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家づくりで注文住宅を建てる時に会社を選ぶ5つのステップ




ここでは注文住宅で家を建てる時に会社を選ぶ5つのステップについてお話していきます。

注文住宅は何にも無いゼロの状態から家づくりを進めていかなくてはなりません。そのため膨大な作業量に途中で投げ出したくなってしまったり、自分の理想としている家は一体どんな家だったかと、時に迷い見失ってしまうこともあります。

また夫婦間で意見が合わずケンカも多くなることもあるでしょう。せっかく家族が住む為の家を建てるのだからしっかりと話し合い上手に賢く建てたいもの。家づくりは大変なことも多いですが、ある意味楽しんだもの勝ちです。

また、資金計画や土地探しなどは別記事で書いていくことを予定していますので、具体的な家づくりのステップについては、今後予定している記事「家をつくるまでの段取りとお金の話」を参考にされてください。

今回の記事を参考にして頂き、注文住宅で理想の家づくりをして頂けたらと思います。

相性のいい依頼先選びについては、私が書いた■依頼先選びで必ずチェックすべき22のこと■をご覧下さい。

1:イメージづくり

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家づくりを始めるとき、はじめになんとなく住宅展示場を選ぶ人がいます。もちろんこれは間違っていませんが、ONE PROJECT的には、はじめから住宅展示場へ足を運ぶことは、非常に効率が悪い方法だと考えています。

住宅展示場へ足を運び、実際に参考となる家を見る前に、あなたが近い将来建てる家の「暮らしのイメージ」をしっかりと持つことが大事です。

それに、何の知識もないままに住宅展示場へ行くと、見るべきポイントを逃してしまいますし、きかなくてはならないことや、確認したほうがいいことを質問できずに、ただなんとなく「素敵なお家ね」で帰ってきてしまいます。

住宅展示場の営業マンと、お互いに有意義な時間を過ごす為にも、事前に最低限の知識を身に付け、展示されている家をまわりたいもの。

もちろん、家づくりの過程で変更を加え、完成した家が、当初予定していた家と違ったなんてことは頻繁におきます。ですから、まずは肩の力を抜いて軽い気持ちで情報収集をし、理想の家のイメージと暮らしのイメージを持つことが大事です。

今までの暮らしを振り返る

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家づくりで理想の家を建てる為に必ずやるべき3つの手順」の記事の「家づくりの手順」の項にも書きましたが、過去住んでいた家の不満点や暮らしやすかった点などを家族で話し合い、住みたい家で暮らす暮らしのイメージを描いていくのは、非常に効率のいい方法です。

なぜなら、いきなり「理想の家の方向性やテーマを思い描く」といってもなかなか思い浮かべることが出来ない人がほとんどですが、過去の暮らしや生活を振り返って、ここに不満を感じていた・・・ということを洗い出すことからはじめると、イメージを固めやすくなります。

「前住んでいた家のリビングはこんなところが嫌だった」や「あのキッチン、まな板を置くスペースが狭くてものすごく使いづらかった」など不満点をあげていき、じゃあどうしたら、暮らしやすい家になるのかまで、改善点を取り入れた家のイメージをするとスムーズにことを運ぶことができます。

前の記事にも書きましたが、これはある種の自己分析のようなものです。家は他の誰のものでもなく、家族のものですから、今までの不満点やこうしたい、ああしたいことをお互いに言い合い、精査し、取り入れていくことによって、夫婦や家族間におけるこれから住む新しい家への相互理解を深め、それを踏まえ、間取りに取り入れていってください。

建てたい家の方向性を決める

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どんな暮らしをしたいのか、どんな家にしたいのか、注文住宅にするのか、建売が良いのか、規格型住宅か、セミオーダー型住宅か・・・一戸建て住宅には4種類の住宅タイプがあります。それぞれの特徴やメリット、デメリットについてはONE PROJECT内の記事「家づくりで知ってトクする4種類の住宅タイプとそれぞれの特徴」をご覧下さい。

あなたのこだわりや、暮らしやライフスタイルによって、上にあげた4種類の住宅のうち、どのタイプの住宅が、あなたの家族に適しているのか選ぶ必要があります。ここで大事なのは、どのタイプの住宅が家の性能として良いのか、または悪いのかではなく、あなたの家族にとって最適な家のタイプを選ぶことです。そして、それはそれぞれの家族によって違います。

例えば、ゼロからとことんこだわった住宅をつくりたいのなら注文住宅が理想でしょうし、すぐに決めなくてはならない状況があるのなら建売住宅を選ぶ必要があります。そこまで家にこだわりは、ないけれど、ある程度こだわった家をのぞむのなら規格型住宅か、セミオーダー型住宅が良いでしょう。

