、家づくりのはじめの一歩としては、非常に便利で優れた効率の良いサービスだと思います。

LIFULL HOME’S限定、住宅カタログの請求特典「はじめての家づくりノート」

また、今、LIFULL HOME’Sから住宅カタログを請求すると、特典として「はじめての家づくりノート」がもらえます。

「はじめての家づくりノート」には、「家づくりのはじめ方」から「家づくりのスケジュール」、「家づくりにかかるお金の話」や、「モデルハウスを見学する際のチェックポイント」、「家づくりの基礎知識」など、はじめての家づくりで気になるポイントがコンパクトにまとめられています。

「はじめての家づくりノート」と言う名の通り、「ノート」としても使用でき、フリースペースの空欄に、気になったことや良いと思った事、家づくりを進める上で。思いついたことなど、ササッと書き込みながら使えるよう工夫されています。

家づくりをはじめたら「はじめての家づくりノート」を、いつも携帯しておくことで、次回打ち合わせする際のポイントを振り返ったり、家づくりの要望として担当者に伝えたい事を思いついた時にすぐにまとめることができます。

また家づくりの流れもチャート式になっており、確認できるため、今、自分が何をしたらいいのか悩む必要がなくなります。

この特典がいつまで続くのかはわかりませんが、現在は、住宅カタログを請求された方、全員に「はじめての家づくりノート」をプレゼントしているようなので、お早めに資料請求することをお勧めします。

この特典を手に入れるだけでも価値はあるかと思います。

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さらに詳しいプランを作るまでの話については、「家づくりで注文住宅を建てる時に会社を選ぶ5つのステップ」を読んでいただくと、詳しく載っていますので家づくりの参考にしてください。

例えば吹き抜けの家にしたいのか、ビルトインガレージ(インナーガレージ)を採用したいのかなど、それぞれの特徴ある間取りプランを検討する上でのメリット、デメリットまで、かなり具体的な部分に至るまでまとめてあるので、はじめての家づくりの参考にしていただけるはずです。

※細かいところまで詳しくなる必要はありませんが、家づくりに関する必要最低限の知識は身につけておかなければなりません。設計士と話し合いプランを作成する中で、わからないことだらけですと意思の疎通ができずに、家づくりに失敗する確率が高くなるからです。プランを任せてしまうことも大事ですが、きちんと作成が進められているかわかる程度の知識は身につけておく必要はあります。

注文住宅の見積もりを依頼する流れ2:要望をまとめる

過去の暮らしを振り返り、家族にあったライフスタイルはどのようなものなのか、注文住宅を建てることでどんな暮らしがしたいのかがある程度明確になったら、次にしなければならないのは、家づくりの要望をまとめた要望ノートを作ることです。

要望ノートの目的は、担当する設計士と家づくりで叶えたい暮らしの形を共有し、より具体的で明確に、そして便利になるような家づくりのプランを立てるところにあります。

注文住宅で家づくりをするときの要望とは何か?

注文住宅で家づくりをする際の「要望」とは、「ああしたい」「こうしたい」といったような、「家づくりの希望」のことを言います。

例えば、広いリビングが欲しいとか、和室が欲しい、洗面所と脱衣所は別にして欲しいなどの家に対する「こだわり」や、間取りに取り込んで欲しい「希望」のことです。

要望を伝えることで、設計士は、できるだけ要望を取り入れた家づくりができるように間取りを調整し、施主と話し合いながら細かい修正を加えていきます。

ウォークインクローゼットが欲しいとか、天井高を3mにして開放的な空間にしたい、玄関には土間が欲しい、玄関脇に収納スペースとしての土間蔵を設置して欲しい、内装は漆喰壁にしたい、リビングには気軽に利用できるロフトが欲しい、温かみのある素材を使った無垢フローリングにしたいなど、注文住宅の家づくりの要望は様々とあります。

より条件の良い見積もりを取り、より暮らしやすい間取りプランにする要望ノートの作り方

要望以上の間取りプランを作成してもらい、さらに「より良い条件の見積もり」をもらうことのできる要望ノートのポイントは「わかりやすさ」にあります。

家の見積もりを取るときに、注文住宅でどのような家づくりをしたいのかを住宅会社や担当者に伝える形になりますが、丁寧にまとめられた要望ノートは、間取りプラン作成時などの打ち合わせの時に役に立ちます。

丁寧にまとめられた要望ノートとは、必ずしも綺麗にまとめられている要望ノートとは限りません。それよりも、相手が理解しやすいように工夫され、まとめられた要望ノートにしなければなりません。

相手に伝わりやすい要望の書き方としては、必ず「理由」をセットにすることです。

例えば、「吹き抜けのリビングを間取りに取り入れたい」という要望であれば、なぜ吹き抜けのリビングを取り入れたいのか、その理由を提示することです。

吹き抜けのリビングを間取りに取り入れたい理由としては、「開放感のある空間が欲しいから」かもしれませんし、「陽あたりを良くしたいから」かもしれませんし、「家族が自然と集まる場所にしたいから」かもしれません。

もしかしたら、理由によっては限られたスペースを削ってまでして「吹き抜け」を採用しなくても、その要望を叶えることができるかもしれません。

また子供部屋が欲しいという要望があった場合、「子供が集中して勉強できる環境が欲しい」という理由があるのかもしれませんが、小さいお子様の場合、部屋に籠らせるのではなく、母親がいつもいるキッチンのそばにワークスペースを作り勉強をさせた方が、学習効果が高まる場合もあります。

もちろんそういった具体的で細かい理由や、間取りに対する条件などについては各家庭で異なるでしょうから、担当の設計士としっかり話し合うことが必要となります。

つまりここで言いたのは、丁寧な要望ノートを作るほど、議論を交わすことができるようになり、設計士との間で家に対する要望を共有することができるので、より具体的なプランが立てやすくなるということです。

また要望ノートは施主である自分達家族にとっても役に立ちます。

様々な情報に触れる中で、頭が混乱し、家づくりを進める中で、時々自分達はどのような家を建てたいのかわからなくなることがあるかと思いますが、そうしたときに要望ノートをめくり振り返ることで、自分達家族が建てたい家づくりは、こういう家なんだと確認することができます。

注文住宅の見積もりで得する、丁寧な要望ノートとは

また「要望」と「理由」だけでなく、「写真」を加えた要望ノートは、言葉では伝わらない微妙なニュアンスを、具体的なビジュアルとして設計士に伝えられるので、より明確なプランを立てやすくなります。

言葉だけでは伝えづらい場合でも、「要望」と「理由」と一緒に「写真」が添えられていれば、そこから施主の要望を汲み取ることができます。さらにわかりやすくポイントがまとめられていれば、より丁寧な要望ノートになります。

自分たちはどのような考え方をしており、なぜ、その考えに至ったのかなど、過程や根拠なども一緒に提示できれば、プランにさらに深みが増していきます。

つまり、いい間取りプランや、予算内にまとめられた見積もりが出てくるかどうかは、ある意味、要望のまとめ方次第でもあるわけです。ざっくりとした要望ではざっくりとした見積もりやプランしか出てきません。注文住宅で叶えたい要望を、設計士にしっかりと伝えることで失敗しない家づくりができるようになります。

要望のまとめ方については先ほどの「家づくりで注文住宅を建てる時に会社を選ぶ5つのステップ」を始め「新築の注文住宅で憧れのマイホームを建てる時の3つのステップ」や「新築の注文住宅の間取りで失敗しないマイホームの間取りプラン作成のコツ」または「家づくりで理想の家を建てる為に必ずやるべき3つの手順」などを参考にしてください。

注文住宅の見積もりを依頼する流れ3:要望の依頼と間取りプランの作成

建てたい家の要望がある程度まとまり、要望ノートにしっかりとまとめられたら、この段階ではじめて依頼先にアプローチをかけ、プランの相談をし見積もりを取ります。

何度も言いますが、注文住宅で、予算にあう見積もりをもらい、失敗しない家づくりをするためには依頼先である住宅会社選びが最も大事です。

家づくりの3つの依頼先

依頼先は大きく分類すると、3つあります。

家づくりの依頼先1:ハウスメーカー
家づくりの依頼先2:工務店
家づくりの依頼先3:建築設計事務所

一概にどちらの住宅会社がいいとはいえず、それぞれの依頼先により、それぞれのメリットや、それぞれのデメリットがあります。

例えばハウスメーカーに家づくりを依頼した場合は、独自開発の高い技術や一般的に性能の優れた家づくりをすることができる反面、使用できる建築資材などは基本的にメーカーにより決められたものを使う必要があったりと自由度は低く、さらにもともと高額であるのにも関わらず、オプション次第では坪単価が大きく膨れ上がり、かなりの高額になることもあります。

工務店に家づくりの依頼をすると、ハウスメーカーのように下請けに工事を依頼する必要がなく、広告宣伝費などの経費がかからないため、ハウスメーカーよりも安い価格で家づくりをすることが可能ですが、予算内で修正すると仕上がりが安っぽくなってしまったり、工務店によってデザインや設計の当たり外れが激しくなってしまいます。

設計事務所に家づくりの依頼すると、狭小地や変形地など土地に癖があっても柔軟に対応してもらえ、かつデザイン性が高く、思い通りの注文住宅を建てられる可能性が高くなりますが、家が建てられるまでの工期が長く、設計料が建物の10%から15%程度必要になったり、最悪、設計士との相性の問題で思い通りの家が建てられないこともあります。

各依頼先についての、細かな違いについては「家づくりで知っておきたい3つの依頼先それぞれのメリットとデメリット」に詳しく書かせて頂いておりますので、気になる方は、ご確認いただければと思います。

必ず複数の依頼先から見積もりを取る

要望ノートを作る情報収集の段階で、ある程度、建てたい家のテーマやイメージが固まってきていると思いますので、この会社に是非家づくりをお願いしたいと、希望する依頼先がある場合は、まずコンタクトを取り、実際に足を運んでみて打ち合わせをしてみるといいと思います。

ただし、ここで既に、家づくりをお願いしたい会社が決まっている場合でも、一社で決めずに必ず複数社から見積もりを取るようにしてください。家づくりに限りませんが、相見積もりを取ることは基本中の基本です。

ましてや家づくりとなると、はじめてのことだらけでしょうし、自由度が高い注文住宅の家づくりとなると余計にわからないことが多いと思いますので、本当に希望する家を予算内で建ててくれるのかどうかはもちろん、依頼先の住宅会社の特徴や価格を比較するためにも必ず、複数社から見積もりを取るようにしてください。

また複数社から見積もりを取ることで、間取りはもちろん価格面も含めて、より良いプランにつなげられる可能性があります。

「ハウスメーカーや工務店」と、「設計事務所」では家づくりの流れが違う

「ハウスメーカーや工務店」に依頼する場合と、「建築家や設計事務所」に依頼する場合では、ファーストプランが出来るまでの期間も違いますし、見積もり依頼までの流れや、見積もりまでにかかる費用も違えば段取りも違います。

それぞれの住宅会社における、一般的な見積もり依頼のタイミングについては下記の表を参考にしてください。ただし、下記の表に当てはまらないこともあり、ハウスメーカーや工務店に依頼したとしても、工事請負契約の後に詳細なプランについて打ち合わせを行う場合もあります。

さらに、ハウスメーカーや工務店から見積もりを取る場合と、建築家や設計事務所から見積もりを取る場合とでは、見積書に記載される工事名などの表記の仕方も違ってきます。

例えば、ハウスメーカーに見積もりを依頼した場合は、ほとんどの場合は、屋根、建具等、部位別に見積もりが表記されますが「標準仕様一式」のように、プランごとにまとめて「プラン一式」で出てきます。

さらに、ハウスメーカーでは独自の工法や仕様で家づくりが行われるため、単純に見積もりに記載されている中身だけで比較検討することは難しい場合があります。

また、設計事務所の場合、契約を結ぶ際、「記載事項」が細かく書かれていることもあり、内容をよく理解しないままに契約をするとトラブルを起こしやすくなるので注意が必要です。

例えばよくあるケースとしては、途中で変更が必要になった場合、本見積もりでとった費用以外に別途費用が発生し、予算オーバーとなる可能性があるなどです。

ですから建築家や設計事務所に依頼した場合は特に、不明点については、ひとつひとつしっかりとチェックをし、解決してから契約する必要があります。

※注文住宅でかかる費用と発生のタイミングについては「注文住宅のお金の支払い時期と予算の相場について」を参考にしてください。

さらに加えて、見積もりをもらう上での、大きな違いで言えば、「建築家や設計事務所」に家づくりを依頼する場合、「ハウスメーカーや工務店」に依頼するときと違い、ある程度プランが固まった段階で「納得できたら契約する」のではなく、設計の段階で「設計委託契約」ならびに「監督委託契約」をする必要があります。

簡単に言うと、設計の段階で契約金が発生します。「建築家や設計事務所」により最初のファーストプランの段階から費用が発生するタイプと、2回目以降から費用が発生するタイプがありますが、いずれにせよ「建築家や設計事務所」に依頼する場合は、設計の段階から設計料がかかります。

また、「建築家や設計事務所」は、ハウスメーカーや工務店と違い、設計を行うことが主業務であり、工事に関する「請負契約」は工事を受ける施工業者と別にする必要があります。

つまり「建築家や設計事務所」に依頼した場合、設計の段階から、住宅が完成するまで「監督」という立場で責任を持ってくれますが、建物自体の施工は設計事務所が行うのではなく工務店に発注します。

