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家づくりで相性のいい依頼先選びのコツとチェックすべき22のこと

ほとんどのひとにとって、家は一生に一度の大きな買い物です。一生に一度の大きな買い物であるのにもかかわらず、十分な知識もなく「どうやって買えば良いのかわからない」「どこに頼めば良いのか分からない」と頭を抱えているひとがほとんどだと思います。

家づくりのなかでも特に、家を建てるパートナー選び、つまり家づくりの依頼先を選ぶことは非常に重要で、最重要事項であると考えて問題ありません。

家づくりにおいて依頼先次第で、あなたの理想とする家が建てられるのかどうかが決まってしまいます。

それぞれの依頼先の、具体的なメリットやデメリットについては、私が過去に書いた■家づくりで知っておきたい3つの依頼先■を読んで頂くのが良いでしょう。

今回の記事は相性のいい依頼先選びのコツについて書いていこうと思います。



依頼先のそれぞれの特徴を知る

家づくり 依頼先選び2

依頼先には、大きく分けて3つあります。その3つとは・・・

1:ハウスメーカー
2:工務店
3:設計事務所

以上の3つです。家づくりは基本的にこの3つの依頼先から、選んで頂くことになります。

具体的には、それぞれの予算やプランを加味し、それぞれにとって最適な家づくりの要望に応えてくれる依頼先を選択し、依頼することになります。

ハウスメーカーに依頼する場合

ハウスメーカーに依頼するメリットは、様々ありますが、その中でも際立っているのが、品質とコストのバランスの良さだと思います。大量生産によるコストダウンを兼ね備えることで、その品質は保たれており、最新鋭の住宅設備と最新技術が保証されています。

また、ハウスメーカーに依頼すれば、工期も短くすみます。さらに、プラン集の中から選ぶ規格型住宅や、標準プランの家を選べば価格を抑えた上で、最新鋭の住宅設備や品質が保証された家をつくることが出来るので、ハウスメーカーの利点を最大限に享受することが出来ます。

家づくり 依頼先選び3

ハウスメーカーの家づくりの特徴としては、工場で生産される部分が多いため、現場作業が少なくなるところにあり、その分、仕上がりのバラツキが少なくなります。

ただし、プランを変更したり、こだわりのオプションを追加していったりすると、コストはどんどん跳ね上がります。ハウスメーカーに家づくりを依頼する場合は、標準仕様にどれだけ自分たちのこだわりが含まれているのかが重要な判断基準となります。

標準仕様に、こだわりが含まれていない場合(床暖房、キッチン、浴室、洗面室など)、オプションを追加することで、どれだけコストがかさむのかをじっくりと比較、検討しなくてはなりません。

メーカー住宅の規格型プランと自由プランの違い

メーカー住宅には規格型プランと自由プランがあります。ここでは次にその違いを、コスト、進め方、プランニングの3つの点からみていきます。

メーカー住宅の「規格型プラン」の特徴

家づくり 依頼先選び4

コスト:プランや仕様を限定し、生産や部材の仕入れなどにかかるコストを削減しているため、自由プランよりも、コストをかけることなく家を建てることが出来ます。プランや仕様が限定されているため、自由度は低いですが、コストパフォーマンスの面で見れば優れています。

進め方:ある程度型が決められているプラン集の中から、間取りを選んでいき、決めていく方法なので、設計にかかる時間は少なくてすみます。設計が効率的に進められる他、契約までの打ち合わせ回数も少なく、工期も短くすむ場合が多いのが特徴です。

プランニング:それぞれのメーカーのノウハウが盛り込まれ、コストと性能、品質のバランスがとれたプランが多いのも、規格型プランの特徴です。基本的に細かい変更にはオプションで対応し、規格から外れた間取りや、仕様の変更をした場合、コストはグンと上がります。

メーカー住宅の「自由プラン」の特徴

家づくり 依頼先選び5

コスト:規格型プランと比べると、自由度が高い分、コストは高くなります。複雑なプランや、難しいプランにすると、さらにコストは跳ね上がります。コストダウンの方法としては、仕様や設備などを厳選する必要があります。