また家を建てる予算によっても変わってきます。

しかし、はじめから予算に縛られると、結果的に満足できない家が完成してしまう可能性があります。だから、はじめは予算を考えずにイメージだけを膨らませて、家のプランの過程で自分たちの家づくりにとって本当に必要なものなのかを相談の上判断し、切り捨てていく方法が理想的です。

ここで大事なのは、あくまで、家のおおまかな方向性やテーマを決めてしまうということです。最初に建てたい家についてどのような方向性やテーマをもって話し合いを進めていくのか、決めてしまってください。それには将来の家族構成も含まれますし、日々の生活に取り入れたいものなど、諸々の条件を含みます。

もちろん、この段階で決めたことは後々変更になっても大丈夫です。ここで大事なのは「こんな家に住みたい!」を家族で話し合って、理想の家の方向性を、ある程度決めることです。

家の方向性やテーマを決めることにより、この後の細かい情報収集を非常にスムーズに進めることが出来ます。だから、どんな暮らしがしたいのか、どんな家にしたいのか、どんなふうに過ごしたいのか、それらのおおまかな方向性を決めることが大事です。

家づくりは、土地の条件や建築基準法、または都市計画法などの法律や規制をクリアすれば、こだわればこだわった分だけ、自由に好きな家を建てることができます。

だから家づくりでブレない為にもここで方向性をある程度固めてしまうことが大事になるのです。

家のテーマを決める

注文住宅5ステップー5

例えば家のテーマを決めるのも面白いでしょう。「家族と過ごす時間が増える家」というテーマでしたら、自ずとリビングをこだわった家になるでしょうし、「光と風が吹き抜ける家」というテーマでしたら、間取りに吹き抜けを取り入れ窓を多用することになるでしょう。

車やバイクが趣味でしたらビルトインガレージの家を希望するかもしれません。「エコな家」をつくりたいのでしたら太陽光発電システムを採用するでしょう。

家づくりのおおまかな方向性とテーマを決めることで、住みたい家を探す手助けとなります。それこそ自由にテーマを決めてください。

ではテーマを決めるにはどのような方法で探したら良いのでしょうか。主に参考となるものは3つです。それは「1:住宅雑誌・情報誌」、「2:インターネット」、「3:体験談」。この3つの情報源からテーマ決めをはじめましょう。

※上であげたのは主な情報源です。ひとによっては映画で見た間取りやテーマを採用したいという方もいます。ここで大事なのは家に求めるものや、家づくりの希望条件を洗い出すことです。テーマを決めることにより、情報収集の手間が省けますし、注文住宅の場合、設計士にイメージを正確に伝えることができます。なので家づくりにおいて、準備段階の情報収集はかなり大事です。

住宅雑誌・情報誌

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家づくりのテーマを決めるのに、参考資料として他の人が建てた家を見るのはとても参考になります。住宅雑誌・情報誌はインターネットとは違い、内容が非常にコンパクトにまとめられている為、参考資料としてはもってこいです。

住宅雑誌や、情報誌には、家づくりの体験談や、段取り、ノウハウや実例なども記載されているものが多いです。例えば、収納に工夫のある家の実例だったり、光と風を取り入れる自然が心地よい家などのテーマ決めに役立つ家、間取りだけではなく素材にこだわった家を参考にすれば素材を知ることも出来ます。住宅雑誌や情報誌には、家づくりの資料として、最適なものがそろっています。

気になる情報は、付箋をはったり、切り抜くなどしてとっておきましょう。またここで切り抜いた写真などは、後の「3:要望整理」の段階でノートにまとめることになりますのでしっかりと保管しておきましょう。

※雑誌をそのまま切り抜くのに抵抗がある場合は、コピーをして切り抜いておくと良いと思います。

インターネット

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GoogleやYahoo!など、インターネットの検索エンジンで調べるのも良いでしょう。インターネットを上手に使えば本当に様々な情報を瞬時に集めることが出来ます。

特に家づくりの参考になる間取りは充実しているので、気になるキーワードやイメージを検索にかけてみると、想像していたものよりも素晴らしい素材がみつかるかもしれません。

イメージづくりの段階では、ぼやっとしたものでも「インターネットで検索しているうちに段々住みたい理想の家が具体的になってきた」なんて話もききます。インターネットは無料ですから、たっぷりと時間をかけて妥協せずしつこくさがしていきましょう。

