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だまし絵(トリックアート)の技法を使った本棚「Bias of Thoughts(思考の先入観)」

"Bias of Thoughts" Bookshelf




不可能図形(だまし絵)で有名な作品と言えば「エッシャーの滝」ですが、そのだまし絵の理論をうまく利用してつくった本棚があります。

早速ですが問題です。この本棚、どうなっているかわかりますか。

"Bias of Thoughts" Bookshelf

この本棚、左をみると4つのスペースにおさめられるのに、右をみると3つのスペースにしかおさめられない・・・という不思議な本棚です。一体どうなっているのでしょうか。

この、不可能図形(だまし絵)の理論を利用してつくった本棚の名前は「Bias of Thoughts(思考の先入観)」。この騙し絵の理論を利用した本棚は、デザイナーJohn Leungさんによって設計事務所ClarkeHopkinsClarke Architectsより生み出されました。"Bias of Thoughts" Bookshelf2

上の写真は海外では有名な不可能図形(だまし絵)ブリヴェット(悪魔のフォーク)と呼ばれる絵です。左をみるとフォークの先が3つありますが、右を見ると2つしかない・・・という作品です。

視覚によって得られた情報では存在するが、実際にはありえない、目の錯覚を利用したもの。それが不可能図形です。

"Bias of Thoughts" Bookshelf3

さて、先ほどの問題にもどります。この本棚いったいいくつのスペースがあるのでしょうか。あなたにはわかりますか。

考えれば考えるほど頭がこんがらがってきてしまいそうですね。

"Bias of Thoughts" Bookshelf4

それではネタばらしです。答えは2つ。真ん中のスペースは本を棒に挟み込むような形で存在しているのがわかります。

あんなにややこしく感じたことも、角度をかえて斜めからみるとわかってしまいます。

"Bias of Thoughts" Bookshelf5

上のような見方をするとはっきりと上と下の二つだけが本当のスペースということがわかります。

いろんな角度から映した動画もあるようなので、興味のある方は是非一度ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=tfVXaAjSGF8&feature=player_embedded

こういった遊び心溢れる作品、好きです。

デザイナー:John Leung. Design.

設計事務所:ClarkeHopkinsClarke Architects

参考:

Estantería ilusión óptica | noquedanblogs.com

The “Bias of Thoughts” Bookshelf – Neatorama

不可能図形 – Wikipedia