進め方:規格型プランが、ある程度型が決められているのに対し、自由プランでは真っ白な状態で、1からプランを組み立てて行く形になります。建て主の納得いくまで話し合いが繰り返されるため、打ち合わせの回数や工期は、建て主次第で大幅に変わってきます。その他、細かい調整が必要となるので、規格型プランよりも時間がかかります。

プランニング:営業マン、ならびに設計担当者が要望をきき、1からプラン作成をします。お互いの相性が悪いと、話をスムーズに進めることが出来ないので、相性が重要視されるほか、個性的な家がつくれる一方で、暮らしやすさには欠ける家になる場合もあります。

▼ハウスメーカーに依頼するメリット
設計:性能面が安心。レベルが安定しており、総合的に企画開発されているので安心して任せられる。
工事:部材の標準化により、品質が一定している。
工期:工場生産のため、工期が読みやすく一定している。
コスト:見積もりが早く、建築資材を大量生産しているのでコストダウンが可能。
▼ハウスメーカーに依頼するデメリット
設計:癖のある土地に対応しづらい。柔軟性に欠け、コストダウンのアイデアが出にくい。
工事:施工は下請け会社に一任。工事中の急な変更には非常に弱く、コストが跳ね上がる可能性がある。
工期:発注時期に合わせて、設定を急がされる。
コスト:オプションや変更などのコストが高くつく。広告費がコストに反映される為高くなる可能性がある。

工務店に依頼する場合

家づくり 依頼先選び6

工務店に依頼するメリットも、様々ありますが、やはり地元密着型ということもあり、対応が早く「予算の範囲内で無駄のない家を建てることが出来る」点にあると思います。

また、相談次第では、自由にプランニングすることが可能で、限られた予算で徹底的に無駄を省いた家づくりが出来ます。

現場に精通している工務店に依頼すれば、施工のノウハウはもちろん、経験と勘から各素材の特徴から、仕上げ、設備選びなど、相談に乗ってくれますし、しっかりとしたアドバイスを受けることも可能です。

工務店に依頼すれば、設計と施工が一貫しているため、工事トラブルの心配がなく、相性の良い工務店に出逢えれば、設計事務所に依頼するのと同等の、オーダーメイドの注文住宅を建てることが出来ます。

▼工務店に依頼するメリット
設計:徹底的に予算を省き、思い通りの設計と家づくりができる。
工事;実際に現場に携わる現場監督と直接打ち合わせをすることが可能。
工期:工程表に沿い作業を進める。
コスト:予算に即した現実的な打ち合わせが出来る。
▼工務店に依頼するデメリット
設計:デザインが限られており、設計の提案が少ない。
工事;第三者のチェックが入らず、客観的な意見をきくことが難しい
工期:現場が遅れていると対応しにくい面もある。
コスト:同じプランで他社と比較することが難しい。

設計事務所に依頼する場合

家づくり 依頼先選び7

設計事務所に依頼するメリットは、やはり他にはない、世界にひとつだけの家づくりが出来る点にあるでしょう。細かな間取りから、デザイン、インテリアからエクステリア、全てに渡って、あなたの思うような家を建てることが出来ます。

設計から、完成まで、ここまでオリジナリティ溢れる家づくりを体感できるのは、やはり設計事務所に依頼する醍醐味だと思います。

設計事務所によって様々なので、一概には言うことができませんが、一般的には設計事務所に依頼した場合、例え予算や癖のある土地に家を建てる場合でも、柔軟な発想で悪条件を覆すプランを提案してくれます。

さらに、設計事務所に依頼すれば、設計図面の作成から工事現場の施工監理まで安心して家づくりを進めることが出来ます。

ただし、設計事務所に依頼する際の注意点として、あなたの求めている家や、価値観と合うひとを選ぶ必要があります。つまり、あなたのセンスと合致する、またはあなたの価値観と似ているひとを選ぶ必要があります。

建築家が、あなたと合うひとだった場合、家づくりの要望はもちろん、デザインのテイストから、生活様式(ライフスタイル)などについて理解し合い、話を進めていくと良いアドバイスが期待できるので、非常に満足の出来る家を建てることが出来ますが、逆に理解し合えない相手、相性の悪い相手に依頼すると不満の残る家が建つことになる可能性が非常に高いです。