ただ、インターネット検索で気をつけたいのが、情報の海にのまれすぎないことです。膨大な情報が存在しているため、あらゆる事例を見ることが出来る半面、情報に振り回されてしまう恐れもあります。

インターネットに記載されている情報は膨大ですが、全てではありません。また情報の断片的な部分、一部の情報に過ぎません。参考になる実例も多いですが、神経質になってしまうと情報にふりまわされてしまいますので注意が必要です。

※インターネットは、便利な半面、全くウソのデタラメな情報も出回っています。また、インターネットで調べていると様々な条件から情報が偏ってしまう傾向にあります。なので家づくりのはじめの段階では、信頼の置けるサイトか、もしくは住宅情報誌などを参考にするといいでしょう。もちろん住宅情報誌に記載されている情報も全てが正しいとは限りません。とはいうものの、それらは情報を集め読み込んでいくうちに段々分かってきますので、まずは自分の頭で考えて調べていくと良いと思います。

体験談

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実際に家を立てた人の体験談をきくのは、やはり家づくりにおいてかなり参考になります。実際に家を建てた人に話をきくと、必ず「あのときこうしていれば良かった・・・」や「この間取りは失敗だった・・・」、「もっと具体的にプランを詰めればよかった・・・」などの不満点が必ず出てきます。

また、「やっぱりここはこうして良かった・・・」や「悩んだけどこの間取りは正解だった・・・」というような参考例も出てきます。

そうした体験談をきくことで、失敗のない家づくりが出来るようになりますので、積極的に家づくりの体験談をきくと良いでしょう。家づくりを実際にした友人、知人にあたるのが一番ざっくばらんな話が出来るので良いですが、自分の周りには家を建てた人がいない・・・という人もいるでしょう。その場合はFacebookなどSNSなどで探し、実際に家を建てた人にメッセージを投げるなどして話を聞いても良いですし、機会があれば実際にあって話してみるのも良いでしょう。

苦労して何で建てた自慢の家なのですから、「家づくりの参考にしたいので教えてください!」と言われて、悪い気分の人はいないでしょう(少数派ですが、もちろん中には気分を害する人もいるのである程度の注意は必要です)。

また、それらに抵抗があるのなら雑誌の体験談や、ハウスメーカーなどが行なっている説明会などに参加してもいいでしょう。ただし説明会などの集まりに足を運ぶ場合は、いい面ばかりをみせられ営業マンに執拗にアプローチをされる可能性が高いので、あくまで中立的な立場で話をきくとよいでしょう。

家づくりのはじめの段階「イメージづくり」で大事なのは、家に対しての夢を描くことです。はじめから現実的なことを考える必要はありません(たとえば資金計画や土地探し、ローン申込みなど)。まずは夢を描き、次の「2:情報収集」の段階で現実的な面を見ていくとストレスなくスムーズにプランニングできます。

何度も言いますが、この段階のイメージづくりで大切なのは「夢(理想)を描くこと」です。この段階では、あなたの家族が住む理想の、夢のある家をたっぷりと思い描いてください。まだ、現実を見る必要はありません。

家づくりのテーマを決め、方向性を定め、肩の力を抜いて、何よりも楽しみながら、自由に思い描きましょう

2:情報収集

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家づくりのテーマを決め、方向性を定めることで、しっかりとしたイメージづくりが出来たら、次におこないたいのが、さらに踏み込んだ情報収集です。

ここまでの段階で、家づくりについて、様々な情報が知識として身についているはずですから、この段階で行ないたいのは、カタログを請求し、さらに幅広く情報収集をすること、住宅展示場などに行き営業マンと実際に話してみること、さらに資金計画や実際に土地探しなどをしていくといいでしょう。

ただし、土地探しについては具体的にここで契約をし決める必要はありません。なぜならこの段階ではまだ、注文住宅にするのか、それとも建売住宅なのか、規格型住宅やセミオーダー型住宅にするのか・・・など具体的なプランを決めることができていないはずだからです。

また、土地によっては、建築条件付きの縛りがある土地もあります。「4:依頼先検討」の段階や依頼先を決めた後に、一緒に土地を探すことも出来ますので、ここであまり土地探しに焦る必要はありません。(もちろん、この段階で既に、注文住宅で建てることを決めており、希望した条件にぴったりの土地がみつかったのなら話は別です)

ここでは幅広く情報を集め、家づくりを現実のものにしていくことが大事な作業です。

興味のある会社へのカタログ請求

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より家づくりを現実のものとしていく為に、興味のある会社へカタログ請求をしましょう。会社によって得意な家づくりのテーマは違います。またひとことでカタログと言っても、実例集が充実しているカタログもあれば、家づくりのノウハウが凝縮されているカタログまで多種多様にあります。