多くの場合、設計事務所と付き合いのある工務店2〜3社から見積もりをとり、その中で条件のいい工務店に工事の依頼をし、工事を進めていく形になります。

※依頼先選びのコツについては「家づくりで相性のいい依頼先選びのコツとチェックすべき22のこと」を参考にしてください。

建築家や設計事務所に見積もりをもらう場合の注意点と流れ

上記で話したように、建築家や設計事務所に依頼する場合は、見積もりを取るタイミングはもちろん、契約までの流れが違ってきます。

建築設計事務所に依頼した場合、「見積もりをもらう」→「着工」までの流れは「1:打ち合わせ」から始まり「2:ラフプラン作成」「3:基本設計」「4:概算予算の決定(初回見積もり)」「5:実施設計」「6:確認申請・本見積もり・工事請負契約」「7:工事(着工)(設計管理)」のような流れになります。

各工程での内容は以下の通りです。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合の流れ1:打ち合わせ

建築家や設計事務所に設計を依頼する場合、初回打ち合わせ時に家づくりの予算を含め、それぞれの家族に合わせた要望を汲み取るためのヒアリングを行い、会話をしながら、どんな家が希望なのかを話し合っていきます。

ここでの会話をもとに、ファーストプラン(ラフプラン)を製作して行きます。

家を建てる予定の土地が決まっている場合は、実際に建設予定地に足を運び、周辺環境をチェックしたり、さらに役所から法的条件などの役所調査を含めた情報収集をしてから、それらの条件をクリアしたファーストプラン(ラフプラン)を作成していきます。

ですから、あらかじめ土地に関する資料がある場合は、まとまった資料を用意しておくと話がスムーズに進みます。

※地盤調査や敷地の測量をする場合は別途費用が必要になり、確認申請以外の許認可業務、各種申請手数料に関しても別途料金が必要になります。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合の流れ2:ラフプラン作成

建築家や設計事務所に設計を依頼する場合、何度か打ち合わせを行い、打ち合わせ時の要望を取り入れたファーストプラン(ラフプラン)を作成します。

建築家や設計事務所によりファーストプラン(ラフプラン)作成の料金は違い、概ね5万円から10万円で作成依頼をすることができますが、建築家または設計事務所によっては1回目のプランは無料で作成してもらえる場合もあります。ただし、1回目のファーストプラン(ラフプラン)の提出が無料であっても、2回目以降からは料金が発生します。

また、建築家や設計事務所に設計を依頼する場合、設計の依頼を受けた時点で、「設計管理業務委託契約」をすることもあります。この場合は、契約をしなければ住宅設計をしてもらえません。

ファーストプラン(ラフプラン)の作成では、一般的に、建物の配置、間取り、配置図・平面図・立面図がわかる図面を製作します。

ファーストプラン(ラフプラン)の作成にかかる期間は、建築家や設計事務所により違いますが、一般的には概ね1ヶ月程度の期間を要します。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合の流れ3:基本設計

基本設計とは、建物の平面計画、構造など、デザインの方向性を定めていくための作業のことを言いますが、建築家や設計事務所に設計を依頼する場合、基本設計の段階でほとんどの場合「設計管理委託契約」をします。

基本設計では何度も打ち合わせを重ね、より要望にそった家づくりをするために、加筆や修正を加えながら、方向性を確認し、理想の住宅に近づけていく作業を行います。

希望であれば立体模型を作成したり、配置図、平面図、立面図、断面図でしっかりと確認をおこなっていきます。

基本設計の期間は、打ち合わせ回数などにより違いますが、平均すると概ね3ヶ月程度かかります。もちろん家づくりへのこだわりが強ければ、1年以上かかる場合や、それ以上の期間を要することもありますし、希望のプランが早く出来上がった場合は、もっと早くなります。

つまり、基本設計にかかる期間は人それぞれです。

基本設計は、最も大事な工程にあたり、ここでどれだけ内容(中身)のあるプランをたてられるかで家づくりが決まります。そのため納得できるまで打ち合わせを繰り返すことが大事です。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合の流れ4:概算予算の決定(初回見積もり)

建築家や設計事務所から、初回見積もりをもらったら下記のことを必ず確認してください。

・概算予算の初回見積もりをもらったら確認する点1:見積書

初回見積もりで提示される見積書には工事にかかる概算の総額と、その内訳について記載されています。

見積書に書かれている内容は大きくいうと「1:本体工事費」「2:付帯工事費」「3:諸費用」の3点の内訳について記載されています。

「本体工事費」とは、家づくりの中の「建物本体にかかる費用」のことで、基礎を含む、骨組み、内外装、屋根、設備などにかかる費用です。概ね総費用の7割から8割ほどかかる費用となります。

「付帯工事費」とは、家づくり「本体以外にかかる費用」のことで、主に庭や駐車場、アプローチなどの外構工事などにかかる費用のことを言います。一般的に、付帯工事費は、概ね総費用の1.5〜2割ほどの費用となります。

「諸費用」とは、家づくりで「それ以外にかかる費用」のことで、例えば住宅ローン手数料や手数料を含む登記費用、不動産取得税や固定資産税、地盤調査費、建築確認申請費などにかかる費用のことを言います。諸費用は基本的には現金払いとなり、総費用の0.5から1割程度かかります。

※それぞれにおける具体的な項目の内容については「注文住宅にかかる総費用の内訳について、どこよりも詳しく教えます」で確認してください。

ここで提出された見積もりはあくまで概算であり、実際に家を建てるための工事をする場合は、これ以上に費用が発生する場合があるので注意が必要です。少しでも不明点があった場合、細かく確認するなどをして必ず調整するようにしてください。

・概算予算の初回見積もりをもらったら確認する点2:プランについて

プランの内容がしっかりと反映されているかどうか必ず確認してください。少しでも不明点があれば必ず質問するようにしてください。不明点が残ったまま話を進めてしまうと、後々トラブルを招きかねませんので、必ず確認するようにしてください。

また、注文住宅の設計では、基本設計を作成するまでの打ち合わせで、要望がどんどん膨らんでいきます。

そのため、すぐに予算オーバーになってしまう傾向にありますが、その場合は予算を増やすか、それぞれの費用を抑える必要があります。

もしも提出された見積もりが、予算内で収まらないようでしたら下記の記事を参考にして検討してみてください。できるだけ費用をかけずに家を建てる方法について、詳しくお話しさせていただいています。

家を安く建てるコツ1:「家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家の違い

家を安く建てるコツ2:「家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本

家を安く建てるコツ3:「住宅の値引き相場額と、注文住宅を300万円安く建てる方法

限られた予算内で、より要望にそった家づくりをするためには、削れるところは削って、予算をかけるところにはしっかりとお金をかける考え方が重要となります。

・概算予算の初回見積もりをもらったら確認する点3:仕様書(仕上表)について

仕様書(仕上表)とは、外装材、内装材、設備などの材料や素材が一覧で記載されている表のことを言います。仕様書(仕上表)には、商品名やメーカー名に至るまで、建物の内外部で使われる素材について記載されています。

指定した部材がしっかりと記載されていることをはじめ、ここでも同様に、不明点があればしっかりと確認するようにしてください。

あとで変更すると費用に大きく影響する場合もあるので、うやむやにせず、必ずしっかりと確認するようにしてください。

この後、実施設計に至るまで、納得のいくプランが出来上がるまで、打ち合わせを重ねることになります。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合5:実施設計

実施設計では、基本設計をもとに、施工業者である工務店が工事するために必要な設計図を作るなど、より詳細なプランを作成していきます。

建築家や設計事務所によっては、この段階で建物完成予想図(パース)や建物模型を作成してくれます。より具体的に、建物の形状をはじめ、間取り、設備機器、使われる素材や色などの細かい打ち合わせを行い、最後まで細かく調整していきます。

実施設計の期間は概ね2ヶ月程度です。

※建物模型の作成を依頼するか迷われるケースがありますが、私は建物模型を作成した方がいいと思います。理由としては、やはり図面だとわからない点が多すぎるからです。作成料金はかかりますが、それだけの価値は必ずあります。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合6:確認申請・本見積もり・工事請負契約

実施設計が出来上がったら、確認申請を行います。

確認申請では実施設計された住宅が建築基準法を始め、関連法規に適合しているのかを役所や指定検査機関に確認申請書を提出して審査してもらいます。

※確認申請にかかる審査機関への審査手数料が別途かかります。

審査が通ると「確認済証」が発行され、着工できる準備が整います。

また確認申請と並行し、建築家や設計事務所と付き合いのある施工業者(工務店)に本見積もりを依頼します。

一般的には、複数の業者に見積もりを取り、競争入札という形で見積もりを取ります。その後、予算と工事費の調整を行い、予算と内容と提示された金額が納得行くものであれば、今度は工事を手がける工務店と施主との間で、工事請負契約を結びます。

もしも、予算が収まらない場合は提示された見積もりが予算内に収まるように再度細かい調整を行い予算調整をします。

依頼先との契約の際は下記のポイントに注意してください。

・工事請負契約での注意点1:契約書について

工期をはじめ、請負代金の総額、税額、支払期限、支払いのタイミング、引き渡しの時期の確認をしっかりと行ってください。ここで不手際が生じると、後々トラブルの原因となります。

・工事請負契約での注意点2:契約約款(けいやくやっかん)について

契約約款(けいやくやっかん)とは、契約に関する様々な取り決めを記載した書類です。

住宅に不具合があった時の、部位ごとの保証期間を始め、引渡しが遅れた場合の違約金や工事が中断した場合の完成保証、工期が遅れた場合のアフターフォローなど、取り決めに対しての重要事項が記されています。

内容は難しく、理解することは困難ですが、契約内容にはきちんと目を通し、施工会社に有利な条件になっていないかどうかもしっかり確認するようにしてください。

例えば、建物が図面通りに施工されていない場合や、材料に生じた損害などのやり直し費用に関する事項は、重要なチェック項目の一つとなります。工事請負業者が負担する取り決めになっているのなら問題ないですが、施主の負担になっている場合は、注意が必要です。

契約約款は非常に大事な書類になるので、後々トラブルにならないためにも、少しでも不明点などがあれば、理解できるまで質問をし、クリアにしておいてください。専門家に依頼して見てもらうのもいいと思います。

※瑕疵担保責任については「瑕疵担保責任と住宅瑕疵担保履行法の内容、それに注意すべきこと」に詳細を記しておきましたので、一度ご覧ください。

・工事請負契約での注意点3:見積書について

見積書でチェックする点は、きちんと打ち合わせ通りの内容になっているか否かです。

工事費用の内訳に関する項目については、施工業者によって表記の仕方が異なっているので注意が必要ですが、一般的には見積書の初めに総工事費用が記されており、続いて工事費の内訳、明細書へと続いていきます。

明細書に記されているのは、単価と総額です。明細書には、壁や床などの部位ごとに、どんな素材をどれくらい使うのかなど詳しく記載されています。設計図書と見比べながら正しく記載されているのか入念にチェックをしてください。

また、ここでの見積書は本見積もりですから、できるだけ詳細を求めてください。例えば会社によっては「○○一式」といった表記が見られる場合がありますが、「一式」の具体的な内容について詳細な内容を必ず求めるようにしてください。

・工事請負契約での注意点4:設計図書について

設計図書とは、敷地図、外構図、平面図、立面図、断面図、展開図、仕様書(仕上表)を含む、家の設計を表す書類のことを指します。

設計図書も打ち合わせ通りに、記載されているかしっかりとチェックして行ってください。

細かい費用の発生時期や、金額については「注文住宅のお金の支払い時期と予算の相場について」の「注文住宅の準備期に支払うお金」の項を参考にしてください。

建築家や設計事務所に見積もりを依頼する場合7:工事(着工)(設計管理)

工事請負契約がされた後、地鎮祭を行い、施工を開始します。

施工中は、依頼した設計事務所にきちんと図面通りに工事が進んでいるかの確認をしてもらいます。

「設計管理業務委託契約」をしているため、工事期間中は、依頼を受けた建築家や設計事務所が現場に何度も足を運び、図面通りに工事ができているか、確認しながら指示を行います。

また問題が発生した場合は、それを解決するために対応します。各工程ごとの検査にもきちんと立ち会ってもらい、工事が始まってからではないとわからない、詳細箇所の打ち合わせを行うなどして工事を進めていきます。

全ての工事が完了すると、建築家、または設計事務所と施工会社立ち会いのもと竣工検査を行います。

竣工検査でチェックする点は主に、

1:図面通りに仕上がっているか
2:仕様書通りの設備が備え付けられているか
3:内装に傷や汚れがないか

などになります。

思うように施工できていない場合、そこで指摘された指摘事項について手直し工事を行い、手直し工事が完了した時点で施主へ建物が引き渡されます。

もしも、不備が見つかった場合の費用負担の所在を明確にしておくことも大事です。不備が見つかった時の対応なども、契約約款に記されていることがあるので、契約の時点でしっかりとチェックすることが大事です。

建物によって違ってきますが、一般的な木造住宅の場合、およそ7ヶ月ほどが工事期間の目安となります。

話が本筋からずれましたが、以上が建築家や設計事務所に依頼した場合の工事までの主な流れです。

見積もりの取り方次第では注文住宅が安くなる理由

ここからは注文住宅を建てる時の、見積もりの取り方について詳しくお話ししていきます。

はじめにお話ししましたが、注文住宅で家づくりを行う場合、見積もりの取り方次第では家を安く建てることが可能です。

見積もりの取り方次第で、家を安く建てることができる大きな理由としては、これから話す方法で見積もりを取れば、これからあなたが建てようとしている注文住宅の、おおよその総費用および、建築資材などのだいたいの単価を知ることができるからです。