▼設計事務所に依頼するメリット
設計:設計の専門家である為、自由なデザインや要望を叶えてくれるほか、統一感をたもちつつコストを下げるアイデアを提案してくれる。
工事:建築家による、現場施工監理があるので安心して任せることが出来る。
工期:建築家による、工期監理があるので安心して任せることが出来る。
コスト:必ず相見積もりを取るので比較できる。
▼設計事務所に依頼するデメリット
設計:他の依頼先と比べると、設計期間が長く、設計士によってはプロであるがための、こだわりのある様々な提案を持ちかけてくる。ある程度の事前知識がないと、出来上がった作品(家)が設計士が建てたい家になってしまう恐れがある。
工事:建築家と工務店の相性が悪い場合があり、なかなか思う通りに工事が進まないことがある。
工期:家づくりに非常にこだわりを持っているため、家が完成するまでの工期がのびることが多い。
コスト:設計段階での工事金額が曖昧で、建築家のこだわり次第でコストがアップすることも十分考えられる。

家づくりの要望をまとめ、情報を集める

家づくりをするには、依頼先も重要ですが、情報を集め、家づくりの希望をまとめることで、相手に正確に正しく伝えることが非常に大事です。

そこでここでは、理想の家をつくるための要望書のまとめ方を話していきます。

参考として合わせて、私が書いた■無料で貰える住宅カタログを効率的に使いこなす方法■や■家づくりで注文住宅を建てる時に会社を選ぶ5つのステップ■また■家づくりで理想の家を建てる為に必ずやるべき3つの手順■を読んで頂くと、より理解が深まります。

要望のまとめ方 ステップ1:基礎を学び下地をつくる。

今の時代、いろんな所から、情報を集められるようになりました。インターネットなどのネットメディアをはじめ、住宅雑誌、モデルハウス、テレビ、インテリア雑誌、知り合いの家、住宅カタログ・・・それこそ情報で溢れかえっています。

だからこそ、ある程度方向性を決めてとりかからないと、情報の海に溺れ、なかなか前に進んでいくことが難しくなります。とはいえ、家づくりは、多くのひとにとって初めての経験で、何もわからない状態からスタートしますから、はじめの情報収集は欠かせません。

自分でこうしてネットメディアに執筆していながら言うのも変な話ですが、はじめの段階は書籍を購入してある程度の基礎知識をつけられることをお勧めします。

なぜなら、これはメディアの特徴でもあるのですが、ネットメディアはそれこそ、情報が散乱しています。そのため、系統立てて知識を獲得するのが非常に難しい傾向があります。知識をつけられたとしても、穴ぼこだらけでどうしても偏りが生まれてしまうのです。

また、ウソで塗り固められた情報や、事実とは異なる情報が普通にネット検索をすると、それこそたくさん出てきます。ですから、全く知識のないひとが、はじめからネットで情報を集めるとなると、少し危険かもしれません。

それに、ネットは情報がまとめられているようで、実際はまとめられていないことが多いです。その点、書籍は順序立てて、しっかりと編集されているため、最初のページから読めば効率よく、学ぶことが出来ます。

よっぽどのことがない限り、内容もしっかりしているものが多いです。もちろん中には役立たずでどうしようもなく、残念なものもありますが、基礎的な内容でしたら、書籍は非常に使い勝手が良いです。

ですから、家づくりをすると決めたら私は、まずはネットよりも、書籍で知識を得ることをお勧めします。ある程度、言葉の意味や、下地をつくってからまたONE PROJECTに戻って頂くと、ものすごく効率的に家づくりを進めることが出来ると思います(笑)

もちろん、事前知識なしの方が読んでも、家づくりを進められるようになるべく頑張ってはいますが・・・・。

要望のまとめ方 ステップ2:理想の家のイメージを膨らませていく

次に、今現在はもちろん、将来像などを見据えた上でイメージを固めていくことが大切です。例えば、今はカラダに不自由がないからといって、無理に段差を多用したスキップフロアを多用した家をつくってしまうと、年をとって足腰が弱ってしまった時に、大変後悔することになるでしょう。