会社の数ほど、たくさんのカタログがあるといっても過言ではありません。

依頼先を選ぶのは、家づくりを成功させる上で非常に大事なこと。依頼先選びで家づくりは決まってしまうといっても過言ではありません。ですので依頼先はしっかりと検討し、本当に自分の理想としている、家づくりをしてくれる会社なのかを吟味し、選ぶことが大切です。

住宅カタログの賢い使い方については「住宅カタログを使って賢く家を建てる6つのステップ」を参考にしてください。

無料一括カタログ請求

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ひとつひとつカタログを取り寄せたい会社を選ぶのは、とても面倒だという人に是非お勧めしたいのが無料一括カタログ請求です。このサービスは、一度の入力でハウスメーカーや工務店のカタログを一括して請求できる大変優れたサービスです。

名前や住所、電話番号に土地の購入予定エリア(家を建てる場所)など入力すれば、簡単に一括してカタログを請求することが出来ます。

一度に複数のカタログを取り寄せることが出来るので、無駄な時間と労力をかけることなく、浮いた時間を、依頼先を検討する時間にあてることが出来ます。また、実績のある地域に密着した施工業者を比較して選ぶこともできるほか、無料で利用できるのも嬉しい点です。

★信頼のおけるハウスメーカーや工務店への資料請求は、リンク先から一括で請求できます:持ち家計画資料一括請求プログラム

・設計事務所を探す

設計事務所を探す時に利用したいのがこちらのオウチーノというサービスです。エリアや予算、建築家の人柄や趣味など、こだわりの条件で建築家を探すことが出来る面白いサービスです。

サイト上で無料で相談もできますので、気になることはどんどん質問してしまいましょう。作品事例も豊富に取り揃えていますのでそのまま家づくりの参考にすることも出来ます。

★信頼のおける設計事務所への相談はリンク先から行なうことが出来ます:建築家オウチーノ

また、資料を請求後の営業電話への対応方法などは、「家づくりで知っておきたい3つの依頼先それぞれのメリットとデメリット」内の「資料請求による営業電話を避ける方法」に具体的に記してありますので、参考にされてください。

住宅展示場や構造見学会への参加(モデルハウス・完成見学会)

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住宅展示場にいき、各メーカーの担当営業マンと話すと、より家づくりに対して理解を深めることが出来ます。

わからないところは素直に質問したり、住宅に関する疑問点などは、ここでどんどん解消していきましょう。この段階でハウスメーカーに決めるのならそれでも良いでしょうし、やっぱり注文住宅で、こだわり抜いた世界で一つだけの家をつくりたいと思うかもしれません。

各ハウスメーカーの営業マンと話すことで、家づくりにおいて出来ることとできないことや、構造の違いなどを知ることが出来ます(例えば各ハウスメーカーの独自の設備や性能など)。できることとできないことを知ることで、会社を絞り込んでいくことも出来ます。

また、住宅展示場で参考となる家を見る上での注意点ですが、住宅展示場でみて、いくら良いと思っても、実際はそのとおりには建ちません。住宅展示場の家は、あくまで住宅展示の為につくられている為、実際のサイズよりも大きくつくっている場合がほとんどだからです。

なのでいくら、住宅展示場の家を気に入ったとしても、ほぼ100%の確立でその通りには建ちませんので、それを理解した上で家づくりの参考にしましょう。

この段階で、ハウスメーカーで家づくりをするのか、建築事務所や工務店に設計を依頼し、注文住宅を建てるのか、ある程度、方向性が定まってくると思います。

大事なのは、あなたや家族の方向性やテーマ、ライフスタイルにあった家を建てられるのかです。注文住宅や規格型住宅、セミーダー型住宅、建売住宅は単なる選択肢に過ぎません。もちろん細かく言えば、それぞれの選択肢において、メリットとデメリットはありますが、それらは、あくまで理想の家を手にいれる為の手段にすぎません。

もちろんONE PROJECTでは「こだわりぬいたあなただけの、世界にひとつだけの家」をお勧めしているので、注文住宅派です。

家は、ちょっとしたことで建築コストが大幅に変わってきます。コストを抑えた家づくりをされたい方や、家の価格はどのように決まっているのかを知りたい方は「家づくりで覚えておきたい家の形とお金のかかる家とかからない家」を参考にして頂くと良いと思います。ピンポイントで情報をまとめているので家づくりの参考にして頂けると思います。