住宅業界は、資材の原価が一般的にはあまり知られておらず、また会社により独自の資材を使っていたりと、価格が非常に曖昧であるため、一個一個の単価がわかりづらくなっています。

ですから、住宅会社によっては、あまり特徴が変わらない同等の資材を使っていながら、見積もりが高く設定されてしまっていることもあります(ひどい場合では、資材の名前だけ変えられ、物自体は変わらない場合もあります)。

※ただし、ハウスメーカーには、会社独自の工法や、会社独自の資材を使っており、その資材を使わないと家を建てることができないという縛りがある場合がほとんどですので、一概に資材の単価だけで家づくりを比較することが難しくあります。
また大手ハウスメーカーの場合は、家を受注はしますが、社内の人間で建てることはせず、施工自体は下請けに工事を任せる体制のため、資材あたりの単価を高く設定し、利益を含んだ単価が設定されているため資材あたりの単価が高く設定されています。その原価はプロでさえもわからず、見積もりを作成した担当者しか知ることができない場合もあるので極めて、価格が不透明な傾向にあるので注意が必要です。

ここでは、まずは何故見積もりの取り方次第で家を安く建てることができるのか、その理由をお話しし、その上で、具体的な方法についてお話ししていきます。

見積もりの取り方次第で注文住宅が安くなる理由は以下の4点からです。

見積もりの取り方で見積もりが安くなる理由1:家づくりにかかる大体の費用が把握できるから

注文住宅で家づくりをする時は、1社ではなく、複数社から見積もりを取ることが基本ですが、複数社から見積もりを取ることで、家づくりにかかる大まかな費用を把握できるようになります。

家づくりには大きなお金がかかります。しかし、ほとんどの方は家づくりは、はじめての経験にも関わらず、見積もりで提示された金額の内容をよく吟味されないまま、契約をしてしまいます。

つまり、本来ならもっとコストを抑えた上で家づくりで妥当な金額を弾き出せるのにも関わらず、住宅会社の担当者の言われるがままに、「家づくりとはこういうものだ」と納得され、見積もりの通りに契約してしまいます。

だからこそ期限付きの「特別値引」をされた時には、お買い得感をうえつけられしまいそのまま契約してしまいます。実は、「特別値引」をされた場合、ほぼ100%、最初の見積もり時に「特別値引」で、ひかれる金額が上乗せされて提示されています。

こうしたことの多くは、家づくりにかかる費用の相場観がないためにおきます。

特に、家づくりは多くの方にとって、はじめての経験で、右も左も分からない状態なので、自分より経験のあると思われる担当者(専門家)から、そういうものだと言われると真実はそうではないにも関わらず、そういうものだと信じ込んでしまう傾向があるので注意が必要です。

また、見積書に書かれている内容も特にルールが定められておらず、一般的には見慣れていない形式のため、見積書がわかりづらいことにも問題の発端はあるのでしょう。

しかし、見積もりの取り方次第では、同じ性能の住宅でも、家づくりにかかる大体の費用が把握できるようになるので、結果的に家を安く建てることが可能になります。

つまり、注文住宅を安く賢く建てる上で、何よりも大事なのは、あなたが建てたい家の妥当な金額が把握できる資料を揃えることです。

見積もりの取り方で見積もりが安くなる理由2:家づくりにかかる大体の費用を比較できるから

家を安く建てられる要因の一つとして、見積もりの取り方次第で、費用を比較できる点も大きいでしょう。

家づくりに限りませんが、「比較をする」には、基本となる比較検討するための判断材料が必要になります。

比較検討するための資料はできるだけ正確なものが要求されますが、見積もりの取り方次第では、比較検討するための優良な比較検討資料が多く入るため、家づくりにかかる大体の費用を自然と比較できるようになります。

例えば、3社から見積もりを取った場合で、1社だけが見積もりが高い場合、他の2社から提示された見積書と比較することで、なぜ高いのか、具体的にどの部分が高くなっているのかが、完全にはわからないものの、ある程度は把握できるようになります。

不当に見積もりが高く設定されていた場合、指摘をすることで値下げをするときにも有利になります。

また、数多くの住宅会社からもらった見積もり書に目を通すことで、自然と家づくり全体の総費用観や、各工事ごとにかかる単価などの相場観もうまれますし、家づくりで妥当な金額はもちろんですが、家づくりで使用する専門用語を理解するのにも役立ちます。

特に、注文住宅で家づくりをする場合、一般的な建売住宅と違って、家づくりをはじめる段階では、比較検討するための材料がないので、家づくりにかかる総費用を知ることが難しい傾向にあります。

注文住宅の場合は建売住宅と違って、つくりたい家の「こだわりたいポイント」によって、家づくりにかかる総費用はかなり異なってくるため、素人目では費用の相場が把握しにくいからです。

そんな場合でも、できるだけ同じ条件で、数社から見積もりを取り、提示された見積もりをじっくりと照らし合わせ、それぞれの価格を比較をすることで、建てたい家の大体の相場を知ることができます。

つまり、見積もり内容をしっかりと比較し、工事にかかるコストをある程度把握できるようになれば、どのような工事にどれくらいの金額が必要になるのか概算でわかるようになるので、妥当な金額をはじき出すことができるようになり、結果的にコストパフォーマンスの良い家を建てることができます。

※1:注文住宅で家づくりをする時は、特に言えますが、これまで家づくりを一度も経験したことのない素人が、人生で一番高い買い物をオーダーメイドですることになります。しかし、一般の方には何もかもがはじめての経験のため、自分が希望する家の大体の予算を把握することが難しく、予算をオーバーすることが多くなります。ですから、それぞれの住宅会社から提示された見積もりを比較をすることで相場観を知ることは非常に大事です
※2:高い見積書の中には「●●プラン一式」のように具体的な内容が提示されずに単価と金額だけが提示されている場合があります。その場合は、見積書だけでは内容が判断できず仕様書などをみる必要があります。また、見積書の書き方には特に決まった形式がないため、同じ工事内容であっても材料費に人件費や手間賃などが上乗せされていることが多く、同じ価格で出てくることは稀です。見積もりを比較することでわかるのは、あくまで目安としての価格になります

見積もりの取り方で見積もりが安くなる理由3:家づくりにかかる諸経費がわかるから

住宅の見積書には、最後の方に必ず「諸経費」の項目があります。

一般的には「諸経費」は、単価が「一式」で、価格が「10%前後」に設定されていることが多いですが、実は、諸経費は住宅会社の「粗利益」も含まれた金額になっています。

あまり知られていませんが、住宅業界では、見積書からは「粗利益」がわかりづらいように、一つ一つの商品単価に乗せていたり、「工事費」や「諸経費」という項目に形をかえて見積書を提出しています。

それが、見積書だけで一概に費用を比べることができない理由の一つですが、複数社から見積もりをもらい、比較することで、相場観がうまれるため、必要以上に金額が上乗せされていないかがわかるようになります。

もちろん単価に「粗利益」が上乗せされていることが悪いわけではありません。

業界によって「粗利益」に含まれるものは違いますが、一般的には、販売価格から原価を引いたものが「粗利益」になります。例えば某コーヒーチェーンでは一杯あたり数十円の原価のコーヒーを300円程度で販売しています。

住宅会社の場合、大きな金額が動くことになるので、どれくらい「粗利益」があるのか、中身がわかってしまうと気分のいいものではありませんし、商売として行っている以上、それ相応の技術料や手間賃などを含めなくてはなりません。

ですから、住宅会社を含む業者側が、それ相応の「粗利益」を確保するのは何ら問題のないことです。

問題なのは不当に上乗せされている場合や質の悪い建材を使っている場合です。住宅会社のなかには質が悪く非常に安い建材を使っていながら、必要以上に利益を上乗せし、それ相応の価格に見せかけている場合もあります。

また工事が杜撰(ずさん)にも関わらず、それ相応の対価をもらおうとしている場合もあります。

そうした住宅会社に依頼すると、確かに家を安く建てることができるかもしれませんが、メンテナンスまでの期間が短くなるので、家を建ててからメンテナンスにかかる費用が高くなり、結露をはじめ、躯体(くたい)に大きな問題が起きたりして頻繁にリフォームが必要になります。そして結果的にメンテナンスを含んだ総合的な家の価格が高くついてしまいます。

ここで大事なのは、業者の粗利益はいくらなのかを知ることではなく、あなたが希望する注文住宅の妥当な金額を知ることです。

※家を建てるときにあまり気にされている方は少ないように思いますが、家づくりをする時は、メンテナンスにかかる、おおよその金額まではじき出した上で購入することが大切です。ひどい場合では家づくりの価格よりもリフォーム代金の方が高くつく場合もありますので注意が必要です。
※良心的な工務店の場合は20%から25%が粗利益分の相場です。つまり4,000万円の家を建てる場合は800万円から1000万円が粗利益として乗せられています。大手ハウスメーカーの場合は、粗利益が大体30%程度ですが、そもそもビジネスモデルが違い、そこには営業経費や広告宣伝費などが含まれています。
※一般的な木造住宅ですと、建ててから劣化が進み、メンテナンスやリフォームなどで30年間で約600万円ほどのメンテナンス費用がかかります。

見積もりの取り方で見積もりが安くなる理由4:プランの違いによる金額の差がわかるようになるから

複数社から見積もりを取ることを、「相見積もりをとる」と言いますが、一般的な見積もりの取り方だと、各住宅会社に何度も足を運び、時間をかけて打ち合わせをした上で見積もりを取ることになります。

そのようにして見積もりを取った場合、一件あたりに多くの時間を割かなくてはなりませんし、とても手間がかかります。

また、家を安く賢く建てるために見積もりを比較する場合、できるだけ同じような条件で比較する必要がありますが上記のような場合だと、毎回の打ち合わせごとに内容が違ってくるため、提示される見積もりにどうしてもばらつきが生まれてしまいます。

家づくりのはじめの段階で知りたいのは、注文住宅で建てたい家の相場であり、プランの差ではありません。

各社ごとにプランの特徴が現れるのはいいことなのですが、プランが違いすぎてしまうと、なかなか思うように比較するための資料を集めることができません。

こうした問題も、複数社にできるだけ同じような条件で、一気に依頼すれば、細かいプランの違いはあるものの、家づくりに関するだいたいの相場がはっきりとわかるようになります。

つまり、見積もりの取り方次第で、優良な比較資料が集まるので、より正しい判断ができるようになります。

家を賢く安く建てる見積書の取り方4つの条件

つまり、賢く安く家を建てるための、見積もりを取る条件をまとめると下記の4点にまとめられます。

見積もりを安くする条件1:建てたい家づくりの妥当な金額が把握できる資料を揃えること
見積もりを安くする条件2:建てたい家づくりの見積書にできるだけ多く触れること
見積もりを安くする条件3:希望する家に対しての妥当な金額を知ること
見積もりを安くする条件4:できるだけ同等の条件で見積もりを依頼すること

では、具体的にはどのように見積もりを取れば、費用を抑えた上で要望にそった注文住宅を賢く建てることができるのでしょうか

注文住宅の見積もりを取る3つの方法

一般的に、注文住宅の見積もりを取るには下記の3つの方法が考えられます。

注文住宅の見積もりを依頼する方法1:住宅展示場のモデルハウスで気に入った住宅メーカーに見積もり依頼をする

家づくりを検討する際、ほとんどの方はまず住宅展示場のモデルハウスを思い浮かべます。

住宅展示場のモデルハウスに行けば、それこそ様々なコンセプトを持つ住宅が展示されているため、それぞれの住宅の特徴や、実際の試用感などを体で確かめることができるからです。

そうした生の情報に触れることで、良いか悪いか、正しいか間違っているかは別として、住宅に関する知識も、住宅会社の営業マンとの会話の中で得ることができるでしょうし、擬似体験することで、こんな家に住みたいなどの妄想はどんどん大きく膨らんでいきます。

気に入った住宅があれば、見積もりを依頼することで、その場で家づくりにかかるだいたいの予算をはじき出してくれます。また、住宅展示場のモデルハウスには「坪単価」というわかりやすい尺度も用意されており、大体の費用を知ることもできます。

ただし、詳しくは後でお話ししますが、実際は、坪単価だけで、家にかかる費用を判断することができません。様々な方とお話ししても思うのですが、坪単価はあくまで目安であり、希望する家を建てようとした結果、結果的に坪単価が2倍近くに膨れ上がってしまったという話もよく聞くのであてにならないと考えて問題ないと思います。

また坪単価はあくまで家を建てる時の価格であり、メンテナンスにかかる費用は一切含まれていません。一般的な日本の住宅は欧米の100年以上もつ住宅と比べ、建ててから劣化が進むため、別途定期的なメンテナンスが必要となります。

さらに住宅会社の提示する資材の耐久性と、実際の耐朽性には大きな開きがあることがほとんどです。例えば住宅会社で最も一般的な外壁材である窯業系サイディングに関しては、使用環境にもよりますが、実際は5年程度でつなぎ目(コーキング部分)のメンテナンスが必要になります。