また、インターネットで画像検索をして、素材を集めイメージを膨らませていくのも良いでしょう。無料で貰える住宅カタログを請求して、気に入った写真を集め、スクラップしていくのもいい方法です。

住宅プランには、もちろんできるものと出来ないものがありますが、ここではそんなことを考えずに思いっきり理想の家のイメージを膨らませてください。

ここでどれだけイメージを膨らませることが出来るかで後の依頼先選びや、その後のプランニングの大きな手がかりになります。

イメージの膨らませ方のコツ

家づくり 依頼先選び8

各メディアによる、家づくりの情報収集と活用のコツを記しておきますので参考にしてください。

住宅雑誌・住宅カタログ:豊富な実例の中から好みのテイストやデザインの依頼先を探すことが出来る、最も手軽な情報源です。家づくりの体験談や基礎知識、各社のこだわりなどを感じられるので最も参考になる情報源になると思います。

インターネット:各社の最新情報をいち早く知ることが出来ます。各キーワードで検索すれば、その条件にあった情報や写真が出てきますので、使い方によっては非常に便利な道具です。

モデルハウス:実際に体験しながら商品を確認することが出来ます。カタログや図面では分からないスケール感や、細かな動線の繋がり、居心地などをひとつひとつ確認できます。ただしモデルハウスでは、一般的な住宅よりも床面積を広くとっている場合が多いので、広さの確認には注意が必要です。

要望のまとめ方 ステップ3:現在、過去住んだ家の良かった点や不満点をあげていく

理想の家づくりを進めるうえで、過去の暮らしや、現在の暮らしを振り返りイメージを固めるのもいい方法です。どんな家が理想の家かわからないというひとでも、今までどんな家に住んで、どんな不満を抱えてきたのか・・・それをあらい出せばたくさん出てくるはずです。

あの家は、こんなところがよかったけど、ここが不便だった。それらを言葉でしっかりと書き出していきましょう。すると共通点が見えてきたり、こんな家には住みたくない!や、こんな家づくりをしたい!など、家をつくる理由や目的が、明確になってきます。

さらに言えば、キッチンの良い点と不満点、リビングの良い点と不満点、浴室のいい点と不満点、各部屋のいい点と不満点、など各ゾーンごとの意見をまとめていくと後で役立ちます。

無駄な動きの多い間取りや、好みに合わないデザインなど、内装にいたるまで箇条書きでも構いませんので、しっかりと書き上げていきましょう。

暮らしを振り返ることで、ライフスタイルが確認できるほか、住み心地の良い住まいの条件が見えてきます。

要望のまとめ方 ステップ4:家のテーマを決める

ここまで来たら家のテーマを決めてしまいましょう。家のテーマを決めることで、軸ができ家づくりでブレがなくなります。例えば、ただ闇雲に自分たちが住みたい家のイメージをしていっても、何もかも寄せ合わせの詰め合わせで、軸のない家になってしまいがちですが、しっかりとテーマという名の軸を定めることで、ブレのない芯の通った家をつくれるようになります。

間取りやデザインはもちろん大事ですが、そればかりに気を取られていると、そこで暮らすという本来の本質が失われ、つぎはぎだらけのハリボテの家が出来てしまいます。

そうならないためにも、家族がどんな時間を大切にしているのか、またどんな暮らしがしたいのかを今一度確認して、家づくりのテーマを決めることをお勧めします。

家づくり 依頼先選び9

家づくりが進んでいくと、予算、土地の条件、様々な制約が生まれてきます。そのなかで優先順位をつけていくことになるのでしっかりと軸が定められていないとなかなか思うような家を建てることが難しくなってしまいます。

なので、しっかりと家づくりの軸となるテーマを決めていきましょう。また依頼先を選ぶ際にも、テーマがしっかりしていると、そのテーマの得意な依頼先を見つけやすくなりますし、頼みやすくなります。

