1. TOP
  2. 理想の家づくりにむけて
  3. 注文住宅のお金の支払い時期と予算の相場について

注文住宅のお金の支払い時期と予算の相場について




家づくりには、3つの時期があります。

まずは情報収集や依頼先を検討し、必要であれば土地探しを行なう「1:検討期」。

続いて見積もりを依頼し、依頼先を決め、契約、プランニングなどを行なう「2:準備期」。

そして最後に着工し、完成、入居するまでの「3:工事期」。

家づくりは大まかに「1:検討期」「2:準備期」「3:工事期」の3つの工程で順番に進んでいきます。特に注文住宅は、検討から入居するまで1年以上かかることが多く、その間のどのタイミングで、どのような費用が発生するのかを知っておくことは非常に大事です。

ここでは、いつお金を支払う必要があるのかを抑えて頂けるように、時期ごとのお金の支払い時期についてお話していきたいと思います。

ここでお話する、お金の支払い時期と具体的な金額についてはあくまで目安の金額となります。それぞれのケースによって異なってくることがありますので必ず事前に確認するようにしてください。

検討期で行なう作業と手間をかけずに家づくりをはじめる方法

検討期では、情報収集をすることでどんな家を建てるのか決めていく段階です。具体的な作業としては書店などで購入できる住宅カタログの閲覧、インターネットでの情報集数、無料でもらえるカタログを取り寄せての情報収集、住宅展示場巡り、実際に建てたい家のイメージを落とし込む「要望ノートの整理」など多岐にわたります。

ただでさえ膨大な作業量がある家づくりにおいて、出来るだけ手間をかけずに検討されたい場合、無料一括サイトで一気に資料請求をするのがよいでしょう。

一括サイトで資料請求することのメリットは、時間的なメリットはもちろんですが、同時にカタログを見比べ検討できるため、建てたい家の性能や、大体の相場などを理解できることです。

無料で貰えるカタログの効果的な使い方については、私が書いた「無料で貰える住宅カタログを使いこなし賢く家を建てる6つのステップ 」を参考にしてください。

4種類の住宅カタログの特徴からカタログの取り寄せ方、カタログのチェックの仕方などポイントポイントで整理してお伝えしております。

また、間取りプランや資金計画や土地探しなどを検討されている場合は、無料で家づくりの計画書をつくってくれるサービスもあります。

このサービスの特徴は、家の規模や広さなどの間取りについてと、おおまかな予算などの資金計画、建てる予定の地域がある程度決まっている場合、周辺地域の住宅会社から一括して無料で家づくりの計画書を作成してもらえます。

手間をかけることなく、計画書をつくってもらえるので非常に嬉しいサービスのひとつです。

>>>全国対応!家づくりの計画書を無料で作成する方はこちらから!

話がそれましたが、それではここから具体的にお金の支払い時期と目安としての金額をお伝えしていこうと思います。

1:注文住宅の検討期に支払うお金

家づくり お金が発生するタイミング 検討期

間取りプラン作成費

【目安金額:10万円】

見積もり段階でのプラン作成は無料のケースが多いですが、設計事務所などに依頼する場合はじめの段階か、もしくは2回目から費用がかかることがあります。

事前に確認しておくと良いでしょう。

地盤調査費

【目安金額:5万円〜10万円】

地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれる調査方法が一般的です。軟弱地盤であった場合そのままだと建物が傾く場合があるので地盤補強が必要となります。

地盤補強工事をする場合の金額についてですが、その土地の形状や地質、さらに建物の構造や重さによっても費用は変わってくるので一概には言えませんが一般的には数十万から数百万円ほど費用がかかります。

土地申込金

【目安金額:5万円〜10万円】

家を建てたい土地が見つかったら建築候補先を確認のうえ購入を申し込む必要があります。土地を購入してから厳しい土地条件により思い通りの家が建てられなかったと後悔しない為にも、建ぺい率や容積率などの細かい条件を必ずチェックするようにしましょう。