サイディングのコーキング割れ

つなぎ目(コーキング)部分の、部分補修の場合、概ね3万円から5万円の費用が発生します。さらには、今主流で、8割型の新築の住宅で使われている窯業系サイディングは水を吸うため、メーカーが言うほど耐久性がなく実際は10年程度で寿命が訪れ、外壁の張替えが必要になります。寒冷地では、寒暖の差が激しいですから、膨張と収縮を繰り返し、さらに進行は早いでしょう。

(窯業系サイディングの主原料はセメントです。あまり大きな声ではいえませんが、塗装してあるので耐水性には問題なく長期間の使用に耐えられるといいますが、真っ赤な嘘です。一定期間使用すると塗装は剥がれ、隙間から水が入り込むため内部結露がおき、それに伴い著しく劣化が進むため、寿命は短くなります)

つまり、住宅業界の知識や建築に関する理解がない状態で住宅展示場に行ってしまうと、住宅会社の営業マンの言うことをそのまま信じ込み、鵜呑みにしてしまい、建ててしばらくしてから、家にはこんなにお金がかかるのか・・・と、家づくりを後悔することがあります。

ですからしっかりとした、判断軸を持つためにも、家づくりのはじめの段階で、住宅展示場に行くことはお勧めしておりません。

ちなみに、住宅のメンテナンスにかかる費用はそれぞれの住宅によって違いますが、一般的な木造住宅では、30年間で概ね600万円くらいかかると見込まれています。

※さらに注意したいのがモデルハウスの大きさです。住宅展示場のモデルハウスは、実際に建てられる家よりも各部屋をはじめ廊下などの個々のスペースが、かなり大き目に作られています。実際にモデルハウスに展示されている規模の家を建てるとなると、住宅メーカーにもよりますが、大抵の場合は。おそらく土地を含まない建物本体価格だけで概算で6,000万円以上はかかるかと思います。
※余談ですが、欧米諸国は住宅を「文化」と捉えていますが、日本では「産業」として成り立っています。そのため、多くの場合は経済優先にして住宅が建てられていることもあり、欧米諸国のように長く持ちません。これは長期優良住宅であっても同じことです。

注文住宅の見積もりを依頼する方法2:地域の工務店や建築設計事務所、建築家のもとに足を運び直接見積もりを依頼する

家づくりの見積もりを依頼する方法の一つとして、地域の工務店や建築設計事務所に見積もりを依頼する方法があります。工務店や設計事務所に依頼する場合、見積もりまでの手間暇はかかりますが、より要望にそった具体的なプランや、要望に近い見積もりを提示してもらえます。

ですから、家づくりのコンセプトが明確になっていたり、住宅業界や、建築に関しての知識が十分にある方は、希望する工務店や設計事務所に依頼すると、いい回答をもらえる可能性が高いでしょう。

予算が十分にあり、コンセプトも明確で、住宅業界や建築に対しての深い理解があり、こだわりの注文住宅を建てたい方は、はじめの段階から工務店や設計事務所に赴き、見積もりを依頼するのがいいと思います。

ただし、家づくりの経験がなく、コンセプトも明確になっていない状態で、工務店や設計事務所に依頼することはあまりお勧めしません。

理由としては、一つの見積もりを依頼するのに、かなりの打ち合わせが必要となり、相当の時間もロスしてしまいます。そのため複数社から見積もりを取り比較したい場合は、想定している以上の手間が必要となり、かなり根気のいる作業となるからです。

実際に回ってみればわかるかと思いますが、あまりの労力に、よっぽど強い気持ちで家づくりに取り組まない限り、途中で妥協してここで決めてしまっていいか・・・などと思いはじめてしまうと思います。

また設計事務所に見積もりを依頼する場合は、仮プラン作成であっても費用がかかる点においても注意が必要です。設計事務所は、設計することが主業務にあたるため、プラン作成の段階で一件につき、およそ10万円ほどの費用が発生します。

プラン契約をした際は、持ち出しが可能となるので、それが一概には悪いとは言いませんが、家づくりのことを何も知らない、はじめの段階で、いきなり設計事務所にプランの作成を申し入れるのはやはり敷居が高いといえます。

※設計に際し、所定の契約をしないと、設計をしてくれない設計事務所もあります。

注文住宅の見積もりを依頼する方法3:インターネットで複数社に一括して見積もりを申し込む

インターネットを使い、複数社に一括して見積もりを取る方法があります。一括して見積もりを取るメリットとしては、住宅展示場に行き営業マンの話を聞くことなく、見積もりを取ることができる点にあります。

そのため面倒がありません。

また、インターネットで見積もりを取るメリットとしてあげられるのは、見積もりを比較するための資料を揃えるために、何度も打ち合わせをする必要がないところにあります。そのため見積もりをもらうまでの時間も大幅に短縮できます。

自宅にいながら、好きなときに見積もりを依頼することができるので、比較検討材料としての見積もり資料を揃えるまでの「手間がかからない」ことがやはり最大のメリットです。

ただし、住宅会社によっては、最初の見積もりでは、ざっくりとしたプランしか出てこず、最終プラン完成時の本見積もりの価格が高く設定される場合もあるので注意が必要です。

※住宅業界の慣例としてはじめは安い価格で気を引き、あとで高くしていくという方法が一般的になっています。そのため、できるだけ最終見積価格に近い状態のプランを提供してもらうことが大事です。目安としては、はじめに提出された見積もりの2〜3割程度増しになると考えてください。

家づくりのはじめの段階では、特に、インターネットでの一括見積もりが有効

このうち、家づくりをはじめようと思ったら、まずはじめにインターネットで複数社に見積もりを一括依頼する方法が、家づくりのはじめの段階では特に、最も効率のいい方法です。

失敗する家づくりをしてしまう理由の多くは、

家づくりで失敗する理由1:住宅業界に対しての十分な知識がないこと
家づくりで失敗する理由2:建築に対して知識が不足していること
家づくりで失敗する理由3:家のコンセプトが明確になっていないこと

大抵は、以上の3つが原因で起こります。

つまり、住宅業界や建築に対しての理解や知識が不足している中で住宅展示場に足を運び、モデルハウスを見てしまうと、妄想は膨らみますが、現実的とはいえず、また、住宅業界や、建築に対しての知識が不足しているため、十分に理解することができず、広告イメージや営業マンの印象だけで選んでしまい、結果的に家づくりで失敗してしまうと言う流れです。

実際、家づくり経験者の方とお話をさせて頂くと、家の総合的な性能や維持管理コストを計算に入れずテレビコマーシャルや雑誌、新聞などの広告イメージをはじめ、営業マンの印象だけで住宅を選んでしまっている事がほとんどです。

そして、広告イメージや営業マンの印象だけで選んでしまうと、建ててから現実とのギャップに戸惑い、後悔する方も数多くいらっしゃいます。その多くは住んでしばらくして問題が起こってから気がつきます。

また家のコンセプトが明確になっていない段階で住宅展示場のモデルハウスを見てしまうと、あれもいいこれもいいと目移りしてしまい、結局どのような家を建てたかったのか、余計にわからなくなってしまう恐れもあります。

つまり、ある程度家づくりのプランが明確になっていて、住宅業界や建築に対しての十分な知識や理解がある中で、住宅展示場や設計事務所に足を運ぶのはいいのですが、住宅業界や建築に対しての知識や理解もない、家のコンセプトも定まっていない方がいきなり住宅展示場に足を運ぶことは非常にリスクの高い行為だといえます。

住宅展示場に足を運ぶのなら、まずはカタログを請求して、ある程度の知識や理解を得てからモデルハウスを見学する方が順番としては、まだいいと言えます。

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それに対して、タウンライフなどの一括見積もり依頼サイトを利用すれば住宅に関しての十分な知識や理解がなくても簡単に見積もりを依頼することができます。

また依頼者が一斉に複数社に対して見積もりを依頼していることを住宅会社が知っているため、不当な価格で見積もりが提示されることを未然に防ぐことができます。

さらに、タウンライフなどの一括見積もりサイトを利用すると、建築に関する十分な知識がなくても、住みたい家の間取り作成はもちろん、どのくらいの予算でローンを組んだら良いのかなどの資金計画書も作成してくれます。

希望予算、希望世帯、階数の希望、住居予定人数、家の広さ、LDKの広さなどから直感的に選択し見積もり依頼をすることもできますし、該当欄に、具体的に取り入れたい要望を付け加えることで、要望を取り入れた間取りでの見積もり依頼を、各社に同じ条件で一斉に依頼することができます。

このときに予定地があれば敷地図や土地図面をファイルに添付して送れば、より具体的に話を進めることができます。住宅一括見積もりサイトのタウンライフでは、土地がない場合は、住宅会社や不動産業者が保有している、めったに市場に出回ることのない、良い条件の土地探しにも応じてくれます。

以上の理由から、特に家づくりのはじめの段階において、タウンライフなどの一括見積もりサイトを使用することは有効的です。

家づくりには資金計画が必要ですが、しっかりとした資金計画をするには、できるだけ正確な家の価格を知ることが大事です。そして、家の正確な価格を知るためには複数社から見積もりをもらう必要があります。

複数社から同じ条件で見積もりをもらうことで、正確で十分な資料を集めることができるので、家づくりをスムーズに進めることができます。

ですから、特に、家づくりはしたいけど、何から進めていいかわからない方は、一度概算で見積もりを依頼してみてください。

※これから家づくりをはじめる方でなくても、ご自身で調べまわって、ある程度話を進めた上で、より賢く建てる方法を検討している、すでに家づくりを始めている方でも検討材料として利用しても効果的だと思います。

一括見積もりサイトで注文住宅の見積もりを取るメリットとデメリット

では、具体的には一括して複数社に見積もりを依頼すると、どのようなメリット(利点)がありデメリット(欠点)があるのでしょう。

一括見積もりサイトを利用するメリットとデメリットを、いくつか書き記していきます。

一括見積もりサイトで注文住宅の見積もりを取るメリット

一括見積もりをするメリット1:無料で手軽に利用できる

一括見積もりサイトを利用すれば、家づくりがはじめてで、これから家づくりを進める方でも、それぞれに適した家づくりの計画書や提案書、見積もりに至るまで無料で作成してもらうことができます。

予算はもちろん、取り入れたい間取りなどの要望を伝えることで、一人一人に合わせた、間取り計画をはじめ、提案書を無料で作成してもらえるので、手間がかからず、さらに家づくりで重要な資金計画もできるので、家づくりをスムーズに進めることができます。

特に、はじめて家づくりをされる場合は、一度見積もりをとってみることで、はじめの段階で自分たちが希望する家づくりにかかる大体の予算を把握できる点は大きいと思います。

一括見積もりサイトで、間取りや見積もりなどを、どんなに時間をかけて作成してもらったからといって、内容に納得できなければ契約をする必要はないので安心して利用してください。

※ただし一括見積もりサイトを利用することで、提出される提案書は決まったフォーマットがなく、各社それぞれ内容や提出される書類は異なります。

一括見積もりをするメリット2:インターネットで希望する複数社に対して同等の条件で一括依頼できる

一括見積もりサイトでは、一社一社に対して要望を伝えるのではなく、同様の条件で一斉に複数社に対して、間取りに対する要望や予算をはじめプランの指定をすることができます。

もちろん、細かい指定を加えたとしても、各社から送られてくるプランに違いは現れますが、違いによって、かえって各住宅会社の特徴を知ることができるので、自分たちが建てたい家を実現する上で相性の良い住宅会社を選ぶことができます。

つまり、各住宅会社の特徴を知ることで、家づくりで失敗しがちな住宅会社選びに失敗する確率が少なくなります。

一括見積もりをするメリット3:はじめから競争価格で見積もりをもらえる

見積もりを提出する住宅会社は、複数社に住宅の見積もりを入れていることを前提で対応します。その為、不当な価格での見積もりの提出は避け、はじめから、競争価格で金額を提示される可能性が高くなります。

また無料だからといって、ほとんどの会社は適当にプランを作りません。一括見積もりサイトに登録している、どの住宅会社も契約が欲しいわけですから、競合他社に負けないようなプランの作成や、本気で作成した見積もりを提出してきます。

見積もりをもらうにあたって、どのような住宅会社から見積書が届くのか、心配になる方も中にはいらっしゃいますが、依頼する会社はこちらから指定することがdけいます。

加えて、一括見積もりサイトの中でも、特にお勧めするタウンライフに登録している会社600社は、国の基準をクリアした会社のみ登録しているので安心して利用することができます。

※ただし、残念ながら、なかには適当にプランを作成してくる住宅会社もあるようです。その場合は家づくりを依頼する前に気がつけてよかったと思うようにしてください。なぜなら、そういった住宅会社は、後になって問題が出てくることがあるからです。

一括見積もりをするメリット4:見積もり依頼にかかる時間はたった3分。空いた時間を使って、気軽に依頼することができる。

一括見積もりサイトは隙間時間などの空いた時間を使って、パソコンからでも、スマホでも、どこでも簡単に見積もりを依頼することができます。そのため見積もりを依頼する際の煩わしさがないのも特徴の一つです。

ですから、外出先はもちろん、自宅にいながら、思い立った時すぐに、希望の間取りプランや見積もりなどを依頼することができます。

見積もり依頼時にかかる時間も概ね3分程度です。

インターネットを使う事で、できるだけ手間を省き、「あなたの家づくりの情報」を簡単に入力するだけで、資金計画書をはじめ、間取り、土地情報や見積もりなどを手に入れることができます。

