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ベルギーのコペンハーゲンにあるポリカーボネートで出来た卵形の建築物「FIRE SHELTER:01」

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ベルギーのコペンハーゲンに少数民族や遊牧民の住居から発想を得た、卵形のシェルターがあります。このシェルター中はたき火が出来るようになっており、建物内のベンチに腰掛け暖まることができるようになっています。

ベルギーのデザイン事務所SHJworksによって独自に制作されたこの建物は「FIRE SHELTER:01」といい、高さは4,7メートル、直径は3,8メートル。

巨大な卵形の大変ユニークな建物となっています。

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ひっそりとたたずむ、卵形の建築物「FIRE SHELTER:01」です。まるで遊牧民のテントのようです。

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素材には、主にボルトで留められた2ミリメートル厚のポリカーボネートと2〜9ミリメートル厚の歪曲した合板を使用しており、その工程においてCNC技術が使用されているとのこと。

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上部の透明なポリカーボネートからは、昼間は自然光により建物内を明るく染上げ、夜になると、建物内で炊かれた、たき火のあかりにより、赤く映し出されるようです。

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換気をおこなうための通気口は3つ。建物トップの部分にひとつと、建物内への入り口としても使用するふたつの開口部です。

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夜、建物内部でたき火が焚かれると壁が赤く染まり、火の揺らぎによるかげで全体が覆われます。寒い冬の日に、FIRE SHELTER:01内の暖かい火に包まれながら、談笑というのも素敵です。

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建物内は昼間でもご覧のように外からの光が天井から注ぎ込み明るくなっています。中心にあるたき火も思ったよりは小さく可愛らしいつくりとなっていますね。

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日が暮れてくると、ポリカーボネートでつくられた建物内の上部が中のたき火によって赤く照らし出されます。

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夜も更ける頃には、こんなに赤く。赤く燃え上がるロケットのようにもみえますね。

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上部はこんな感じ。ギザギザの縫い目がまた印象深く映し出しています。

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FIRE SHELTER:01の構造は以上のようになっています。合板が2層にポリカーボネートの層が1層、合計3層のつくり。それにベンチなどが加わり全体を構成しているようです。

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断面図です。こういった建物は市民の憩いの場としてもってこいですね。日本でも多くみられると、街全体が活気づくのではないでしょうか。

デザイン設計:shjworks

参考:

The work of Simon Hjermind Jensen – PROJECTS – Fire Shelter:01 2013

Simon Jensen’s Fire Shelter is a Teardrop-Shaped Pavilion Created With Digital Fabrication Techniques | Inhabitat – Sustainable Design Innovation, Eco Architecture, Green Building

Fire Shelter 01 temporary hut by SHJWorks

Fire Shelter by Simon Hjermind Jensen » CONTEMPORIST

Make: Japan | CNC板材接合技術の雑記帳

50 Digital Wood Joints | Flexible Stream

冬の語り場 | FIRE SHELTER:01 : monogocoro ものごころ