土地購入の際に知っておきたいチェックポイントなどについては別途「家づくりで後悔しない為に抑えておきたい土地購入で役立つ5つの言葉」をご覧下さい。

土地を購入する為には申込金が必要なケースが多く、目安金額は5万円〜10万円です。この金額は後に購入する時購入代金に充てられます。

上手な土地探しのコツ・・・

家を建てる場合建てる土地がない場合は、土地を探す必要があります。土地探しをする際に建てる住宅メーカーや設計事務所と同時に探すのが良いでしょう。

依頼先の目星がついたら、土地の相談もしながら探す方が効率的です。なぜならせっかく土地を買ったとしても、希望の家が建てられなかったというトラブルを未然に防ぐことができるからです。

工事の契約時も住宅ローンの手続きや、着工金、中間金の支払いなどが発生します。家づくりはほとんどの方にとってはじめての経験となるでしょうから、段取りを確認しながら進めていくと安心してスムーズに家づくりを進めることが出来ます。

2:注文住宅の準備期に支払うお金

家づくり お金の発生するタイミング 準備期

つづいて準備期に発生するお金についてみていきましょう。

準備期では依頼先を決定し、土地・工事契約をはじめ、建築確認申請をし、ローンを正式に申し込み契約する作業などがあります。

土地・工事契約

契約金

【目安金額:建築費の10%程度】

工事請負契約時に手付金として工事の依頼先に支払うお金のことです。工事代金の一部を予め前払いする形になるのでここで支払ったお金は工事代金に充てられます。

土地手付金

【目安金額:土地代の10%程度】

土地の購入契約をする際に売主に対して支払うお金です。このほかに、仲介会社に対して土地代の3%+6万円+消費税の仲介手数料の半額を支払うことが多いです。

残りの金額(半額)についてはローン正式申込み・契約時の段階で支払うことになります。

工事確認申請

工事請負契約印紙税

【目安金額:1万円〜3万円】

工事請負契約の際に契約書に貼る印紙代のことです。金額は工事代金によって決まりますが、1,000万円超から5,000万円以下の工事の場合は1万円となっています(2018年3月まで)。

建築確認申請費

【目安金額:10万円〜20万円】

建築確認申請費とは住宅が建築基準法などの法律に適合しているかを確認する手続きに必要な費用のことです。

審査期間に住宅の設計図などを提出し、書類審査や工事の審査などを受ける必要があります。一般的に申請自体は依頼先が全て進めてくれます。

ローン正式申込み・契約

ローンの申込みの印紙税

【目安金額:2万円〜6万円】

金融機関に住宅ローンを申込み、審査が通れば契約(金銭消費貸借契約)となります。契約書に張る印紙代は借入額1,000万円超から5,000万円以下の場合は2万円支払う必要があります。

土地残金

【目安金額:手付金を除く残金】

土地代金のうち、手付金を除く残金をここで売主に支払います。また、ここで残金を支払う際に土地の契約時に支払った仲介手数料の残り半分も、仲介会社に支払うことになります。

予算の上手な組み立て方のコツ

家を安くする基本は7つあります。その7つの基本は「1:家の形状をできるだけシンプルにする」「2:間仕切りをできるだけ少なくする」「3:上下階の壁の位置を同じにする」「4:材料を統一し種類を絞る」「5:設備・建材のグレードを下げる」「6:水まわりの設備をまとめる」「7:工事の種類を少なくする」です。

具体的な方法については別途「家を安く建てる方法とコストダウンの7つの基本」をご覧下さい。

3:注文住宅の工事期に支払うお金

家づくり お金の発生するタイミング 工事期

最後に工事期にかかるお金についてお話していきます。

工事期では、着工から上棟、完成・引き渡しから入居などにわけることができます。

着工

着工金

【目安金額:建築費の30%程度】

着工金とは、住宅の工事をする際に着工金として工事の依頼先に支払うお金のことです。金額は会社によって違いますが、自己資金で賄えない場合は繋ぎ融資を利用することもあります。

地鎮祭費用

【目安金額:1万円〜5万円】

工事の安全を祈願して地鎮祭を行う際に発生する金額です。神主への謝礼やお供え物の代金です。また近隣への挨拶として数千円程度の手みやげ代が必要となるケースもあります。