依頼先を選ぶ上でも家のテーマ決めはとても大事な要素となります。

自分にあった依頼先を選ぶ

ここからは、依頼先を選ぶポイントをより具体的に話していきたいと思います。ハウスメーカー、工務店、設計事務所、それぞれの依頼先に特徴があります。

また、例えば工務店に依頼するとして、果たしてどの工務店に依頼するのか、工務店の中でもそれぞれの会社によって特徴があります。

なので、ここでは大きく、ハウスメーカー、工務店、設計事務所という大きな枠組みでそれぞれの依頼先の特徴と選び方を記していきます。

ハウスメーカーで家づくりをする

家づくりは普通、完成するまで家を見ることが出来ませんが、ハウスメーカーの素晴らしいところは完成するまでに、モデルハウスを通して、その使い勝手を知ることが出来る点にあります。

ただし、ほとんどのモデルハウスは、実際に建てられる一般的な住宅よりも、広くつくられているので注意が必要です。

建物の細かな仕様もチェックできるので、実際に見て触ってみて使い勝手を知ってから購入したい、という方は、ハウスメーカーに依頼するひとつのポイントになるかもしれません。

また、ハウスメーカーはコストバランスが非常に優れています。先述したように、工場でメーカー規格の建築部材が大量生産で、つくられているので、規格内であれば、それほどコストを欠けることなく家を建てることが出来ます。

家づくりに、時間をあまりかけたくない場合や、家づくりにそれほどこだわりが強くない場合、理想とする家を建てられる確立は非常に高いでしょう。

品質の面でも信頼がおけ、多くの場合はプラン集から間取りを選ぶことになるので、設計にかかる時間も短くすみます。

もちろん自由設計の場合は、コストがあがったり、時間がかかったりと細かい打ち合わせが必要になります。

家づくり 依頼先選び10

しかし、条件が特殊な土地に建てる場合は注意が必要です。一般的にメーカーの建てる住宅は、狭小地や、建築条件が厳しい特殊な土地に建てるのには不向きな場合が多いです。

そう言った土地に家を建てる場合は、工務店や設計事務所に依頼するのが無難だと言えます。どの依頼先でも言えることですが、お互いの信頼関係を築く上でも腹を割って話をすることは非常に大事になります。

工務店で家づくりをする

予算に合わせて無駄のない家づくりがしたい方は、工務店に依頼すると良いと思います。工務店の質にもよりますが、良い工務店に巡り逢えた場合、自分達の要望を予算の範囲内でしっかりと叶えてくれます。

小さな変更や、追加にも融通が利く場合が多く、相談次第では自由なプランニングも可能となります。

アフターケアに対しても丁寧で、即座に対応してくれるところが多く、長い目でみれば工務店が一番だと考えるひとも多くいます。

施工面でのコストダウンのアイデアも豊富で、工務店によっては材料を安く仕入れることの出来る独自のルートを築いている会社もあります。

宣伝広告費や、営業マンに支払う人件費が少ないため、コストの面で見れば、安く建てることが出来る場合が多いです。

※工務店に依頼する際の注意点

いろんなところに書いていますが、工務店に依頼する場合は、会社によってその設計力や技術力にかなりのバラツキがあるので注意が必要です。そのため、施工例は必ずみておくべきです。

また、工務店によっては、きちんと設計スタッフを抱えているところもあれば、大工さんだけをおいて、設計は外注するという会社もあります。設計を外注に頼っている工務店は注意が必要で、あいだに担当というクッションを挟むため、なかなか自分の想い通りのプランを通しにくい傾向にあります。

設計スタッフを抱えていないことが悪いとは一概には言えませんが、きちんと意見や要望を汲み取ってくれない工務店に依頼すると思い通りに行かずイライラすることも多くなると思います。

また小さな工務店の場合、倒産の恐れもあるので注意が必要です。

設計事務所で家づくりをする

設計事務所に依頼すれば自分の理想通りの家づくりが出来ると思いがちですが、そんなことはありません。建築家は職人でもあるので、そのこだわりのあまり「作品」を押し付けられることもあります。

建築家には個性があり、それぞれに作風が違いますから、その相性が良ければ素晴らしい家づくりを体験できることでしょう。一方で、相性が合わない建築家と組んでしまった場合は非常に注意が必要です。

家づくり 依頼先選び11

相手(建築家)もプロですので、論理的に「こうした方がいい」と言われると、素人の方は太刀打ちできません。そう言われればそうだ・・・を繰り返し、気がつくと、いつの間にか建築家が建てたい家になってしまう恐れがあります。