また、注文住宅を建てると決めた場合、具体的にどのような間取りにするのかを決めていく必要があります。ONE PROJECTでも具体的な参考となる記事を提供しております。簡単な説明とリンクを以下に貼っておきますので是非家づくりの参考にしてください。

注文住宅の間取りの参考にしたい記事

・ビルトインガレージの家にしたい

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建物の中に車やバイクなどを駐車するスペースを確保したい・・・でも、実際はどうなんだろう。ビルトインガレージのメリットとデメリットや、設置する上での注意点を知りたい方は「ビルトインガレージのメリットとデメリット」を参考にして下さい。

・中庭のあるコートハウスの家に住みたい

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建物の内側に囲まれた壁のある中庭をつくる家をコートハウスと言います。コートハウスでは内部に中庭をつくることでプライベートな空間を確保できる半面、間取りを採用する上で注意しなくてはならない点がいくつもあります。

コートハウスのメリットやデメリット、注意点などを知りたい方は「中庭のあるコートハウスのメリットとデメリット」の記事を参考にしてください。

・リビング階段を設置したい

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リビング内に階段を設ける間取りのことをリビング階段といいます。リビング階段には、リビングが広く見えるなどのメリットがある一方、2階にいく時に必ずリビングを通るので、来客と顔を合わせなくてはならないというデメリットもあります。

それらのメリットとデメリットを「リビング階段のメリットとデメリット」にいくつかまとめておきましたのであなたの家づくりの参考にされてください。

・吹き抜けのある開放的なリビングにしたい

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吹き抜けのリビングは寒いと言われます。本当にそうでしょうか。吹き抜けのメリットとデメリット、吹き抜けの本当のところを「吹き抜けのメリットとデメリット」にまとめておきましたので一読しておくことをお勧めします。

・星の見える屋上を設置したい

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屋上のある家・・・誰もが憧れを抱いていると思います。しかし家づくりにおいて屋上は、本当に必要なのかを突き詰めて考える必要があります。なぜなら屋上の設置はメリットもある半面、家に関する重大なデメリットも多いからです。

屋根がないことによる弊害を事前に知っておくことで、対策を建てることが出来るようになります。そんな屋上設置についての記事は「屋上設置のメリットとデメリット」をご覧下さい

・ロフトをつくりたい

注文住宅5ステップー31

ロフトをつくったものの、対して使わなかった・・・そんな話をよくききます。しかしロフトは間取り次第でものすごく便利に活用することが出来ます。そんなロフトの話は「ロフト設置のメリットとデメリット」を参考にしてください。

・バルコニーの設置を検討したい

注文住宅5ステップー32

バルコニーって本当に必要なのだろうか・・・。バルコニーには、一般的に知られている建物から張り出したバルコニーと、内部に引っ込んだインナーバルコニーがあります。

バルコニーについては「バルコニーをつくる時に注意すべきこと」と「インナーバルコニーのメリットとデメリット」を合わせて読んで頂くとよりバルコニーに対して理解を深めて頂くことが出来ます。

資金計画

注文住宅5ステップー17

家づくりには建物本体以外にもお金がかかります。家づくりにかかるお金は具体的に3つに分類することができ「1:本体工事費」「2:付帯工事費」「3:諸費用」にわけられ、これらをすべて含んで総費用と呼びます(このほかに、土地を購入する場合は土地購入費も別途必要となります)。

本体工事費とは、基礎工事から設備、内装、外装など家本体の工事費のことで、面積や使う部材などで増減します。本体工事費は総費用の70%から80%程度と、家づくりで一番多くかかる費用となります。

付帯工事費とは、本体以外の工事費のことで外構工事、屋外給排水工事、建て替えの際の解体工事費などが含まれます。付帯工事費は総費用の15%から20%程度かかります。

諸費用とは、住宅ローン手数料や、登記費用、保険、税金などのことをさし、借入金額や家の規模により増減します。諸費用は総費用のおよそ5%から10%くらいかかります。

このうち「3:諸費用」は現金払いも多いので注意が必要です。

家づくりにかかるお金の話は、今後「家づくりのお金の基本」として別途お話していきます。住宅ローンの基本や、具体的な予算シュミレーションの方法など、家づくりのお金の話をあますところなく、お話していきます。※別途、別記事でお話していきます。

土地探し

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この段階で土地探しをしても良いですが、依頼先の設計事務所と一緒に土地を探していくという方法もあります。依頼先に具体的な家のイメージをつたえることで、イメージにあった土地を一緒に探してくれます。