一括見積もりをするメリット5:複数の会社と何度も商談をする必要がない

これまでの一般的な方法では、一社一社一と何度も商談を繰り返し、間取り作成をはじめ、見積もりを依頼していましたが、一括見積もりサイトを利用した場合、インターネットを通して、同じ条件で一括して見積もりを依頼できるため、ほかのどんな方法よりも余計な手間をかけることなく、一気に複数社に対して見積もりを依頼することができます。

また、住宅会社も見積もりを依頼する側が、複数社に対して見積もり依頼をしていることを知っているので、必要以上に高い価格で見積もりを出されることがほとんどなく、希望する住宅のだいたいの相場を知ることができます。

一括見積もりをするメリット6:見積もり依頼をお願いする住宅会社を選ぶことができる

一括見積もりサイトに登録されている会社は、大手ハウスメーカー22社を含めて、現在約600社あります。

それも国の基準をはじめ、独自に行われる厳格な審査をクリアした会社のみ登録することが許されます。ですから、どの会社に依頼するとしても安心して任せることができます。

見積もりを依頼する会社は、エリアごとに分けられており、どの住宅会社に見積もりをお願いするのかを選ぶことができるので、安心して利用できます。

一括見積もりをするメリット7:自分が建てたい家の建築相場がわかる。

一括見積もりサイトには多種多様な特徴を持つ住宅会社が登録されており、どの会社も依頼されるのを待っています。

一言で住宅会社といっても、どのような家づくりを得意としているのかは、それぞれの住宅会社によって違い、またそれぞれの住宅会社によって得意な家づくりの分野も異なります。

わかりやすい例でいうと、和風が得意な住宅会社、洋風が得意な住宅会社、平家住宅が得意な住宅会社、スキップフロアが得意な住宅会社、ログハウスが得意な住宅会社などです。

それぞれが得意、不得意な住宅タイプがハッキリと別れるので住宅会社によって、見積もりの金額も違いますし、デザイン設計はもちろん、工事の仕方も違い、工事費を含む家づくりにかかる総費用は会社ごとに異なります。

一括見積もりサイトでは、様々な特徴を持つ住宅会社に、同じ条件で一括して見積もり依頼をすることができるので、希望する家づくりの建築相場が、他の方法と比べると比較しやすく、より正確な資金計画を立てることができるようになります。

また、家づくりは設備など様々な費用が絡んでくるため、オプション次第でかなりの金額の差が出ますが、そのような違いも見積書の内容を比較することで把握することができます。

一括見積もりをするメリット8:未公開の土地情報を入手できる

土地情報は不動産会社にしか出回っていないものがあります。

特に良い条件の土地の情報は、不動産会社や住宅会社が情報を握っていることがほとんどです。また、そういう情報は優先的に誰かの手にまわり、市場に出回ってくることはほとんどありません。

実際に不動産会社に足を運んで土地探しをしたことがある方は、わかるかと思いますが、条件のいい土地情報に関しては、特にインターネットでは出回らないことが多く、不動産会社や住宅会社が独自に所有している情報こそが何よりの頼りになります。

そうした各会社が抱えている土地情報も、一括見積もりサイトを使えば、不動産会社とのパイプが作れるようになるので、自宅にいながらにして集めることができます。

もちろん、足を使い地域に根ざした不動産会社から得た情報にはかないませんが、各社それぞれが、土地探しの相談にも応じてくれるので、こうしたサービスも利用して土地探しをした方が、より条件の良い土地を見つける事ができます。

※ただし、ハウスメーカーが所有している土地は、「建築条件付きの土地」もあるため、注意が必要です。「建築条件付きの土地」とは、つまり、決められたハウスメーカーで家を建てることが前提で土地を売ってくれるということです。
※良い条件の土地はすぐに買われてしまうため、一般の方の手に回ることはなかなかありません。

一括見積もりをするメリット9:簡単な間取りプランの作成ができる

一括見積もりサイトを利用すると、各住宅会社から間取りプランが作成されて送られてきます。

各住宅会社がいろんな視点で間取りプランを作成してくれるため、思いがけずそのまま採用しても良いほどに、いい間取りプランに出会えることがあります。

提出された間取りプランのアイデアを実際に依頼する住宅会社に取り入れてもらい、設計をすることも可能ですので、一括見積もりを利用することで、実際に家を建てる際の本格的な間取り作成に役立てることができます。

一括見積もりをするメリット10:住宅会社の特徴を比較することができる

家を購入する、または家を建てるのは、一生のうちで一番大きな買い物になります。

そんな大きな買い物を、何も知らず、調べず、比較もせずに購入することは大変危険です。住宅業界に限りませんが、必要最低限の十分な知識や業界への理解を得ずに大きな買い物をするのにはリスクが大きすぎます。

その点、一括見積もりサイトを利用すれば、比較するための資料を集める事ができます。

また比較する目を養うことで、結果的に家づくりのコスト削減につなげる事ができます。

一括見積もりサイトで注文住宅の見積もりを取るデメリット

続いて一括見積もりを取ることのデメリットを記して行きます。

一括見積もりをするデメリット1:はじめは安いが、最終見積もり時になると高くなる可能性がある

見積もりを提出する住宅会社は、見積もり希望者が複数社に見積もりを入れていることを把握しています。

そのため、余計なオプションを取り払った、見せかけだけの最低金額を提示してくることもあり、内訳を見ずに見積り額だけで判断すると、打ち合わせを始めた途端に、徐々に家の価格が上がっていき、終わりに差し掛かって来ると最初に提示された金額よりもかなり高額になる可能性があります。

はじめは安かったのに、これだったら他の住宅会社に依頼しても変わらなかったじゃないかと思われるほどの家の価格になることもあります。

※住宅業界ではチラシや広告、ホームページに至るまで生活に必要なものをオプション扱いにすることで、住宅の価格を、はじめは安く表示することで気を引き、徐々に高くして行くのが慣例となっています。ただし、はじめからきちんとした価格を表示してくれる業者も稀にいます。
※ただし、一括見積もりサイトから見積もり依頼をし、複数社から提示された見積もりと内容を比較すれば、そうした違和感にも気づけるようになるのでそこまで心配はいりません。不安であれば、第三者に依頼をし見積もり鑑定などをしてもらうと良いでしょう。

一括見積もりをするデメリット2:一斉に複数社を対応をしなくてはならない

なかには見積もりを依頼した会社から一切連絡がこない場合もあるようです。・・・が、一括で見積もり依頼をし、見積もりを取ると、複数社から一気に連絡がくることがあります。

その対応には多少の不便が生じるでしょう。ただ、いずれにせよ、厳密な見積もりを取るには住宅会社との話し合いは避けられません。

対応に面倒を感じるかもしれませんが、電話の対応次第では、住宅会社が再度プランを検討し直し、より良い見積もりを提出してくれることもあるため、一概に対応することがデメリットとは言えません。

電話がかかってくる事が、嫌な場合は、見積もり依頼時のコメント欄に「必要であればこちらから連絡します」などの一言を添えておけば、連絡がくる確率は少なくなります。ただし住宅会社によって様々な事情を抱えているので連絡が一切なくなるわけではありません。

また、間取りを作成し、見積もりを作る側も、忙しい中、無料で見積もりを作成し提出してくれています。

ですから、依頼する側も節度ある対応を取った方が、のちの家づくりで有利になることもあるので、電話が来たら一度は話をし、理由を加えながらも、「今検討中なので必要であればこちらから連絡します」と、きっぱりと断る姿勢を伝えることが大事だと思います。

それでも、何度もしつこく必要以上に電話で営業をかけてくるようであれば、業者側に今契約をして欲しい、何らかの理由があると考えられますので、大事な家づくりを任せない方がいいでしょう。

複数社に依頼すると、そうした「家づくりを任せる事ができる業者なのかどうかの判断」もできるようになります。

明らかに対応が不自然な業者、違和感を感じる住宅会社と契約をすると、あとあとトラブルを招くことが予想されるので、大切な家づくりを依頼しない方が賢明な判断だと言えるでしょう。

逆に、そうした各社の対応を比較できるのも一括見積もりのメリットかもしれません。

※間取りプランをはじめ見積書だけだと、わからないことばかりだと思いますので、家づくりのそうした疑問点を解決するための電話だと思えば、幾分気が楽になるかと思います。一点一点疑問点をクリアにしていくことで、結果的に他の会社に家づくりを依頼したとしても問題ありません。何かと面倒なイメージがついてしまっている、営業電話ですが、家づくりで失敗しないためには、こうした電話は、実は貴重な情報収集の場であったりします。

注文住宅の見積もりを複数社に依頼し相見積もりをとった方がいい5つの理由

つまり、一括見積もりサイトを利用して、注文住宅の見積もりを複数社に依頼した方が良い理由をまとめると次の通りになります。

相見積もりを取った方がいい理由1:同等の条件でプランを比較できる

住宅会社により細かな条件は違いますが、同等の条件でプランを始め見積もりを比較できるのは、家づくりの資金計画において非常に大きなことです。

何度も言いますが、家づくりで一番最初に知るべきことは、自分たちが希望する家は一体どれくらいの金額で建てる事ができるのだろうという概算での予算です。

できれば、できるだけ「正確な家づくりの概算での予算」を知る事が必要となります。計画している家づくりにかかる費用を正確に掴むには、1社だけでは不十分で、複数社から見積もりを取る必要があります。

建てたい家の予算はいくらなのかを知るには、建てたい家づくりの見積書にできるだけ多く触れることです。

※ただし、家づくりは大きく土地に左右されるので、本当に正確な見積もりを出そうとすると、建てる土地の条件などを考慮しなくてはならないため、現地調査をしないと難しくなります。
※建物は坪単価を目安にしてもあてになりませんが、土地に関しては坪単価がわかりやすい尺度になりますので1坪あたりどれくらいの資金が必要なのか計算しやすくなります。

相見積もりを取った方がいい理由2:同じプランで競争価格を設定できる

また同じ計画で複数社に見積もりを取ることにより、価格交渉の際に有利になります。

例えば、タウンライフに今現在、掲載されているのは、全国5万社の中小工務店の中から、大手ハウスメーカー22社を含む、全国の優良注文住宅会社600社です。

タウンライフに掲載するには厳格な審査基準が設けられているため、なかには、タウンライフに掲載したくても掲載できない住宅会社もあります。ですから、厳しい審査基準をクリアした住宅会社の複数社から見積もりをもらうだけでも、十分な価値があります。

もちろん家づくりは価格だけで決まるわけではないですから、例えば性能面などの価格以外の面で比較することも大事なことです。・・・が、一括見積もりサイトを利用すれば各住宅会社の特徴も合わせて知る事ができるので非常に便利です。

相見積もりを取った方がいい理由3:同じ条件で資料を揃えることができる

一括見積もりサイトを利用すると、同じ条件で各住宅会社を比較するための資料を一括で揃える事ができます。

同じ条件で依頼し、「希望の間取り」、「見積書」をはじめ「資金計画」などの「提案書」を比べる事ができるので、それぞれの住宅会社における提案の違いが明確になります。

そのため、住宅会社を選ぶときに各社の特徴など「金額以外の面からも比べる事ができる」ようになります。

つまり同じ条件で依頼することで、見積もりをはじめ、各社から提出されるプランを見比べる事で家族にとって、より良い相性の住宅会社を見つける事ができます。

家づくりの妥当な金額を把握できる資料を揃えることは、注文住宅で家づくりをするにあたって非常に大事なポイントです。

それぞれの住宅会社から提出されるプランを比べることで、必要のない部屋や、必要のない設備にも気づくことができ、結果的に安く建てる事ができることもあります。

相見積もりを取った方がいい理由4:同じ条件で注文住宅を建てる場合の妥当な金額を知ることができる

また、全国の優良な住宅会社、複数社から見積もりをもらうことで、家づくりの大まかな費用がわかったり、資材単価などのだいたいの相場を知る事ができるので、希望する注文住宅の、家づくりにかかる妥当な金額がわかるようになります。

同じ条件で建てる場合の、家づくりの予算を各社から一括でもらう事ができるため、内容を比較する事で家づくりにかかる妥当な金額の金額的ズレが少なくなります。

希望する家に対しての妥当な金額を知ることは、家づくりで後悔しないためにも重要なポイントです。

※家づくりでは、土地と建物が必要になりますが、注文住宅では、希望する家の価格がいくらになるのか一度見積もりを取ってもらわないとわかりません。要望次第で家の価格はピンキリで数百万円から数千万円単位で金額が変わってきます。間取りは土地の条件に左右され、間取り次第で建物の金額が変わってきますが、土地を持っていない場合でも、ある程度の概算費用を出しておき、家づくりに必要となる資金を把握しておくことは注文住宅を建てる上では非常に大事です。

相見積もりを取った方がいい理由5:家を建ててからの後悔が少なくなる

家づくりで後悔する人もいますが、不思議なことに複数社から見積もりを取り、じっくり検討した上で家づくりを進めると、建ててから後悔をする人が少ないように思います。

複数社から見積もりを取り、候補を絞り、自分自身で考え、比較し、依頼先を決めることで、納得のいく家づくりができるからだと思います。

家を建てる土地と間取りの関係

間取りは土地に左右されます。

どのような土地に家を建てるのかによって、間取りを調整する必要があります。例えば、陽当たりのいいリビングが欲しいからと、南側に大きな吹き抜けのリビングがある間取りを作成した場合でも、南に陽を遮るほどの高い隣家があり、隣家との距離が近い場合は、たとえ南側に吹き抜けのリビングを持ってきたとしても要望を取り入れた家をつくることはできません。