建築家に依頼すると、お互いの意見をぶつけ合いながら、理想の家を建てることができると思われがちです。もちろんそう言う面も多いにありますが、癖や灰汁(あく)の強い建築家ですと、その意見に押しつぶされ、それがストレスに感じてしまうことも多いと思います。

建築家に依頼する場合は、過去の作品や作風を良く理解した上で、自分たちの希望もはっきりとつたえることが大切です。それでも相性が悪いと感じた場合はハッキリと断るべきです。

正直、住まいに対する、価値観や美的センス、考え方などが似ていないと、建築家と組んだとしても、理想の家づくりをすることは難しいでしょう。相性の良くない建築家とパートナーを組んだ場合、後々トラブルになりかねません。

※設計事務所に依頼する際の注意事項

特に小さな設計事務所に多いですが、建築家の性格がそのまま仕事に反映される為、建築家によっては設計期間だけで1年以上かかったケースや、予算監理が杜撰(ずさん)で、予想以上にコストが膨らんでしまったケースなどがあり、建築家に依頼するのには、その他の点においても注意が必要なケースもあります。

こうしたトラブルを回避する為にも、仕事の進め方や、打ち合わせのスパン、年間に手がける棟数をはじめアシスタントの数など事務所としての体制も確認しておくべきです。

条件の悪い土地に建てる

家づくり 依頼先選び12

都心部にみられる狭小地や変形敷地、住宅密集地などの条件が悪い土地では、建築家の設計力が強い見方になります。狭い空間を広く見せるワザや、日当りの悪い場所での採光の取り方など柔軟な発想で悪条件を好条件に変えてくれます。

また、建築家に依頼した場合、建築家の仕事には敷地の調査や建築確認申請などをはじめとする法的手続き、工事の施工監理や工務店と建て主の調整など様々な項目が含まれており、素人ではわかりづらいことにも対応してもらえます。

トラブルが生じた時は、工務店と建て主との間にたって解決に導いてくれたりもするので、相性のいい建築家と出会えた場合は将来のメンテナンスやリフォームにわたり生涯を通じて依頼することが出来ます。

複数社に工事の見積もりを依頼し、見積もりが適正であるのかも判断してもらえたり、値引きできる部分はないかなど、客観的な立場から様々なことを比較、検討、提案してくれるので、心強いパートナーとして安心して任せることが出来るでしょう。

失敗しない依頼先との相性を確認する為にチェックすべきポイント22

依頼先との相性を確認する為にチェックすべきポイントは、主婦の友社のはじめての家づくり基本レッスンP79に掲載されている「住まいへの希望から分かる依頼先との相性チェックポイント22」が役に立ちますので、ここに掲載させて頂きます。

各記号の意味は以下の通りです。

●・・・おすすめ
▲・・・ややおすすめ
×・・・信頼しないほうが無難

1:モデルハウスなどで完成したイメージや使い勝手を確認したい
ハウスメーカー:●
工務店:▲
設計事務所:×

2:社会的に安心感のある、大きな企業に依頼したい
ハウスメーカー:●
工務店:×
設計事務所:×

3:設計の打ち合わせ時に迅速な見積もりが欲しい
ハウスメーカー:●
工務店:▲
設計事務所:×

4:迷いやすい性格なので、オススメの中から選びたい
ハウスメーカー:●
工務店:×
設計事務所:×

5:打ち合わせなどは回数を少なく、効率的に家づくりを進めたい
ハウスメーカー:●
工務店:▲
設計事務所:×

6:早く竣工したい(半年〜1年で入居など)
ハウスメーカー:●
工務店:▲
設計事務所:×

7:構造や材料などに関する説明の資料がそろっているほうがいい
ハウスメーカー:●
工務店:×
設計事務所:×

8:資金や仮住まいのことなど、様々な面倒を見てほしい
ハウスメーカー:●
工務店:▲
設計事務所:×

9:施工業者には、地元の情報をよく把握していてほしい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:▲

10:その土地の気候風土にあった家をつくりたい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:▲

11:工事中の現場で、詳細な打ち合わせや確認をしたい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:▲