また、会社のコネクションによっては、あまり出回らないような土地を紹介してくれます。

土地探しで最低限抑えておきたい建築用語については、ONE PROJECT内の「家づくりで後悔しない為に抑えておきたい土地購入で役立つ5つの言葉」にまとめてありますので、ざっと目を通しておくと話がスムーズに運ぶと思います。

希望した土地がみつかった場合、土地を購入することになりますが、一般的に土地購入価格の1割程度が手付金として、先に払うことが必要になりますので注意が必要です。

さらに敷地・地盤調査を行う場合地盤調査費として5万円〜10万円程度かかり、調査の結果、地盤が軟弱であった場合、地盤改良や補強工事が必要となり100万円程度かかる場合があります。

また余談ですが、住宅ローンを受けるには土地だけではなく、建築費の見積書が必要なことがほとんどです。そのため土地探しと並行して建築会社も探しておく必要があります。

土地探しの話についても、この記事では長くなってしまいますので今後、別途特集記事を組んでお話していこうと思います。

3:要望整理

注文住宅5ステップー17

要望整理とは、具体的にこんな家に住みたいという要望をまとめることです。家族間での共有はもちろん、依頼先に対してもイメージを共有できる形に整える必要があります。

さらに、たくさんの情報がこれから降り注いできますから、自分の理想の家とは何なのかが次第に分からなくなってくる恐れがあります。その場合に要望整理したノートを振り返ることで「自分の理想の家は、こういう家だったんだ」、というように原点に立ち返ることも出来ます。

また要望整理は家づくりの方向性を示す羅針盤のようなものでもあります。ではどんな風に、どのような形で要望を整理して行けばよいのでしょうか。下記に具体的に記していきます。

家づくりのイメージ資料をつくる

注文住宅5ステップー19

家づくりのイメージ資料は、家づくりにおいて地図のようなものです。そして家づくりのイメージ資料の最大の役割は、家族の描いている家づくりのイメージを具体的に相手に、上手につたえることにあります。ですので、自分だけが分かるノートじゃ意味がありません。

ですが、細かく綺麗にまとめる必要はありません。大事なのは相手に伝える視点です。どんなに汚くても、整理されていなくても、相手が理解できれば良いんです。家づくりのイメージ資料をつくる目的は理想の家をつくることです。ノートに綺麗にまとめ、人に見せる為ではありません。目的と手段を勘違いしてしまうと、なかなか思う通りに事が運ばなくなってしまうので注意してください。

1:要望には必ず目的をかく

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たとえば「吹き抜けのリビングが欲しい」だけでは相手に伝わりません。どうして吹き抜けのリビングでなくてはならないのか、なんのために吹き抜けのリビングを採用したいのか、その目的や理由をしっかりと要望に書き込むことが大事です。

例えば吹き抜けの理由は「明るいリビングが欲しいから」かもしれませんし「開放的な空間が欲しいから」かもしれません。明るいリビングが欲しいだけの理由なら吹き抜け以外でもちょっと高い位置に窓を設けるなどの代替案もありますし、開放的な空間が欲しいなら、間仕切りをなくすことで開放的な空間を作ることも出来ます。

ですからなぜ、それじゃなくてはならないのかを、具体的に伝わるように話していくことです。

建築家によっては、それを上回る提案をしてくれることがあります。例えば吹き抜けが欲しいと思っていたけれども、実際は吹き抜けでなくても、目的とするものが実現できたなんてことも普通にありえます。

建築家とパートナーシップを組んで家づくりをするわけですから、相互理解の為にも具体的な目的と理由や用途などを書き添えて相手にしっかりと伝わるようにしておきましょう、

2:できるだけ写真を添える

注文住宅5ステップー35

人に伝える上で、言葉だけではなかなか伝わらないこともあります。また言葉だけでは、人によって伝わり方も違いますし、連想するイメージも違ってきます。例えばひとことで「ウッディーな感じ」といっても連想するイメージは、バラバラでしょう。

この段階の要望書づくりで、大事なのはイメージを相手と共有することです。その時に役立つのが写真です。写真を用意することでイメージを共有することが出来ます。

ここまでのステップをしっかり踏んでいるのならば、「1:イメージづくり」や「2:情報収集」の段階でたくさんの切り抜き写真やスクラップが手元に用意されているはずですから、後は、それをまとめあげていけば良いだけです。