つまり、「間取りに合わせた土地を探す」のか、それともはじめから「土地に合わせて間取りを決めるのか」で家づくりの流れは大きく変わってきます。

もちろん「間取りに合わせた土地を探す」場合でも、それぞれの土地の条件により、間取りに細かい調整を加えることが必要になります。

また「間取りに合わせた土地を探す」場合でも、大幅な変更が必要になった場合、家づくりにかかる費用は大きく変わってきます。

家づくりは土地が先か、間取りが先か

一般的には、家づくり(プランの作成)と、土地探しは並行して行っていただくようになります。ですから、家づくりをはじめた当初の段階で土地を持っていなくても問題ありません。

ただし、家づくりは土地と建物を合わせた予算の把握が必要になります。例えば、どんなに条件のいい土地を購入することができた場合でも資金計画が杜撰だと、土地にお金を使い過ぎてしまい肝心な建物本体にお金をかけられない場合があります。

そうなってしまっては本末転倒です。

もちろん注文住宅の中には、多くのハウスメーカーが用意しているような、使われる資材や設備、それに箱(家の構造)が決められていて、なかの間取りは自由がきく、当初から、ある程度予算を把握できる自由設計型のプランもあります。

そのような注文住宅の場合は、概算での予算の把握はできることでしょう。ただし、そうした場合でも、より性能のいい家を建てようと思った場合、オプション仕様のため価格がグンと高くなるので注意が必要です。

一方で、ゼロからはじめる注文住宅での家づくりは、まずは要望を取り入れた間取りプランを作成し、家本体にかかる見積もりを取り、家づくりにかかる費用を大まかに把握した上で、並行して土地を探し、きちんと予算に収まるように資金計画を立てていくことが必要となります。

土地は、不動産会社はもちろん住宅会社が保有していることもあるので、まずは家を建てるエリアを決めて頂いて、家づくりを検討しはじめた当初の段階で、一括見積もりを利用しながら同時進行で土地探しを進めていくのがいいと思います。

注文住宅はエリアを決めたら、必ず予算の把握からはじめる

ですから、注文住宅で家づくりをする、理想的な流れとしては、まずはどこに住みたいのか「1:エリア決め」を行い、「2:要望ノート」を作ります。

そのあとに一括見積もり依頼をし「3:間取り作成と土地探し」を同時進行で進めていただくと、家づくりがスムーズに進みます。

一括見積もりを利用しない場合は「3:住宅会社を検討」しながら「4:見積もり依頼と間取り作成、土地探し」を調整しながら行っていただくようになります。つまり、

一括見積もりを利用する場合:「1:エリア決め」→「2:要望ノートの整理」→「3:一括見積り依頼」→「4:間取り作成と土地探し」

一括見積もりを利用しない場合:「1:エリア決め」→「2:要望ノートの整理」→「3:住宅会社を検討」→「4:見積もり依頼と間取り作成、土地探し」

というような流れです。

家づくりの負担を軽くする意味でも、まずは一括見積もりサイトを利用して見てください。

もう一度見積もりを安くする条件をまとめておきます。

見積もりを安くする条件1:建てたい家づくりの妥当な金額が把握できる資料を揃えること
見積もりを安くする条件2:建てたい家づくりの見積書にできるだけ多く触れること
見積もりを安くする条件3:希望する家に対しての妥当な金額を知ること
見積もりを安くする条件4:できるだけ同等の条件で見積もりを依頼すること

以上の4点を満たしていることが条件です。

家づくりのはじめの段階の見積もりとして、タウンライフを利用した方がいい理由

家づくりをはじめる時、ほとんどの場合何から手をつけて良いのかわからない事が多いでしょう。

例えば住宅ローンを組むには金融機関を通して借りることになります。家の間取りを作成するには設計士と話を進めなくてはなりません。家を建てるときは住宅会社を通して建ててもらうことになりますし、ハウスメーカーや設計事務所で建てる場合でも工事は工務店の方が引き受けます。さらに土地購入の際は不動産会社から土地を購入することになりますし、役所への届けも必要となります。

ここに少しあげただけでも、家づくりで関係する相手は様々で、一体どこから、どの順番で、手をつけたらいいのかがわからなくなりますが、その点、一括見積もりサイトのタウンライフを利用すればスムーズに家づくりを進めていただくことができます。

一括見積もりを行うことで、具体的には下記に記したような5つのメリットを得る事ができます

家づくりの相談に乗ってもらえる

タウンライフは家づくりの相談という意味合いが強く、家づくりを進める上でつまづきがちなところをタウンライフを通すことで希望する住宅会社がしっかりとサポートしてくれます。

1:資金計画

家づくりで大事なことの一つは資金計画です。つまり、注文住宅で家づくりをする場合、家づくりにどれくらいのお金が必要になるのかをはじめの段階で、できるだけ正確につかむことが何よりも大事になります。

決められた予算の中で、どれくらいの規模の家が建てられるのかを知らずに家づくりを進めてしまうと、後に大幅な計画の変更をしなければならなかったり、進めていた家づくりの計画を、再度立て直さなければならないこともあります。

その点、タウンライフでは「本体工事費」以外の「諸費用」を含めた、あなたに最適な家づくりの見積書を提案してくれるので、希望する家の「総費用」を前もって把握することができます。

また、タウンライフでは間取りなどの要望をしっかり取り入れ、信頼できる住宅会社が建築費用を算出してくれるため、見積もり依頼をすることで、資金計画が立てやすくなるという特徴があります。

2:土地探し

家づくりを検討する際、土地は一体どうやって探せばいいのかは誰しもが思い悩むことです。

なんとなく不動産会社に行って土地を購入することは漠然とわかっているものの、実際はどこに注意をして探せばいいのかや、本当にいい土地なのかどうかは、素人目ではわからず、土地探しにはいつも不安がつきまといます。

格安の土地を手に入れられたからとしても安心できません。周囲の相場と比べてやすい場合は、大抵は何かしらの理由がありますから、地盤調査をしてみると問題が見つかり、地盤改良工事で結局高い費用がかかってしまうこともあります。

またプロの目で土地探しをすると、素人にはわからない、数多くの土地探しのサポートをしてきたからこそわかる経験を交えて土地探しをしてくれるので結果的に土地購入をすることでの失敗を避けることができます。

自分の生活スタイルはもちろん、希望する間取りの家を建てるためには、どれくらいの土地が必要になるのかは家づくりを進める上で特に大きなポイントとなります。

実際、様々な条件を考慮して土地探しを行う事が必要になります。

例えば日当たりや通風の関係、隣地との関係、地盤の状態などによって間取りも変わってきますし、家を建てる費用も大きく変わってきます。

今話したように、家を建てるための土地探しは、土地を購入する前に確認しなくてはならない事がたくさんありますが、実際には、どのようにして土地の良し悪しを判断すればいいのかわからないことが多いと思います。

タウンライフでは、理想の住まい・希望の間取り、敷地の広さ、方位、日照、地盤、近隣環境、利便性、そして法令上の制限などを考慮して、住まいにあった土地探しを提案してくれます。

一般的には、様々な理由から、土地探しをはじめてから大体3ヶ月くらいで決める方が多いようですが、自分で探す場合でも、土地の情報は多いに越したことはありません。

タウンライフを利用することで様々な関係者とのパイプを持つことができるようになるので、土地探しがさらに有利になることは間違いないと思います。

3:間取りプラン

間取りは、そこに住む人のライフスタイルや土地の条件などによっても違い、家を建てる費用に大きく影響してきます。

したがって、家づくりを成功させるための秘訣は間取りプランの良し悪しで決まると言っても過言ではありません。しかし、自分や家族のライフスタイルを踏まえた、家族にとって住み心地の良い間取りプランを作成するのは案外多変なものです。

またプランを作成するにあたっては、守らなければならない建築の法令もあります。法令は地域によっても違い、どのような法令が適用されているのは調べて見ないとわかりませんが、タウンライフでは地域やエリアごとに住宅会社を選ぶ事ができるので、安心して任せることができます。

タウンライフでは、検討中の土地を持っている場合、土地がわかる資料を添付して送れば、その土地に応じた間取りプランを作成してもらう事ができます。

さらに、複数社に依頼し、様々な間取りプランに触れ、比較することで、家事動線をはじめ収納スペースなどを考えるヒントにもなるので、よりよい住まいを叶えられると思います。

4:設計や建築の基礎知識が必要ない

タウンライフでは、現在約600社とのパイプがあり、何も事前知識がない状態でも、見積もりを依頼すれば、希望する家の最適なプランをプロが作成してくます。

またタウンライフでは、事前に希望した住宅会社の複数社に一気に間取りプランを提案してもらえるので、その中から、より自分が希望する生活スタイルに合ったプランを選ぶ事ができます。

家づくりをはじめる段階で設計や建築の知識がないことは仕方のないことですが、複数社から見積もりを取り、提出された資料を見比べる事で、家づくりに最低限十分な知識を得る事ができるほか、プランを比較検討する事が可能になります。

ただし、家づくりを始めたはじめの段階では、住宅業界への理解や建築に関する知識がなくても構いませんが、家づくりを進めるとなれば、必要になりますのでご注意ください。

5:オリジナルの家づくりの計画書、提案書の提示まで全て無料で作成してもらえる

タウンライフでは、あなたに最適な家づくりの計画書の作成、提案書の提示までが全て無料で利用できます。

複数社に一括依頼できるため、複数の注文住宅会社を相手に個別で依頼する手間もかかりませんし、提案書を作成してくれる会社も、国の基準をクリアした誠実な住宅会社に限定されているため、基本的には、それぞれの住宅会社が丁寧に対応してくれます。

そのような住宅会社の中から、希望した住宅会社に見積もりを依頼することで、きっかけや関係性を築くことができるので、家づくりをスムーズに進めて行くことができます。

家づくりの相談に乗ってもらうこともできるので、家づくりで悩んでいる方は一度、プロに相談してみるのがいいと思います。

・・・以上。

以上の理由から、家づくりを検討中の方はもちろん、すでに家づくりをはじめている方であっても一度利用すれば、より良いプランに巡り会える可能性が高くなると思いますので、ぜひ一度利用して見てください。

ここまでのサービスを無料で利用できるのは、タウンライフ以外にありません。料金が発生するのは、契約時など、話が進んだ場合のみですので安心して利用してください。

見積もり依頼の特典「成功する家づくり7つの法則」

タウンライフを利用することで、さらに嬉しいことがあり、それは、タウンライフで見積もり依頼をした後、見積もり依頼の特典としてもらえる「成功する家づくり7つの法則」です。

「成功する家づくり7つの法則」は、家づくりで注意すべきことや家づくりで失敗しないための家づくりの方法を、建築設計事務所の協力によって作成したものです。

私も一通り読ませていただきましたが、全49Pでありながらも、家づくりにおいて重要となる要点が簡潔でわかりやすくまとめられており、非常に充実した内容となっており、お勧めできる内容となっています。

例えば私が「成功する家づくり7つの法則」を読んでみて特に参考になると思った点は下記の通りとなります。

1:成功するための「家づくりの考え方」

第1章の「成功するための家づくりの考え方」では、家づくりで見落としがちな、いくつかのことについて知ることができます。

特に興味深いのは、間取りを決める上で大事な「あること」についてです。

見積もりを依頼した人だけの限定特典となっているため、ここで具体的に申し上げることができないのが非常に心苦しいのですが、この章に書かれていることを意識した家づくりをするのと、意識しない家づくりをするのとでは、年月が経てば経つほどに住みやすさに影響を与えます。

つまり、第1章では「使い勝手のいい家にするためのポイント」について知ることができます。

家づくりで誰もが一度は思い悩む、「間取りを作成する上で大事なこと」について知ることができるので、特に間取り作成について悩んでいる方は一度、目を通した方が良いでしょう。

また「今後求められるであろう家」についても知ることができるので、今後の「家づくりに求められるものの傾向」もわかる内容となっています。

繰り返しますが、この章に書かれていることを意識した家づくりをするのか、しないのかで10年後、20年後の住まいに影響してきます。

2:成功するための「エクステリア(外観)」

家づくりにおいて、外観をあまり意識しない方もいますが、家づくりをする上で外観を意識することは非常に大事です。

外観はデザインだけでなく、家の性能にも影響してきますし、長い目で見ると、住みやすさが違ってきます。

この章では外観を通して「家を美しく見せるためのコツ」や「住みやすい家にするコツ」について知ることができます。建物とその周りの植物のバランスについてはもちろん「あることを考慮して設計をする」ことは特に家づくりを進める上で見落としがちな部分です。

「周りの地形を活かしながら建物を美しく見せるコツ」についても、記述されているので家づくりをされる方は、一度目を通しておくべきだと思います。

家づくりはもちろん、土地探しの際にも使えると思います。

この章で知ることができる内容は、汎用性があるので、いろんな建物の形や、立地条件などあらゆる場所での家づくりにおいて適用できます。

また、「庭を活かした家づくりをするためのポイント」についても知ることができます。特に建物と庭の間に「あるものを設置する」と、より庭を身近に感じることができるようになるのですが、これについては私も同じ考えを持っています。