12:形やデザインより、材料のよさ(自然素材など)にお金をかけたい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:▲

13:自分たちのアイディアを設計にいかしたい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:▲

14:収納などはたっぷりと。デッドスペースは隈無くいかしたい
ハウスメーカー:×
工務店:●
設計事務所:●

15:狭小地、傾斜地、変形敷地など、土地の条件が厳しい
ハウスメーカー:×
工務店:▲
設計事務所:●

16:外観やインテリアにはっきりした希望がある
ハウスメーカー:×
工務店:▲
設計事務所:●

17:プランニングにはたっぷり時間をかけたい
ハウスメーカー:×
工務店:▲
設計事務所:●

18:工事中は、自分たちの代理人に現場をチェックしてほしい
ハウスメーカー:▲
工務店:×
設計事務所:●

19:見積もり内容のチェックや比較をしたい
ハウスメーカー:×
工務店:×
設計事務所:●

20:あまり生活間のない空間をつくりたい
ハウスメーカー:▲
工務店:×
設計事務所:●

21:建てたい家の漠然としたイメージはあるが、具体的に表現できない
ハウスメーカー:▲
工務店:×
設計事務所:●

22:雑誌に載るような家を建てたい
ハウスメーカー:▲
工務店:×
設計事務所:●

依頼先選びの前にチェックするべきこと8点

つづいて依頼先選びの前にチェックするべきことについても言及していきますので、依頼先選びの参考にされてください。

1:資金計画

家づくりの資金(自己資金と借り入れ金)を確認し予算を決める。ただし予想外の諸費用が出て行くことがほとんどなので、多めに予算を組んでおきましょう。

2:敷地条件

建ぺい率や容積率、斜線制限や日照、通風などの条件、周辺環境、地盤、ライフラインの整備状況をしっかりとチェックしましょう。

3:家族構成

子供の成長や、両親との同居の可能性、将来の家族構成や生活スタイルを予測しておきましょう。このとき、リフォームの予定や資金計画もしておくとよいでしょう。

4:新居のイメージ

雑誌やカタログ、インターネットなどで検索し切り抜きなどを集めてスクラップし、抽象化することで、家のイメージを具体的にしていきましょう。

5:現在の住まいの不満点

間取りや設備など、現在の住まいのどこに不満を感じているのかをしっかりと認識し、まとめておきましょう。

6:生活スタイルのテーマ

家づくりで実現したいこと、暮らし方、優先したいテーマを決め、家族の要望をまとめていきましょう。

7:手持ちの家具、家電

現在手持ちの家具や家電で新居でも使う者があればリストアップしておくと良いでしょう。内装のイメージやレイアウトのヒントにもなります。

8:収納量

将来を見据えた収納の量を予測し確認しておきましょう。ある程度具体的にしておくことで、収納スペースの大きさ、場所などの提案してもらうことも出来ます。収納はおおいに越したことはありません。

たった3分の手間で費用が数百万円変わる場合があります

家づくり 依頼先選び14

実際に体験した方にお伺いしたのですが、一括見積もりサイトに複数登録するだけで、数百万円のコストを下げられる可能性があります。

実際に渡された見積書を見せてもらいましたが、わかってはいましたが、会社によってここまで費用に差が出てきてしまうものなのかと、一括見積もりサイトの意味をあらためて実感しました。

ちなみに私が、ネットで相談を受けた人は最大で600万円ほど安く家を建てることが出来ました(条件としてはほぼ、同じです)。面白いですね。

もちろん、あなたがどのような条件によって、家を建てたいのかによって費用は大きく変わってきますが、条件にあった施工会社を見つける為にも、必ず登録しておくべきだと思います。

一括見積もりサイトは以下のサイトがオススメです。

▼タウンライフ家づくり

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家づくりをはじめる前に、まずはじめに知っておきたいこと

誰もが『理想の家づくり』を望んでいるにも関わらず、その全てを任せる『住宅会社の選び方』はあまり知られていません。

効率良く情報を集めながら、理想の家づくりをするために最適な住宅会社を見つける方法をご紹介します。

>>失敗しない住宅会社の選び方のページはこちら




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