色、素材、テイスト、間取り。あなたやあなたの家族のイメージしている家を伝えられるものはどんどん活用しましょう。

3:ポイントをまとめる

注文住宅5ステップー34

家に対するこだわりが強いほど、要望が複雑になりがちです。しかし、要望が複雑になればなるほどわかりにくくなり、相手ときちんと情報を共有することができません。

そのため、ポイントをまとめて整理しておくと、相手に分かりやすく伝えることが出来ます。例えば、「将来の子供は2人欲しいので、子供が大きくなった時に部屋を仕切れるスペースが欲しい」など要望ごとにポイントをまとめておくと便利です。

・ノートにまとめる

注文住宅5ステップー33

一番手っ取り早いのが、家づくりノートをつくり、一冊のノートに要望をまとめることです。どのような家にしたいのか、家のテーマは?、どのようなことを考え、この家のイメージにたどり着いたのか、どういったことに不満を抱いており、どのような家づくりをしたいのか。この家について一番大事なポイント、譲れないものは何なのか。

一冊のノートにしっかりとまとめていきましょう。

・カルタのように並べて優先順位をつける

注文住宅5ステップー37

また、ここまで得た情報が、膨大すぎてうまくまとめることが出来ないなんて話もちらほら聞きます。また、どちらかを採用すればどちらかが活きてこない家になるなんてこともあります。

その場合はカルタのように並べて、俯瞰してみることで理想の家の全体像がみえるので、要望が整理されてくることもあります。

カルタのように並べ、その中で優先順位をつけていくやり方もありますので是非試してみてください。

4:依頼先検討

注文住宅5ステップー20

家づくりは、ハウスメーカーに依頼するのか、工務店に依頼するのか、設計事務所に依頼するのかで、家づくりの期間や過程はもちろん、その後のアフターケアの方法や質も変わってきます。

さらに言えば、家づくりはパートナーを組む担当者次第でも変わってきます。要望をどのように調整して、予算以内に収められるのかも担当者の提案力、ようするに担当者の腕次第というところもあります。

また、家づくりをする上で設計事務所と工務店の関係も知っておくとよいでしょう。参考として「家づくりで知っておきたい3つの依頼先それぞれのメリットとデメリット」内の「設計事務所に依頼する時の注意点」の項をご覧下さい。

ここでは、参考程度にハウスメーカーや工務店に依頼する場合と、設計事務所に依頼する場合の違いなど、ハウスメーカーに依頼する場合についても記載していきます。

見積もりを依頼し比較検討する

注文住宅5ステップー21

見積もりを依頼する場合は、各社予算やプランなどの希望を同じ条件で伝え、合見積もりを依頼しましょう。見積書があがってきた場合は、見積もり金額も大事ですが、内訳を良く確認し、間取りやデザインなどの希望が全て盛り込まれていいるのかもチェックする必要があります。

ただしハウスメーカーの場合、メーカーや工法、仕様が各社異なるため、ハウスメーカー同士の比較検討は非常に難しいところがあります。様々な条件を考えて検討していきたいところです。

ここは慎重に選んでいきたいところ。もちろん、どの依頼先が良いか悪いかではなく、それぞれにメリットもあればデメリットもあることを良く理解し、話を進めていってください。

ハウスメーカーや工務店に依頼する場合と設計事務所に依頼する場合は見積もりのタイミングが違う

注文住宅5ステップー22

ハウスメーカーや工務店は設計と施工の両方を行ないますが、設計だけを行ない施工を別に工務店へ発注する設計事務所では家づくりの流れが異なります。

建築家や設計事務所に依頼する場合、ラフプランの段階で「概算見積もり」を出し、実施設計書が完成した段階で、工事の本見積もりを工務店に依頼します。この時に、合見積もりを取る形になりますが、その際、工務店を選択する為に2〜3社程度の、合見積もりを取るようにしましょう。

建築家・設計事務所に依頼する場合と、ハウスメーカー、工務店に依頼する場合の工程の違いについては下記の図が参考になります。見積もり依頼のタイミングなど詳細については下記の図を参考にしてください。

見積もり依頼のタイミング 図:建築家O-uccino(オウチーノ)

見積もり依頼のタイミング 図:建築家O-uccino(オウチーノ)

ハウスメーカーの見積もり

ハウスメーカーの見積もりは躯体、屋根、建具など、部位別の部位見積もりか、標準仕様一式のようにプラン一式でくくる場合が多いです。

また先ほども話したように、各ハウスメーカーにより工法や仕様などが異なるため、ハウスメーカー同士を比較検討することは大変難しくなります。

工事の請負契約の後に、詳細なプランの打ち合わせを行なう場合もあるので先ほどの図にあてはまらないこともあるようです。

設計事務所の見積もり

建築家や設計事務所と家づくりをする場合、設計監理は設計事務所が行ないますが、施工は工務店に別々に発注する「分離発注」をします。

工事別見積もりには、工事の種類ごとに内訳が記載されているので項目をきちんとチェックし、疑問があるのなら、工務店や設計担当の建築家などに確認をとることをお勧めします。例えば途中で変更が必要になった場合、予算オーバーになったりなどトラブルに発展することもあります。

