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まるで一枚の板が編み込まれていくよう。旭川の木工メーカーカンディハウスの技術力でうみだされたジグザグ模様の棚「fold 」

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主に本や雑誌を収納することの多い棚。

そんな棚もちょっとしたデザインを加えることで、無限大に可能性をひろげることができます。しかし、多くの場合はどんなに奇抜なデザインをデザイナーが考えようとも絵に描いた餅、紙に書き落とすだけで実現することなく空想で終わってしまいます。

だからこそ職人さんの高い技術力が必要となります。

そして、今回紹介するこのジグザグ模様の棚「fold 」は日本の木工メーカーの高い技術力を象徴する作品となっています。

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佐藤オオキ氏率いる、日本のデザイン事務所nendoがの作品のひとつ「fold 」。この棚は一見するとただの棚のようにもみえますが、もちろんただの棚ではありません。

ご覧頂ければわかりますが、パッと見ではチェックの柄のような本棚に映ります。木の板が左右に角度を変えながら互いに噛み合ってできた非常に目をひくシェルフとなっています。

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実際に本を入れると上の写真のような形になります。45度の隙間からあらわれる本は非常にスタイリッシュ。

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もう少し斜めからみてみると写真のように、それぞれの棚は2枚の板によって結合されていることがわかります。

そのためちょっと角度をかえてみると、こうして棚の向こう側をみることができます。

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上の写真は2列のもの。

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2列の棚も同じように斜め45度からみると向こう側をみることができるようになっています。

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実際に本を置くとこんな感じ。

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今までは少し斜めからみていましたが、この棚を真正面で捉えると上の写真のようになります。

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実はこの棚「fold」は上から見ると正方形の角の部分を繋げたような形で出来ています。

旭川の木工メーカー・カンディハウスの高い技術力によって噛み合った際の継ぎ目は完璧に消え、あたかも一枚の板が折れ曲がって編み込まれていくような、部材の関係性がどこまでも不明瞭な作品となっています。

一枚の板を使って出来たかのようにみえるこのつなぎ目部分はまさに硬度な技術をもつ日本の職人の成せるわざと言えましょう。

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どうやら白く背の低い棚「fold」のホワイトバージョンもあるようです。

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色を変えるだけでさらに、スタイリッシュな棚として空間を彩ります。

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こちらは4列のタイプの棚。ジグザグ模様に影のコントラストが非常に美しく彩りを与えています。

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こうした棚は部屋にひとつだけ置かれるだけでガラッと部屋の印象をかえることが出来ます。

ただ、その分、組み合わせが難しいところでもあります。

参考:

fold | nendo

Fold wooden bookshelves by Nendo for Conde House

Conde House