庭づくりで、大事なのは「庭で遊ぶこと」です。そうすれば庭は自然と活きてきます。

3:成功するための「設計術」

「成功するための「設計術」」では、家全体のバランスなど、設計の基本について知ることができます。

玄関の大きさはどれくらいがいいのかや、「あることを意識した家の構造」にしないと住み心地の悪い家になってしまうという注意点の話や、風通しの良い家を建てるためのポイントなどについて知ることができます。

構造自体の話になるので、家が完成してからだと手のつけられない場合もありますので、設計段階からここで知ることができる構造を意識する必要があります。

ですから、家づくりをはじめる前に必ず一読しておくことをお勧めします。

特に人気のある「ある間取り」を取り入れる場合の注意点についても知ることができるので、「ある間取り」を取り入れる際は完成してからここで言及されている「2つの問題」を引き起こしてしまわないように、しっかりと意識して設計をすることが必要です。

4:成功するための「間取りづくり」

いきなり衝撃的な言葉からこの章が始まりますが、なるほど・・・読んで見ると確かにそうだと納得させられる話ばかりです。

つまり「間取りづくり」でよく見られる、ある先入観をなくすことで自由に間取りを発想できるようになるということです。

また「ある機能を持った部屋」を、作る必要はないという発想も非常に面白いと思いました。

間取りで大事なことは、環境の変化に対応した間取りを作ることです。ですから、未来の変化を考えて間取りを作る必要があります。

特に大人はもちろん、子供にとってのいい間取りについて言及されている項目については、私も大賛成です。大事なのはそれ自体ではなく環境づくりであり、環境によって、それを知る機会を得るという発想なのです。

また子供部屋には、必ずここの項目に記述されているような「あるもの」をつけた方がいいでしょう。理由としては「あるもの」の存在によって得られることは、子供にとって何よりも代え難い財産であるからです。

他にもゾーニングについての考え方や、各部屋についての考え方、親子の絆を深める間取りについての考え方など、家づくりをはじめる前に、知っておいたほうがいい話ばかりです。

ただし、子供部屋を作る際の注意点などは家族によって重視する点は様々かと思います。・・・が、参考になる点が思いますので、やはり同じように家づくりをはじめる前に一読しておくことをお勧めします。

また、常識と思われている、ある場所には子供部屋を作ってはいけない理由と、その意味についての記述は納得させられるものがありますし、子供部屋で勉強させるのではなく、「ある場所で子供を勉強をさせた方が集中する」という部分は多くの方にとって信じがたい事実でしょう。

さらに、夫婦円満にするための間取りづくりのポイントは多くの方にお勧めしたいものです。ここに記述されている「こうしたスペース」が夫婦には必要だったりします。

「成功するための間取りづくり」は、その他、間取りにづくり関して、合計で21のポイントについて記述されており、「成功する家づくり7つの法則」で一番ページが割かれている章となります。

空間軸や時間軸に対応するための間取りを作る上で大事なこと、についても知ることができますので、家づくりで失敗しないためにも一読しておくべきです。

5:成功するための「デザイン」

家のデザインによって、住み心地はもちろん、住まう人への幸福感も与えてくれます。

デザインは感覚的な要素のため、好みによって違いが生まれますが、デザインによっては実は維持コストなどのメンテナンス性が大きく左右されます。

住宅の「外観デザインで大きな影響を与える2つの部分」についても知ることができるので、個性のあるデザインにするための「簡単な工夫の仕方」を参考にすれば、より良い家づくりができることでしょう。

また、ここの章では、敷地条件を始め、既存の建物とのなかで、どのように家をデザインしたらいいのかについても知ることができます。

建物の外観デザインと樹木の配置についてや、樹種による建物外観デザインへの影響の話、地被植物、灌木、低木類との相乗効果の話など、デザインだけではなく樹木と建物が共存する上で大事な話や、その役割についても、実際に怒った震災の話を例にして記述されています。

狭小・変形敷地の住宅デザインについてや、平家住宅の住宅デザインについても知ることができるので、そうした家づくりを希望されている方は必ず一読しておくと良いと思います。

内装デザイン(インテリア)についても、そもそもの基本の話から、自然な空間にするための素材のポイントの話や、シックな空間にするための色使いのポイント、心理的に影響を与える色使いの仕方に至るまで記述されているので、色使いで迷われた際はまずは一読は必須と言えるでしょう。

6:成功するための「コンセプトメイキング」

「コンセプトメイキング」の項目では、家づくりで大事な「テーマの決め方」や「進め方」について知ることができます。

確かに、ここに書かれてある通り、「あること」を中心に考えて家づくりを始めると、上手くいくことが多いです。

都市部に家づくりを希望されている方は、狭い土地で家を立てるための条件などの注意事項や都市型3階建の間取りの考え方について一読しておくべきでしょう。

庭についての仕掛け、利便性などの違いや、考え方も非常に参考になる点は多いと思います。

ただし設備に関しては、ご自身で一度調べてみる方がいいと思います。

7:成功するための「風水」

風水というと胡散臭く思われるかもしれませんが、多くの方の認識と違い、実は風水は統計学です。

ではなぜ、家づくりにおいて風水は大事なのか。それについては是非「成功するための風水」をご一読ください。

間違った認識をされている場合は、常識が覆るでしょうし、正しい認識をされている方はより理解が深まるはずです。

アメリカの大統領、トランプ氏や前大統領のクリントン氏も家に風水を取り入れていることは有名な話です。

・・・以上。

特典として配布される「成功する家づくり7つの法則」は、この書籍だけで十分な価値があるほど内容が充実しています。

家づくりをするときに、失敗しがちな間違いや、家づくりのポイントが非常にわかりやすく簡易な言葉でまとめられており、はじめて家づくりをされる方でも読みやすい内容となっています。

私が、個人的に面白いと思ったのは「夫婦円満にするための間取り」のポイントです。意外と意識しない場合もあるので、こうした間取りを意識して取り入れておくと、確かに夫婦の仲が円満になるかもしれません。

ただし、「具体的にここをこうすればいい」というようなマニュアルを期待されている方は肩透かしを食らうかもしれません。そうではなく、自分たちの家は自分たちで作り上げるというような気概をお持ちの方であれば、おおいに参考にできる要素がたくさん詰まっています。

特典はこちらから申し込むと貰っていただけます。

タウンライフに関するQ&A

便利なのはわかっているけれども、どんなサービスなのか気になる方は多いと思いますので、「Q&A」形式でお答えしていきます。

どうやって見積もりが届くの?

各住宅会社によって違いがあるかと思いますが、タウンライフを利用した場合、基本的には電子メールでプランが届きます。

本当に無料なの?

タウンライフを利用するにあたって一切費用は発生しません。間取りプランの作成から、提案書まで無料で依頼することができます。

無料ってことは、仲介手数料がかかるんじゃないの?

タウンライフを利用するにあたって仲介手数料が取られ、見積もりに上乗せされることなどは一切ありません。

依頼した会社と契約しなければならないの?

見積もりを依頼したからといって納得できなければ契約する必要はありません。

見積もりや資料を請求したからといって、契約の義務は一切ありませんので、安心して利用してくだい。もしそのような理由で契約を迫ってくる住宅会社があれば丁重にお断りしてください。

ただし、相手も忙しいなか時間を割いて一人一人にあったプランの提案をしてくれていますので、断りの電話、もしくはメールなどを入れておくと丁寧かと思います。こちらも誠実に対応すれば、後に依頼することになった場合でも気兼ねすることなく依頼することができます。

どこまで詳しく指定できるの?

家づくりに関わる基本的な内容と、コメント欄を使用することで、比較的細かい要望に対して指定することができます。

家づくりに関わる基本的な内容とは、希望世帯住宅、希望の階数、計画住宅に住む予定人数、希望のLDK、希望の広さ、LDKの広さ、水回りご希望、土地の大きさ、総予算、敷地環境・法令調査の希望です。

コメント欄では「それ以外の要望」を、自由に細かく伝えることができます。

例えば、下記のような内容で伝えることができます。

・希望世帯住宅:一世帯住宅
・希望の階数:三階建
・計画住宅に住む予定人数:大人2人 子供2人
・希望のLDK:4LDK
・希望の広さ:30坪くらい
・LDKの広さ:18畳くらい
・水回りご希望:広くしたい
・土地の大きさ:まだ決めていない
・総予算:3500万円くらい
・敷地環境・法令調査の希望:まだ決めていない

・その他(コメント欄)
1階に駐車場、自転車置き場、大型バイク一台
4畳あれば良い納戸、風呂、洗濯機、洗面所、
できれば、トイレ
2階リビングとキッチン、出来れば小さな納戸
3階3部屋、主寝室と子供部屋2つ

・・・など比較的細かい要望を伝えることができます。

どの程度のアドバイスがもらえるの?

見積もりを依頼する、各住宅会社によってアドバイスできる内容は違います。

タウンライフをあくまで、見積もりサービスを提供している側ですので、それぞれのプランの詳しい内容については各住宅会社と話を進める必要があります。

本当に全ての住宅会社から提案してくれるの?

基本的には全ての住宅会社が提案してくれますが、例外もあり、依頼した全ての住宅会社が間取りプランの提案や資金計画、土地探しに応じてくれるわけではありません。なかには、こちらから連絡しなければ連絡してこない会社もあるようです。

また住宅会社の中には、間取りプランや提案書は用意せずに、カタログやパンフレットしか送ってこない会社もあるようなので、気になった住宅会社には、とりあえず依頼しておくと良いでしょう。

どのような住宅会社から返事をもらえるの?

全国600社以上の注文住宅会社から返事をもらえます。

タウンライフに登録している住宅会社は全て厳格な審査基準をクリアした住宅会社ばかりです。そのため信頼できる注文住宅会社に出会う事ができます。

タウンライフが定める厳格な国家基準とは・・・

建設業許可票や宅建取引業社免許証(こちらは必須ではございません)といった書類の提示だけでなく、瑕疵保険の写しも提出してもらい、さらに当社にて厳密な「反社調査」をしたうえでクリアした会社のみ、取引掲載をさせていただいております。

となっていますので、安心して利用してください。

どのような見積もりが届くの?

提出される見積もりの書式は、それぞれの会社により違いますが、総費用をはじめ、本体工事費、付帯工事費、諸費用について記載されています。

はじめの段階で、どの程度具体的な見積書が出てくるのかは各社違いますので、一概に言うことはできません。

そのため、見積書の内訳を見てみないと正確にはわかりませんが、複数社に依頼することで希望する注文住宅にかかる大体の予算は把握できると思います。

内訳については「注文住宅にかかる総費用の内訳について、どこよりも詳しく教えます」に詳しく書かせていただいておりますので、参考にしてください。

どのような間取りプランが届くの?

具体的には下記のような間取りプランが届きます。

上の間取りプランは収納を重視したいと言う施主の要望に答えた事例です。(間取り画像をスマホの場合はタップ、パソコンの場合はクリックすると大きくなります)

上の間取りプランは、収納を含め、子供の成長に合わせて間取りを考えて欲しいと言う要望に応じて提案された間取りプランです。(間取り画像をスマホの場合はタップ、パソコンの場合はクリックすると大きくなります)

具体的にはどんな計画書が届くの?

提出される家づくりの計画書についても見積もり書と同様に形式が決まっておらず各社様々です。

利用するのに手間がかかるんじゃないの?

利用方法など手順についての詳しい内容は後でお話ししますが、タウンライフを利用するにあたってかかる時間は概ね3分程度です。

・・・他

実際に利用してみた人の意見を聞いてみると、家づくりで非常に役にたったという意見から、期待していたよりも役に立たなかったという意見や、無料だから限界があるという意見まで様々です。

ただ、総合的には、利用したほとんどの方が「家づくりに役に立った」という意見をお持ちのようですので、家づくりを検討し始めたら、一度は利用してみるのが良いでしょう。

その他家づくりを進める上での注意点

一括見積もりサービスの利用に限りませんが、家づくりで失敗しないた目に、見積もりを取り、依頼先を検討する上での注意点などについてお話ししていきます。

資材価格が高騰しているため住宅の価格が見直されている。

現在、建築資材の価格が高騰しており、各社住宅は価格の見直しを行っています。そして住宅業界の習わしとして、一度値上がった建築費用はなかなか下がりません。

住宅価格の具体的な値上げの時期は未定ですが、平成30年4月以降、住宅の価格が値上がりする可能性が高いと言えます。

また、平成31年10月の消費税率の変更に伴い、住宅価格が高くなるのはやむを得ないと言えます。

ただし、通常は、消費税は住宅引き渡し時の税率が適用されますが、消費税が8%から10%への変更に伴う住宅価格の税率については経過措置が適用されます。

つまり、平成31年3月31日までに契約をしたものに関しては引き渡しが、平成31年10月1日以降になっても消費税引き上げ前の税率8%が適用されます。

消費税率引上げに伴う住宅に関する経過措置 出典:国土交通省すまい給付金

詳しくは「消費税率引上げに伴う住宅に関する経過措置|すまい給付金」を参考にしてください。

キャンペーンに振り回されない

住宅業界だけに限りませんが、大抵はどこの会社でも、いつもキャンペーンをやっています。

つまり、大手の住宅会社は特にですが、いつ、どのタイミングで申し込んでも様々なキャンペーンが適用され、結果的に同じ金額になります。

特に消費税増税に伴い、住宅業界も駆け込み需要が予想されるため、どこも大々的なキャンペーンを行うことが予想されますが、キャンペーンに振り回されない気持ちを持つことが非常に大事です。