見積もりに書かれている内容を、理解しないまま契約をすると、そういったトラブルを招きやすくなるので、自分を守る為にも、恥ずかしがらずにわからないところや、不明なところはクリアにして契約をしないといけません。

工事別見積もりの項目 図:建築家O-uccino(オウチーノ)

工事別見積もりの項目 図:建築家O-uccino(オウチーノ)

また、依頼先を検討する上で注意したいのが、家づくりは設計はもちろん、施工業者選びも大切だということです。せっかく素晴らしいプランをつくったとしても、施工業者が粗悪な業者だと設計が生きてきませんし、逆にどんなに素晴らしい施工業者だとしても、プランが悪ければ理想の家を建てることが出来ません。

依頼する会社や工事の種類や材料などによっても、見積もり金額は変わってきますので注意が必要です。

5:依頼先決定

設計事務所で建てる場合のスケジュール

注文住宅5ステップー24

設計事務所に依頼すると、理想の家づくりが出来る半面、計画期間は長くなります。ではどの工程にどれくらいの期間が必要なのでしょうか。下記に詳しく解説していきます。

1:基本設計(約3ヶ月)

建築家によっては、まず始めに設計監理契約をする者、または簡単なヒアリングをしてから無料または有料で、ファーストプランを示してから設計監理契約をする者もいます。

家づくりの要望を建築家に相談し、土地がある場合は現地調査や関連法規の調査を行います(土地や既存建物に関する資料を用意しておくと具体的に話が進みますし、スムーズに設計をしてもらうことができます)。

ファーストプランをしめす場合、作成に約一か月ほどかかる方もいますが、ファーストプランは基本設計の一部の為、基本設計期間には影響しません(契約のタイミングが違うだけです)。

ですのでもしも、ファーストプランで家の要望と合致すれば一ヶ月で終わることも考えられます。

基本設計の期間は、平均すると3ヶ月ほどが多いようで、ゼロから設計をする設計事務所の家は、基本設計が最も重要な工程になる為、この期間を長くとる方もいます。(設計事務所や、建て主によっては1年以上とる方もいるようです)

2:実施設計(約2ヶ月)

実施設計は、基本設計を元に見積もり用や、実際に工事に必要な工事用の図面を制作する期間に当たります。

建築家によっては、この段階で建物完成予想図(パース)や建物模型を作製してくれます。また、この間に、形状や間取りから設備機器、素材や色など細かい打ち合わせを行なっていきます。

3:確認申請・見積もり調整・工事請負契約(約2ヶ月)

必要な図面が完成したら、役所や指定検査機構に申請をし、建築基準法による確認証取得の為の審査を受けます。

審査の期間を利用し、複数の工務店(通常2〜3社)に見積もりを依頼し、内容のチェックや、金額の査定を行ない、提出された見積もりが予算内に収まるよう、再度細かい調整を行ないます。

予算調整が終わった段階で、建築家のアドバイスのもと、施工会社の検討をし、施工する工務店を決め、工事請負契約を締結します。

4:工事期間(設計監理)(約7ヶ月)

工事請負契約が締結された後、希望により地鎮祭を行い、施工を開始します。

建築家が、図面通りに工事が行なわれているか確認しながら指示を行ない、各工程ごとの検査にも立ち会ってくれます。また、施主とも詳細個所の打ち合わせを行ない工事を進めていきます。

すべての工事が完了した時点で、設計事務所と施工会社立ち会いのもと施主検査を行ない、指摘事項について手直し工事を行ないます。手直し工事が完了した時点で、施主へ建物が引き渡しとなります。

一般的な木造住宅では、およそ7ヶ月ほどが工事期間の目安です(建物の大きさや工法によって工事期間は変わってきます)。

まとめ

注文住宅5ステップー25

会社選びは非常に慎重に行なうべきです。何か引っかかる部分があるのならば、納得するまで質問をしひとつひとつ疑問を解消していきましょう。

あやふやなまま話を進めていくと後々どこかで必ずトラブルが発生してしまいます。特にはじめの見積もりと大幅に違ってきたなど金銭的なトラブルを招きかねません。

納得した家づくりをする為にしっかりと情報収集をして家づくりを進めていきましょう。

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