上棟

中間金

【目安金額:建築費の30%程度】

柱や屋根などの建物の骨組みが出来上がった段階で中間金を支払います。着工金と同じように自己資金で賄えない場合はつなぎ融資を利用します。

上棟式費用

【目安金額:10万円】

骨組みが完成した時点で上棟式を行う場合に発生する費用です。職人さんへのご祝儀ならびに宴会をする場合は別途費用が上乗せされます。多くの場合建築会社に相談すれば手配してくれます。

完成・引き渡し

残金

【目安金額:建築費の30%】

建物が完成したら引き渡しの段階で工事費の残金を支払います。住宅ローンの借入額が金融機関から振り込まれ、繋ぎ融資の返済などと同時に精算されます。

ローン諸費用、家具、引っ越し代

【目安金額:170万円】

住宅ローンを借りる為には、手数料をはじめ、保証料、火災保険料金などがかかります。ほかに新居への引っ越し代や新しい家具の購入代などがかかります。

注文住宅の工事費用は4回にわけて支払う

注文住宅の工事費用は一般的に4回くらいにわけて支払うことが多いです。

住宅ローンは建物が完成してから一括して支払われるもの(フラット35など)や、支払い時期に合わせて分割して支払われるものがあります。

建物が完成してから一括して支払われる住宅ローンの場合は「つなぎ融資」を利用する必要があります。工事費用の支払い時期と目安となる金額についてまとめると下記のようになります。

1回目 契約時 ▶︎ 契約金     工事費用の約10%
2回目 着工時 ▶︎ 着工金     工事費用の約30%
3回目 上棟時 ▶︎ 中間金     工事費用の約30%
4回目 引渡前 ▶︎ 建築費の残代金 工事費用の約30%

注文住宅の諸費用の支払い時期

注文住宅で諸費用は現金で支払う必要があります。そのため諸費用分のお金は現金でまとめて別口座に用意しておくと良いでしょう。

目安としては工事費の10%程度です。※土地の条件によってさらに費用がかかる場合もあります。

支払い時期と目安金額は下記の通りです。

工事請負契約前後

住宅性能表示制度の費用(任意) 料金:10万円〜20万円

印紙税             料金:1万円〜3万円

建築確認申請費         料金:10万円〜20万円

住宅ローン契約時

印紙税             料金:2万円〜6万円

着工時

地鎮祭費用           料金:1万円〜5万円

上棟時

上棟祭費用           料金:10万円

完成・引き渡し時

ローン諸費用 登記費用 引越  料金:170万円

ここに書いたのはおおよその金額です。場合によって金額に誤差がありますので余裕を持って資金計画を立てると良いでしょう。

またこの他にも引き渡し後の半年から一年半後に建物や土地を取得するとかかる税金である「不動産取得税」を支払う必要があります。

都道府県から納税通知書が送られてくるのでしっかりと支払いましょう。

また、この時に一定条件を満たした新築住宅には軽減措置を受けることが出来ます。所定の期間内に申告する必要があったりと、手続き方法などは各都道府県によって異なりますので購入時点で、都道府県の担当課や不動産会社に確認する必要があります。

軽減措置である長期優良住宅の認定基準については、以前私が書いた「長期優良住宅のメリットとデメリット認定基準や注意点」を参考にしてください。

家づくりのお金の支払い時期と目安金額のまとめ

家づくり お金

今回は注文住宅でお金を支払う時期についてお話しました。目安としての金額とお金の支払い時期を知ることであらかじめスケジュールが組み立てやすくなります。

お金の支払い時期と、どの工程時にどれくらいの費用を支払う必要があるのかは、今回の話を参考にしてみてください。

家づくりには何かとお金がかかります。家づくりにかかるお金と自己費用についての具体的な話は別途前回の「注文住宅の自己費用の相場と家づくりにかかるお金について」をご参考頂けたらと思います。

是非、家づくりの流れを知ることで、スムーズに話を進めて頂けたらと思います。

>>>家を安く建てる方法はこちら

>>>家づくりに迷ったらこちら