家づくりを後々になって後悔しないためには、そうしたキャンペーンを使って具体的な契約を迫られた場合は、一旦、冷静になって立ち止まり、考えて見てください。

「特別値引」などは、どこでも、どのタイミングでも大抵は何らかの形で適用されますから、期限付きの「特別値引」には特に注意する必要があります。もっといえば、だいたいは「特別値引」が適用されることを前提として見積もりの価格が提示されています。

家は高い買い物だからこそ、打ち合わせを重ね、じっくりと比較検討し、家づくりを任せられると判断した時点で、契約をすることが大事です。

住宅会社によっては坪単価が安くなるように見せかけているので坪単価はあてにならない

坪単価とは1坪(約3.3m2)あたりの建築費がいくらかかっているのかを示すものですが、実は、坪単価には決まったルールはありません。

住宅会社ごとに様々な方法で計算し、坪単価を算出しています。

ですから、坪単価の算出方法次第では、坪単価を安く見せかけることができます。住宅の広告などでよく見られる手法ですが坪単価が非常に安く、なぜだろうと詳しく話を伺ってみると、結局はそう見せかけているだけということがよくあります。

ではどんな風にして坪単価を安く見せかけているのでしょうか。

まず基本的な坪単価の計算式から話をし、次に具体的にどのように安く見せかけるのが可能なのかについてお話しして行きます。

・坪単価の計算方法

坪単価は「本体価格」を「延床面積」で割ったもののことを言います。

つまり
参考本体価格÷想定延床面積=坪単価

ということになります。

※延床面積とは
延床面積とは各階の床面積を合計したものになります。床面積にはロフトや小屋根裏収納、吹き抜け部分の2階は含まれません。

・坪単価が住宅価格の目安にならない理由

広告やチラシなどでよく坪単価が表示されていますが、実は坪単価は資金計画を行う上でほとんど役に立ちません。なぜなら坪単価の算出方法は住宅会社ごとに異なるほか、建てる家の条件によっても大きく変わってくるからです。

実は、坪単価を計算する際に用いる「床面積の算出方法」にはハッキリとした定義はありません。

例えばハウスメーカーで家を建てる場合は、同じハウスメーカー内のグレードの違いによる坪単価を比較することで役に立つことはありますが、実は、坪単価は計算方法により、いとも簡単に安く見せかけることができてしまうものなので、他社の住宅との比較にはほとんど役に立ちません。

坪単価を安く見せかける方法は具体的には下記の3点になります。

・坪単価があてにならない理由その1:「施工床面積」を使うことで坪単価を安く見せることができる

延べ床面積に含まれない部分 画像:【LIFULL HOME’S】

一般的に坪単価は、「本体価格」を「延床面積」で割って算出します。

しかし中には、「延床面積」を「施工床面積」に置き換え、算出する住宅会社もあります。

その場合、「延床面積」に含まれない部分である、ベランダ、玄関ポーチを始めロフト、クローゼット、小屋根裏収納、二階部分に床がない吹き抜けを面積に含めることで坪単価を安く見せかけることができます。

つまり、「延床面積」で計算するよりも「施工面積」で計算した方が、坪単価を安く見せることができます。

・坪単価があてにならない理由その2:「別途工事費」や「諸経費」を「建物本体工事」と別にすることで坪単価を安くできる

建物に直接関わる工事を「建物本体工事」と言いますが、実は、「建物本体工事」と「付帯工事費(別途工事費)」や「諸経費」を別にすることで、坪単価を安く見せかけることができます。

この場合の「付帯工事費(別途工事費)」や「諸経費」として代表的なものでいえば、建物の庭を含む外構工事費、電話引き込み工事、ガスや水道引き込み工事代、その他、ローンの手数料や税金、地鎮祭、上棟式費用を始め生活するために不可欠な住宅設備機器です。

また、建物を建てる場所により変化する敷地の条件なども含まれていません。それらの要素を坪単価から全て外して計算することで坪単価を安く見せかけることができます。

※広告に坪単価が50万円で、40坪と記載されていても、2,000万円で家が建てられるわけではありません。実際は最低でも2割から3割増しになることがほとんどです。つまり2,000万円と表示されていた場合は2,400万円から2,600万円程度になります。
※住宅設備機器にかかる費用は一般的には本体価格の2〜3割程度です。

・坪単価があてにならない理由その3:メーターモジュールで計算したり建物の形状を箱形にすることで坪単価を安く見せかけることができる

実は、坪単価は床面積が大きくなると、坪単価が低くなります。

床面積が大きくなると坪単価が低くなる理由は、トイレ、バス、キッチンなどの住宅設備は床面積が大きくなっても、大きさが変わるわけではないので、価格が変わることがなく玄関、ドア、窓、なども床面積が増えたとしても数は変わらないためです。

ですから、同じ設備、同じ仕様、同じ間取りの場合は小さい家の方が坪単価が高くなります。

そのため、一般的には家が小さくなると、それに伴い坪単価は上昇します(これも坪単価が当てにならない理由です)。

さらに、住宅設計をする際には91cmを単位とする「尺モジュール」と、100cmを単位とするメーターモジュールがあり、一般的には尺モジュールが使われます。

ただし住宅会社によってはメーターモジュールで計算されていることがあります。

メーターモジュールで計算されると、同じ間取りでも約1.2倍ほど床面積を広く見せることができるので、坪単価を安く見せることができます。

つまり、床面積を広く設定することで坪単価を安く見せることができます。

また、玄関ポーチやベランダなどを標準工事から外して、オプションとして扱うことによっても本体価格が安くなるので、それに応じて坪単価は安くなります。

※ローコストを売りにしている住宅会社は、ほとんどの場合メーターモジュールを使用しています。

担当者(営業マン)で選ばない

家づくりをどの住宅会社に依頼するか決めかねているとき、最終的に決断するポイントは、ほとんどの方は、広告の印象か、担当者(営業マン)の印象で決めてしまうと言われています。

しかし、広告イメージや営業マンの印象で決めるのではなく、きちんと自分たちが希望する家を予算内で建ててくれるのかどうかを基準として決めるべきです。

特にテレビコマーシャルを含む広告イメージは、事実が異なっていても印象を操作することができるので注意が必要です。

また、住宅会社の営業マンのマニュアルの中には、奥様の印象を褒めるマニュアルや、家族連れだった場合、子供を褒めるマニュアルが存在し、いい気分にさせることで、契約を迫るテクニックがあります。

家づくりでは気分が高揚していることもあり、冷静でないため、褒められると気分が良くなり、契約をしてしまうのです。ですから執拗に褒めてくる担当者には注意が必要です。

キッチンの印象には注意が必要

実は住宅会社はキッチンまわりに力を入れている場合が多いです。

なぜなら、家族の中で一番長く家にいるのは大抵の場合奥様なので、最終的な決定権は奥様に委ねられている事が多いからです。ですからどの会社も、それを見越して提案してきますし、そうした家づくりをすすめています。

ですから、キッチンの印象で決めようと思っていたら、一度冷静になって、ご決断される事が必要です。

不安であれば全部の資材について調べる

今はインターネットという便利な道具があります。大抵のことはインターネットで検索すれば、資材の特徴や内容、原価などを知ることができます。

時間があれば、インターネットで調べる癖を心がけるとよりよい家づくりができると思います。

その際には価格面だけではなく、素材の特徴や、性能の違いなどについても調べてみることをお勧めします。シックハウスの原因となるVOC(揮発性有機化合物)などについては特に健康上に被害を与える可能性が高いので、一度調べてみることをお勧めします。

住宅会社の建築費の内訳に注意する

また、住宅会社の建築費の内訳を知っておくことは大事です。

あまり意識しないかもしれませんが、大手ハウスメーカーと工務店ではビジネスモデルが違います。

大手ハウスメーカーは大量に生産できる工業化製品を使用しているため、大量に建築資材を作ることで建築資材のコストを抑えることができ、資材自体は安く作ることが可能ですが、広告宣伝費を含め人件費がかかるため、資材の価格に上乗せされています。

大手ハウスメーカーに依頼し家を建てる場合は、大手ハウスメーカーが実際に工事を手がけることはなく、下請けに工事を依頼することになります(この辺りの仕組みは、建築設計事務所に似ています)。

家づくりの契約を結んだ場合、下請けの工務店に工事を依頼することになり、大手ハウスメーカーが、実際に住宅の建築をするわけではありません。そのため、下請けマージンを支払う必要があり、実質工事価格に下請けマージンがプラスされた価格設定がされています。

こうしてみた場合、大手ハウスメーカーは、住宅会社ではありますが、ビジネスモデル(利益構造的)は営業会社に近いモデルとなっています。

対して、設計事務所や工務店は、一般的には宣伝広告費や人件費が安く抑えられています。大手ハウスメーカーのように、スケールメリットを活かすことは出来ないので、実質工事価格は大手ハウスメーカーよりも高くなります。

ガス水道引き込み工事など、工事する場所によっては、専門業者に依頼しますが、大手ハウスメーカーのように施工の全てを下請けに流すことがなく、会社内で仕上げています。

こうしてみた場合、設計事務所や工務店は、家を建てることに重きを置いた利益構造になっていることがわかります(設計事務所は設計することが主業務です)。

もちろん、どちらで建てた方がいいのかは一概には言えません。様々な条件を加味する必要があります。

タウンライフの申し込み手順

最後に、タウンライフの申し込み手順について記していきます。

タウンライフは家づくりの希望地域を選べばすぐに利用できます。見積もり依頼までにかかる費用も2・3分ほどで済みます。

見積もり依頼までの、全体の流れとしては下記の通り3ステップで進みます。

ここではスマートフォン版での申し込み手順を掲載いたしますが、パソコンで申し込みをしても内容は同じですのでご安心ください。

まずはタウンライフの申し込みページに行くと下記のような画面が出てきます。

タウンライフで家づくりの計画書をはじめ、見積書を依頼するには「都道府県」「市区町村」を選ぶ必要があります。

タウンライフで見積もり依頼をする手順1:エリアを選択する

タウンライフで家づくりの見積もりを依頼するには、まずは「都道府県」や「市区町村」などのエリアを指定する必要があります。しかし、プルダウン式(選択式)になっているので入力が面倒ではありません。

今回のケースでは、例えば下記のように選択します。

タウンライフで見積もり依頼をする手順2:必要情報を入力し依頼する会社を選ぶ

続いて、見積もり依頼に必要な情報を入力していきます。

基本的に上から順に埋めて行くだけです。内容も難しくなく簡単に入力できるようほとんどが選択式に工夫されています。

まずは希望する間取りを選択していきます。「必須」と書かれているものについては必ず選択することが必要となりますが、「必須」と書かれていないものについては「任意」となります。

続いて、「資金計画」について入力していきます。選択はプルダウン式、または選択式となっているので画面にタッチすれば簡単に入力できるように工夫されており手間がかかりません。

間取りなどの、細かい指定や要望がある場合は「その他、間取り・資金作成でのご希望やご要望」欄に入力してください。

また、土地をお持ちの場合は「敷地図・土地画面の添付」欄が設けられているので、ファイルを添付して頂くことでより具体的なプランを作成することができます。

最後に「お客様情報」について入力していきます。入力が完了したらそのまま下にスクロールをして行くと「依頼する会社」の情報が出てきます。

利用規約に目を通し、見積もり依頼を希望する住宅会社にチェックをつけていきます。

多くの住宅会社から見積もりをもらいたい場合は「まとめて選択」をチェックして頂ければ、全ての住宅会社から見積もりを依頼することができます。

タウンライフで見積もり依頼をする手順3:入力内容を確認の上送信する

続いて「家づくり計画書を作成する」をタップして頂き、入力情報を確認後、送信していただければ完了です。

住宅会社により、見積書をはじめ提案書が届くまでの期間は違いますが、概ね1週間前後で届くかと思います。

依頼すると「見積もり」のほか「間取りプラン」「資金計画」「土地提案」が届きます

また、特典として「成功する家づくり7つの法則」が届きますので、必ず目を通すようにしてください。

内容は素晴らしいものになっています。

「成功する家づくり7つの法則」には、家づくりで失敗しがちなことが書かれています

是非、「成功する家づくり7つの法則」を、お手元に取り家づくりの役に立ててください。

 まとめ:家を安く建てる見積もりの取り方

本来でしたら見積もりのほか、間取りを提案してもらうのにはお金がかかります。

記事内でも触れましたが、通常、私を含め建築家、または設計事務所にプランを依頼した場合は、プラン作成だけで10万円以上が相場です。

もちろん、建築家や設計事務所に依頼すれば無料ではできない、しっかりとしたプランを作成しますし、要望を取り入れた上で建築家や設計事務所の考えを活かしたプランを作成しますので、費用以上の価値はあります。

ただそれを踏まえた上でも、一括見積もりサービスのタウンライフでは、「見積もり」のほか「間取りの作成」、「資金計画」、「土地探し」まで、無料でサポートしてくれますから、家づくりをすすめる方にとって、これほどいいサービスはないのではないでしょうか?

見積もりサービスを利用して、費用がかかるのは話が進んだ場合のみです。予算を含めプラン、住宅会社の対応などに納得がいかない場合は、断ることができます。

リスクなく、家づくりを進めることが出来るので、これから家づくりを考えている方は特にこのサービスを利用してみてください。

迷うことなく家づくりを進めていただけるはずです。




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